JPS58176128A - ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタンタルを回収する方法 - Google Patents
ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタンタルを回収する方法Info
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- JPS58176128A JPS58176128A JP57060118A JP6011882A JPS58176128A JP S58176128 A JPS58176128 A JP S58176128A JP 57060118 A JP57060118 A JP 57060118A JP 6011882 A JP6011882 A JP 6011882A JP S58176128 A JPS58176128 A JP S58176128A
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- tantalum
- niobium
- hydrofluoric acid
- resin
- ammonium chloride
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は!ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブ
およびタンタルを効率よく回収する方法に関するもので
ある。
およびタンタルを効率よく回収する方法に関するもので
ある。
ニオブおよびタンタルを含む鉱石としては、ニオカライ
ド(Ca5Nb )4 Si2 (0,OH,F )9
、コロンハイド(Fe、 Mn)(Nb、 Ta)20
.、f マ/l/ スカイト(Y、 Er)(N’b、
Ta)206などがある。ニオブおよびタンタルは機
械工具、医療、歯科治療用器具、白金代替品、電子材料
等に利用される工業的に重要な元素である。
ド(Ca5Nb )4 Si2 (0,OH,F )9
、コロンハイド(Fe、 Mn)(Nb、 Ta)20
.、f マ/l/ スカイト(Y、 Er)(N’b、
Ta)206などがある。ニオブおよびタンタルは機
械工具、医療、歯科治療用器具、白金代替品、電子材料
等に利用される工業的に重要な元素である。
従来ニオブおよびタンクlしの回収方法としては水酸化
カリウム法、フッ化カリウム複塩法、タンニン酸法およ
びクペロン法などがあるが、完全分離は難しい。
カリウム法、フッ化カリウム複塩法、タンニン酸法およ
びクペロン法などがあるが、完全分離は難しい。
本発明はニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブお
よびタンタルを純粋に回収する方法を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、イオン交換樹脂により処理し、ニオブ
およびタンタルのみ全樹脂に吸着させ、他元素との分離
を完全にした後、フッ化水素酸と塩化アンモニウム溶液
によってニオブおよびタンタルを溶離させることを見出
し本発明を完成するに至った。
よびタンタルを純粋に回収する方法を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、イオン交換樹脂により処理し、ニオブ
およびタンタルのみ全樹脂に吸着させ、他元素との分離
を完全にした後、フッ化水素酸と塩化アンモニウム溶液
によってニオブおよびタンタルを溶離させることを見出
し本発明を完成するに至った。
すなわちニオブおよびタンタルを含む鉱石の微粉末にフ
ッ化水素酸および硫酸を加えて鉄浴上で加熱分解する。
ッ化水素酸および硫酸を加えて鉄浴上で加熱分解する。
ニオカライドの様にSiおよびCaを含むものは5i−
02およびCaSO3などの沈殿を生ずるので、これら
の沈殿を分離した炉液を用いる。
02およびCaSO3などの沈殿を生ずるので、これら
の沈殿を分離した炉液を用いる。
このp液中に存在するのはニオブ、り7タル、鉄、マン
ガン、希土類元素などが含まれている。この炉液をF型
陰イオン交換樹脂柱に通すと、ニオブおよびタンタルが
樹脂柱に吸着され、他の元素は樹脂柱を通過する。例え
ば樹脂柱としてダウエックス/−×gを用いた場合、7
M以上の濃度のフッ化水素酸で樹脂柱を洗浄した後、フ
ッ化水素として7M以上の濃度の試料溶液を樹脂柱に流
し、/M濃度のフッ化水素酸で十分洗浄し、&M塩化ア
ンモニウムを含む7Mフッ化水素酸溶液で溶離するとニ
オブおよびタンタルは/〜3; CV (CVはカラム
容積)で溶出する。試料溶液中にジルコニウムおよびハ
フニウムを含む場合には、7Mフッ化水素酸では溶出し
ないので、グN塩酸でジルコニウムおよびハフニウムを
溶離させる必要がある。ZN塩酸の後、7Mフッ化水素
酸を流し次いでgM塩化アンモニウムを□含む7Mフッ
化水素酸で溶離すれば、ニオブおよびタンタルをジルコ
ニウムおよびハフニウムから分離することができる。
ガン、希土類元素などが含まれている。この炉液をF型
陰イオン交換樹脂柱に通すと、ニオブおよびタンタルが
樹脂柱に吸着され、他の元素は樹脂柱を通過する。例え
ば樹脂柱としてダウエックス/−×gを用いた場合、7
M以上の濃度のフッ化水素酸で樹脂柱を洗浄した後、フ
ッ化水素として7M以上の濃度の試料溶液を樹脂柱に流
し、/M濃度のフッ化水素酸で十分洗浄し、&M塩化ア
ンモニウムを含む7Mフッ化水素酸溶液で溶離するとニ
オブおよびタンタルは/〜3; CV (CVはカラム
容積)で溶出する。試料溶液中にジルコニウムおよびハ
フニウムを含む場合には、7Mフッ化水素酸では溶出し
ないので、グN塩酸でジルコニウムおよびハフニウムを
溶離させる必要がある。ZN塩酸の後、7Mフッ化水素
酸を流し次いでgM塩化アンモニウムを□含む7Mフッ
化水素酸で溶離すれば、ニオブおよびタンタルをジルコ
ニウムおよびハフニウムから分離することができる。
このニオブおよびタンタルの溶出液を蒸発乾固し、乾固
物を電気炉で焼成することによりニオブおよびタンタル
の混合酸化物として回収することができる。
物を電気炉で焼成することによりニオブおよびタンタル
の混合酸化物として回収することができる。
本発明で用いられる陰イオン交換樹脂としては、ダウエ
ックス/−x、!i’(商品名、ダウケミカル社製)、
アンバーライトIRA−グ00(商品名、米国、ローム
・アンド・ハース社製)などが例としてあげられる。
ックス/−x、!i’(商品名、ダウケミカル社製)、
アンバーライトIRA−グ00(商品名、米国、ローム
・アンド・ハース社製)などが例としてあげられる。
本発明によればニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニ
オブおよびタンタルを高純度かつ高収率で分離回収する
ことができ、また経済的であり、工業的回収方法として
好適である。
オブおよびタンタルを高純度かつ高収率で分離回収する
ことができ、また経済的であり、工業的回収方法として
好適である。
なお本発明はニオブおよびタンタルを少量含む鉱石、例
えば中国産ニオブ含有鉄鉱石などにも応用することがで
きる。
えば中国産ニオブ含有鉄鉱石などにも応用することがで
きる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例/
二オカライ) (Ca、 Nb )4S12 (0,O
H,F )9の微粉末/りを白金蒸発皿に秤取し、フッ
化水素酸10dと硫酸(/’、/)1Mlを加え砂浴上
で加熱分解を行う。
H,F )9の微粉末/りを白金蒸発皿に秤取し、フッ
化水素酸10dと硫酸(/’、/)1Mlを加え砂浴上
で加熱分解を行う。
分解が終了した後にp紙を用いて沈殿(5i02および
Ca5O4)を沖過し、p液をイオン交換分離に使用す
る。イオン交換樹脂としてはポリエチレンクロマトグラ
フ管にダウエックス/−×ざ、10ytlを充填したも
のを用い、10Mフッ化水素酸でよく洗浄した後、試料
溶液(7M以上のフッ化水素含有)を樹脂柱に通し、7
Mフッ化水素酸で洗浄した後、&M塩化アンモニウムを
含む/Mフッ化水素酸溶液30m1を流してニオブおよ
びタンタルを溶離させる。この溶出液を蒸発乾固した後
残渣を電気炉で焼成することによりニオブおよびタンタ
ル・の混合酸化物を得ることができる。なお&M塩化ア
ンモニウムを含む7Mフッ化水素酸で樹脂柱からニオブ
およびタンタルを溶離させる代すニ、ニオブおよびタン
タルを吸着した樹脂を電気炉で焼成することによりニオ
ブおよびタンタルの混合酸化物を得ることもできる。得
られたニオブおよびタンタルの純度は99.g%、収率
は99%であった。
Ca5O4)を沖過し、p液をイオン交換分離に使用す
る。イオン交換樹脂としてはポリエチレンクロマトグラ
フ管にダウエックス/−×ざ、10ytlを充填したも
のを用い、10Mフッ化水素酸でよく洗浄した後、試料
溶液(7M以上のフッ化水素含有)を樹脂柱に通し、7
Mフッ化水素酸で洗浄した後、&M塩化アンモニウムを
含む/Mフッ化水素酸溶液30m1を流してニオブおよ
びタンタルを溶離させる。この溶出液を蒸発乾固した後
残渣を電気炉で焼成することによりニオブおよびタンタ
ル・の混合酸化物を得ることができる。なお&M塩化ア
ンモニウムを含む7Mフッ化水素酸で樹脂柱からニオブ
およびタンタルを溶離させる代すニ、ニオブおよびタン
タルを吸着した樹脂を電気炉で焼成することによりニオ
ブおよびタンタルの混合酸化物を得ることもできる。得
られたニオブおよびタンタルの純度は99.g%、収率
は99%であった。
その他の実施例を表に示す。
表 ニオブおよびタンタルの回収例
■
純度および収率はニオブとタンタルの合量である。
Claims (1)
- ニオブおよびタンタルを含む鉱石の微粉末をフッ化水素
酸および硫酸にて分解し、その溶液を上゛型陰イオン交
換樹脂で処理した後、フッ化水素酸と塩化アンモニウム
溶液でニオブとタンタルを溶離させることを特徴とする
ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタン
タルを回収する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060118A JPS58176128A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタンタルを回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060118A JPS58176128A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタンタルを回収する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176128A true JPS58176128A (ja) | 1983-10-15 |
JPS6247817B2 JPS6247817B2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=13132880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57060118A Granted JPS58176128A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | ニオブおよびタンタルを含む鉱石よりニオブおよびタンタルを回収する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176128A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06346164A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-20 | Agency Of Ind Science & Technol | ニオブ及びタンタルの分離方法 |
US7175823B2 (en) | 2002-02-27 | 2007-02-13 | Stella Chemifa Kabushiki Kaisha | Purification method for producing high purity niobium compound and/or tantalum compound |
KR100684356B1 (ko) | 2005-05-20 | 2007-02-20 | 한국지질자원연구원 | 어트리션 밀 타입의 교반형 염화반응장치 및 이를 이용한탄탈륨 광석의 염화 제련방법 |
US7214362B2 (en) | 2002-02-27 | 2007-05-08 | Stella Chemifa Kabushiki Kaisha | Purification method for producing high purity niobium compound and/or tantalum compound |
WO2022196197A1 (ja) | 2021-03-15 | 2022-09-22 | 学校法人福岡工業大学 | ニオブ及びタンタルの液化処理方法、ニオブ溶液及びタンタル溶液の製造方法 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP57060118A patent/JPS58176128A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06346164A (ja) * | 1993-06-08 | 1994-12-20 | Agency Of Ind Science & Technol | ニオブ及びタンタルの分離方法 |
US7175823B2 (en) | 2002-02-27 | 2007-02-13 | Stella Chemifa Kabushiki Kaisha | Purification method for producing high purity niobium compound and/or tantalum compound |
US7214362B2 (en) | 2002-02-27 | 2007-05-08 | Stella Chemifa Kabushiki Kaisha | Purification method for producing high purity niobium compound and/or tantalum compound |
KR100684356B1 (ko) | 2005-05-20 | 2007-02-20 | 한국지질자원연구원 | 어트리션 밀 타입의 교반형 염화반응장치 및 이를 이용한탄탈륨 광석의 염화 제련방법 |
WO2022196197A1 (ja) | 2021-03-15 | 2022-09-22 | 学校法人福岡工業大学 | ニオブ及びタンタルの液化処理方法、ニオブ溶液及びタンタル溶液の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6247817B2 (ja) | 1987-10-09 |
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