JPS58173634A

JPS58173634A - 冷却加熱装置

Info

Publication number: JPS58173634A
Application number: JP5659282A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Yazaki; 矢崎　征洋; Yoshihisa Hosoe; 細江　義久; Kyoshiro Murakami; 村上　恭志郎
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-04-07
Filing date: 1982-04-07
Publication date: 1983-10-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は射出成形機への金型の冷却加熱およびオイルク
ーラの冷却装置に関するものである。

従来の射出成形機の冷却加熱の方法は、ポンプ４にてピ
ット７の冷却水を金１１２の内部に形成されている水路
に循環させ冷却する。ピット７の水はポンプ６によりク
ーリングタワー５に送水して外気によシ冷却し水温上昇
を防止する。クーリングタワー５と金型２とは直接接続
し冷却する方法もあるが、一般には射出成形機が複数台
設置される場合が多く、マた各射出成形機の容量か異な
るため各金型の冷却必要熱量が異なり、冷却水をピット
７に溜めておき流量をバルブ５にて調整する。また、外
気温の高い夏季にはクーリングタワーの能力が減少する
念め、常温の補給水を補給バルブ８によシ補給し、暖か
くなった水をオーバーフロー９からオーバーフローさせ
水温を調整する。

金型２の温度は溶解さねた樹脂が射出されるため極めて
高くなるが、樹脂が固まり成形品どして取出すにはある
温度せで下ける必要がある。この冷却時間は成形工程の
内で約２４程度も占める。成形能率を向上させるにはこ
の冷却を均一にすばやく行なうことが最も重要である。

しかし、クーリングタワーで冷却しているので、外気温
度より冷たい冷却水は確保できず、冷却水の温度には限
界がある。一方、流量を多くする場合にはポンプ４の容
量アップならびに配管サイズを大きくする必要があり、
設備費、電力消費が増加するので、この方法にも限界が
ある。更に補給水に比較的冷たい地下水を多量に使用す
る方法も考えられるが、近年豊富に地下水を自由に１価
に使用できないのが現状である。設備面では射出成形機
が複数台設置される場合、工場内にこれらの冷却水配管
を多岐に渡り施工する必要があり、太き力設儒費となる
。

成形材質によっては成形品の表面を美麗に仕上げるため
に金型２を加熱する場合がある。この場合にはバルブ５
のところから冷却水配管を取外して加熱器１０からの配
管を接続する。ヒータ１２は加熱器１０の内部に挿入さ
れており、該ヒータ１２への通電によυ温水をつくる。

そして、該温水はポンプ１１によシ上記金型２内へ送水
される。このように成形の材質が異なったり、加熱が必
要の時毎に配管接続の交換を行なうのは大変である。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、冷却能力を
常に安定させることにより射出成形機の成形サイクルを
短縮し、製品の品質を安定させることを目的とするもの
である。

本発明の他の目的は冷却と加熱が可能な装置を提供する
ことである。本発明の更に他の目的は射出成形機の金型
とオイルクーラの両方の冷却が可能な装置を提供するこ
とである。

本発明は上記の目的を達成するために、冷凍サイクルを
構成する蒸発器によシ安定した冷却水をつくり、金型を
冷却するようにした。また、加熱器により温水をつくり
金型の加熱を行なうことができるようにした。また、上
記の冷凍サイクルをヒートポンプ式にして冷凍サイクル
の切換えによって水の冷却あるいは加熱ができるように
構成した。更に射出成形機と射出成形機用オイルクーラ
を同時に冷却することができるようにした特徴を有する
。

以下、本発明を第３図乃至第５図に示す一寅施例により
詳細に説明する。

第３図は冷凍サイクルを構成する蒸発器と、別に設置し
た加熱器を水タンク２２内に挿入するように構成したも
のである。１は射出成形機で、金型２を有しており、該
金型２Ｆｉパルプ３を介した配管１６によυ冷却加熱装
置１５の水タンク２２内に挿入されている。１６け圧縮
機で、凝縮器１７、キャピラリーチューブ１９、蒸発器
２０などと配管によυ直列に接続されて冷凍サイクルを
形成している。１８は凝縮器用送風機である。２１けヒ
ーターなどの加熱器で、上記水タンク２２内に挿入され
ており、２３Ｆｉ温度調節器で、上記ヒータ２１、圧縮
機の発停を制御する０２４ｉｌｔポンプである。

而して、金型２を冷却するときは水タンク２２内の水を
冷凍サイクルの運転によって冷却シフ、ソの冷却した水
をポンプ２４によって金型２内の水路に送って冷却する
。水タンク２２内の水温は温度調節器２３によって常に
管理されており、冷却するときは冷凍サイクルの運転を
行なうように圧縮機１６に信号を送る。また、温水が必
要なときはヒーターなどの加熱器２１を作動させる。

このように冷凍サイクルの運転によって強制的に水を冷
却し、かつ水温を一定に調整することにより成形時の冷
却時間を大幅に短縮することが可能となシ作業効率を向
上させるとともに製品の品質が安定する。

特に夏季並びに冬季あるいは成形条件、成形容量等の冷
却負荷または加熱負荷の変動に対しても温度調節器によ
シ自動的に圧縮機の発停、また加熱器の切入を実施し、
水温を常に一定に調整し充分か容量を確保することがで
きる。また、射出成形機と冷却加熱装置とを水配管で接
続するだけで、冷却、加熱の両方が使用できるので、設
備費の低減並びに取扱作業の向上が計れる。

第４図は冷凍サイクルが四方弁により切換わるようにし
たヒートポンプ式の冷凍サイクルを使用した−ものであ
る。

２５は四方弁で、熱源側熱交換器２６、キャビ。

ラリ−チューブ１９、利用１ｉｌＩ＃交換器２７および
圧縮機１６カどと配管により直列に接続されている。こ
れによれば、四方弁２５の切換えのみで水を冷却したり
、加熱したりすることが容易にでき、特別な加熱器を設
ける必要がない。

上記したものによっても、安定した冷却水の供給によっ
て冷却時間の短縮と製品の品質の安定が得られる。

第５図は射出成形機と同時に該射出成形機に使用される
油を冷却するようにしたものである。オイルクーラ２８
Ｖｉ配管２９によって配管１６に接続されておシ、水タ
ンク２２内の冷水を循環させるようにしである。上記し
たものによっても、安定した冷却水の供給によって冷却
時間の短縮と製品の品質の安定が得られる。

また、冷却水の中に必要に応じ防錆剤あるいは不凍液を
添加することにより、より安定した冷却あるいは加熱が
行なえる。

（。

本発明は上記の如き構成したので、それぞれのへ場合において、常に安定した冷却水あるいけ加熱水の供
給ができ、成形時間の大幅な短縮と製品の品質の安定が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷却装置の配管系統図、諮２図は従来の
加熱装置の配管系統図、第３図は本発明の冷却加熱装置
の配管系統図、節４図は本発明のヒートポンプ式冷却加
熱装置の配管系統図、第５図は本発明の冷却装置の配管
系統図である。１・・・・・・射出成形機　２・・・・・・金型　６・
・・・・・バルブ　１５・・・・・・冷却加熱装置　１
６・・・・・・圧縮機　１７・・・・・・凝縮器　１８
・・・・・・凝縮器用送風機　１９・・・・・・キャピ
ラリーチューブ　２０・・・・・・蒸発器　２１・・・
・・・ヒーター　２２・・・・・・水タンク　２３・・
・・・・温度調節器　２４・・・・・・ポンプ　２５・
・・・・・四方弁　２６・・・・・・熱源側熱交換器　
２７・・・・・・利用側熱交換器　２９・・・・・・オ
イルクーラー代理人　　弁理士　　薄　１）利７ｖｒ”−，２１，、
％

Claims

【特許請求の範囲】１、射出成形機の金型の冷却加熱装置において１、圧縮
機、凝縮器、蒸発器を有する冷凍サイクルと、蚊蒸発器
と加熱器を挿入した水タンクと、該水タンクと金型間を
ポンプを介して接続した配管系路と、循環水の温度を検
知する温度調節器と、上記圧縮機の運転停止、加熱器の
大切を制御する手段とを有する冷却加熱装置。２　射出成形機の金型の冷却加熱装置において、圧縮機
、熱源側熱交換器、利用側熱交換器を有する冷凍サイク
ルと、該サイクルを切換える四方弁と、該利用側熱交換
器を挿入した水声／りと、＃呆タンクと金型間をポンプ
を介して接続した配管系路と、循環水の温度を検知する
温度調節器と、上記圧縮機の運転停止手段とを有する冷
却加熱装置。３、射出成形機の金型の冷却加熱装置において、圧縮機
、凝縮器、蒸発器を有する冷凍サイクルと、該蒸発器を
挿入した水タンクと、上記射出成形機用オイルクーラと
、該水タンクと金型およびオイルクーラ関をポンプを介
して接続した配管系路と、循環水の温度を検知する温度
調節器と、上記圧縮機の運転停止手段とを有する冷却加
熱装置