JPS58174786A - 管継手部構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 開示技術は油送管等に用いる配管９こ介装されるネジ式
管継手のシール技術の分野に属する。

而して、この発明は該油送管等の配管に供されるユニッ
ト管相互のネジ継手を介しての一体連結部の継目部シー
ルに軟質材製シールリングが用いられている継手部構造
に関するものであり、特（こ、該両管対向継手部のネジ
部とメネジ部とに螺合していく際の締結ストロークエン
ドを機能するストッパが段差状に形成されて上記継目部
に介装した軟質材製シールリングの圧縮変形量が管理さ
れる様にした管継手部構造に係るものである。

周知の如く、石油々道管、天然ガス輸送管等の配管は製
作、搬送等の制約から所定長のユニット管を連結接合し
て所定長尺の配管を成す様にされているが、その場合該
連結接合には各種の継手を用いるが、そのうち、現場接
合の迅速性、容易性、正確性、解離交換、補修点検の容
易性等の数々の利点からネジ゛式継手が広く用いられて
来ている。

而して、核種石油、天然ガス等の特殊流体輸送配管は特
に気密性が重要視され、従って、−股部はともかく、継
手部に於てリーク防止は極めて重要である。

そこで、通常の機械的連結のためのネジ継手はシール性
に劣るため使用に耐えないことにより、例えば、第１図
に示す様な特殊カップリング継手１が案出採用されてい
る。

即ち、炭素鋼外管２にステンレス内管３を緊結させた耐
蝕二重管のユニット管４，４にオネジ部５、メタルタッ
チシール部６を加工形成させると共にカップリング７に
は対応メネジ部８、及び、メタルタッチシール部９を加
工形成させてシール性を確保する様にしている。

さりながら、核種特殊ネジ継手１はネジ部５，８、及び
、メタルタッチシール部６，９により、シール性を確保
する様にされているため、加工に於て極めて高い寸法精
度が要求される結果、工作が難しい難点があり、その結
果、コスト高となる不利点もあり、加えて締付オーバー
によるメタルタッチシール部６，９に焼付を生じたりす
る欠点があり、解離締結が反復されるとシール不良を来
たすおそれもあった。

これζこ対処する（こテフロン製のシールリングを介装
する如き技術も案出されてはいるが、その圧縮変形量に
対する管理がなされておらす、従って、圧縮不足でシー
ル不良（こなったり、或は、許容限界を越えて圧縮され
て破壊されたり、少くとも再使用不能に至る不具合があ
った。

この発明の目的は上述従来技術に基づく輸送配管に介装
されるネジ継手の問題点に鑑み、両管継目部に軟質材製
シールリングを介装すると共にネジ部に締付ストローク
エンドのストッパを設けて該シールリングの最適圧縮を
図り最良のシール性を確保することが出来る様にした優
れた管継手部構造を提供せんとするものである。

上述目的に沿うこの発明の構成はユニット管の管端（こ
軟質材製のシールリングを介装し、両者のネジ部をして
継手部ネジ部に螺合させ、螺合過程に於て継目部が該シ
ールリングにその内面を除いて密接状態を現出し、更に
螺合を進めていくと、該シールリングが圧縮され、両管
継目部の微細な凹凸部にも当接してシール性を上げ、最
適シール、圧縮状態になったところで継手部のオネジと
メネジに設けた締結ストロークエンドストッパが当接し
て螺合が停止されて連結とシールが有効に得られる様に
したことを要旨とするものである。

次にこの発明の実施例を第２図以下の図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。尚、第１図と同一態様部分
ζこついては同一符号を用いて説明するものとする。

第２図に示す実施例に於て、１′はボックスタイプのネ
ジ継手であり、一方のユニット管４′の先端はぎン部７
′、他方のユニ゛シト管４“の管端はボックス部７“に
され、それぞれオネジ５′、メネジ８′で螺合される様
にされている。

而して、両ユニット管４′、４“とも（こ外管２は炭素
鋼であり、該外管２ζこ緊結されている内管３はステン
レス製であり、ネジ継手接合されて油送管（こ供される
機番こされている。

そして、両ピン部７′の基部とボックス部７“の先端ｌ
こはネジ締結ストロークエンドを規制する軸方向に直角
な面の段差状のストッパ１０．１０が形成されており、
該ストッパｉｏ、ｉｏが面当接した状態では両管４′、
４“の先端継目部６’、６’は設定間隔を形成する様に
され、該継目部６’、６’間には該間隔で最適圧縮状態
になる様に予め設定厚さの軟質材としてのテフロジ製シ
ールリング１１が外周面を上記ボックス部７“内面瘉こ
密着する様ζこ成形されて介装されている。

上述構成に於て、一方のユニット管４“のボックス部７
“内の継目部６′にシールリング１１を付設して他方の
ユニット管４のピン部７′をボックス９７“に挿入螺合
していくと、オネジ部５７七メネジ部８′は螺合してい
き、シールリング１１は圧縮され継目部６’、６’に緊
密に面当接し、最後にストッパ１０．１０が面当接して
螺合は停止し、その状態でシールリング１１は最適圧縮
状態とされ、内周面以外はボックス部７“、継目部６’
、６’に緊密４着し、ミクロ的【こもそれらの金属面の
凹凸部に食い込んで最良のシール性を現出する。

従って、継目部６’、　６’の面精度、ネジ部５’、８
’の加工精度はそれ程高くなくても上や嵐シール性は充
分確保され、又、停止後、むしろ、ストッパ１０．１０
の適宜面粗さが戻り回転を阻止してシール性を有効に維
持する。

次ｌこ第６図ｔこ示す実施例は２段平行ネジカップリン
グ継手１“の態様であり、双方のユニット二重管４／／
／　、　４／／／の２段才ネジ部５″、　５“間にスト
ッパ１０が形成され、カップリング７“の２段メネゾ部
８“、８″間に対応ストッパ１０が形成されており、締
付ストロークエンドでのストッパ１０．１０の面当接に
よる継目部６’、　６’間介装シールリング１１の圧縮
度は上述実施例同様にされ、従って、シール性確保は全
く同様の作用効果に於て保証される。

尚、当該態様に於てネジ部の先端に更に１段のストッパ
を形成して２段ストッパ（こすることは可能である。

更に、第４図に示す実施例は、カップリング継手１″′
がそのテーパネジ部８をして第１図に示す在来態様同様
のテーパネジ部としたものであるが、その加工精度は在
来態様同様くされておらず、カップリング７／／／／の
肩部と両ユニット二重管４，４のオネジ部５，５の基部
にストッパ１０が形成されているものであり、両管の継
目部６’＋　５７　ｃこ介装されるシールリング１１の
圧縮シール化は上述各実施例の場合と実質的ζこ同じで
あり、その奏する作用効果も本質的に変りはない。

尚、この発明の実施態様は上述各実施例（こ限るもので
ないことは勿論であり、例えば、シールリングは両管継
目部とラビリンス状に嵌合したり、或は、平面当接、ラ
ビリンス面当接を介した複数枚のシールリングでも良く
、その材質もテフロン以外にプラスチック等均等シール
材質なら可能であり、又、対象も二重管に限らず、単層
管でも適用可能等種々の実施例が採用可能である。

上述の如く、この発明によれは、輸送管のネジ継手部構
造に於て、管端ネジ部と継手のネジ部との間（こ締結ス
トロークエンドストッパが形成され、両管端継目部に介
装された軟質材製シールリングが設定圧縮代で変形する
様にされたことにより、基本的（こネジ継手のネジ部や
継目シール部に高い加工精度が要求されず、機械的連結
機能を満たす程度の精度であればシールリングの設定圧
縮変形で充分にシールされ、気密性が確保される優れた
効果が萎される。

従って、ネジ継手の加工に際して工数が少く、管理も煩
瑣でなく、その限り、製作コスト低減が図れるメリット
もあり、構造が簡単となり経済的に見合う利点がある。

而して、シールリングは、両管に対して焼付等を生ずる
おそれもなく、又、管端にキズや加工上の面粗度により
微少な凹凸があってもそれｔこ食い込み、シール性をよ
り確保出来る優れた効果がある。

加えて、ネジ部に設けたストッパは締付ストロークを規
制するばかりてなく、シールリングの破壊防止にもつな
がり、最適変形を与える上にその摩擦により戻り回転を
防止し、シール性を保持する効果も奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術（こ基づくネジ継手構造の概略説明図
、第２図以下はこの発明の詳細な説明図であり、第２図
はボックス継手の説明図、第６図は２段平行ネジカップ
リング継手の説明図、第４図はテーパネジカップリング
継手の説明図である。 １′、１“　ｌ　／／／・・・ネジ継手、４／　、　４
／／、　４／／／・・・管、６’、６’・・・継目部、
　　　１１・・・シールリング、１０・・・ストッパ　
　　　５／、５／／・・・オネジ部、８．８’、８“・
・・メネジ部 ４６

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ネジ継手を介して一体連結される対向両管端の継目部に
   シールリングを介装しである管継手部構造において、該
   両管端の継目部に介装されるシールリングが耐蝕性軟質
   材であり、一方前記ネジ継手に締結ストロークエンドの
   ストッパがオネジ部とメネジ部に対向して設けられてい
   ることを特徴とする管継手部構造。