JPS58175450A - えび、かにの活性卵採取法 - Google Patents

えび、かにの活性卵採取法

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JPS58175450A
JPS58175450A JP57055640A JP5564082A JPS58175450A JP S58175450 A JPS58175450 A JP S58175450A JP 57055640 A JP57055640 A JP 57055640A JP 5564082 A JP5564082 A JP 5564082A JP S58175450 A JPS58175450 A JP S58175450A
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shrimp
fertilized eggs
acid
treatment area
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Tatsuji Kobayashi
小林 達治
Koichi Mochida
晃一 持田
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Research Institute for Production Development
Seisan Kaihatsu Kagaku Kenkyusho
Zaidan Hojin Seisan Kaihatsu Kenkyusho
Original Assignee
Research Institute for Production Development
Seisan Kaihatsu Kagaku Kenkyusho
Zaidan Hojin Seisan Kaihatsu Kenkyusho
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、えび、かくの活性卵採取法に関するものであ
如、醇化率の高い活性卵(受精卵)を大量に得ることが
できる活性卵採取法を提供することを目的とする。
近年、収穫量が減少傾向にあるKもか覧わらず需要が多
く高価なえび、かにの人工養殖が盛んに試みられており
、人工養殖に用いるえび、かKの受精卵の大量供給が要
求されている。
えび、かKの成長過程はよく知られているところである
が、その代表的態様を示せば次の通りである。    
 1、 例えば、イセエビの受精卵は、母体の腹部、遊泳肢に付
着し保護された状態でナラf Q (Mauplius
)期を経過し、約1ケ月すると醇化してフィロシー−q
 (Phyllosoma )となりシイ7 (Zoe
&)期を迎え、この時期は浮遊生活をしながら脱皮を繰
返して体形が大きくなって行きミシス(Mysia)期
を迎え、この時期に一回脱皮して成体となり、その後成
長を続け、成熟して受精卵を保有するに到る。
尚、アメリカカプトエビ、テナガエビ及びクルマエビも
上記と略同様(但し、クルマエビは水中に放卵されるの
でナラプリ期を水中で過す、)の成長過程を経る。
また、例えば、サワガニの受精卵は、母体の腹一部、付
属肢に付着して保護された状態でナラプリ期を経過し、
約1〜3週間すると解化して母体から独立【7ゾイア期
を迎え、この時期には腹部を前後に動かして浮遊生活を
しながら脱皮を繰返して体形が大きくなって行きメガロ
バ(M@galopa)期を迎え、この時期に一回脱皮
して成体とな抄、その後成長を続け、成熟【−て受精卵
を保有するに到る。
1掲の如き生長過程を辿るえび、かKを人工養殖してそ
の受精卵なlI得しようとする場合には、次のネックが
ある。即ち、えび、かKの人工養殖に当っては、その変
態時期、脱皮時期における死滅率が極めて高く、成熟し
て受精卵を保有するに到るまで成長するものが少なく、
このため結果的に大量の受精卵を獲得することが極めて
困難であるというネックである。
例えば、クルマエどの人工養殖の場合について見ると次
の通りである。
熟卵をもったクルマエビから放卵された受精卵をネット
で集めて、養殖タンクに入れて養殖すると、ナラプリ期
における生存率は体中の卵黄で生活するため約90囁と
高率であるが、ゾイア期になると珪藻を給餌した場合の
生存率は約28チと非常に低率である。
尚、他の種舶のエビの場合も、またカニの場合も上記と
同様であ抄、ゾイア期における死滅率は非常に高い。
本発明者は、上述の通りの現況に鑑み、えび、かKの成
長過程における死滅率を可及的に低く押えることができ
る人工養殖法を求めて永年にわたり系統的な研究を続け
ているものであるが、その過程において、えび、かKの
人工養殖に当って汎用されている配合餌料中に、光合成
細菌である紅色無硫黄細菌、紅色硫黄細菌を添加して投
餌する場合には、死滅率を極端に低くすることができ、
また成長遅滞又は停止を防止することができ、えび、か
にが成熟E、受精卵を保有するに到るまでの養殖が容易
となり、その結果として大量の受精卵を獲得することが
できるという割目すべき知見を得た。【7かも、紅色無
硫黄細菌、紅色硫黄細菌を投餌して人工養殖したえび、
かKの受精卵は、そのfit化率が少くとも45〜50
嗟以上という高率を示すことを確認したのである。
更に、本発明者は、より高い餅化率を得ることを目的に
研究を重ね九結果、微量のビタミンB1、バフアミノ安
息香酸、ニコチン酸、ビオチンを併用【また場合には、
賽に90囁以上という驚異的な醇化率が得られることを
知ったのである。
本発明方法は、上述の諸知見を基に完成したものである
。即ち、本発明方法は、えび、かにの人工養殖に用いら
れている市販の配合餌料に紅色無誠黄1al−父は/及
び紅色WIt貧細菌を添加し、てなる餌料を投餌して人
工養殖したえび、かにから受精卵を採取することを特徴
とするえび、かにの活性卵採取法及び前記紅色無硫黄細
菌又は/及び紅色硫黄細菌を添加1−た餌料に−Kll
k量のビタミンB、。
バフアミノ安息香酸、ニコチン酸、ビオチンを添加して
なる飼料を投餌(7て人工養殖したえび、かくから受精
卵を採取することを特徴とするえび、かにの活性卵採取
法である。
今、本発明方法の溝底、効果を説明すれば次の通りであ
る。まづ、紅色無硫黄細菌、紅色硫黄細菌について詳述
する。この両細菌は光合成細菌と【7てよく知られてお
秒、熱帯、亜熱帯の殆んどの5v水状頗の場所(水田、
溝、下水、河川等)に生育しており、次に挙げるその詳
細も周知である。
紅色無硫黄細菌−アシオロダーセ:ムthiorhom
oeae−には次の属がある(尚、各属に属する種は代
表種を一種挙げ、その菌学的性質を記した。)。
1、ロドシ為−ド毛すx : Rhodopse4ud
omonas属キ+ 7” V h V (りX : 
Capsulatus種a、形部的特徴 一木の繰上を持って極めて運動性に富む、昔通にけ短杆
軟菌(輻0・5μ×長さ1・Os)であるが培養液の種
類、培養期間によっては長杆状―(幅0・5〜0・7μ
×長さ6・口p)のものがでてくる、即ち多形現象を示
す。
b、生育条件 各種培地における生育状tlA(嫌気的照明条件下) 肉      汁                十
ペプトン水        +++ ++薯培地          − ジオ纒フエイト              −ア  
ラ  ニ  ン                  
    +リ 瓢 −シ  ン           
               −アスパラギン   
        +アスパラギン酸         
    −グルタミン酸            生酒
  石  酸               −り  
エ  ン  酸                  
     −ゲルタール酸           生酔
     酸              +10ピオ
ン酸            十十十乳     酸 
             ++コ ハ り  酸  
            十す  ン  ゴ  酸  
                       十酪
     酸              ++り ロ
トン 酸            十ピルビン酸   
      ++ エタノール        − マンニトール          − ソルビトール           −ブドウ糖   
   十 マンノース        − 果      糖              十グリ
セロール         − (いずれも基質について0・2−濃度を使用)注:++
+ →生育良好 +  →生育可能 −→生育不可能 0、生理的性質 用最適生育条件 PH7,2、温度27℃、嫌気的照明(100001u
x)12)生育しうる条件 pH6,0〜a5 m度25〜39℃、好気〜嫌気暗黒
条件〜照明条件 (31グラム染色性 陰性 (4)抗酸性 ア    リ (5)インドールの生成 す   シ (61硫化水素の生成 す   シ (71窒素ガスを固定する能力 ア    リ (81硝酸塩培地では硝酸を還元してN、↑ガス化する
という窒素固定とは逆の脱w1作用も行う。
(91カタラーゼの生成 ア    リ C−ゼラチンの液化 す   シ (ul@粉の加水分解 す   シ ぽ用達元型メチレンブルー、還元型メチル(又はベンジ
ル)バイオロジエン色素の酸化能力 ア    リ (闇ビオティン、サイアミン、ニコチン酸を生長因子と
して要求する。
2、ロドスピリラム: Rhodospirllum属
A’7?ム: rubrumiml a、形態的特徴 初期培養のものは鞭毛で、運動する螺旋軟菌(0,5〜
1.5μ×長さ2.0〜50μ)。多形現象を示す。
b、生育条件 各極培地における生育状態(嫌気的照明条件下)肉  
     汁               十ベア′
トン水       十 馬鈴薯培地       − シオサルフエイト             −ア  
 ラ   ニ   ン               
       +リ  ュ  −  シ   ン   
                     士アスパ
ラギン         + アスパラギン酸          十グルタミン酸 
        生 酒   石   酸              −り
  エ   ン   酸              
        −ゲルタール酸         − 酢酸士 フ゛ロビオン酸        生 乳       酸             十コ 
   ハ  り   酸              
       十す    ン  ゴ   酸    
                十酪       
酸            十り  ロ  ト  ン 
 酸                     十ピ
ルビン酸     十 エ  タ  ノ − ル              
   士マンニトール      − ソルビトール      − ブ  ド  ウ   糖              
 士マ  ン  ノ  −  ス          
          −果        糖    
         −グリセロール      − (いづれも基質について0.2%濃度を使用)注: +
 → 生育用能 ± → 生育したり、 しなかったり 一 → 生育不可能 0、生理的性質 111最適生育条件 pH6,B〜7.0  30〜35”C(2)生育しう
る条件 pHl、〜85、好戴〜嫌気、暗所〜明所(51グラム
染色性 陰性 (41抗 酩 性 ア    リ 151インドールの生成 す   シ (6)硫化水素の生成 す   シ (7)窒素ガスを固定する能力 ア    リ 181砧酸塩培地では硝酸を還元してytガスイヒする
という窒素固定とは逆の脱窒乍用4行う。
(9)カターセの生成 γす 1+olゼラチンの液化 す   シ (11)据粉9)加水分解 す   シ (ul還元型メチレンブルー、還元型メチル(又はベン
ジル)バイオロジエン色聚の酸化能力 ア    リ ll3)ビオチンを生長因子として要求する。
紅色硫黄細菌−シオロダーセ: Tltlorhoda
oeae−にけ次の属がある(尚、aIは代表種を一種
拳げ。
その菌学的性質を記した。)。
1り0 マf ニー ム: CklrOmlLtiul
n属ビ) −9−A : V4n08um種a、普通楕
円形乃至短杆状(幅1〜4μ、長さ2〜五〇μ)で鞭毛
によ抄運動性あり、 b、生育条件 各種培地における生育状I!!(嫌気的照明条件下)肉
        汁              −べ
1トン水     士 馬鈴薯培地     − シオサルフエイ ト           +10ピオ
ン酸ナトリウム              −リンゴ
酸ナトリウム            +コハク酸ナト
リウム            +ブ   ド   ウ
   糖                   −エ
タノール      − (いづれも基質について0・296濃度を使用)注: 
+→生育可能 一→生育不可能 0、生理的特性 1)最適生育条件(pH&2 、温度30℃、嫌剣明(
10y 0001ux ) 2)生育しうる条件(PH7,6〜88、温度2ダC〜
〜40″C2嫌完的照明条件) 3) ダラム染色性  ゛ 陰   性 4)抗酸性 余りなし 5)インドールの生成  ・ な    し 6)硫化水素を非常によく利用する。
7)窒素固定能力 あ   リ 8)硝酸塩培地では生育せず。
9)カタラーゼの生成 あ    リ 10) ゼラチン液化 な    し 11)fl粉の加水分解 な    し 12) 11元mメチル(又はベンジル)バイオロジエ
ン色素の酸化を行なう。
13)  ビタミン要求性  ゛ な    し 尚、上湯の紅色無硫黄細菌、紅色硫黄細菌の収穫方法は
、既に確立されており、例えば、両細菌を利用1.たし
尿、工場廃/&(ビール製造廃雇、食品製造廃液、澱粉
製造廃酸等)の浄化方式の過程において大量の菌体が得
られることはよく知られている。更に大量培養法も種々
の培養法が知られており、その代表的な一例を挙げて置
くと次の通りである。
即ち、栄養源混合槽において(Na4)、 804. 
KH,PO4、MgSO3−7H20、NaC1、Ca
(:l、 、 NaHCO3、酵母′エキス等の培養基
を混合溶解して基礎培地をつくり、紅色硫黄細菌を培養
する場合には、この基−培地にさらにNa28・91(
20を加えて培養液とし、紅色無硫黄細菌を培養する場
合には、この基礎培地に、酢酸、プロピオン酸、乳酸等
の低級脂肪酸をM&塩として加えて培養液として、いず
れの場合もこの培養液を密閉照′明式培養槽に移し、こ
こに紅色硫黄細i!!または紅色無硫黄細菌を移植し、
培養するのである。
より具体的に設明すれば、培養基組成としては。
水道水11に対して(NH4)28040.3 f%に
2HPO40,51,Mg80.7H00゜2 f 、
 NaC10,5fl 、 CaC1゜g、5 y、N
aHCO口、21.酵母エキス0.01fを含む基礎培
地を用い、この組成に紅色硫黄細菌の場合には、さらに
Na2B−9H20を0.3〜0.5 ’7にとなるご
とく加え、KOH溶液でT)HEL2〜8.5に調節[
2培養液とし、また紅色無硫黄細菌の場合には前述の基
礎培地に酢酸、酪酸、乳酸−の低級脂肪酸を03〜0τ
翰え培養液とする。なおこの場合FipH7である。
上記のごとき培養液をガラス等の透明容器に入れて密閉
し、50℃、5000 xu、照明で2日間培養すると
、約3f/1の菌体が採取できる。
の含有量は8646001. U、 /10Qf、ビタ
ミンCは161.2ダチである。
゛また、ビタミンB の含有量は200 rチ(因みに
酵母は17%、クロレラは10F−にすぎない。)K達
する。さらにカロチン系色素(リコベン、ロドビン、ス
ピリロキサニチン等)、細菌クロロフィル含有量も極め
て多く1000〜3000ダ慢に達するものである。
本発明方法において、紅色無硫黄細菌又は/及び紅色硫
黄細菌を用いるに当っては、湿菌体でも、凍結乾燥菌体
でもよい、尚、前者の場合には、対象とする市販配合餌
料に噴$によって添加することが便利である。
添加量は、少くとも対象とする市販配合餌料に対して0
1重量%以上の添加が必要であり、これよりもすない場
合にはw4著な効果が得られ難い、上Pjiνこついて
は、特に限定されないが、実用上Vilt)重量%程度
の添加で充分である。
次に、後出実施例に見られる通り、紅色無硫黄細菌又は
/及び紅色硫黄細菌の添加によって45〜50チ以上の
前化率を備えた受精卵が得られるが、更に、微意のビタ
ミンBいバブアミノ安息香酸、ニコチン酸、ビオチン叢
を添加することによって90%以上や#化率を備えた受
精卵を得ると之ができる。
上記ビタミン類の添加量は極めて微量でよく、市販餌料
10(Rに対1−7て数μp〜数1t)ダで充分である
尚、紅色無硫黄細菌、紅色硫黄細菌と上記ビタミン類と
を併用する場合には、併用しない場合と比較して、前化
率が格段に向上する理由についてはいまだ理論的に解明
で1儂い。
次に、えび、かにの人工養殖に用いられている市販の配
合餌料について述べる。
一般に市販されているえび、かに人工養殖用配合餌料は
、粒径直径5N×長さ15Ww程度の円筒様粒状物であ
り、その組成は、粗蛋白35〜45%、X      
    X 粗脂肪2〜忙糖質ta −勺ツzらなり、更に、粗繊維
、粗灰分、リン、カルシウム、マンガン、ヨード、ミネ
ラル及びビタミン類(A、 D、 C,I!i%B2、
B6、へ)を含んでいる。
本発明方法の実施に当っては、上記の通知の市販のえび
、かに人工養殖用配合餌料に、紅色無硫黄細菌又は/及
び紅色硫黄細菌と必要に応じて前記ビタミン類との所定
量を添加、混合1.て投餌すればよい、投餌方法並びに
時期は市販のえび、かに人工養殖用配合餌料の投餌と何
等変るところはない。
次VC1受精卵の採取手段について説明する。
採取手段としては、周知の手段を採ればよく、例えば以
下の如き採取手段がある。
雌の成体をつかまえ、卵を腹部から傷をつけない様に丁
寧に水中に取り出し、これを1MII〜2MIの篩で集
める。
尚、かぶとえびでは少しずつ産み土の中圧放卵するから
、これを2朧の篩で通し泥を抜き、卵を集める。
以上と高いので、えび、かKの人工養殖に供される卵と
して好適なものであり、しかも、その生命力F1強く、
乾燥(水分3096以下)し九状縣とすれば常m(20
”C前i)で数年間保存しても活性を失うことはなく人
工養殖槽に移せば齢化するので、取扱性の点でも優れた
ものである。
以上、説明1、九通りの本発明方法によれば、従来の人
工養殖法と比較して、えび、かにの成長過桿、特にゾイ
ア期における死滅率を非常に低くすることかできるとと
もに各時期における成長遅滞又は停止を防止することが
できるので、えび、かにが成熟【、受精卵を保有するに
到るまでの養殖が容易となり、その結果として大量の受
精卵を獲得できるのである。
尚、現在までに市販されているえび、かに人工養殖用配
合餌料には、人工養殖されるえび、かにより採取する受
精卵の醇化率向上に著効ある餌料は無く(事sJ1.か
覧る観点から開発され九餌料は皆無である。)、この点
がらしても本発明方法は優れたものと言える。
次に、実施例及び比較例によって本発明方法を説明する
。     ′ 実施例 1 アメリカカプトエビの受精卵400ケを4分し、100
ケづつを4ケの水槽(1ケを対照区とし、残りを処理区
l、曹、腫とした。)に入れ、各水槽の水温を加℃に保
ち、通気を行ない、182096(容量比)を換水して
、人工養殖を行なった。各水槽に用いた餌料は次の通り
である。
対照区 市販のえび、かに人工養殖用配合餌料:「ム社製・粒径
約3鰭の粒伏物・組成−粗蛋白質的SS@、粗脂肪約2
.0チ以上、糖質約10憾、粗繊維約S、a@以下、粗
灰分的9.0%以下、リン、カルシウム、マンガン、ヨ
ード、ミネラル、ビタミンA、D%C%l。
B2、B6. B、を各微量−」(以下、市販餌料ムと
する。)を、1日1f宛1〜1.5月間投餌した。
処理区 I 市販餌料ムtoopに対してビタミンB、α2f、パラ
アミノ安息査酸口1jl、ニコチン酸oosq、ビオチ
ン0.01ダを添加した餌料を、1日1を宛1〜1.5
ケ月間投餌した。
処理区 I 市販餌料ム10oLIに対してロドシ振−ドセナス・ギ
ヤしシ為レイタス「i1工研駒寄第879号」の凍結乾
燥菌体+agを添加し九餌料を1日11宛1〜1.5ケ
月間投餌した。
市販餌料ム100fに対して上記と同一の菌体10Iと
ビタミンB、Q、21.バラアミノ安息香酸0.14F
ニコチン酸o、osq、ビオチン10p9とを添加した
餌料を、1日tLI宛1〜1.5ケ月間投餌した。
各水槽における養殖状aは次の通りであっ九。
対照区では脱皮3回目にして酪皮が完了せず、そのまま
成長がとまり、ゾイア期で死亡した。
処理区Iでは脱皮4回目に【、て脱皮が完了せず、その
まま成長がとまり、ゾイア期で死亡した。
処理区画では、50IIIIが10回脱皮して成体に達
するとともに成長を続は成熟し受精卵を保有するに到つ
九。
処理区1では、9817&がIt)回脱皮して成体に達
するとともに成長を続は成熟し受精卵を保有するに到っ
た。
次に、処理区I、厘の土中で放卵した受精卵をそれぞれ
t#J(φ1 ff )で選りわける操作によって、底
泥とともに、集め、底泥とともにIO日間乾燥して含水
量的27%程度とした。仁のものを約4℃に保った状態
で3ケ月間保存した後、それぞれ約1oo f宛(Ip
中に受精卵を約50ケ含む、)水槽に移し、観察したと
ころ、処理区lから採取し九卵の醇化率は5596であ
り、処理区画から採取【また卵の卿化率は98g6であ
った。
まえ、前記処理区画、墓と同条件、間餌料によって人工
養殖を続けたところ前記の場合と同様に受精卵を保有す
るまでに噛tjI!lK成長し、再び受精卵を採取する
仁とができた。
実施例 2 処理区I、画の1体を鉢トスビリラム・ルプフム「徽工
研菌寄第878号」の凍結乾燥菌体に賢肥した他は実施
例1と全く同じ条件で人工養殖を行った。
各水槽における養殖状態は次の通りである。
処理区Iでは、50チが111回脱皮して成体Kaする
とともに成長を続は成熟し受精卵を保勇するに到った。
処理区画では、97%が14m回脱皮して成体に達する
とともに成長を続は成熟し受精卵を保有するに到った。
次に、処理区l、璽9の受精卵をそれぞれ実施例1と同
じ操作によって集め、実施例1と同条件で保存した後、
それぞれ約100f宛(1g中に受精卵を約50ケ含む
。)水槽に移【−1観察E7たとこる処理区Iから採取
した卵の岬化率は58チであり、処理区画から採取した
卵の岬化率は99チであった。
実施例 3 処理区画、謹の菌体をクロマチー−ム・ピノサム「像工
研菌寄第890号」の凍結乾燥菌体に変更した他は実施
例1と全く同じ条件で人工養殖を行った。
各水槽における養殖状態は次の通しである。
処理区1でかよ、49チが10回脱皮して成体に達する
とともに成長を続は成熟し受精卵を保有するに到つ九、
処理区画では、8B96が10回脱皮して成体に達する
とと本に成長を続は成熟し受精卵を保有するに到った。
次に、処理区1.IO受精卵をそれぞれ実施例1と同じ
操作によって集め、実施例1と同条件で保存した後、子
れぞれ約100g宛(1g中に受精卵を約50ケ含む。
)水槽に移し、観察したところ処理区画から採取した卵
の醇化率は55−であり、処理区画から採取した卵のそ
れは98Isであった。
実施例 4 処理区画、−の菌体を、市販餌料ム100#に対−した
他は実施例1と全く同じ条件で人工養殖を行った。
各水槽における養殖状態は次の通りである。
つた。
処理凶瓢では、99チが111回脱皮して成体に達する
とともに成長を続は成熟し、受精卵を保有するに到った
次に、処理区l、璽の受精卵をそれぞれ実施例1と同じ
操作によって集め、実施例1と同条件で保存した後、そ
れぞれ100g宛(1f中に受精卵を約50ケ含む。)
水槽に移し、観察」−たとこる処理区lから採取[、た
卵の酢化″4は55%、処理区■から採取【、た卵のそ
ねけ96チであった。
実施例 5 イセエビのフィロシーマ(ゾイア期)400個を4分1
,100個づつを4ケの水槽に入れ、実施例1と同様に
1ケを対照区、残りを処理区1,1、■とじ、実施例1
と同じ条件(但し、投餌日数は各種とも約2ケ月間とし
た。)で人工養殖を行った。
し友。
処理区■では、5チが親と同形態の成体にまで変態した
処理区画では、 68%が親と同形態の成体にまで変態
し、その模本順調に成長し成熟し7受精卵を保有するに
到った。
処理区画では、98%が親と同形態の成体Kまで変態し
、その後も順調に成長し成熟し受精卵を保有するに到っ
た。
次に各水槽から受精卵を集め九ところ、1個体当り対照
区は3,000ケ、処理区lは5,200&、処理区麗
からは約48圓ケの受精卵が、処理区■からは約12−
00ケの受精卵がそれぞれ採取できえ。
次に、上記の受精卵をそれぞれ100ケ宛水槽に移し、
観察したところ処理区lから採取した卵の酢化率は56
%、処理区1から採取した卵の卿化率は98sであった
また、岬化したフィロシーマを前記処理区[」と同条件
、同餌料によって人工養殖を続は九とζろ前記の場合と
同様に受精卵を保有するまでに順調に成長し、再び受精
卵を採取することができた。
実施例 6 処理区1,1の菌体をクロマチa−ム・ピノサム「微工
研菌寄第890号」の凍結乾燥菌体に変Wした他は実施
例5と全く同じ条件で人工養殖を行った。
各水槽における養殖快態は次の通りであった。
処理区画では、45−が親と同形態の成体Kまで変態し
、その後も順調に成長し成熟して受精卵を保有するに判
った。
処理区−では、83%が親と同形態の成体にまで変態I
7、その後も順調に成長し成熟して受精卵を保有するま
でKも成熟した。
次K、処理区画、■の受精卵をそれぞれ実施例5と同じ
操作によって集めたところ、1個体当り処理区画からは
約5200ケの、処理区履からは約8700ケの受精卵
がそれぞれ採取できた。
次に、上記の受精卵をそれぞれ100ケ宛水槽に移し、
観察したところ処理区lから採取【−た卵の酢化率は4
5%?処理区璽から採取した卵のそれは72%であった
実施例 7 サワガニのゾイア期に入つた直後の釧体400個を4分
し100個づつを4ケの水槽に入れ実施例1と同様に1
ケを対照区、残りを処理区!、璽、璽とし、各水槽の水
温を加”Cに保ち、通気を行ない1日100%(容量比
)を換水して、人工養殖を行なった。
各水槽に用いた餌料は次の通りである。
対照区 実施例1の対照区で用いた餌料を1日1〜5f宛約2ケ
月間投餌した。
処理区■ 実施例1の処理区lで用いた餌料を1日1〜5f宛約2
ケ月間投餌した。
処理区量 実施例1の処理区Iで用いた餌料を1日1〜5f宛約2
ケ月間投餌1.*。
処理区画 実施例1の処理区■で用いた餌料を1日1〜5f宛約2
ケ月間投餌した。
各水槽における養殖状態は次の通りであった。
対照区では、5%が変態して親の体形に似たメガロバ期
に達したが、残りはゾイア期に死亡して1、まった。
処理区Iでは、7−が変態して親の体形に似たメガロバ
期に達したが、残抄はゾイア期に死亡してしまった。
処理区lでは、80%が変態して親の体形に似たメガロ
バ期に達し、その後更に変態を行ない65−が成体に達
し、その後も成長し成熟し受精卵を保有するに到った。
処理区■では、989kが変態して親の体形に似たメガ
ロバ期に達し、その後更に変態を行ない92g6が成体
に達し、その後も成長し成熟し受精卵を保有するに到っ
た。
次に、各水槽から受精卵を集めたところ、1個体当り対
照区からは、500ケ、処理区■からは、320ケ、処
理区lからは、800ケ、処理区■からは1.200ケ
であった。
次に、上記の処理区画、厘から採取した受精卵をそれぞ
れ100ケ宛水槽に移し、観察したところ処理区画から
採取した卵の酢化率は5796、処理区蓋から採取した
卵の鰐化率は94慢であった。
また、酢化後ゾイア期に入った直後の個体を前記処理区
画、■と同条件、同餌料によって人工養殖を続けたとこ
ろ前記の場合と同様に受精卵を保有するまでに順調に成
長し、再び受精卵を採取することができた。
尚、処理区1,1の菌体をロドスピリラム・ルプヲム「
微工研菌寄第878号」の凍結乾燥菌体に変更した場合
にも、結果は殆んど変らなかつ丸。
また、処理区画、厘の菌体をクロマチ為−ム・ピノサム
r@工研菌寄第890号」の凍結乾燥菌体に変更した場
合には、処理区画の親の体形に似たメガロバ期に達した
ものは78チ、成体に達し成熟し受精卵を保有するに到
ったものVi!2憾であ抄、処理区量の親の体形に似た
メガロバ期に達したものは95チ、成体に達し成熟し受
精卵を保有するに到ったものは89%であって、各水槽
から採取できた受精卵は、1個体当り処理区■からは8
60ケ、処理区■からは120科あった。
実施例 8 テナガエビの受精卵400ケを4分し、100ケづつを
・′4ヶの水槽に入れ、実施例1と同様に1ケを対照区
、残りを処理区!、曹、■とし、実施例1と同じ条件(
但し、改餌日数は各種とも1〜1.5ケ月間とし、市販
餌料ムを、市販のえび、かに人工養殖用配合餌料:「B
社製・粒径約2#、長さ約10〜151111の粒状物
・組成−粗蛋白質的50%、粗脂肪的56%、糖質的I
t) % 、・粗繊維約1.2チ、粗灰分的l〇−、リ
ン、カルシウム、マンガン、ヨード、ミネ?A/、ヒタ
ミンム、D、 C,K、 B2. B6、Bl!を各微
量−」(以下、市販餌料Bとする。)に変更した。)で
人工養殖を行った。
各水槽における養殖状態は次の通抄であった。
対照区では、596 揖弔I→が変態、脱皮を重ね成体まで成長【5たが、残
りはゾイア期で死亡した。
処理区Iでは、8qbが変態、脱皮を重ね成体まで成長
したが残りはゾイア期で死亡した。
処理区画では、509Gが変態、脱皮を重ね成体まで成
長し、その後も1調に成長し成熟し受精卵を保有するに
到った。
処理区画では、85%が変態、脱皮を重ね成体まで成長
し、その後本順鯛に成長し成熟し受精卵を保有するに到
った。
秒 250ヒ処理区麗からは、380Vであった。
次K、上記の処理区l、麗から採取した受精卵をそれぞ
れ100ケ宛、水槽に移し、観察したとζろ処理回置か
ら採取した卵の鰐化率は55饅、処理回層から採取した
卵の解化率は95%であつ九。
また、前記処理区■、層と同条件、同餌料によって人工
養殖を続けたところ前記の場合と同様に受精卵を保有す
るまでに順調に成長し、再び受精卵を採取することがで
きた。
尚、処理区璽、扉の菌体を市販餌料B100fK対シテ
ロドシ為−ドモナス・キャプシ息しイタス「徽工研菌寄
第879号」の凍結乾燥菌体It) lとクロマチニー
ム・ピノサム「徽工研菌寄第89(1号Jの凍結乾燥菌
体layとに変更した場合には、処理区画の受精卵を保
有するに到った本のは、45嘔であり、処理区画のそれ
は87%であって、各水槽から採取できた受精卵は、1
個体当り対照区からは、100ヒ処理区iからは115
に処理区画からは1900ケ。
処理回層からは300 r−rあった。
実施例 9 クルマエビの受精卵400ケを4分し、100ケづつを
4ケの水槽に入れ、実施例1と同様#/c1ヶを対照区
、残りを処理区15厘、厘とし、実施例1と同じ条件(
但し、投餌日数は各櫓と41〜1.5ケ月間とし、市販
餌料ムを市販餌料Bに変更した。)で人工養殖を行づた
各水槽における養殖状態は次の通りであった。
対照区では、4優が変態脱皮を重ね成体まで成長し受精
卵を集めると1個体当り2800 r′cあった。
処理区lでは、6%が変態脱皮して成長し受精卵を集め
ると1個体当り3200ケであった。
次に、各水槽の成体より採卵し、精子を人工受精した受
精卵をそれぞれ100ケ宛水槽に移し、観察したところ
、処理区画から採取した卵の一1化率は58チ、処理区
■から採取した卵の1化率Fi78慢であった。
また、前記処理区曹、−と同条件、同餌料によって人工
養殖を続けたところ前記の場合と同様に受精卵を保有す
るまでに順調に成長し再び受精卵を採取することができ
た。
特許出願人 財団法人生産開発科学研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、えび、かにの人工養殖に用いられている市販の配合
    餌;料に紅色無硫黄細菌又は/及び紅色硫黄細菌を添加
    してなる餌料を投餌して人工養殖したえび、かにから受
    精卵を採取することを特、徴とするえび、かにの活性卵
    採取法。 2 えび、かKの人工養殖に用いられている市販の配合
    餌料に紅色無硫黄細菌又Fi/及び紅色硫黄細菌と微量
    のビタミンへ、パラアミノ安息香酸、ニコチン酸、ビオ
    チンとを添加してなる餌料を投餌して人工養殖し九えび
    、かKから受精卵を採取することを特徴とするえび、か
    にの活性卵採取法。
JP57055640A 1982-04-03 1982-04-03 えび、かにの活性卵採取法 Granted JPS58175450A (ja)

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JP57055640A JPS58175450A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 えび、かにの活性卵採取法

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JPS6355896B2 JPS6355896B2 (ja) 1988-11-04

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ID=13004397

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102475512B1 (ko) * 2022-05-19 2022-12-09 전라북도 새뱅이 성숙 유도방법
KR102475503B1 (ko) * 2022-05-19 2022-12-09 전라북도 새뱅이 수확방법
KR102475502B1 (ko) * 2022-05-19 2022-12-09 전라북도 새뱅이 선택적 선별장치 및 선별방법
KR102556627B1 (ko) * 2022-12-02 2023-07-20 전라북도 새뱅이 완전 양식방법

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KR102556627B1 (ko) * 2022-12-02 2023-07-20 전라북도 새뱅이 완전 양식방법

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