JPS5817258Y2 - 交叉コイル式指示計器 - Google Patents

交叉コイル式指示計器

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JPS5817258Y2
JPS5817258Y2 JP1415779U JP1415779U JPS5817258Y2 JP S5817258 Y2 JPS5817258 Y2 JP S5817258Y2 JP 1415779 U JP1415779 U JP 1415779U JP 1415779 U JP1415779 U JP 1415779U JP S5817258 Y2 JPS5817258 Y2 JP S5817258Y2
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JP
Japan
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coil
crossed
coil type
sets
sensor
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JP1415779U
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JPS55113967U (ja
Inventor
俊宣 黒山
徹 水野
幹男 竹下
Original Assignee
株式会社デンソー
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセンサの抵抗値の変化度合を表示する交叉コイ
ル式指示計器に関するもので、例えばセンサにサーミス
タを用いて、温度計として適用されるものである。
第1図a、bは従来周知の交叉コイル式指示計器の構成
を示すものであり、ハウジング1内にある指針軸2つき
の2極の永久磁石4と、ハウジング1外周に巻かれた4
個のコイルT1〜T4とから成っている。
これらコイルのうちT1.T3が平行方向に巻かれ、こ
のコイルT1.T3と直交する方向にコイルT2.T4
が巻かれており、互いに平行方向に巻かれたコイルTI
とT3およびT2とT4は巻線方向が逆向きにしである
そして、これら4個のコイルT1〜T4を第2図のよう
に固定抵槓■1とセンサR2とに結線している。
但し、T1とT3のそれぞれの作る界磁ベクトルは互い
に逆方向、コイルT2とT4のそれぞれの作る界磁ベク
トルも互いに逆方向となるよう各コイルT1.T2.T
3゜T4は結線されている。
そして、コイルT1.T2の直列合成抵抗値をRA、コ
イルT3.T4の直列合成抵抗値をRBとし、電源Ba
から流れ込む全電流を■oとすれば、コイルT3.T4
を流れる電流■1は、となり、 コイルT1.T2を流れる電流■3は、 となる。
ここで、各コイルT1.T2.T3.T4で作られる界
磁ベクトルの方向に第1図すの2極着磁永久磁石4は、
その磁極を向けるので、第1図すの指針3の振れ角θは
、 で得られる。
(ここでN1t N2 、N3 、N4はそれぞれコイ
ルT1.T2.T3.T4の巻数である。
)以上述べた原理より、第2図の回路で、センサR2の
抵抗値が変ずヒすればそれに伴なって、指針3の振れ角
θも変ずヒする。
さて、第2図の結線において、コイルT1.T2゜T3
.T4のそれぞれの巻数及び直流抵抗、そして抵抗R1
の抵抗値を様々に設定することにより、センサR2に対
する指針振れ角θの変化度合を第3図のa、b、cに示
すごとく色々に変えることができる。
しかしながら、上述した(1) 、 (2)式を(3)
式に代入すると、 (ただし、N1.N2.N3.N4.R1,RA。
RBは定数)となることから分かるように、振れ角θは
、センサR2の抵抗値変化に対し、単調な増加もしくは
減少しかせず、変曲点を持たないので、例えば第4図に
示すような、センサR2の抵抗値に対するθの振れ角特
性を必要とする時においても、これを実現することがで
きないという問題がある。
本考案は上記の問題を解決するため、2組のコイル部分
の接続点と抵抗およびセンサとの接続点との間に非線形
回路を挿入接続することにより、変曲点を有する種々の
振れ角特性を得ることのできる交叉コイル式指示計器を
提供することを目的とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第5図に示す第1実施例は、第2図のA点とB点との間
に、非線形回路として互いに逆極性に接続した2つのダ
イオードD1. D2の並列回路を挿入し、かつセンサ
R2の可変範囲内で、各抵抗値R0゜R2,RA 、
RBの間に、 R1・RA−R2・RB ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(5)の等式が成立するように各抵抗値R
1,RA、RBの値を定める。
他の構成は第1図a、bおよび第2図図示の従来例と同
様である。
ここで、R1・RA= ft2・RB の等式が成立
するということは、R1J R2、RA t RB の
4抵抗から成るブリッジ回路が平衡することを意味する
従って、第5図図示の回路でA−B間の電位差は「零」
となり、A点にはT1以外の電流は流入も流出もせず、
ゆえにI、 = T3となる。
従って、第1図a、bの指針3の振れ角θは、となり、
T1.T2.T3.T4の各コイルの巻数で一義的に決
められる。
そして、R2が変化するとR1・RA−R2・RBの等
式が成立しなくなり、A−B間に電位差が生じるが、R
2の変化が小さく、A−B間の電位差が各ダイオードD
1.D2の順方向降下電圧を越えなければ、A点への電
流の出入りはT1のみで、■1=■3の関係が成り立つ
ゆえに指針3の振れ角θは、(6)式で与えられる角度
から変化しない。
R2がさらに変化して、A−B間の電位差が各ダイオー
ドD1.D2の順方向降下電圧以上に大きくなると、始
めて、A点からB点に、もしくは逆方向に各ダイオード
D2.D1を通って電流が流れるため、■1\■3とな
り、指針振れ角θが(6)式からはずれることになる。
もし、センサR2が(5)式を成立さす値より小さな抵
抗値で、かつA−B間の電位差がダイオードD2の順方
向降下電圧を越えるようになった場合には、■1の一部
がダイオードD2を通すセンサ鳥に流れるので、■1〉
■2となり、指針3の振れ角θは小さくなる。
−力、センサR2が十分大きな値をとるときには、振れ
角θは大きくなる。
以上の説明から分かるように、第5図図示の回路によっ
て、第4図のような、特性を得ることができる。
第4図において、R2軸上■の点が(5)式の成立する
点、■点から■点の間が、A−B間電位差がダイオード
D1.D2の順方向降下電圧より小さく■1=■3の成
立する範囲である。
第5図の第1実施例では、A−B間に入れる非線形回路
として互いに逆極性に接続した2つのダイオードD1.
D2の並列回路を使用したが、他の種々の素子も使うこ
とができ様々な特性を実現できる。
第6図の第2実施例はダイオードD1を1個だけ入れた
場合の回路で、その特性は第7図のようになる。
第8図の第3実施例のようにダイオードD2を接続すれ
ば第9図の特性を得る。
第10図の第4実施例のように第5図図示のダイオード
D、 、 D2の代りに2つのツェナーダイオードを互
いに逆極性にして直列に接続したものを使用すれば、第
4図図示の特性において鳥軸上の■−■の範囲をツェナ
ー電圧を選ぶことで自由に広げることができる。
第10図のツェナーダイオードZ1.Z2は第11図の
第5実施例あるいは第12図の第6実施例に示すように
1個だけ使うことができ、この場合もやはり第4図図示
の■−■間をツェナー電圧で任意に広げられる。
但し、(5)式の成り立つR2の値は、第4図図示の■
−■間の中央でなくなる。
第13図に示す第7実施例のように第5図のダイオード
D1.D2に並列に抵抗Rpを入れれば、第4図図示の
ようにR2軸上の■−■間で指針3を全く止めてしまう
のでなく、除々に増加させることができ第14図のよう
な特性を得る。
この場合、R2軸上の■−■間の振れ角θの変化度合は
、並列抵抗RPの大きさで調整できる。
なお、この方法は第6図、第8図、第10図、第11図
および第12図の各場合にも応用できる。
また、第15図に示す第8実施例のように第5図のダイ
オードD1.D2に直列にそれぞれ抵抗R3,R4を入
れることにより、R2軸上の■−■区間外での振れ角θ
の変化度合を第16図図示の実線で示すように調整でき
る。
この第16図において一点鎖線で示すa、bは抵抗R3
,R4がない場合の特性を示すものである。
なお、この方法は第6図、第8図、第10図、第11図
乃至第13図の各回路にも応用できる。
さらに第17図に示す第9実施例のようにA −B間に
自己発熱によって抵抗値が変化するサーミスタRTを入
れることもでき、その場合第18図のような特性を得る
第19図に示す第10実施例のように定電流特性を示す
定電流回路ccをA−B間に入れると第20図のような
振れ角特性を得る。
第19図において、FETは電界効果トランジスタであ
る。
なお、上述した各実施例においてはいずれも4個のコイ
ルT1〜T4を用いて振れ角が大きくなるようにしたが
、コイルT1とT4あるいはコイルT3とT2の直交す
る2つのコイルのみを用いるようにしてもよい。
以上述べたように本考案においては、抵抗およびセンサ
との接続点と2組のコイル部分の接続点との間に非線形
回路を挿入接続したから、非線形回路の電流特性によっ
て、センサの抵抗値変化に対する指針の振れ角特性に変
曲点を有する種々の特性のものを得ることができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来の交叉コイル式指示計器(本考案に
も通用される)の構造を模式的に示す平面図および縦断
面図、第2図は従来計器に用いられてきた電気回路図、
第3図は第2図図示回路を用いた場合の振れ角特性図、
第4図は第5図図示回路における振れ角特性図、第5図
、第6図、第8図、第10図、第11図乃至第13図、
第15図、第17図および第19図は本考案計器におけ
る回路構成の第1乃至第10実施例を示す電気回路図、
第7図、第9図、第14図、第16図、第18図および
第20図は第6図、第8図、第13図、第15図、第1
7図および第19図図示回路における振れ角特性図であ
る。 2・・・・・・指針軸、3・・・・・・指針、4・・・
・・・2極の永久磁石、T1.T2・・・・・・1組の
コイル部分を構成するコイル、T3.T4・・・・・・
他の1組のコイル部分を構成するコイル、R1・・・・
・・抵抗、R2・・・・・・センサ、Dl。 D2.R3,R4,RP、RT、Zl、Z2・・・・・
・非線形回路を構成するダイオード、抵抗、サーミスタ
、ツェナーダイオード、cc・・・・・・非線形回路を
構成する定電流回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.互いに交叉されて巻線すると共に互いに直列接続し
    た2組のコイル部分と、この2組のコイル部分の合成起
    磁力によって回動すべく設けた永久磁石と、この永久磁
    石の中心に固定した指針軸と、この指針軸に固定した指
    針と、前記2組のコイル部分に対し並列接続した抵抗お
    よびセンサとの直列回路と、この抵抗およびセンサとの
    接続点と前記2組のコイル部分の接続点との間に挿入接
    続した非線形回路とを備えることを特徴とする交叉コイ
    ル式指示計器。 2、前記非線形回路は互いに逆極性に接続した2つのダ
    イオードの並列回路を含んでなることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の交叉コイル式指示計器
    。 3、@配弁線形回路はダイオードを含んでなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の交叉コイ
    ル指示計器。 4、前記非線形回路は互いに逆極性で直列接続した2つ
    のツェナーダイオードを含んでなることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の交叉コイル式指示計
    器。 5、前記非線形回路はツェナーダイオードを含んでなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    交叉コイル式指示計器。 6、前記非線形回路はサーミスタを含んでなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の交叉コイ
    ル式指示計器。 7、@配弁線形回路は定電流回路を含んでなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の交叉コイ
    ル式指示計器。 8、前記2組のコイル部分は互いに他の組のコイルと平
    行方向に巻線されると共に互いに直列接続した2つのコ
    イルをそれぞれ含んでなり、かつこれら各コイルのうち
    平行方向に巻線される各コイルの界磁ベクトルの方向を
    逆極性にしてこれら各コイルを結線したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第7項のうちいず
    れかに記載の交叉コイル式指示計器。 9、前記センサの抵抗値可変範囲内において、前記2組
    のコイル部分と前記抵抗と前記センサとで構成されるブ
    リッジ回路が平衡するべく各部め抵抗値が決定しである
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    8項のうちいずれかに記載の交叉コイル式指示計器。 10、前記ブリッジ回路が平衡する点は前記センサめ抵
    抗値可変範囲内のほぼ中央に設定しであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第9項記載の交叉コイル式
    指示計器。
JP1415779U 1979-02-05 1979-02-05 交叉コイル式指示計器 Expired JPS5817258Y2 (ja)

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JPS55113967U JPS55113967U (ja) 1980-08-11
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