JPS58178202A - ノギス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、旋盤にて素材を切削加工して製品を作る場合、旋
盤に固定したチャックにてこれを掴み、チャックを回転
して素材を回転し、バイト台に固定したバイトの刃先を
素材に喰込ませて切削を行なうが仕上り寸法を確認する
方法としてノギスを用いて測定を行なう場合が多い。こ
の際測定者はノギスを右手に保持し、該右手をチャック
に掴んだ素材の向こう側に伸ばした後肘および手首な曲
げて素材を取巻くようにして素材にノギスを当てなけれ
ばならなかった。このため旋盤による切削加工中の素材
寸法確認は測定に大変不自由な姿勢を強いられるため煩
られしいものであった。

本発明は従来のかかる欠点を除去し、旋盤による切削加
工時においても被加工物の測定が容易なノギスを提供す
ることにある。

以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

本発明は、公知のノギスの本尺１に本尺のジヨウろが本
尺目盛面２′に対して垂直に固着され、更にスライダの
ジヨウ５が本尺目盛面２′に対して垂直にスライダ４に
固着された構造を有する。

本尺１には公知のノギスのごとく表面に本尺目盛２が刻
印され裏面にも該目盛に対応した本尺目盛１１を有し、
さらに該目盛と離れた位置の裏面にテブスバー収納用の
溝１４が設けられた構造を有する。

一方スライダ４は裏面に慣通した角孔を有し、該角孔の
一端にバーニヤ目盛１２が刻印され、スライダ４表面に
刻印し元バーニヤ目盛６に対応する位置にバーニヤ目盛
１２が刻印され、さらに指掛け１０および９が上端面お
よび下端面に固着された構造を有する。

スライダ４裏面には公知のノギスのごとくデプスパー１
６がデプスバー収納用の溝１４に摺動自在に嵌合するよ
うに固着される。

本尺１およびスライダ４のくちばし７および８は公知の
ノギスと同様の形状および構造を有する。

本発明の使用例は公知のノギスのごとくノギス表面を手
のひらに当てて握り、親指な指掛９に掛けてスライダ４
を移動する方法に加え、ノギス裏面に手のひらを当てて
握り、表面を上にしたまま親指な指掛１０に掛けてスラ
イダ４を移動する方法を用いることができる。１本尺１
およびスライダ４のくちばし７および８を用いて内側寸
法測定を行なう場合も前述の方法と同様の方法で行なう
ことができる。

かかる構造および実施例を有することにより、本発男に
よれば旋盤による切削加工時において製品をチャックに
くわえた。まま行なう寸法測定を大変不自然な姿勢で行
なう必要がなく、自然な姿勢で寸法測定を行なうことが
でき作業姿勢の改善による肉体的疲労の軽減および作業
能率の向上をはかることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るノギスの実施例を示す斜視図、第
２図は本発明のノギスの裏面の平面図、紀６図は本発明
のノギス表面の部分平面図である。 １・・本尺　　　　　　　２・・・表面の本尺目盛２′
・・・表の本尺目盛面　　ろ・・・本尺のジヨウ４・・
・スライダ　　　　　５・・・スライダのジヨウ６・・
・バーニヤ目盛　　　７・・・本尺のくちばし７８・・
・スライダのくちばし　？、１０・・・指掛１１．１１
’・・・裏面の本尺目盛　　１２・・・バーニヤ目盛１
３・・・デプスパー　　　１４・・・デプスバー案内溝
特許出願人　日本原子力研究所 （外２名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本尺と該本尺に指動自在に設けられたスライダと
   を有するノギスにおいて、前記本尺の目盛面に対し本尺
   のジヨウとスライダのジヨウとを垂直方向に形成して成
   るノギス。
2. （２）　　本尺の目盛が本尺の両面に刻印され、スライ
   ダの両面にバーニヤ目盛が刻印されている特許請求の範
   囲第１項のノギス。