JPS58173660A - 輪転機において用いる圧銅 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は輪転機の新規の改良された構造の圧胴であって
被制御偏向胴において用いられる種類の支持または圧力
要素上に支えられるゴム弾性またはエラストマ材料から
成る可撓胴外膜と、導電性の中間層とを含む形式のもの
に係る。

この形式の圧胴°は例えばドイツ特許 第２．５２２，６５７号から知られている。

いわゆる半導体、即ち高電気抵抗を有する物質を有する
ゴム弾性カバーを圧胴に設けることと、該カバーを好適
に荷電させることによってロートグラビアまたは凹版印
刷操作における印刷インキなどの移転を改善することは
、例えば英国特許第６０４０１２号またはスイス特許第
４７２５９号から既に知られている。

本発明の主目的は、特に前記ドイツ特許第２，５２２．
６５７号に開示されている形式の圧銅の在来技術による
構造を改良し、特に、印刷操作間における印刷インキな
どの移転を改善することである。

本発明のもう一つの重要な目的は、輪転機において用い
る新らしい改良された構造の圧胴であって構造と設計と
において比較的簡単であり、経済的に製作され、作動に
おいて極度に信頼性を有し、印刷操作間における印刷イ
ンキなどの移転を改善することに指向される。

本発明の以上の目的並びに説明が進むに従ってより容易
に明らかになるその他の目的を達成づるために、本発明
の圧胴は、その内部に中間層が埋込まれているゴム弾性
材が高い電気抵抗を有し、該中間層が電圧給源に接続さ
れていることを特徴とする。

本発明に従えば、胴外殻のゴム弾性材内への電荷の供給
は胴外殻のゴム弾性材内に埋込まれている中間層であっ
て特に金属ワイヤから成るものをそのために利用するこ
とによって実質的に簡単化される。

好ましくは、胴外殻はその内部また内側に、ゴム弾性ま
たはエラストマ材から成る電気絶縁層を設けられ得る。

そのような場合、荷電動作は胴外殻それ自体だけに限定
される。しかし、また、前記電気絶縁層を配設せずに、
金属部分を含む胴全体を絶縁された態様で支持すること
を考えられ得る。゛ また、胴外殻に電気絶縁ゴム弾性またはエラストマ材か
ら成る外部または外側層を設けることも可能である。そ
の場合、圧胴は交流によって荷電されるのに適しており
、それによって、印刷インキの移転は電流の直接通過に
よってではなく誘導電流によって生じる。

本発明は添付図面を参照しつつ、以下述べる詳細な説明
により一層明快に理解され、前記した以外の目的も明ら
かになるであろう。

次に図面に就いて説明すると、それらの図示を簡単にす
ると同時に、当業者が本発明の基礎原理及び概念を容易
に理解するのに必要とされる程度の圧胴構造の細部が示
されているに過ぎないことが理解さるべきである。第１
図に特に注目すると、本発明による圧胴の一実施例であ
って固定胴支持体即ちビーム１を有し、該ビームの両端
がローラ枠部ら胴スタンド２内で回転しないように固定
的に支持されているものがその断面を以て図示されてい
る。

胴外殻３が固定胴支持体即ちビーム１を中心として回転
自在に据付けられている。胴外殻３は例えば１０４〜１
０８Ωの範囲の高電気抵抗を有するゴム弾性またはエラ
ストマ材から形成された層４を有し、いわゆる半導体に
よって構成されている。金属ワイヤまたはワイヤ装置５
が層４内に埋込まれ、そしてそのような金属ワイヤ５は
らせん状に巻かれ、そして中間層６を形成する。この中
間層６は圧胴３を半径方向に補強するが、その軸方向へ
の可撓性は維持される。第１図に示される胴外殻３は、
その内側に電気絶縁材即ちゴム弾性またはエラストマ材
料から成る層７を設けられている。

第１図からさらに明らかなように、圧胴３は、例えば１
９７４年４月９日特許された米国特許第３８０２０４４
号に記載される被制御偏向ローラの方式の油圧支持また
は圧力要素８上に支えられる。胴外殻３はその反対両端
において細長い案内路即ち案内１０を設けられている。

そのような形式の案内路または案内１０は、１９７５年
５月２７日特許された米国特許第３８８５２８３号によ
り詳細に説明されており、一方においては、胴外殻３が
その長手方向軸線を中心として回転することを可能なら
しめ、それと同時に胴外殻３がピストン状の支持または
圧力要素８の作用下で加圧平面において、即ち中間ロー
ラ即ち中間胴１１へ向かって、または中間胴１１から遠
ざかるように変位することを可能ならしめる。

電圧発生器１２は胴外殻３に電圧を供給する働らきをし
、矢印１３によって全体とし−で示されているように、
金属ワイヤ５によって形成される中間ＩＢに電気的に接
続されている。接続は例えばスリップ・リング１４と、
それと協働する在来のすべり接触子とによって為される
。

拡大された縮尺で第２図に示されている胴外膜３′の修
正構造は、第１図に示される胴外膜３に比し、それが電
気絶縁ゴム弾性またはエラストマ材から形成されるもう
一つの外１ｉ１５を付加的に有することにおいて異なる
だけである。

第３図に示される胴外膜３″の修正構造においては、導
電性の中間層６は、円周方向に充分な剛さを有するが望
まれる態様で軸方向に撓む薄い筒壁の金属筒によって形
成されている。

以上において、本発明の推奨実施例が図示説明されたが
、本発明はそれらに限定されるものではなく、その他の
さまざまの態様で本発明の特許請求の範囲内で実施され
得ることは明らかに理解さるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従って作られた圧胴の断面図；第２図
は第１図に示される圧胴の胴外膜の一部分の拡大部分断
面図；第３゛図は圧胴の別実施例の一部分の、第２図の
図示に相当する部分断面図である。 図面上、１は「胴支持体」；３は「胴外膜、］；４は「
半導体層」；５は「金属ワイヤに６は「中間層」ニアは
「絶縁層」二８は「圧力要素」；１０は「案内ｊ；１１
は「中間胴」；１４は「スリップ・リング」；１５は「
外１ｊ：１６は「金属筒」を示す。 代理人　浅　　村　　　皓 外４名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　輪転機に用いられる圧胴であって、高電気抵抗
   を有するゴム弾性材から形成される可撓性を有する胴外
   膜と；該胴外膜を支える支持要素と：前記ゴム弾性材内
   に埋込まれた導電性を有する中間層と：該中間層と接続
   される電圧源とを有する圧胴。 （２、特許請求の範囲第１項記載の圧胴において：前記
   中間層が金属ワイヤによって形成されていることを特徴
   とする圧胴。 （３）　特許請求の範囲第１項記載の圧胴において：さ
   らに、前記胴外膜の内側に設けられるゴム弾性材から成
   る電気絶縁層を有することを特徴とする圧胴。 〈４）　特許請求の範囲第１項記載の圧胴において：さ
   らに、前記胴外膜の外面に設けられたゴム弾性材から成
   る外側電気絶縁外層を有することを特徴とする圧胴。 （５）　輪転機に用いられる圧胴であつＣ１高電気抵抗
   を有するゴム弾性材から形成される可撓性を有する胴外
   膜と：該胴外殻を支える支持要素と；前記ゴム弾性材内
   に埋込まれ、かつ前記胴外膜の前記ゴム弾性材を荷電さ
   せるために電圧源に接続可能な導電性を有する中間層と
   を有する圧胴。