JPS58174033A - 重量物運搬車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エアクッション技術を応用した重量物運搬
車置に関するものである。

従来、重量物の一般的運搬方法として第１図にボすもの
がある。即ち重量物（１）を積載したフレーム（２）は
、前後をセミトレーラ（８１とポールトレーラ（４）と
に支持さね、トラクタ（５）によって牽引される。

この場合、重量物（１）の荷車と、フレーム（２）、セ
ミトレーラ（３）、ポールトレーラ（４）及びトラクタ
（５）の車置け、全数の車輪タイヤ（６ａ）〜（６ｊ）
に負荷される。なおフレーム（２）が無く、直接重量物
（１）を装架するトレーラにおいても同様に考えること
ができる。

例として、第１図に示す低床式トレーラに重量物（１）
を積載した場合、重量物（１）の荷重はフレーム（２）
を通して前位はセミトレーラ（３１及びトラクタ（５）
の各車輪に、又後位はポールトレーラ（４）の各車輪に
負荷される。こ＼で第１図に示す８０トン檀低床式トレ
ーラを例として、各車輪の荷重分布を示すと、次表のと
おりとなる。

又、文献によりば、ホバークラフト（圧縮空気により地
上約５０〜１００ミリ浮上させるいわゆる動圧形と称す
るもので本考案のエヤベアリング方式：静圧形とは構造
が異なり浮上量も大差がある。）を低床式トレーラのフ
レーム下に設け、荷車分散を図って使用していることが
発表さねている。

この装置の欠点は、エヤクッション形成用の送風機およ
び推進用プロペラの騒音がうるさく、特に夜間使用時に
は道路際の民家に迷惑をかけたり、走行時道路上のほこ
り、砂などを飛散させることがある。なお低床式トレー
ラ以外にはホバークラフト方式を装架したものは発表さ
ねていない。この理由は圧縮空気を送風する管径を大き
くとる必要があり、６１Ｍ上（寸法上）苦しいためであ
る。

従来から、道路運送に使用する車両類は総庫菫２０トン
までは何らの制限もなく運行できるが、２０トンを超え
ると道路管理者の許可により特殊車両として運行するこ
とになる。この特殊車両の許可条件が厳しく、特に道路
橋と軟弱な道路については、車両の軸重、輪荷重は一般
的基準以下に制約される。この点従来の車両は構造的に
湘］約に対応できず、道路橋などの補強（こ多額の費用
力５必要で、又、道路閉鎖、作業騒音などの欠点力≦あ
った。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになさねたもので、力゛−ダ式シュナーベル式（直接
車量物（１）を吊下げる方式）及び低床式の何れの形式
を問わず、トレーラの前後軸の中間に、エアクッション
技術を応用したエアベア１ノングを取付け、これにより
車両の軸重、輪荷重の負担を軽減できる運搬車を提供す
ることを目的としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図において、（１）〜（６ｊ）は上記第１図のものと同
様であるので説明を省略する。重量物（１）負担面のフ
レーム（２）下に、エアベアリングと称する円形ダイヤ
プラム（７）を支持パレット（財）に複数個セットして
装備する。一方、フレーム（２）の一端上、又は別勤単
に空気圧縮機（８）を積載し、空気管（９）により上記
支持パレット（財）を介してダイヤフラム（７）に接続
する。これにより車両の運行中、必要な箇所において同
装置を使用し、それ以外はダイヤプラム（７）を作動さ
せず路面（１１）との間に空間をもたせるようにしたも
のである。

次にその動作について説明する。この発明のエアベアリ
ングを使用するときは、第２図に示す空気圧縮機（８）
を駆動し、空気管（９）を介して圧縮空気をダイヤフラ
ム（ア）に供給すると、ダイヤフラム（７）が膨らむと
同時にトレーラ下のチャンバＯａｔ内にも圧縮空気が流
れ込んで圧力室を形成し、路面（１］フとの間に分布静
圧が作用する。この圧縮空気がダイヤプラム（７）と路
面０υとの間を漏れるとき空気粘性の作用によって円周
上に薄い空気膜Ａができる。

この状態になると重量物の荷重Ｗ＋自重と、各軸重（６
ａ〜６ｊ）合計＋ダイヤフラム（γ）内・汗、力×支持
白檀＝総支持力がつり合って重量物（１）が分散支持さ
れる。この場合、ダイヤフラム（７）と路面（１１）闇
の気密状態を良好に維持するため、フィル状薄鉄板又は
滑らかなフィルム帯を路面上に敷設するか、又はダイヤ
フラム（７）側の下部に取付けて水平かつ平滑さを保つ
と有効である。なお、エアベアリングの使用後は、圧縮
空気を大気に放出して使用を停止すると、元の膨張前の
姿に戻る。

なお、ダイヤプラム（７）で分担する荷重は道路橋示方
書に規定さねる輪荷重以下になるように定めるが、通常
重量物（１）の約すを分担する。

なお、ガーダ式及びシュナーベル式トレーラ（直接車量
物（１）を吊下げる方式）で重量物を運搬するときは、
第８図に示すように重量物（１）の底部に直接ダイヤプ
ラム（７）を取付けた支持パレット（財）を組込み使用
する。従って、トレーラの形式に拘らず広範囲に使用で
きる。又、上記形式トレーラにおいて、重量物（１）の
積み卸し作業を行う場合、重量物（１）の底部に取付け
たダイヤフラム（γ）の膨張、収縮作用を利用してジヤ
ツキアップ・ダウンの作業を代行させたり、重量物（１
）の平面旋回および直線移動に利用することも出来るメ
リットがある。

以上のように、この発明は、エアベアリングをフレーム
下に装備したので、トレーラの各輪荷重が軽減さね、従
って道路橋又は軟弱路面の補強の多くが省略でき、輸送
費が大巾に節減できる。尚こねらによって連行時間の短
縮、作業騒音の軽減、道路閉鎖解消による渋滞回避が図
ね、しかも空気送風管が小びくできトレーラへの構造上
の制約かなくなるなどの波及効果も大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の重量物運搬車を示す正面図、第２図はこ
の発明の一実施例を示すもので、（イ）はその正面図、
（ロ）は作用説明図、第８図はこの発明の他の実施例を
示す図である。 図中、（１）は荷重、（２）はトレーラのフレーム、（
７）はダイヤフラム、（８）は空気圧縮機、（９）は空
気管、００）はチャンバ、（＋１）は路面、（財）は支
持パレットである。 尚図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　　葛　野　信　−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１牽引車によって運行されるトレーラのフレーム下
   又は積載物の底部に、空気潤滑（エアベアリング）の作
   用をするダイヤフラムを装備し、こねに圧縮空気を供給
   するようにしてダイヤフラムを膨張させると同時に該ダ
   イヤフラムによって囲われるチャンバ内にも流し込んで
   圧力室を形成し、かつダイヤフラムと路面間に薄い空気
   膜ができるようにしたことを特徴とする重量物運搬車。 （２）ダイヤフラム下に薄鉄板を取付けている特許請求
   の範囲第１項記載の重量物運搬車。