JPS58177660A - プライミング方法 - Google Patents

プライミング方法

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JPS58177660A
JPS58177660A JP57060901A JP6090182A JPS58177660A JP S58177660 A JPS58177660 A JP S58177660A JP 57060901 A JP57060901 A JP 57060901A JP 6090182 A JP6090182 A JP 6090182A JP S58177660 A JPS58177660 A JP S58177660A
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JP
Japan
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priming
liquid
separation membrane
priming liquid
body fluid
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Pending
Application number
JP57060901A
Other languages
English (en)
Inventor
治 西田
睦 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Medical Co Ltd
Original Assignee
Asahi Medical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1分離膜を内蔵した体液分離器のプライミング
方法に関するものである。
近年体液分離器が数多く使用され1種々の治療に役立っ
ているが、これ等体液分離器は大別して三つに分ける事
ができる。その第一は人工腎臓に代表される血液中の低
分子量から中分子量の老廃物を除去する分離器。第二は
血液の自装分離器に代表される血液中の血球成分と血漿
成分とを分離する分離器。第三は血漿の分画を目的とす
る加液浄化器である。又これら分離器には、l1着を利
用した〕、遠心力を利用したり1分離膜を利用した〕す
る方法が存在するが1本発明に於いては分離膜を利用す
る方法を対象とする。
一般にプライミング処理とは1体液処理するために体液
分離器に体液がなじみゃすくすることを主目的とする4
のであり、具体的にけ乾燥した体液分離器は湿潤化して
体液の通路及び体液分離器と体液との親和性を向上させ
るものであシ、その他分離膜の内面、外面及び壁厚内に
存在する空気。
充填物及び付着物を、プライミング液で完全に置換する
と共に、該部分をきれいに洗浄し、#分離膜及び容器に
付着している物質や異物が血液中に浸入しない様にする
事である。
又分離膜には中空糸、平膜及びチューブ状膜と種々の形
態の分離膜が存在するが、ここでは中空糸を内蔵した体
液分離器を例として詳述する。
従来このプライミング処理方法には二連シあり。
第一の方法は第1図に示す様に従来から人工腎臓で行な
われている方法で、プライミング液l及びI A−一般
には生理食塩水やヘパリン入シ生理食塩水−を1体液分
離器2の一方の翻−一般的には下方側−の血液側ノズル
3及びF源側ノズル5がら導入し、それぞれの反対側ノ
ズル4及び6から排出することによって体液分離器のプ
ライミング処理を行なう方法である。第二の方法は第2
図に示すようにプライミング液1を体液分離器2の一方
の側−一般的には下方側−の血液側ノズル3側のF源側
ノズル5t−閉止し、該血漿分離器内全体にプライミン
グ液が完全に充満されたのを確認した後、他端にあるp
源側ノズル6をシリコン吟のキャップ7で閉止し、その
後F源側ノズル5を開放し、該体液分離器に導入された
プライミング液を、血液側ノズル4及びp源側ノズル5
より排出することによって1体液分離器のプライミング
処理を行なう方法で、この時血液側ノズル4に取シつけ
られている血液回路のコック畠を開閉しfcシ。
P炉側ノイルlに14V tν付け1・わてい本−嬢−
1路σ1コツク8Atifl閉することにより/ライミ
ング畝の排出量を調整する方法もある。
しかしながら高透過性の分離膜を用いる体液分離器の場
合1分離膜の壁厚内の平均孔径が比較的大きい為に、第
一の方法及び第二の方法に次の様な問題がある。即ち第
一の方法における問題は。
導入されたプライミング液が分離膜を介して該分離膜の
内面及び外面にはソ等圧力で存在するか。
または若干内面側が高い@度である為に、分離膜の壁厚
内に存在する空気、充填物及び付着物の壁厚外への移動
及び排出が非常に遅い事や、壁厚内の平均孔径が大きい
為にプライミング液の短絡等が起るため、結果的に充分
なプライミング処理を行なうには、長い時間と多量のプ
ライミング液が必要となる。
第二の方法における問題は、導入されたプライミング液
が分離膜の壁厚を介して壁厚内に存在する空気、充填物
および付着物と共に反対側へ排出されるが、排出された
空気および充填物等を含むプライミング液は、F液側排
出ノズルがプライミング液導入口側に存在する為に、プ
ライミング液導入ロ付近では分離膜の壁厚内は充分にし
か本早く洗浄及びプライミング液との置換が起こるが。
他端側の壁厚内よシ排出された空気や充填物を含むプラ
イミング液は、再度壁厚を介して分離膜の内向側へ浸入
してプライミング液導入口と同一流路の他端側より排出
されるか、又は濃度拡散婢によってF液倶j排出ノズル
より排出される為に、長い時間と多量のプライミング液
を必要とする。もし充分にプライミング処理が行なわれ
ていすに。
不純物、異物等が血液中に浸入した場合、溶血。
シビレ、嘔吐1発熱その他臨床的症状を引き起こす費因
となる 本発明は、上記問題を解消した効率のよいプライミング
処理の方法を提供することを目的としたものである。
即ち本発明は、分離膜、望ましくは中空糸を内臓した体
液分離器のプライミング処理に肖シ、グライミング液を
分離膜を介して一方、望ましくは血液側ノズルから導入
し、導入されたプライミング液の少なくとも一部を強制
的に分離膜を通して。
反対側に押し出し、押し出されたプライミング液をプラ
イミング液導入端部とは反対側の端部近傍から排出させ
ることを特徴としている。
次に本発明を図面に従って詳細に述べる。第3図は本発
明の力源分離器のプライミング処理方法でめって、プラ
イミング液lは体液分離器2の一方の個の加液側ノズル
3−一般的には下方側−よシ25〜100d/分、望ま
しくは50〜100 wt/分の速度で導入され、該体
液分離器のプライミング液導入目端部のP源側ノズル5
はキャップ7人で閉止され、導入されたプライミング液
の少なくとも一部分は強制的に分離膜OIi厚を介して
通過しながらプライ建ング箪導入口とは反対側の端部に
ある血液側ノズル4及びV箪儒ノズル6より排出される
この際血液側ノズル4及びFtlllノズル6の先端に
それぞれ取少つけられているコック8B及びsCでプラ
イミング液は調整される。
その一つの方法は、血液側ノズル4からの排液量とf’
tl@ノズル6からaSS量を等量か、またはP源側ノ
ズル6からの排液蓋をや\条目にする方法であ恰、今一
つの方法は、最初プライミングt1が体液分離器2内に
充満した後、F源側コックICを閉止し、プライミング
液を血液匈ノズル4よりio−soosg、望ましくは
1oo〜恥〇−排出しfl、、後、fp液餉コック畠C
を開放し、逆に血液側コック8Bを閉止する。プライミ
ング終了直前に再び161Mコック8Bを開放し、逆に
F液餉コックsCを閉止してプライミング液を50〜1
000m、望ましくは200〜500− 排出してプラ
イミング処理を行なう方法である。
第4図に示す様に体液分離器のPfl@ノズル6が1個
しか設けられていない場合に於ては、骸ノズルを崩液側
ノズル3又は4のいずれか一方の近傍に設け、プライミ
ング処理に於いては、V液ノズルのついていない側の血
液側ノズルよりプライミング液を導入する事がよい。
以上本発明について°、中空糸を内臓する体液分離器を
例にして詳述したが、平膜やチューブ状較を内臓した体
液分離器についても上記方法tiPy1様に本発明をそ
のまま適用できる。さらに本発明の方法は、%に血漿分
離膜や血漿浄化膜の様に比較的該分離展の壁厚中の孔径
の大きい高透過性膜(fi!lハ平均孔径0.05〜1
.OJl+ 、 空孔率so % 以上)を内臓する体
液分離器に適用する場合、従来の方法に比較して極め、
て顕著なプライミング処理効果を発揮する。
例えd分離膜をグリセリンで処理した体液分離器の場合
、プライミング液量3tのとき、従来法では約85−の
グリセリン除去効果であったものが、本発明の方法に於
いては99.5〜99.9−のグリセリン除去効果が紹
めらねた。従って本発明の方法によれば溶血、発熱、シ
ビレ等の不完全なプライミング処理に寄因すると思われ
る現象がなくなるので、本発明のプライミング方法は非
常に有効である0 以下実施例を比較例と比較することにより、本発明の効
果を述べる0なお体液分離器として旭メディカル社製の
血漿分離器プラズマフローを使用した。
実施例1 第3図に示す様にプライミング液導入口側のV源側ノズ
ルSをキャップ7Aで閉止した血漿分離器に、プライミ
ングt(純水を使用)3LをSo−7分で該血漿分離器
の下側の血液側ノズル1より導入し、他端側の血液側ノ
ズル4及びF源側ノズル6からプライミング液がそれぞ
れ25−7分になる様にコック8B及び8Cを調整して
プライミング処理を行なった。
実施例2 実施例1と1司様にプライミング液を導入し、最初、血
漿分り器にプライミング液を充満させfC彼、F源側ノ
ズル・のコック8Cを閉止してプライ2ング液を他端の
血液側ノズル4より意00−排出せしめ、そavkPs
側ノズル60コックscを解放すると同時に血液飼ノズ
ル4の先端のコック8Bを閉止して全量プライミング液
が分離膜を通過するようKした。次いで′プライミング
終了直前に再度血液側ノズル4の先端のコック8Bを開
放すると同時に、V源側コック8Cを閉止してプライ2
ング液を200−排出せしめることKよってブライミン
グ処理(プライミング液全供給量はSt)を行なつ喪。
比較例1 第2図に示す様にプライミング液l(純水を使用)を血
漿分離器2の下方側の血液側ノズル1からSo d1分
の速度で導入し、該血漿分離器のプライミング液導入口
端部側のろ源側ノズル5をコック8Aで閉止し、プライ
ミング液を該血漿分離器に充満せしめた後、他方側のp
源側ノズル6をキャップ7で閉、止すると共に、プライ
ミング液導入口端部側のp源側ノズル5のコック8ムを
開放して血液側ノズル4のコック8及びF源側ノズルS
のコック8ムを調整して、それぞれのプライミング液の
排出量を25 St1分に合わせて血漿分離器のブライ
ミング処理(プライミング液全給量st)を行なった。
比較例2 第2図に於いて比較例1と同様にプライミング液を導入
した後、最初枦液側ノズル5のコック$ムを閉止して血
漿分離器内にプライミング液を充満せしめ、その後Fa
llノズル6をキャップ7で閉止し、血液側ノズル4よ
抄200−排出する。その後コック8を閉止すると同時
にコック8Aを開放し、プライミング液を全知−分離膜
を通過させて洗浄を行ない、爽にプライミング終了す、
前にコック8を開放すると共にコック8Aを閉止して、
プライミング液200 wtを血液側ノズル4より排出
させて血漿分離器のフ、ライミング処理(プライミング
液供給金童SZ)を行なった。
上述の様に実施例1及び2と比較例1及び2について、
プライミング液と共に排出されるグリセリンの割合を高
滓製作所製TOCI B型丁OC分析器で測定した結果
を第1表に示す。第1表から判るように1実施例1及び
2は脱グリセリンの割合はそれぞれu、s %と99.
9−であり、比較例1及び2はそれぞれ83.0−と8
5.0チであった。従って本発明のプライ2ング方法ば
、従来法KJt#して非常に高い脱グリ竜りン効果を示
した0
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来O体液分離器のブライミング方
法を示す側面図、第3図は本発明の血漿分離器のブライ
ミング方法の実施態様の一例を示す側面図、第4図は、
本発明の他の実施態様を示す側面図である。 1.1ム・−・・・・・・プライミング液2・−・・・
・・・・・−・・・一体液分離器3.4・−・・・・・
−・・・・体液分離器の血液側ノズルS、・・−・・・
・・・・・・・体液分離器の炉液IIIノズル7.7A
−・・−・・・−キャップ 8.8ム#8B 、sc #lID# lIK、=、、
−、:f ツタ特許出願人 旭メディカル株式会社 代理人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 分離膜を内蔵した体液分離器のプライミング処M、
     K当抄、プライミング液を分離膜を介して一方から導
    入し、導入されたプライミング液の少なくとも一部を強
    制的に分離膜を通して反対側に押し出し、押し出された
    プライミング液をプライミング液導入端部とは反対@j
    の端部近傍から排出させることを特徴とするブライ建ン
    グ方法 2 体液分離器が血漿分離器又は血漿浄化器であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプライミング
    方法 1 分離膜が中空糸であり、プライミング液導入口が血
    haノズルであることを特徴とする特許請求の範囲#!
    2項記載のプライミング方法未 分離膜を介して一方か
    ら導入されたブラインング液を一定量同一流路内の他方
    の排出口より排出させ、次いで該他方の排出口を閉止し
    てプライミング液の全量を分離膜の反対側に押し出し、
    押し出されたプライミング液はプライミング導入端部と
    は反対近傍の排出口よシ排出させ、プラインング処理終
    了直前に再度、プライミング液導入口と同一流路の他方
    の排出口を開放してプライミング液を流すことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項、第2項および第3項のいず
    れかに記載のプライミング方法 & 最初に同一流路の他方の排出口から排出させる一定
    量のプライミング液がSo −500−であり、かつプ
    ライミング終了直前に再度、同一流路の排出口を開放し
    て出てくるプライ建ングfeLI′が50〜10()@
    −であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    プライミング方法 a 導入するプライミング液の導入速度が25〜100
    d/分であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項および第3項のいずれかに記載のプライ2ング方
JP57060901A 1982-04-14 1982-04-14 プライミング方法 Pending JPS58177660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01113064A (ja) * 1987-10-27 1989-05-01 Ube Ind Ltd 血漿交換器のプライミング方法
JP2011172797A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Keisuke Matsuzaki 腹水処理システムおよびその洗浄方法

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JPH01113064A (ja) * 1987-10-27 1989-05-01 Ube Ind Ltd 血漿交換器のプライミング方法
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