JPH01186281A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH01186281A
JPH01186281A JP1124288A JP1124288A JPH01186281A JP H01186281 A JPH01186281 A JP H01186281A JP 1124288 A JP1124288 A JP 1124288A JP 1124288 A JP1124288 A JP 1124288A JP H01186281 A JPH01186281 A JP H01186281A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はシールドガスにヘリウムを用い安定して深溶は
込み溶接を行なえるようにした溶接方法に関するもので
ある。
[従来の技術] ガス被覆溶接においては、シールドガスにヘリウムガス
を用いると、アルゴンガス使用時よりも幅の狭い深溶は
込みの溶接が可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第5図に示す如くヘリウムガス使用時のアーク
圧力は、アルゴンガス使用時よりも著しく低い。
そのため、母材の微少残留磁気の影響でアークが不安定
になり、且つ継手精度及び継手の温度差等微少な変化に
よって溶融金属流が乱れやすい。
例えば、アルゴンガスとヘリウムガスを使用した場合の
溶接ビード外観並びに溶は込み形状を示すと第6図乃至
第1O図の通りであり、アルゴンガス使用時の溶接ビー
ドaは均一で断面おわん状の溶は込み形状を呈する(第
6図及び第7図)。
しかし、ヘリウムガス使用時の溶接ビードbの均一部は
第8図及び第9図に示すようにヘリウムガス特有の深溶
は込みを呈するか、不均一部では第8図及び第10図に
示すように断面か幅広で、しかもアルゴンガスに近い溶
は込みを呈するため、健全な溶接が困難である。
又、シールドガスにヘリウムガスを用いると溶接中に多
量の金属蒸気が生じ、これがヘリウムガスと共に上昇す
る間に酸化し、溶接ヘッド部を汚損したり、監視装置や
各種センサの受光面、或は接触検出部に付着するため、
正常な観察や検出か困難になる。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の従来の課題を解決し、ヘリウムガスをシ
ールドガスとして用い安定に深溶は込み溶接を行なえる
ようにすることを目的とするものであり、小径のインナ
ーノズルからヘリウムガスを、少なくともヘリウムガス
のアーク圧力を補い得るガス圧力で流し、前記インナー
ノズルの周囲のアウターノズルからシールドガスを流す
ことにより、前記ヘリウムガスシールド雰囲気を包囲し
つつ溶接することを特徴とする溶接方法にかかるもので
ある。
[作   用] 小径のインナーノズルからアーク点を中心にヘリウムガ
スが所定の圧力で流出するので、ア−り点部に押付圧が
生じ、ヘリウムガス特有のアーク圧力の低下を補い、安
定した深溶は込み溶接を行なうことができる。
更に、該ヘリウムガス流は周囲をシールドガスに包囲さ
れているので、より安定化する。
[実 施 例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は本発明の方法の実施に使用する溶接
トーチのノズル部であり、1はタングステン電極、2は
コレット、3はコレットボディー、4はコレットボディ
ー3の周囲に複数個設けたシールドガス穴であり、前記
コレットボディー3の外周に小径のインナーノズル5と
比較的径の大きいアウターノズル6を夫々同心に設け、
各ノズル5,6の先端部を中心側に絞り込んでインナー
ノズル5の先端径をビード幅と略同じとし、該インナー
ノズル5の先端部をアウターノズル6の先端部よりも約
5〜10+u+突出させである。
斯かる溶接トーチ7に、第3図に示すガス流量の範囲で
インナーノズル5にヘリウムガスを、又アウターノズル
6にアルゴンガス、ヘリウムガス或はアルゴンガスとヘ
リウムガスの混合ガスをノズル径すなわちノズル断面積
に応じて流すようにする。
第4図に示すようにインナーノズル径設定器8によりイ
ンナーノズル径を設定すると共にインナーノズル流量調
節設定器9によりインナーノズル流量の増加量(増加率
)を溶接部周囲の温度や継手の形状に合わせて設定する
ようにし、前記第3図に示したデータを人力しである演
算器lOにより下限インナー流量及び調節インナー流量
を演算して加算し、インナー流量制御器11にインナー
流量信号を送るようにすると共に、設定されたインナー
ノズル径からアウターノズル径を読み取り、該アウター
ノズル径から下限アウターノズル流量を演算し、更に前
記調節インナー流量に応じて調節アウター流量を演算し
、前記下限アウター流量と調節アウター流量とを加算し
てアウター流量制御器12にアウター流量信号を送るよ
うにする。
前記インナー流量制御器11から流量調節弁13に開度
指令信号を送り、ヘリウムガス流路14に、流量センサ
ー15を設け、実流量信号によりフィードバック制御す
るようにしである。又、アウターガスの場合も同様に前
記アウター流量制御器12から流量調節弁16に開度指
令信号を送り、アウターガス流路17に流量センサー1
8を設け、実流量信号によりフィードバック制御するよ
うにしである。
以上のように構成したので、例えばインナーノズル5の
径を10mmφ、アウターノズル6の径ヲ30m+aφ
とすると、インナーノズル径設定器8によりインナーノ
ズル5の径をio+amφに設定すれば、演算器10に
は第3図に示すデータが予め入力されているので、直ち
に下限インナ−ガス流量151/分が演算されてインナ
ー流量制御器11に出力される。又、該演算器IOにお
いては前記インナーノズル径から第3図に示すデータに
より直ちにアウターノズル6の径30ma+φが読み取
られ、該アウターノズル径から下限アウタ−ガス流量2
0!/分が演算され、該下限アウターガス流量信号がア
ウター流量制御器12に出力される。
前記インナー流量制御器11から流量調節弁13に開度
指令信号か送られて、該弁13が所定の開度となり、ヘ
リウムガス流路14にヘリウムガスが流れ、インナーノ
ズル5からタングステン電極1を中心にヘリウムガスが
アーク点周囲に噴出される。又、アウター流量制御器1
2から同様に流量調節弁16に開度指令信号が送られて
所定の開度となり、アウターガス流路17にアルゴンガ
スが流れ、前記インナーガスの周囲に噴出される。
前記ヘリウムガスの流量はインナーノズル5の断面積に
対して特定の押付圧が得られるように決めてありしかも
、インナーノズル5の先端がアウターノズル6よりも突
出しているので、ヘリウムガス圧によりアーク圧力を補
足するため、深溶は込み溶接を安定化することができビ
ードも安定化する。
アルゴンガスをアウターガスとして使用すると、アルゴ
ンか空気よりも比重が大きくしかも安価であるため、シ
ールド性が良くしかも経済的である。
溶接部の温度が蓄熱により上昇した場合シールドガス量
を増加させる必要か生じる。又、継手の形状によっては
前記下限インナーガス流量では不足する場合もある。
その場合は、インナーノズル流量調節設定器9により、
例えば増加率を30%と設定すると、演算器10により
30%分のインナーガス流量が演算され前記下限インナ
ーガス流量に加算され、加算された合計の流量信号がイ
ンナー流量制御器11に送られる。又、インナーガス流
量の増加分に比例して30%分のアウターガス流量が演
算され、下限アウターガス流量に加算され、加算された
合計の流量信号がアウター流量制御器12に送られる。
このようにして増量されたヘリウムガスとアルゴンガス
により二重にシールドされ、各種の条件下にも安定して
深溶は込み溶接を行なうことかできる。
以上において、ヘリウムガス流路14及びアウターガス
流路17の夫々に設けられた流量センサー15.18に
より、夫々流量が検出され、フィードバック制御され、
流量及びインナーガスの押付圧を所望の範囲に制御する
ことができる。
なお、本発明の溶接方法は上述の実施例のみに限定され
るものではなく、アウターガスはアルゴンばかりではな
く、ヘリウム或はヘリウムとアルゴンの混合ガスを使用
してもよいこと、ガスシールド溶接法であれば種々の原
理の溶接法に適用し得ること等本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
[発明の効果] 以上述べたように本発明の溶接方法によれば、下記の如
き種々の優れた効果を発揮する。
(D インナーノズルのガス量をノズル径に応じて適正
調節することにより、ヘリウムガス特有のアーク圧力低
下現象をガス圧で補うことかでき、安定して深溶は込み
溶接を行なうことができ、溶接の健全性が著しく改善さ
れる。
(II)  アウターノズルからアルゴンガスを広範囲
に流せば、溶接時に生じた金属蒸気かシールド雰囲気中
より外部に出ない。例え出ても、アルゴンガスの比重は
大気よりも大きいので、アルゴンガスと共に下降拡散さ
れるため装置やセンサ等に付着することはない。
[相] ガス圧を自動制御することか可能であり、種々
の条件に容易に適合し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に使用する溶接トーチの部
分説明図、第2図は第1図の■−■方向矢視図、第3図
はインナーノズル及びアウターノズルのノズル径とガス
流量との関係を示す図、第4図は本発明の方法の制御回
路の一例を示す図、第5図はヘリウムガスとアルゴンガ
スのアーク圧力を示す図、第6図はアルゴンガスシール
ド溶接によるビードを示す図、第7図は第6図の■−■
方向矢視図、第8図は従来のヘリウムガスシールド溶接
によるビードを示す図、第9図は第8図のIX−IX方
向矢視図、第10図は第8図のX−X方向矢視図である
。 1はタングステン電極、5はインナーノズル、6はアウ
ターノズル、8はインナーノズル径設定器、9はインナ
ーノズル流量調節設定器、IOは演算器、11はインナ
ー流量制御器、12はアウター流量制御器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)小径のインナーノズルからヘリウムガスを、少なく
    ともヘリウムガスのアーク圧力を補い得るガス圧力で流
    し、前記インナーノズルの周囲のアウターノズルからシ
    ールドガスを流すことにより、前記ヘリウムガスシール
    ド雰囲気を包囲しつつ溶接することを特徴とする溶接方
    法。
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