JPS58174419A - 新規なポリエステル共重合体 - Google Patents

新規なポリエステル共重合体

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JPS58174419A
JPS58174419A JP5728382A JP5728382A JPS58174419A JP S58174419 A JPS58174419 A JP S58174419A JP 5728382 A JP5728382 A JP 5728382A JP 5728382 A JP5728382 A JP 5728382A JP S58174419 A JPS58174419 A JP S58174419A
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JP
Japan
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component
copolymer
polymer
glycol
dicarboxylic acid
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Pending
Application number
JP5728382A
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English (en)
Inventor
Masaaki Motai
政明 馬渡
Mitsuo Abe
阿部 充雄
Nobuyuki Katsuki
勝木 延行
Katsutoshi Igarashi
五十嵐 勝利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58174419A publication Critical patent/JPS58174419A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繰抄返し単位中にトリシクロ(5,2,1゜o
*、@ 〕デカン(以下、単にトリシクロデカンと記す
)及び/又はペンタシクロ[6,5,1,1”・・、0
!・)。
を必須成分とする耐熱性、耐アルカリ性、耐衝撃性に優
れた新規なポリエステル共重合体に関する。
芳香族ジカルボン酸又社そのエステルと二官能性アルコ
ールとの縮合重合によって得られた芳香族ポリエステル
、例えばポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレンテ
レフタレートで代表される結晶性ポリニスデルは機械的
強度、耐熱性が良好である為各種成形品、轍維等に広く
利用されている。しかしこれらのポリエステルは耐アル
カリ性、ノツチ付耐衝撃性、透明性が悪く用途に制限が
あった。
一方透明性を有する非晶性ポリエステルは、各種フィル
ム、容器等に使用されているが、依然として耐アルカリ
性、ノツチ付耐衝撃性が悪かった。
この様に従来のポリエステルは各々優れた性質を有して
いるが反面欠点も併せて持っているためその欠点を改良
する試みが古くから行なわれてきた。
本発明は耐熱性、耐アルカリ性、耐衝撃性にすぐれたポ
リエステル共重合体を提供することにある。
本発明は次の2成分、因一般式l (式中n、n’はO又は1であり用〜曳は水素又は炭素
数1〜5のアルキル基、Arは二官能性芳香族カルボン
酸、二官能性脂環族カルボン酸又はこれらの誘導体から
力Aボン酸基又はカルボン酸誘導体基を除いた残基、1
11又は2である。)で示される繰返し単位よりする成
分と(B)一般式■のグリコール及び/又はポノオギシ
アルキレングリコールから水酸基を除いた残基、Ar’
は二官能性芳香族カルボン酸又はその誘導体からカルボ
ン酸基又はカルボン酸誘導体基を除いた残基である。、
)で表される繰返し単位よりなる成分から構成される共
重合体であり、かつ共重合体分子鎖中の成分(5)の繰
返単位の総数と成分(B)の繰返し単位の総数との比が
49151〜1/99の範囲にあることを特徴とするポ
リエステル共重合体に関する。
本発明において・成分囚は一般式■ (式中R1% R4,m 、 n及びn′は前記のとお
り)で示されるジオールと一般式■ HOOC−Ar −COOHl (式中Arは前述のとおり)で示される二官能性芳香族
カルボン酸、二官能性脂環族カルボン酸又はこれらのア
ルキルエステル誘導体との縮合重合により構成される成
分である。
一般式■のジオールとしては具体的には、例えば が好ましい。
これらのジオールは1種又は2種以上混合して使用され
る。
一般式■の二官能性カルボン酸又はそのエステルとして
は、例えばArが下記の構造を有する化式中、R″、〜
R0は水素又はC8〜C5のアルキル基であり Xli −0−R−0−(R:C,〜C,07AdP 
V 7 ) 、 −0−。
これら芳香族環の1個以上の水素原子はハロゲン、低級
アルキル、フェニル、カルボアルコキシ、アシルオキシ
、ニトロ、ジアルキルアミノ、チオアルキル、アシル、
スルホン酸基、などの置換基は1種又は2種以上混合し
て使用される。
特に好ましい二官能性カルボン酸としてがあ抄又そのエ
ステルが使用される。
成分(ロ)は一般式■ HO−R−OHV (式中Rは炭素数2〜12の炭化水素基)で示されるグ
リコール及び/又はポリオキシアルキレングリコールと
一般式■   、111・:HOOC−Ar’−COO
HVl (式中Ar’は前記のとおり)で示される力、ルボン酸
又はそのエステルとの縮合重合により構成される成分で
ある。
式■のグリコールとしては例えばエチレングリコール、
・プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、
ペンタメチレングリコール、デカメチレングリコール、
シクロヘキサンジメタツール、ネオヘンチルクリコール
、ジエチレングリコールなどが挙げられる。ポリオキシ
アルキレングリコールとしては例えばポリ(オキシテト
ラメチレン)クリコール、ポリ(オキシプロピレン)グ
リコール、ポリ(オキシエチレン)グリコール、ポリ(
オキシヘキサメチレン)グリコールを挙げることができ
る。
これらのジオール成分は1種で使用することも又2種以
上混合して使用することもできる。
特に好ましくはエチレングリコール、テトラメチレング
リコールJ・下り(オキシテトラメチレン)グリコール
である。
又一般式可で示される酸又はそのエステルとしては成分
囚で用いられる二官能性カルボン酸又はそのエステルが
使用される。又それらの二官能性カルボン酸又はそのエ
ステルは1種で使用することも又2種以上混合して使用
することもできる。
本発明のポリエステル共重合体においては共重合体分子
鎖中の成分囚の繰返し単位の総数と成分(B)の繰返し
単位の総数との比が49151〜1/99の範囲にある
場合耐熱性、耐アルカリ性、ノツチ付耐衝撃性が良好な
ポリエステル共重合体が得られる。とくに繰返し単位の
比A/Bが49151〜15/85の範囲にあるとき耐
熱性、耐アルカリ性、耐衝撃性の他に透明性が改良され
る。
A/B比が49151  より大きくなれば、耐熱性が
低下する。
一方A/B比が1799未満であれば、耐アルカリ性、
耐衝撃性が改善されない。
本発明のポリエステル共重合体は例えば溶融重合、溶液
重合によって得ることができる。
溶融重合に於いては一般のポリエステルを製造する方法
である直接法又はエステル交換法が使用される。好まし
い方法として二官能性カルボン酸又はそのエステルと1
.0〜2.0倍モル比のジオールを添加し触媒存在下に
130〜200’Cに加熱溶融し60〜100−のエス
テル化反応又はエステル交換反応を行なわせた後、18
0〜280’C1I B Hg以下の真空7度に保ちな
がら重縮合反応を行ないポリエステルヲ得る。
重合触媒としては一般に使用される公知の触媒、例えば
、アンチモン化合物、ゲルマニウム化合物、亜鉛・カド
ミウム化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、けい
素化合物、すず化合物、鉛化合物、チタン化合物、アル
ミニウム化合物、ホウ素化合物、窒素化合物、りん化合
物、ランタニド化合物、アルカリ金属(NH4を含む)
化合物及びそれらの混合物が使用される。
好ましい触媒としてはテトラブチルチタネート、テトラ
メチルチタネート、テトラエチルチタネート、テトラプ
ロピルチタネートの如きチタン化合物、ジ−n−ブチル
−すず−ラウレート、ジ−n−ブチル−すず一オキサイ
ド、ジブチル−すず−セバシ1エートの如きすず化合物
、酢酸亜鉛と際化アンチモン、酢酸マグネシウムと酸化
アンチモン、酢酸亜鉛と酸化ゲルマニウム、酢酸マグネ
シウムと酸化ゲルマニウム、−酸化鉛、二酸化鉛、酸化
マグネシウム、酸化亜鉛岬な挙げることができる。その
中でも特に好ましい触媒は有機チタン化合物である。こ
れら触媒は、生成ポリマー全重量に対して0.003〜
0.7重量−の範囲で用いることが好ましい。
溶融重合法によって本発明のポリエステル共重合体を得
る場合、例えば先ず成分囚の形成に使用される例えばビ
ス(ヒドロキシメチル)トリシクロデカン及び/又はビ
ス(ヒドロキシメチル)ペンタシクロペンタデカンと芳
香族及び/又は脂衰ン” 族ジカルボン酸−メチルエステルを触媒存在下にエステ
ル交換反応を行なわせた後重縮合反応を行かいオリゴマ
ー又はポリマー・を得る。
次に成分(ロ)の形成に使用されるジオールと芳香族ジ
カルボン酸ジメチルエステルとから成分囚と同様にして
オリゴマー又はポリマーを得る。
末端官能基数より成分(5)および成分但)の夫々の分
子量を求め成分(A)/成分(B)の繰返し単位比が規
定された範囲内にはいるような割合で(A) 、 (B
)両成分を加え、必要に応じてジオール成分及び触媒を
添加して溶融重縮合を行ない、本発明の共重合体を得る
この場合芳香族ジカルボン酸ジメチルエステルの代抄に
芳香族ジカルボン酸を用いてもよい。
また、成分四のオリゴマー又はポリマーの存在下に成分
(ロ)を形成するモノマーを添加しエステル交換反応又
はエステル化反応、続いて重縮合反応を行わせてもよく
、また成分(6)のオリゴマー又はポリマーの存在下に
成分囚を形成するモノマーを添加しエステル交換反応又
はエステル化反応、続いて重縮合反応を行わせてもよい
更に、芳香族及び/又は脂環族ジカルボン酸ジメチル成
るいは芳香族及び/又は脂環族ジカルボン酸に成分囚を
珍、惑するジオール成分を加えてエステル交換又は工哀
チル反応を行わせ、その後成分(B)を形成するジオー
ル成分を添加しエステル交換又はエステル化反応を行わ
せ、続いて重縮合反応を行わ)て本発明の共重合体を得
ることができ、また成分(5)及び(B)を形成するモ
ノマー成分を混合した後同様にエステル化及び重縮合を
行わせてもよい。
一方溶液重合法により本発明の重合体を得る場合は芳香
族ジカルボン酸とジオール成分とを用いて、重合溶媒の
還流下触媒存在下に重合系から脱水しながら重合を進行
させて重合体を得る。高重合体を得る場合重合溶媒中か
ら脱水する必要がある。脱水剤として一般に使用される
脱水剤が使用される。例えば無水炭酸カリウム、無水炭
酸ナトリウム、ボウショウ等がある。
重合溶媒としては水と混和せず、重合体を溶解するもの
が使用される。例えばトルエン、ベンゼン、ヘキサン、
キシレン、ヘプタン、オクタン、トリメチルペンタン、
ノナン、デカン、ドデカン、エチルベンゼン、メシチレ
ン、ナフタレン、テトラリン、メチルベンゼン、ジエチ
ルベンゼン、シクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、
p l:’タン、デカリン、クロロホルム、四塩化炭素
、ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロエ
タン、ペンタクロロエタン、ヘキすクロロエタン、ジク
ロ四エチレン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチ
レン、ジクロロプロパン、トリクロロプロパン、塩化7
チル、クロロペンタン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ト’)?aaべ゛′ゼン、クロロトルエン、ブロ
モホルム、シフロモエタン、テトラブロモエタン、臭化
プロピル、ブロモベンゼン、ジブロモベンゼン、ベンゾ
トリフルオリド、ヘキサフルオロベンゼン、メチルエチ
ルケトン、等があるつ 又重合触媒として、前記溶融重合に使用される触媒O外
にメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−)ルエ
ンスルホン酸、ナフタリンスルボン酸等のスルホン酸、
硫酸、塩酸等が使用される。
特に好ましい触媒としてはスルホン酸類である。
その使用量は生成ポリマー全重量に対して0.007〜
7重量−の範囲で用いることが好ましい。
溶液重合法により本発明の重合体を得るkは、例えば成
分四を形成するジカルボン酸及びジオール成分を等モル
又は一方を過剰にして重縮合反応を行わせ、次に成分(
ハ)を形成するジカルボン酸及びジオール成分を全仕込
量で官能基数がモル比でに〇、98〜1.02の範囲と
なる様に添加し重縮合反応を行わせる。ここで成・分^
のオリゴマー又はポリマーの存在下に成分(ロ)を形成
するモノマー各成分を加えて重縮合させてもよく、また
成分(B)のオリゴマー又はポリマーの存在下に成分囚
を形成するモノマー各成分を添加して重縮合させてもよ
い。
更に成分(5)及び但)のオリゴマー又はポリマーの存
在下に成分(5)及び/又は(ロ)を形成するモノマー
各成分を加え又は加えずして重縮合させてもよく、また
ブロック囚及び(ロ)を形成するモノマー各成分を混合
し重縮合させてもよい。
一方の成分のポリマー又はオリゴマーの存在下で他方の
成分を形成するモノi−成分を重縮合さ、べ。
せる場合、得られる共重合体の組成を規定された(8/
@繰返し単位比の範囲内にするためオリゴマー又はポリ
マーの分子量を求める必要があるが、これは通常用いら
れる末端官能基数を測定する方法が採用される。
成分囚及び但)のオリゴマー又はポリマーの重合度は特
に限定されないが、好ましくは200以下である。
溶融重合法や溶液重合法において必要に応じて既知のラ
ンダム化防止剤(例えばリン酸、亜リン酸及びそのエス
テル、アンモニウム塩、金属塩、アシルラクタムI[)
を使用することができる。
本発明のポリエステル共重合体は分子量が1万以上であ
シ、耐アルカリ性、ノツチ付耐衝撃性、機械的強fk優
れているため、種々の用途に使用出来通常の成形法によ
り自動車用、電気器具用などの成形品、テープ、フィル
ム、繊維などを製造することができる。
本発明の重合体の使用に際しては通常添加される酸化防
止剤、紫外線吸収剤、滑剤、難燃剤、帯11j、、。
電防止剤、着色剤、充填剤、ガラス繊維等を配合するこ
とができる。
更に要求される性能に応じて他の既知の重合体、例工ば
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
スチレン、高衝撃性ポリスチレン、ABS樹脂、ポリフ
ェニレンオキすイド、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリア
セタール、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリスルホン、アクリル重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリブタジェン、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、ポリイソプレン、天然ゴム、ブタジェン
−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、塩素化ブチルゴム、塩素化ポリエチレン、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリフェニレンサルフ
ァイド、ポリエーテルエーテルケトン等と適宜ブレンド
してもよい。
次忙実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例−1 (1)二重ヘリカル翼を付帯したステンレス反応容器を
窒素で充分置換した後窒素気流中でビス(ヒドロキシメ
チル)トリシクロデカ7274.8t、テレフタル酸ジ
メチル194.2f及びテトラプチルチタネー)0.1
4Pを添加した後昇温した。内温か180℃になった時
点でメタノールの留出が開始した。内温な180〜20
0℃に保ってメタノールが65−留出、した時点で更に
昇温をし、1時間かけて245℃にした。昇温を開始し
た時点よ抄徐々に真空度を上げながら1時間後に0.2
nHgにした。内温245℃、真空度0.2 m HH
に保って更にメタノール、ジオールを留出させながら1
時間重縮合反応を行ない成分四の重合体を得た。
成分(ト)重合体を取り出し、還元粘度、分子量の測定
を行なった。還元粘度は、濃度0.5?/100−クロ
ロホルム、30℃恒温槽中で測定した結果0.27であ
った。
A、Con1xの方法(Makromol Chem、
、 26.226(195B))に準じて末端法で求め
た分子量は18932であった。
し数58) (2)成分(B)の重合体の調製は次のとおりである:
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロデカンの代わ9に
1,4−ブタンジオール126.2f、テトラブチルチ
タネー)(108F−を用いて重縮合反応を行ない、真
空度0.2 m Hg 、内温245℃になった時点で
反応を終えた以外社成分囚の重合体を得たのと同じ条件
で行なったつ 還元粘度は、濃度0.5 t/ 100do−クロルフ
ェノール、30℃恒温槽中で測定した結果0.30であ
った。
分子量は成分内の分子量を測定した方法で行なった結果
、5720であった。
位数26) (3)二重ヘリカル翼を付帯したステンレス、製反応容
器内部を窒素で充分置換した後回重合体130.6F、
(B)重合体132−0)及びテトラブチルチタネート
0.08)を添加し、内温245℃、真空度0、2 w
s Hgで4時間重縮合反応を行ない^構成単位/(B
)構成単位=49760の共重合体を得た。
共重合体収率は99チであった。得られた共重合体の還
元粘度は0.72(濃度0.5SL/1001Ijクロ
ロホルム、30℃恒温槽)であった。又(ロ)成分の単
独重合体はクロロホルム不溶であるが得られた共重合体
はクロロホルムに完全に可溶であり共重合体になってい
ることが分かる。
得られた共重合体の耐アルカリ性、ノツチ付耐衝撃性、
透明性について評価した。又耐熱性の指標として融解温
度を測定した。
透明性、耐アルカリ性の評価: 得られた共重合体をプレス成形して試験片を得た。
得られた試験片誉、用いて透明性を目視で評価した。
又試験片を20チ水酸化ナトリウム水溶液中に入れて3
00時間後の外観変化を観察した。
ノツチ付耐衝撃強度ニ ブレスを用いて試験片を作成しASTM D256に従
って測定した。
上記評価結果を第1表に示した。
又得られた重合体のIR分析結果を第1図に示した。
実施例−2 実施例−1の重合条件に於いて(5)重合体65.28
F、(B)重合体176.05’及びテトラブチルチタ
ネ−)0.07Fを添加し実施例−1の条件で重縮合反
応を行たい^構成単位/(ロ)構成単位= 20780
の共重合体を得た。共重合体収率は99−であった。
得られた共重合体の還元粘度は0.70であった。
評価結果を第1表に示したつ 実施例−3 実施例−1の重合方法に於いて四成分の重合体を得る条
件に於いて更に重合時間を3時間延長して(5)成分の
重合体を得た。
重合体収率は99チであった。
得られた重合体の還元粘度は0.60であり、分子量は
56144であ、す、 返し数172)であった。
又同様に(B)成分の重合体を得る条件に於いて更に重
合時間を2時間延長して但)成分の重合体を得た。
重合体収率は99慢であった。
得られた重合体の還元粘度は0.82であ抄、数48)
分子量は10560であった。
次いで囚、@両型合体を用いて実施例−1と同じ条件で
囚構成単位/(6)構成単位==4 Q/60の共重合
体を得た。共重合体収率は99−であった。
還元粘度は0,76であった。
評価結果を第1表に示した。
実施例−4 実施例−1の重合条件に於いて四重合体32.64?、
(ロ)重合体198. Of 、テトラプチルチタネー
)0.07Fを添加し実施例−1の条件で重縮合反応を
行ない、^構成単位/@構成単位=10/90の共重合
体を得た。共重合体収率は99%であった。
得られた共重合体の還元粘度は0.78(濃度0.5 
t/ 100+jo −りoルyx/−ル30 ’C)
であった。
又評価結果を第1表に示した。
実施例−5 実施例−4で得られた共重合体を、粉砕し、ロータリー
オープン中白11195℃、真空度0.2゜8gで8時
間固相重合を行なった。
得られた共重合体の還元粘度:は1.62(濃度0.5
P/100+jo−クロルフェノール、s o”c)で
あった。
又評価結果を第1表に示した。
実施例−6 実施例−1の重合条件に於いて四重合体の成分であるテ
レフタル酸ジメチルの代わりにビス(メトキシカルボニ
ル)トリシクロデカン252.5 Fを用いることを除
いて実施例−1の方法によや四重合体を得た。重合体収
率は99チであった。
繰り返し数39)であった。
実施例−1の(ハ)重合体132.0)、上記四重合体
15:L7)、テトラブチルチタネート0.09tを添
加し実施例−1の条件で^構成単位/@構成単位=40
/60の共重合体を得た。
得られた共重合体の還元粘度は0.70であった。
評価結果を第11!に示した。
又IR分析結果を:1.、第2図に示した。
実施例−7 実施例−30重縮合条件に於いて重縮合反応時間を30
分にした以外は実施例−3の方法が繰返された。
共重合体収率は99−であった。還元粘度は0.74で
あり評価結果を第1表に示した。
実施例−8 二重ヘリカル翼を付帯したステンレス反応客器内を窒素
で充分置換した後、音素気流中でビス(ヒドロキシメチ
ル)トリシクロデカン78.52F。
テレフタル酸ジメチル194.2Lt、テトラブチルチ
タネー)0.11tを添加した後昇温した。内温か18
0℃になった時点でメタノールの留出が開始した。内温
を180〜200℃に保ってメタノール26−が留出し
た時点で、1.4−ブタンジオール90.12Fを添加
し更に39Nlのメタノールを留出させた後昇温し1時
間かけて245℃にL7た。昇温を開始した時点よ妙徐
々に真空度を上けながら1時間後に0.2 wm Hg
にした。内温245℃、真空度0.2 wa HIEK
保って更にメタノール、ジオールを留出させながら4時
間重縮合反応を行なったが、ビス(ヒドロキシメチル)
トリシクロデカン及びテレフタル酸ジメチルは留出せ、
ず全て重合体に含まれ^構成単位103)構成単位=4
0/60の共重合体を得た。
共重合体収率は99−であった。
還元粘度は0.72であり、評価結果を第1表に示した
実施例−9 実施例−8の重合方法に於いて1,4−ブタンジオール
の代わ鰺にエチレングリコール62.04)を用いた以
外は実施例−8の重合条件によ抄囚構成単位/@構成単
位=40/60の共重合体を得た。
共重合体収率は99−であり、還元粘度は068であっ
た。
評価結果を第1表に又IR分析結果を第3図に示した。
実施例−10 実施例−8の重合条件に於いてビス(ヒドロキクメチル
)トリシクロデカンの代わ抄にビス(ヒドロキシメチル
)ペンタシクロペンタデカン104.41を用いた以外
は実施例−9の重合方法によ#)因構成単位/(B)構
成単位= 40760の共重合体を得た。
共重合体収率は99−であり、還元粘度は0fi2であ
った。
評価結果を第1表に示した。
比較例−1 実施例−30囚成分の重合体を得る条件に於いて更に重
縮合時間を3時間延長して四成分の重合体を得た。
得られた四重合体の還元粘度は0.82であった。
この四重合体の評価結果を第1表に示した。
比較例−2 実施例−3の(ハ)成分の重合体を粉砕しロータリーオ
ーブン中内温210℃、真空度0.2−Hgで8時間固
相重合を行なった。
得られた(ハ)重合体の還元粘1は1.64(濃度0.
5 f/ 100slo−クロルフ、□j:1・・□エ
ノール、30℃)であった。
この(ロ)重合体の評価結果を第1表に示した。
比較例−3 実施例−1の重合条件に於いて四重合体261.1)、
(B)重合体44.00 ?及びテトラブチルチタネー
)0.09Pを添加し実施例−1の条件で重縮合反応を
行ない(5)構成単位/但)構成単位=80/20の共
重合体を得た。
共重合体収率は99−であった。
得られた共重合体の還元粘度は0.48であった。
又評価結果を第1表に示した。
1jll。
□ ノツチ付耐衝撃性:  N、B、は折れなかった事を示
す。
透  明  性 : 目視評価 0:透明 ×: 不透明 耐アルカリ性 : 外観変化 ○町 外観変化なし ×: 外嫂変化有り ”
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ実施例1゜6及び
90重合体の赤外吸収スペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の2成分、 囚 一般式■ (式中用〜戊はそれぞれ水素又は炭素数1〜5のアルキ
    ル基、Arは二官能性芳香族カルボン酸、二官能性脂環
    族カルボン酸又はこれらの誘導体からカルボン酸基又は
    カルボン酸誘導体基を除いた残基、mは1又は2であり
    n及びn′はそれぞれ0又は1である)で示される繰返
    し単位よりなる成分と (均 一般式■ (式中RはCy −C+tのグリコール及び又はポリオ
    キシアルキレングリコールから水酸基を除いた残基、A
    r’は二官能性芳香族カルボン酸又はその誘導体からカ
    ルボン酸基又はカルボン酸誘導体基を除いた残基である
    )で示される繰返し単位よりなる成分から構成される共
    重合体であゆ、かつ共重合体分子鎖中の成分内の繰返し
    単位の総数と成分(B)の繰返し単位の総数との比が4
    9151〜1/99の範囲にあることを特徴とするポリ
    エステル共重合体。
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