JPS5817753Y2 - 紙層切断用刃 - Google Patents

紙層切断用刃

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Publication number
JPS5817753Y2
JPS5817753Y2 JP13622779U JP13622779U JPS5817753Y2 JP S5817753 Y2 JPS5817753 Y2 JP S5817753Y2 JP 13622779 U JP13622779 U JP 13622779U JP 13622779 U JP13622779 U JP 13622779U JP S5817753 Y2 JPS5817753 Y2 JP S5817753Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
paper layer
fixed blade
cutting
fixed
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Expired
Application number
JP13622779U
Other languages
English (en)
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JPS5657792U (ja
Inventor
義男 堀谷
Original Assignee
日本精機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所要の走行及び回転駆動装置により固定刃に
沿って転動され、該固定刃と協働して紙層の切断を行う
円盤状の紙層切断用刃に関する。
従来の紙層切断用刃は反固定刃側に刃面を有する片面傾
斜の片刃であるから、2mmから3mm以上の紙層を切
断する場合には刃先角と刃先の厚味が重要な問題となる
すなわち、片刃では片面が紙層から受ける切断反力が固
定刃側へのスラストとなり紙層が2mmから3mm以上
になればこの力はかなり大きくなるので゛刃先角が小さ
すぎると刃先に剛性がなく切断反力によって刃先が固定
刃側に曲がり固定刃との噛合いを生じ刃先が欠損する事
態を生じ、或いは短期間に刃先が摩滅する。
また刃先角が大きすぎると切断抵抗が大きくなって切れ
味が悪く、左右の切断端面を損う。
本考案は、紙層が2mmないし3mm以上になっても、
また長期間経ても刃先の欠損・摩滅が生じず切れ味が落
ちることなかなく、シかも左右の切断端面が整のった紙
層切断用刃を提供するものである。
以下に本考案の紙層切断用刃の実施例を図面を参照して
説明する。
この紙層切断用刃10は特殊工具鋼、高速度鋼或いはダ
イス鋼により所要の走行及び回転駆動装置20に取付け
られる円盤状に形威しである。
この駆動装置20は、例えば固定刃30に沿って門形状
に設けた走行ガイド21と、この走行ガイド21を自走
する走行架台22と、この走行架台22に設けられ紙層
切断用刃10を回転駆動する為の回転軸23を備えた構
成としである。
従って、紙層切断用刃10は走行及び回転駆動装置20
により固定刃30に沿って転動され該固定刃30と協働
して固定片40で抑えられた紙層Pの切断を行うように
しである。
この紙層切断用刃は従来の如き片刃とは異なり両刃に形
威しである。
すなわち、刃先断面形状は第3図で示すように固定刃側
と、反固定刃側にそれぞれ刃面11,12を有する鋭角
な山形に形成しである。
山形の頂点13から固定刃側端面14までの厚味はQ、
1mmから0.4mmの範囲としである。
これは、厚味がQ、1mmより小さいと刃先が固定刃に
接触して刃先が短期間に摩滅し又は刃先が薄くて剛性が
なく2mm以上の紙層の切断の際に固定刃との噛合いが
生じて刃先が欠落していずれも急速に切れ味が低下する
と共に初めから良好な切断効果ができないからであり、
厚味がQ、4mmを越えると該紙層切断用刃が固定刃よ
り押されて刃先が固定刃から逃げるからで゛ある。
また、固定刃側刃面11の延長線15と固定刃側端面4
との交角αは7°から20°までの範囲としである。
これは、7゜より小さければ刃先の耐摩滅強度に効果が
なく、20°を越えるとシャーリング機能が著しく低下
し切口を良好にして切断できないからである。
さらに反固定刃側刃面12の延長線16と反固定刃側端
面17との交角βは3°から7°までの範囲としである
これは、3°より小さければ刃先の強度がなく、7゜を
越えると切断時の剪断抵抗が大となると共に該紙層固定
刃の紙層より受ける固定刃側へのスラストが大となって
固定刃との噛合いを生じるからである。
又、一般に切断用刃10は厚さが1.5mmから2.5
mm程度であるから、頂点13から反固定刃側端面17
までの厚みは1.1mmから2.4mmとなる。
以上のように構成した本考案の紙層切断用刃は、2mm
から3mm以上に厚い紙層の切断であっても固定刃側刃
面と反固定刃側刃面とで互いに相殺するスラストを受け
ることになり該紙層切断用刃がいずれの側にも曲がるこ
とがなく、従って従来の片刃の如き固定刃との噛合いに
よる刃先の欠落を回避でき切れ味が素晴らしく良く、シ
かも刃先強度が十分に保たれ長期間使用後も切れ味が落
ちないという効果を有する。
更に切断端面の左右の切口が著しく良好で、商品価値の
高い切断装置を供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の紙層切断用刃を取付けた紙層切断器の
側面図、第2図は同上の正面図、第3図は本考案の実施
例の紙層切断用刃の一部断面図である。 10・・・・・・紙層切断用刃、11・・・・・・固定
刃側刃面、12・・・・・・反固定刃側刃面、13・・
・・・・刃先頂点、14・・・・・・固定刃側端面、1
7・・・・・・反固定刃側端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要の走行及び回転駆動装置により固定刃に沿って転動
    され、該固定刃と協働して紙層の切断を行う円盤状の紙
    層切断用刃において、その刃先断面形状を、鋭角に交わ
    る二つの刃面を持つ両刃に形成して刃先頂点から固定刃
    側端面までの厚味をQ、1mmからQ、4mmの範囲と
    し、かつ上記山形を形成する固定刃側刃面の延長線と固
    定刃側端面との交角を7°から20°の範囲にすると共
    に一上記山形を形成する反固定刃側刃面の延長線と反固
    定刃側端面との交角を3°から7°の範囲とし、また刃
    先頂点から反固定刃側端面までの厚味を1,1m、mか
    ら2.4mmにしたことを特徴とする紙層切断用刃。
JP13622779U 1979-10-03 1979-10-03 紙層切断用刃 Expired JPS5817753Y2 (ja)

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JP13622779U JPS5817753Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 紙層切断用刃

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JP13622779U JPS5817753Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 紙層切断用刃

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Publication Number Publication Date
JPS5657792U JPS5657792U (ja) 1981-05-18
JPS5817753Y2 true JPS5817753Y2 (ja) 1983-04-11

Family

ID=29367736

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JP13622779U Expired JPS5817753Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 紙層切断用刃

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767675B2 (ja) * 1988-03-24 1995-07-26 富士写真フイルム株式会社 裁断用丸刃工具
JP6940255B2 (ja) * 2015-12-25 2021-09-22 株式会社クボタ 切断刃およびそれを備える農業機械

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JPS5657792U (ja) 1981-05-18

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