JPS58178914A - 高発泡プラスチツクケ−ブルの製造方法 - Google Patents
高発泡プラスチツクケ−ブルの製造方法Info
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- JPS58178914A JPS58178914A JP57060653A JP6065382A JPS58178914A JP S58178914 A JPS58178914 A JP S58178914A JP 57060653 A JP57060653 A JP 57060653A JP 6065382 A JP6065382 A JP 6065382A JP S58178914 A JPS58178914 A JP S58178914A
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は高発泡プラスチックケーブルの製造方法に係わ
り、特に化学発泡剤の分解残渣に起因する電気特性の低
下および導体の変色を改良し九為発泡プラスチックケー
ブルの製造方法に関する。
り、特に化学発泡剤の分解残渣に起因する電気特性の低
下および導体の変色を改良し九為発泡プラスチックケー
ブルの製造方法に関する。
従来から、発泡ポリエチレンのよう表発へプラスチック
絶縁ケーブルを製造するにあたり、化学発泡剤を配合し
たプラスチックを押出機に供給して発泡剤の分解温度以
上の温度で導体上に押出被覆し、次いでこれを空気中で
発泡させた後冷却固化することが行なわれている。
絶縁ケーブルを製造するにあたり、化学発泡剤を配合し
たプラスチックを押出機に供給して発泡剤の分解温度以
上の温度で導体上に押出被覆し、次いでこれを空気中で
発泡させた後冷却固化することが行なわれている。
一方近時同軸ケーブル等においては、絶縁体の発泡率を
高くシ、これによって誘電率やｔａＪの減少および漏洩
減衰量の低減をはかった、いわゆる高発泡プラスチック
ケーブルの開発がすすめられている。
高くシ、これによって誘電率やｔａＪの減少および漏洩
減衰量の低減をはかった、いわゆる高発泡プラスチック
ケーブルの開発がすすめられている。
また高発泡ケーブルにおいては、設計上同一ケーブルサ
イズでも導体径をよシ大きくして抵抗減衰量を小さくす
ることができ、従ってケーブルの小径化および材料コス
トの低減をはかることができるという利島がある。
イズでも導体径をよシ大きくして抵抗減衰量を小さくす
ることができ、従ってケーブルの小径化および材料コス
トの低減をはかることができるという利島がある。
Ｅ７かしながら単純に発泡剤の配合量を増やしてもただ
ちに高い発泡率を得ることはできないことは各種技術文
献等によっても明らかである。このため、高発泡率の絶
縁体を有するケーブルはガス発泡による製法がもっばら
採用されている。ところが、ガス発泡法は多大な設備費
を必要とし、化学発泡法の経済性も見逃せない。
ちに高い発泡率を得ることはできないことは各種技術文
献等によっても明らかである。このため、高発泡率の絶
縁体を有するケーブルはガス発泡による製法がもっばら
採用されている。ところが、ガス発泡法は多大な設備費
を必要とし、化学発泡法の経済性も見逃せない。
本発明者等は、上記のような化学発泡法の問題を解決す
るために種々検討を重ねた結果、ベース樹脂の選定や押
出し条件の改善によって高発泡率を得ることができるよ
うになった。
るために種々検討を重ねた結果、ベース樹脂の選定や押
出し条件の改善によって高発泡率を得ることができるよ
うになった。
ところが、絶縁体中への発泡剤の配合量を増やすと発泡
剤の分解残渣が多量に生じ、これがｔａａＪの増大や高
周波領域での減衰量の増大などの電気特性の低下や、０
．との共存下で内部導体の変色をもたらすという問題が
生じた。
剤の分解残渣が多量に生じ、これがｔａａＪの増大や高
周波領域での減衰量の増大などの電気特性の低下や、０
．との共存下で内部導体の変色をもたらすという問題が
生じた。
また導体の変色は導体抵抗の増大をもたらし、いっそう
減衰量を増大させる一因になるとも考えられている。
減衰量を増大させる一因になるとも考えられている。
そこで本発明者等は、このような高発泡プラスチック絶
縁体を空気中或いは窒素ガスなどの不活性カス雰囲気中
で加熱処理し発泡剤の分解残渣を紗縁体中から速かに揮
散させる方法を試みた。しかし、いずれの方法において
も−δおよび減衰量の減少はみられるが高温加熱するか
あるいは低湿で長時間加熱し々けれはならないという難
点があり、空気中加熱の方法においてはさらに加熱によ
り揮散する分解残渣がＯ７との共存下で導体と接触する
ことになるので、導体の変色の防止が十分できないとい
う難点があった。
縁体を空気中或いは窒素ガスなどの不活性カス雰囲気中
で加熱処理し発泡剤の分解残渣を紗縁体中から速かに揮
散させる方法を試みた。しかし、いずれの方法において
も−δおよび減衰量の減少はみられるが高温加熱するか
あるいは低湿で長時間加熱し々けれはならないという難
点があり、空気中加熱の方法においてはさらに加熱によ
り揮散する分解残渣がＯ７との共存下で導体と接触する
ことになるので、導体の変色の防止が十分できないとい
う難点があった。
本発明はこのような難点を解消し、化学発泡剤を用いて
電気特性に優れ、かつ導体変色のない高発泡率のプラス
チックケーブルを得るだめの製造方法を提供することを
目的とする。
電気特性に優れ、かつ導体変色のない高発泡率のプラス
チックケーブルを得るだめの製造方法を提供することを
目的とする。
本発明は、化学発泡剤を配合したポリエチレンのような
プラスチック組成物を導体上に発泡剤の分ｍ温度以上の
温度で押出被検して発泡させた後、６０℃以上でプラス
チックの軟化温度以下の温度で真空引きを行なうことに
より、発泡剤の分解による残渣を速やかに絶縁被覆中か
ら揮散させて除去するとともに、導体変色の要因となる
０！をとり除き残渣と共存させないようにした高発泡プ
ラスチックケーブルの製造方法に関する。
プラスチック組成物を導体上に発泡剤の分ｍ温度以上の
温度で押出被検して発泡させた後、６０℃以上でプラス
チックの軟化温度以下の温度で真空引きを行なうことに
より、発泡剤の分解による残渣を速やかに絶縁被覆中か
ら揮散させて除去するとともに、導体変色の要因となる
０！をとり除き残渣と共存させないようにした高発泡プ
ラスチックケーブルの製造方法に関する。
ここで本発明における高発泡ケーブルとは、発泡率６０
４以上のポリエチレン、ポリプロピレン、シリル変性ポ
リエチレン等を銅導体上に被覆したものである。
４以上のポリエチレン、ポリプロピレン、シリル変性ポ
リエチレン等を銅導体上に被覆したものである。
本発明における化学発泡剤としては、例えばアゾジカル
ボンアミド（以下ＡＤＣＡという）やＰ１Ｐ’−オキシ
ビス（ベンゼンスルホニルヒドラジド）（以下、０ＢＳ
Ｈという）その他公知の化学発泡剤を用いることができ
る。
ボンアミド（以下ＡＤＣＡという）やＰ１Ｐ’−オキシ
ビス（ベンゼンスルホニルヒドラジド）（以下、０ＢＳ
Ｈという）その他公知の化学発泡剤を用いることができ
る。
発泡剤の配合量は、使用するプラスチックや発泡剤の種
類、およびどの程度の発泡率のものを製造しようとして
いるか等によって異なるが、プラスチック１００重量部
当りほぼ１〜５重量部の範囲が好ましい。
類、およびどの程度の発泡率のものを製造しようとして
いるか等によって異なるが、プラスチック１００重量部
当りほぼ１〜５重量部の範囲が好ましい。
また本発明において、加熱処理温度を、６０℃以上で、
かつ絶縁体を構成するプラスチックの軟化点以下の温度
に限定したのは、６０℃未満の温度では電気特性を向上
させる効果がほとんどなく、反対にプラスチックの軟化
点以上の温度では絶縁体の形状が不安定になる等の不都
合が生じ好ましくないためである。
かつ絶縁体を構成するプラスチックの軟化点以下の温度
に限定したのは、６０℃未満の温度では電気特性を向上
させる効果がほとんどなく、反対にプラスチックの軟化
点以上の温度では絶縁体の形状が不安定になる等の不都
合が生じ好ましくないためである。
さらに真空引きの圧力条件は、０．をできるだけ速かに
絶縁体中から吸引除去するという観点から５０ Ｔ Ｏ
ｒ ｒ以下の減圧条件とすることが好ましい。
絶縁体中から吸引除去するという観点から５０ Ｔ Ｏ
ｒ ｒ以下の減圧条件とすることが好ましい。
次に本発明の実施例について記載する。
実施例１
メルトインデックス３、密度０．９２ の低密度ポリ
エチレンとＡＤＣＡおよび０Ｂ８Ｈ含有マスターバッチ
を、ポリエチレン１００重量部に対してＡＤＣＡおよび
０Ｂ８Ｈの配合ｔがそれぞれ１．５および０．８重量部
になるように混合し、これを押出機に供給し、押出温度
１８０℃で直径１，８．、の軟銅線上に絶縁体外径（ダ
イス内径）７．３１１１１Ｌで押出被接して自然発泡さ
せた。
エチレンとＡＤＣＡおよび０Ｂ８Ｈ含有マスターバッチ
を、ポリエチレン１００重量部に対してＡＤＣＡおよび
０Ｂ８Ｈの配合ｔがそれぞれ１．５および０．８重量部
になるように混合し、これを押出機に供給し、押出温度
１８０℃で直径１，８．、の軟銅線上に絶縁体外径（ダ
イス内径）７．３１１１１Ｌで押出被接して自然発泡さ
せた。
次いで得られた発泡ポリエチレン絶縁線心（発泡率７５
％）を６０℃、７０℃、および８０ ℃の温匿で加熱し
なから１０Ｔｏｒｒの減圧下に一定時間保持し、絶縁体
の誘電正接（ｔａＩｌδ）の値を測定した。
％）を６０℃、７０℃、および８０ ℃の温匿で加熱し
なから１０Ｔｏｒｒの減圧下に一定時間保持し、絶縁体
の誘電正接（ｔａＩｌδ）の値を測定した。
測定結果を図面のグラフに示す。
また比較のために、同じ温度条件で空気中で加熱処理を
行なった後のｔａｎδの変化を測定した。
行なった後のｔａｎδの変化を測定した。
測定結果を同じグラフ中に破線で示す。
実施例２
実施例１で得られたものと同じ高発泡ポリエチレン絶縁
線心を、温度７０℃、Ｔｏｒｒの減圧下で２４時間真空
引き処理を行なった後、２００Ｍ［ｚにおける減衰量を
測定した。
線心を、温度７０℃、Ｔｏｒｒの減圧下で２４時間真空
引き処理を行なった後、２００Ｍ［ｚにおける減衰量を
測定した。
またこの絶縁線心の絶縁体を剥離し、導体表面の状態を
肉眼で観察した。
肉眼で観察した。
また比較のために加熱処理なしおよび表の条件で加熱処
理を行なったケーブルについて減衰量測定と導体表面の
観察を行なった。
理を行なったケーブルについて減衰量測定と導体表面の
観察を行なった。
以−トの測定およびａ祭結果を次表に示す。
以上の実施例からも明らかなように、本発明の方法によ
れば、導体表面の変色がなく、電気特性に優れ特に高周
波の減衰量の小さな高発泡率のプラスチックケーブルを
製造することができる。
れば、導体表面の変色がなく、電気特性に優れ特に高周
波の減衰量の小さな高発泡率のプラスチックケーブルを
製造することができる。
図面は実施例１で得られた絶縁線心について、加熱５Ｗ
ＩＬおよび圧力の違いによるーδの時間的変化の違いを
示すグラフである。
ＩＬおよび圧力の違いによるーδの時間的変化の違いを
示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、化学発泡剤を配合したプラスチック組成物を導体上
に押出被覆しこれ管発泡させた後、６０℃以上で前記プ
ラスチックの軟化点以下の温度で真空引きを行なうこと
を４Ｉ微とする高発泡プラスチックケーブルの製造方法
。 ２、真空引きは５０Ｔｏｒｒ以下の減圧下で行なうこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記−の高発泡プラス
チックケーブルの製造方法。 ３、絶縁体の発泡率が６０％以上であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項或いは第２項記載の高発泡プラ
スチックケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57060653A JPS58178914A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 高発泡プラスチツクケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57060653A JPS58178914A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 高発泡プラスチツクケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178914A true JPS58178914A (ja) | 1983-10-20 |
| JPH044681B2 JPH044681B2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=13148505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57060653A Granted JPS58178914A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 高発泡プラスチツクケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178914A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002251922A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 同軸ケーブル |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP57060653A patent/JPS58178914A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002251922A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 同軸ケーブル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH044681B2 (ja) | 1992-01-29 |
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