JPS58173101A - アルカリ多糖類の安定化法 - Google Patents

アルカリ多糖類の安定化法

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JPS58173101A
JPS58173101A JP58047348A JP4734883A JPS58173101A JP S58173101 A JPS58173101 A JP S58173101A JP 58047348 A JP58047348 A JP 58047348A JP 4734883 A JP4734883 A JP 4734883A JP S58173101 A JPS58173101 A JP S58173101A
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JP
Japan
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polysaccharide
onium
cellulose
basic
onium salt
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JP58047348A
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ウイリアム・ホワ−ド・タリ−
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Dow Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B1/00Preparatory treatment of cellulose for making derivatives thereof, e.g. pre-treatment, pre-soaking, activation
    • C08B1/06Rendering cellulose suitable for etherification

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定化したアルカリ多糖類およびその製造法に
関する。
本発明はその一面において、改良された塩基性多糖類の
製造法に関し、その方法は(1)多糖類を4価のオニウ
ム塩と、膣塩が多糖類中に分散されるような又は多糖類
上に分布されるような条件下で接触させることおよび伐
)えられたオニウム/多糖類を強塩基と、もとの多糖類
と実質的に同じ分子llすもつ塩基性多糖類を得るに十
分な条件下で混合することから成る。
第2の面において本発明は上記の第(1)工程および第
(2)工の付加工種1上記の第e)工程で製造した塩基
性多S類を置換用試剤と、えられた誘導体の置換度およ
び(または)置換基の分布均一性の程度がオニウム塩を
含まないアルカリ多糖類を置換用試剤と反応させること
によって得られる多糖類誘導体のそれよりも大きいよう
な条件下で、接触させることから成る。最終の面におい
て本発明は、多糖類、オニウム塩および強塩基から成り
然も強塩基の添加前にオニウム塩を多糖類に添加して成
る塩基性多糖類を提供するものである。
驚くべきことに、本発明の実施によって、塩基性多糖類
を製造するのに使用する多糖類と実質的に同じ分子量を
もち、且つ置換用試剤と反応させて多糖類上に置換基の
均一な分布をもつ多糖類誘導体を製造しうる塩基性多糖
類かえられる。このような多糖類誘導体はフィルム、被
覆の製造において、また中性もしくはアルカリ水性媒質
用の#糊剤として、マスシラージまたはニカワとして、
食料用濃稠剤として、製紙添加物およびラテックス塗料
濃稠剤として、および多糖類誘導体の周知の用途に有用
である。
多糖類の誘導体たとえばセルロースエーテルは、フィル
ムの用途に有用な有機可溶熱可塑性生成物から水溶性食
品添加物にいた′るまでの広範囲の性質をもっている。
このような誘導体特に多糖類エーテルは一般に、β−ア
ンヒドログルコ−7項の鎖を含むあらかじめ作られたポ
リマーたとえばセルロースから作られる。このエーテル
誘導体において、これらの項は種々の1価有機基たとえ
ばメチル、エチル、ベンジル、とドロキシエチル、ヒド
ロキシプロピル、カルボキシメチルおよびその組合せに
より置換されている。
多糖類の置換基の化学的性質、品質および分布は溶解度
、表面活性、熱可塑性、フィルム特性および生物学的分
解のような諸性質を支配する。
多糖類エーテルおよびその他の多糖類誘導体の商業的製
造において、多糖類を空気の存在下でまず強アルカリと
混合スル。このアルカリ多糖類を次いでエーテル化剤た
とえばアルキルハライド、モノクロロカルボン酸、また
は隣接エポキシドと反応させる。通常、アルキルクロラ
イドは1〜2個の炭素原子を含み、クロロカルボン酸は
2〜4個の炭素原子を含み、そしてエポキシドは2〜4
個の炭素原子を含むことができ、またたとえばエビクロ
ロヒドリンのようにハロゲン化されたものでもよい。ア
ルキルクロライドは反応してアルキルエーテルを生成し
、クロロカルボン酸はカルボキシアルキルエーテルを生
成し、そしてエポキシドはヒドロキシアルキルエーテル
を生成する。アルキルクロライドと隣接エポキシドとの
混合物は多糖類上にアルキルエーテル基とヒドロキシア
ルキルエーテル基の双方をもつ誘導体を生成する。アル
キルクロライドとクロロカルボン酸との混合物はアルキ
ルエーテル基とカルボキシアルキルエーテル基の双方を
もつ多糖類を生成する。所望ならば8種のエーテル化剤
のすべてを混合して多糖類と反応させて多糖類上にアル
キルエーテル基、カルボキシアルキルエーテル基および
ヒドロキシアルキルエーテル基をもつ多糖類誘導体を生
成させることもできる。この反応は乾燥媒質中で行なう
ことができ1.そこでは調製後にアルカリ多糖類が非水
性液体試剤たとえばスラリを作るには不十分の舊の上述
のエーテル化剤と反応せしめられる。別法としてこの反
応は不活性希釈剤を添加してまたは添加せずに、少量の
水の存在下で行なうこともできる。
不幸なことに、上述の常法による!糖類−導体の製造は
貧弱な性質をもつ生成物を生ぜしめることが多い。この
貧弱な性質は多糖類のポリマー骨格上の置換基の均一分
布の欠如によって生ずるものと信ぜられる。たとえば、
このような置換基が多糖類骨格上に均一に分布されてい
るとき、この多糖類誘導体は溶媒に容易にとけてすぐれ
たフィルムを形成する。このような分布が均一でないと
、えられた多糖類誘導体は容易には溶解せず、被榎とし
て使用するとき貧弱なフィルム形成性をもつ。また、エ
ーテル化剤たとえばアルキルクロライドは多糖類と反応
するのみならず反応中に存在しうる水とも反応する。従
ってエーテル化剤の有効効率を増大させるためには、非
常に高濃度のアルカリ水溶液を使用する。この方法の実
施は多糖類中でのアルカリの均一分散を妨げ、えられた
多糖類誘導体中のエーテル基の不均一分布を生ぜしめろ
。最後に、このような高濃度アルカリの使用は多糖類の
部分的な分解な生ぜしめることが多く、それKよって所
望のものよりも低い分子量をもつ多糖類誘導体の生成な
生ぜしめる。
多糖類トの置換基の不均一分布のこの問題を党服するた
めに令名に種々の技術が用いられた。たとえば、ホルム
アルデヒドの存在下でジメチルスルホキサイドの均一溶
液中で多Saを変性する試みが5atnosデおよびJ
ohnso算のPolymgrPraprints l
?、882 (1976)に記載されており、塩化リチ
ウムの存在下でジメチルアセトアミド中で多糖類を変性
する試みがC,L、 Me cormiekらのAC8
Symposium 5eries 121% B ?
 l(1980)に記載されているが、これらの試みは
高価な溶媒を含み、そして定量的置換を生ぜしめない。
別法として、多糖類は高濃度アルカリ溶液による処理の
前に不活性溶媒たとえばインプロパツールまたは第8級
ブタノール中に分散させて多糖類マ) IJソックス中
水酸化物イオンのより均一な分散を確保することもでき
る。然しながら、これらの方法のすべては高価な操作法
を使用し且つ多糖類中の置換基の不均一分布を満足には
なくしていない。その上、多くのものは多糖類のアルカ
リ分解の問題を軽減していない。
多糖類誘導体の製造についての常法技術の上述の欠点に
かんがみ、多糖類の目立った分解なしに置換基の均一分
布が達成される多糖類誘導体の製造のための改良法が非
常に望ましい。
本発明の目的のために、′多糖類”なる用語は木材パル
プ、綿繊維およびその他の植物組織から誘導される種々
のセルロースならびにレーヨンおよびセロファンのよ5
tx合成セルロース;アラビア、トラガカンス、カラヤ
、グア7、キサンタンなどの天然ゴム;変性デンプンを
包含するデンプ/;ならびに上述のセルロース、デンプ
ンおよびゴムの誘導体を包含する。このような多糖類は
グリコシド結合によって結合した9個またはそれ以上の
単糖類の組合せとして一般的に特徴づけられる。特に興
味があるのは木材および綿から誘導されるセルロースな
らびにそれらの置換誘導体で置換基がアルキル(特にエ
チル又はメチル)、ヒドロキシアルキル(たとえばヒド
ロキシプロピルおよびヒドロキシエチル)、およびカル
ボキシメチルであるものである。
上記のセルロースの中で、木材パルプおよび綿が最も好
ましい。
本発明の実施に好適に使用されるオニウム塩は(1)4
価イオンたとえばアンモニウム、ホスホニウムまたはア
ンモニウムが4個の有機基に共有結合しているオニウム
カチオンおよび(2)オニウム塩が水性液相と有機液相
との間で触媒を相として移すように作用しうる好適な対
イオンをもつ塩である。この目的のために特に興味があ
るのは式<Ay>+x−によって表わされる第4級塩で
iる。ただし、上記式中のMはN%PおよびAaから誘
導される4価イオンであり;Aは4つの共有結合によっ
てMに結合する塩の有機部分でるアニオンである。上述
のように置換された4価イオンを2個もつ2塩基性第4
級塩ならびに上述の基が多数回<6かえされる特性上重
合状であるポリ塩基性塩も包含されることが理解される
。好ましい第4級塩は上述の如く1塩基性、2塩基性ま
たはポリ塩基性でありうる式(R,、v)+X■をもつ
ものである。ただし式中のMはNまたはP1更に好まし
くはNであり、Xは上記定義のとおりであり、そしてそ
れぞれのRは独立K1価の炭化水素基たとえばアルキル
、アルケニル、アリール、アルカリール、アルアルキル
およびシクロアルキルである。上述の炭化水素基はど好
ましくはないが、Rは好適にヒドロキシアルキルであり
うる。これらのR基の合計の炭素原子の全体の数が少な
くとも4であり且つ約24以下であるのが特に好ましい
。好ましくはこの全数は4〜8である。更に、R基のう
ちの2つは第4糾化原子(財)と−緒になって5員環ま
たは6M1lの複素墳墓であってもよく、そしてこの複
索墳墓は環中に窒素、イオウまたは酸素の1原子を含ん
でいてもよい。たとえば、これらの2つの基は一緒にな
ってフルキレンたとえば(CHt ) *−又は−(C
Ht)s−1あるいはアルキレンイミノたとえは−(C
Ht)t NH(CHt)t−1あるいはその他の基た
とえば−(CHt ) t O(CHt ) t−1(
CHt )t S C馬−および−(CHt ) t 
0CHt−でありうる。更に好ましくはRは1−12個
の炭素原子のアルキルまたはアリール基であり、1〜7
個の炭素原子をもつアルキルが最も好ましい。Mは窒素
である。Aは中和用1価アニオンたとえばクロライド、
ブロマイド、ヨーダイト、トシレート、アセテート、メ
チルサルフェートおよびパイサルフェートであり、最も
好ましくはクロライドまたはブロマイドである。次のも
のは最も好ましい第4級アンモニウム塩の例示である:
テトラアルキルアンモニウム塩たとえばテトラアルキル
がテトラメチル、テトラエチル、テトラ(n−プロピル
)、テトラ(%−ブチル)、テトラ(?!−ペンチル)
およびテトラヘキシルまたは異なったアルキル基の組み
合せたとえばトリメチルエチル、ジメチルジエチルおよ
びメチルトリエチル、トリオクチルメチルおよびトリデ
シルメチルであるテトラアルキルアンモニウムのクロラ
イド、ブロマイド、ヨーダイト、パイサルフェート、ト
シレート。他の好ましいアンモニウム塩の例はテトラベ
ンジルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチル−
、ベンジルトリエチル−、ベンジルトリブチル−および
フェネチルトリメチル−アンモニウムクロライド、ブロ
マイドなど;アリールアンモニウム塩たとえばトリフェ
ニルメチルアンモニウムブロマイドまたはクロライド、
N、N、N−トリメチルアニリニウムクロライド、N、
N、N−ドリエチルアニリニウムブロマイド、ベンジル
トリメチルアンモニウムハライドおよびペンジルトリエ
チルアンモニウムノ・ライド;である。好適なホスホニ
ウム塩およびスルホニウム塩の実例はHarriot 
and PickerのJ、Am、Chew。
SoC,,97,2845(1975)K記載されてい
る。
本発明の実施に使用する強塩基は一般にアルカリ金属水
酸化またはアルカリ金属水酸化物と水酸化アンモニウム
(置換アンモニウム水酸化物ならびに第4級アンモニウ
ム水酸化物を含む)との混合物である。強塩基の実例は
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸酸化アンモニ
ウム、および第4級アンモニウム水酸化物(第4級アン
モニウム基は前述のオニウム塩について定義したとおり
である)である。また他のオニウム水酸化物たとえば第
4Mlホスホニウム水酸化物(第4級ホスホニウム基は
前述のオニウム化合物について定義したとおりである)
も好適である。上記五の水溶液が好ましく、水酸化ナト
リウムが特に好ましい。
また、第4級アンモニウム水酸化物または他のオニウム
水酸化物が強塩基の一部として使用さね、本発明の実施
に必要なオニウム塩の量は減少し、そしである場合には
オニウム塩の必要を実際になくす。このような場合はア
ルキルハライドまたはモノハロカルボン酸のような置換
用試剤にオニウム水酸化物の水溶液を加える結果として
オニウム塩がその場で生成されるときに生ずる。
すなわち、多糖類を4価オニウム塩と接触させる工程は
ある場合には上記オニウム水酸化物の添加と一致する。
本発明の方法による塩基性多糖類の製造において、通常
は(1)乾燥粉末またはQ)水性もしくは非水性の液体
媒質中でスラリ状態にある粒状物の形体の多糖類をオニ
ウム塩と、オニウム塩が多糖類上に緊密に被覆されるか
または多糖類と¥f:密に混合されるように、接触させ
る。多糖類が乾燥粒状物の形状のものである場合には、
多糖類を水性媒質中に溶解したオニウム塩と接触させる
のが望ましく、多糖類の乾燥粒状物上に被覆を形成させ
るためにオニウム塩の水溶液を噴霧することによって上
記の接触を行なうのが好ましい。多糖類がはじめに水性
または非水性の液体中でスラリ化する場合には、オニウ
ム塩は乾燥の形状でこのスラリに添加することができ、
あるいは水または他の溶媒中にまず溶解させてからスラ
リに加えることもできる。すべての場合に、多糖類をア
ルカリ金属水酸化物と接触させる前に多糖類とオニウム
塩との間の緊密な接触を達成するのが望ましい。一般に
1本発明の実施に使用するオニウム塩の量は、多糖類を
次いでアルカリ金属水酸化物と接触させるとき多糖類を
分解に対して安定化する量である。好ましくはオニウム
塩のこの量ル乾燥多糖類の重量を基準にして約1〜約1
2重量−の範囲、最も好ましくは約2〜約5重量−の範
囲である。
このオニウム処理多糖類を次いで、塩基性多糖類の製造
に使用される任意の常法によって、塩基性多糖類に転化
させる。代表的には、塩基性多糖類はオニウム処理多糖
類を無水グルコース単位のモル当量当り約8〜約6モル
の強塩基と接触させることによって製造される。ふつう
には水中85〜75重tチの溶液の形体のこのような塩
基が室温条件下でオニウム処理多糖類に添加される。例
示として、米国特許第2.949.452号に記載の浸
漬タンク;米国特許第2,469.764号に記載の噴
霧ミキサ;または米国特許第2,181,788号に記
載のスラリ反応器;が所望の塩基性を得るために好適に
使用される。この目的のために、空気との接触を最少に
して粘度損失または分解を更に減少させるのが望ましい
オニウム塩も含む生成塩基性多糖類は所望の多糖類誘導
体を製造するためにそのまま使用することができる。一
般に、塩基性多糖類と置換用試剤との間にふつうに行な
われる反応が本発明の実施に好適に使用される。たとえ
ば塩基性多糖類をメチルクロライドまたはエチルクロラ
イドのようなアルキルI・ライドと反応させてメチルセ
ルロースまたはエチルセルロースのような誘導体を製造
することができる。別法として、塩基性多糖類を(1)
エチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドのよう
なアルキレンオキサイドと反応させてヒドロキシエチル
セルロースまたはヒドロキシプロピルセルロースのよう
な誘導体を製造することができ、あるいはまた塩基性多
糖類を(2)クロロカルボン酸と反応させてカルボキシ
メチルセルロースを製造することもできる。史に別法と
して塩基性多糖類を他の置換用試剤またはその混合物と
反応させることもできる。このような111%用試IN
!前述のとおりである。これらの反応を行なうのに使用
する操作法および条件は、好適には多糖類の製造に常用
されるものであり、たとえばこのような操作法および条
件はA、 B、 SavageのCgllsclosg
 Ether”(Ilnayclopadiα of 
Polymgデ5cience、8゜459−549 
(1965))に記載されている。
次の実施例は本発明を具体的に説明するためのものであ
ってその範囲を限定するものと解釈すべきではない。他
に特別の記載のない限りすべての部およびチは重量基準
である。
実施例1 平均粒径200μのセルロース粉末を粉砕、漂白した木
材セルロース(パルプ級)から標準乾燥ふるい法によっ
て製造した。水251/中のテトラメチルアンモニウム
クロライド210.018モル)の溶液を上記セルロー
ス粉末86I上に噴欅した。えられたオニウム処理セル
ロース粉末を次いで120℃に予熱した水80d中の水
酸化す) IJウム80fI(0,75モル)の溶液と
混合した。温暖を60〜80℃の間に平衡させながら、
この混合物を10分間かくはんした。えられた淡黄色ア
ルカリセルロースを21の゛バイプボ/ぺに充てんし、
これに80& (2モル)の水酸化ナトリウム、250
.!ii’(4モル)のエチルクロライドおよび250
i/のトルエンを加えた。次いでこのボンベを密閉し、
混合物をかくはんしながら185℃に2時間加熱した。
この部間中、190y+g<の最大圧力を観察した。5
℃に冷却後、ボ/ぺを開放して未反応エチルクロライド
を蒸発させた。ボンベの内容物を21の水にあけてエチ
ルセルロース樹脂と水との懸濁液を沸点にまで加熱して
水蒸気蒸留によりトルエンを除いた。残存トルエンがな
くなったとき、エチルセルロースをf過により回収し、
水洗してからl/の水に再び懸濁させた。えられた懸濁
液を塩酸添加によりpH6K11li製した。えられた
中和エチルセルロースを分離して60℃で12時間真空
乾燥した。回収したエチルセルロース(+e、9)は1
.56の置換度(DS)、68,600の重量平均分子
量および80℃のトルエン中で0.89の固有粘度をも
っていた。
比較のために、テトラメチルアンモニウムクロライドを
加えなかった以外は上記の条件によりエチルセルロース
のサンプルを製造した。低い置換度をもつ誘導体の高い
水溶性のために減少した収率(2[)でエチルセルロー
スが回収された。部分的にアシル化したとき、回収した
エチルセルロース(Z)S=1.16)は26600の
重量平均分子量およびトルエン中0.5の固有粘度を示
した。
上記の比較から明らかなように、セルロースへのオニウ
ムイオンの添加は分子量損失を著るしく減少させ且つ置
換度を改善する。
実施例シ 実施例1の方法に従い、粉末状木材セルロースの数種の
サンプルをエチルセルロースに転化して置換度および分
子量を試験した。これらの試験の結果を第1表に示す。
比較のために、アルカリセルムースへの転化後のセルロ
ースにテトラメチルアンモニウムクロライドを添加した
以外は上記の方法を使用した。これらの生成エチルセル
ロースも置神度および分子量について試験した。これら
の試験の結果も第1六に示す。
第1表(つづき) 151  D、S、・・・セルロースのエチル置換度。
(6)アセチル・・・エチルセルロースを40%Na0
Hllj液の存在下で25℃においてメチレンクロライ
ド中のアセチルタロライドと反応させること暑こよって
えられるエチルセルロース上で置換されたアセチル基の
モル%。
(7)r・・・アセチル化セルロースの固有粘1t(8
(lのトルエン中)。
(81Mw・・・ゲル透過クロマトグラフを使用して測
定したアセチル化セルロースの重量平均分子量(メチレ
ンクロライド中アセチル化セルロース0.125%)。
第1表に示すデータから明らかなように、セルロールか
らアルカリセルロースへの転化前に粉砕木材セルロース
をサンプル属l〜8のよう4こテトラメチルアンモニウ
ムクロライドで処理すると、サンプルAC1〜Cs4こ
示すようにアルカリセルロースに転化した後にテトラメ
チルアンモニウムクロライドで処理した場合と比較して
、実質的iこ増大しまた置換度がえられ且つ分子量損失
が著るしく減少する。
実施例& 実施例1の方法普こ従って、乾燥粉砕木材セルロースの
数種のサンプルを種々のオニウム塩で予備処理し、次い
でアルカリセルロースに転化してから、下記の第1t表
のj)Il注ζこ示す方法で変形した実施例1の条件下
でエチルセルロースに転化した。見られたエチルセルロ
ースのサンプルヲ試験して置換度を求め、これらの結果
を第■表に示した。
比較のために、数種の対照標準サンプル(サンプル魔C
1〜CS)をオニウム塩なしで実験した。これらのサン
プルも同様に試験して置換度を求め、これらの結果も第
0表に示した。
謳 ■ 表、 I   TMACムOf、  0.018M  A  
  1.5621  ru、hc  2.or、  o
、otsMBl、51!I   TMAC2,Of、 
 0.018Af   C1,954TEAC8,01
0,018A/   C2,05TPAC4,Of、 
 0.018M   C1,96TBAC5,Of、 
 0.018A/   C1,85?  TAAC6,
Of、  0.018&   C1,808THAC7
,Of、  0.018A/   C1,809DMM
B   8.58F、0.018&   A   1.
1810  DMME   8L68f、0.018M
  B   1.4511 1)MPC2,69f、O
,OlBM  A   1.1612  DMPC2,
69f、0.018Af   B   1.4618 
 MI’PPB  6.56F、0.018Ar  B
   1.21第 ■ II!(つづき) Ax  EMEADAB  6−51 t 、 0−0
183/   B    OJ 8As”T81  8
.67F、0.018j/   A   O,81As
”TSOl   g、96f、0.018A/、  A
   O,8241JIIIBHEAC8,05F、0
.018M   A    O,64AI  TMHE
AC2,51F、0.018j/   A    O,
47C14′  なし            A  
  1.10Cx”  f!シB   0198 Cs”  すし            C1,45畳
 本発明の実施例ではない。
(1)TMAC・・・テトラメチルアンモニウムクロラ
イドTHAC・・・テトラエチルアンモニウムクロライ
ドTPAC・・・テトラ(S−プロピル)アンモニウム
クロライド TBACテトラ(%−ブチル)アンモニウムクロライド TAACテトラ(%−アミル)アンモニウムクロライド THAC・テトラ(%−ヘキシル)アンモニウムクロラ
イド DMMB−N、N−ジメチルモルホリニウムブロマイド DMPC−N、N−ジメチルピペリジニウムクロライド MTPPB・・・メチルトリフェニルホスホニウムブロ
マイド HMEDAB・・N、N、N、N’、A/’、!I−へ
#fyl チルエチレンジアンモニウムブロマイド TSI   ト’JメチルスルホニウムヨーダイトTS
OI・・トリメチルスルホオキソニウムヨーダイトDM
BHh;AC・・・ジメチルビス(ヒドロキシエチル)
アンモニウムクロライド (2) 予備処理条件 ラリ化。
第1表のデータから明らかなように、短鎖テトラアルキ
ルアンモニウム塩たとえばアルキルがメチルまたはエチ
ルであるものが、アルカリ土類全乾燥粒状多糖類/オニ
ウム塩のブレンドについて行なう場合の最も有効なオニ
ウム塩であった。予備処理をトルエンスラリ中で行なう
場合には、最も疎水性のオニウム塩たとえばDMMEお
よびDMPCが非常に有効であった。驚くべきことに、
ある種の疎水性オニウム塩たとえばDMBHEACおよ
びTMHEACはある条件下でエチル化を抑制するよう
に思われた。同様の抑制効果FiナンブルMA、および
A、のようにスルホニウム塩およびスルホオキンニウム
塩を使用するときに認められた。
実施例也 tlllTh粉末の形状のエチルセルロースの52の部
分t−205テトラメチルアンモニウム水酸化物の水溶
液10縦と混合した。この混合物に150−のメチレン
クロライドを添加し、見られたスラリを10分間かくは
んした。このかくはん反応混合IIIIにメチレンクロ
ライド25−中のアセチルタロライド26111114
の溶液を滴下状に加えた。反応を室温で2時間進行させ
た。その後に、反応混合物を過剰の水で洗ってから重炭
酸ナトリウム水溶液で中和した。見られた生成物′ft
F遇して60℃で24時間真空乾燥した。見られたエス
テル化エチルセルロースは8.18%のアセチル含量(
0,86のアセテート置換度)t−示した。
上記の反応【置換度1.64のエチルセルロースを使用
して行なったとき、見られたエステル化エチルセルロー
スは7.98%のアセチル含量(0,87のアセテート
置換度)管もっていた。
テトラメチルアンモニウム水酸化物の仕損こテトラブチ
ルアンモニウム水酸化物を使用した以外は上記の方法に
従って、2種のセルロース(その1つは1.10のエチ
ル置換産金もつもので、他の1つはL64のエチル置換
度をもつもの>kエステル化した。えられたエステル化
エチルセルロースはそれぞれl 6−80%および14
.97%のアセチル含量(それぞれ0.81および0.
76のアセチル置換度)を示した。
テトラメチルアンモニウム水酸化物の代、D[水酸化ナ
トリウムを使用した以外は上記の方法を行なったところ
、えられたエステル化エチルセルロースは1.lOおよ
び1.64のエチル置換度rzらび−こ0.26および
0.48のアセチル置換度をもっていた。これらのセル
ロース中のアセチル濃度、   %はそれぞれ6.08
%および8.86%であったこれらのデータから明らか
なように、オニウム水酸化物を塩基として使用するとき
、特に基質として低置換度のセルロースを使用するとき
、置換度の著るしい改良が生ずる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 10次の緒工程すなわち(1)多糖類を4価のオニウム
    塩と、該塩が多糖類中に分散されるような又は多糖類上
    に分布されるような条件下で接触させること、およびe
    )えられたオニウム/多糖類を強塩基と、もとの多糖類
    と実質的に同じ分子量をもつ塩基性多糖類を得るに十分
    な条件下で混合すること、から成ることを特徴とする改
    良された塩基性多糖類の製造法。 2、多糖類がセルロースであり、オニウム塩が第4級ア
    ンモニウム塩であり、そして強塩基がアルカリ、金属水
    酸化物の水溶液である特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 8、セルロースが木材パルプであり、オニウム塩が4〜
    8個の炭素原子をもつテトラアルキルアンモニウムクロ
    ライドであり、そしてアルカリ金属水酸化物が水酸化ナ
    トリウムである特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、特許請求の範囲第1項〜第8項のいづれかに記載の
    塩基性多糖類を置換用試剤と、えられた誘導体の置換度
    および(または夏置換基の分布均一性の程度がオニウム
    塩を含まないアルカリ多糖類を置換用試剤と反応させる
    ことによって得られる多糖類誘導体のそれよりも大きい
    ような条件下で、接触させることを特徴とする多糖類誘
    導体の製造法。 5、置換用試剤がアルキルハライド、アルキレンオキサ
    イド又はクロロカルボン酸である特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 6、アルキルハライドがメチルクロライド又はエチルク
    ロライドであり、アルキレンオキサイドがエチレンオキ
    サイド又はプロピレンオキサイドである特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 ?、多塘類、4価オニウム塩および強塩基から成り然も
    強塩基の添加前にオニウム塩を多糖類に添加して成るこ
    とを特徴とする塩基性多糖類。
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