JPH0236136Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236136Y2 JPH0236136Y2 JP14895885U JP14895885U JPH0236136Y2 JP H0236136 Y2 JPH0236136 Y2 JP H0236136Y2 JP 14895885 U JP14895885 U JP 14895885U JP 14895885 U JP14895885 U JP 14895885U JP H0236136 Y2 JPH0236136 Y2 JP H0236136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter
- coil
- sliding resistance
- sensor
- circuits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、大型船舶等において使用される交
差コイル式計器、特に1個のセンサからの信号で
メータを2個駆動させる交差コイル式計器に関す
る。
差コイル式計器、特に1個のセンサからの信号で
メータを2個駆動させる交差コイル式計器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のメータを2個駆動させる交差コイル式計
器としては例えば第3図に示すようなものがあ
る。第3図に示された交差コイル式計器は、大型
船舶等に用いられた場合、例えば一方のメータ回
路1を機関室に、他方のメータ回路2を運転室に
設置し、摺動抵抗式センサ13を共用するもので
ある。
器としては例えば第3図に示すようなものがあ
る。第3図に示された交差コイル式計器は、大型
船舶等に用いられた場合、例えば一方のメータ回
路1を機関室に、他方のメータ回路2を運転室に
設置し、摺動抵抗式センサ13を共用するもので
ある。
ここで、摺動抵抗式センサ13は、温度、圧
力、燃料等のレベル等の被測定量を電気信号に変
化するものであり、メータ回路1,2は摺動抵抗
式センサ13からの電気信号に基づき、それらの
被測定量を指示するものである。
力、燃料等のレベル等の被測定量を電気信号に変
化するものであり、メータ回路1,2は摺動抵抗
式センサ13からの電気信号に基づき、それらの
被測定量を指示するものである。
メータ回路1,2は夫々抵抗R1,R2、コイル
N1,N2,N3よりなり、コイルN1,N3はX軸方
向に互いに反対方向に巻かれ、コイルN2はY軸
方向に巻かれ、各コイルN1,N2,N3はセンサ1
3を含めてブリツジ状に接続され、電流が流れる
と、X軸にはコイルN1,N3による合成起磁力が
発生し、Y軸にはコイルN2による起磁力が発生
し、直交する起磁力の合成により合成磁界の方向
が決まりその方向に永久磁石を回転させて指針を
移動させる。即ち、被測定量の変化により前記セ
ンサ13の抵抗値が変化し、この抵抗値の変化に
よりコイルに流れる電流を変化させて合成磁界の
方向が変化し、合成磁界の方向に対応して指針が
移動するものである。尚、Rは調整抵抗、Eは直
流電源である。
N1,N2,N3よりなり、コイルN1,N3はX軸方
向に互いに反対方向に巻かれ、コイルN2はY軸
方向に巻かれ、各コイルN1,N2,N3はセンサ1
3を含めてブリツジ状に接続され、電流が流れる
と、X軸にはコイルN1,N3による合成起磁力が
発生し、Y軸にはコイルN2による起磁力が発生
し、直交する起磁力の合成により合成磁界の方向
が決まりその方向に永久磁石を回転させて指針を
移動させる。即ち、被測定量の変化により前記セ
ンサ13の抵抗値が変化し、この抵抗値の変化に
よりコイルに流れる電流を変化させて合成磁界の
方向が変化し、合成磁界の方向に対応して指針が
移動するものである。尚、Rは調整抵抗、Eは直
流電源である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の交差コイル式
計器にあつては、1個の摺動抵抗式センサに1個
の交差コイル式計器を接続するものとして調整さ
れた交差コイル式計器を2個そのまま1個の前記
センサに接続しても正確な値が指示されず、その
ためメータ回路に調整抵抗の接続を必要とし、そ
れだけ回路が複雑となつていた。また、2つのメ
ータ回路のうち何れかが故障したり、何れかのメ
ータ回路の接続不良があつた場合はいずれのメー
タ回路も正確な値を示さないこととなつていたた
め、緊急の場合、いずれのメータ回路も機能を発
揮しなくなるという問題点があつた。
計器にあつては、1個の摺動抵抗式センサに1個
の交差コイル式計器を接続するものとして調整さ
れた交差コイル式計器を2個そのまま1個の前記
センサに接続しても正確な値が指示されず、その
ためメータ回路に調整抵抗の接続を必要とし、そ
れだけ回路が複雑となつていた。また、2つのメ
ータ回路のうち何れかが故障したり、何れかのメ
ータ回路の接続不良があつた場合はいずれのメー
タ回路も正確な値を示さないこととなつていたた
め、緊急の場合、いずれのメータ回路も機能を発
揮しなくなるという問題点があつた。
この考案は、いずれのメータ回路が故障しても
どちらかのメータ回路は正確な値を指示し、ま
た、調整抵抗を必要としない交差コイル式計器を
提供することを目的としている。
どちらかのメータ回路は正確な値を指示し、ま
た、調整抵抗を必要としない交差コイル式計器を
提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この考案は2つの
メータ回路を直流電源間に並列接続し、前記一方
のメータ回路の第1及び第2のコイル手段間の接
続点と前記他方のメータ回路の第1及び第2のコ
イル手段間の接続点との間に摺動抵抗式センサの
固定抵抗の両端子を夫々接続し、該摺動抵抗式セ
ンサの摺動子を前記直流電源の一方の端子に接続
し、前記摺動抵抗式センサからの被測定量に応じ
て電気信号により2つのメータ回路が指針を移動
させる。
メータ回路を直流電源間に並列接続し、前記一方
のメータ回路の第1及び第2のコイル手段間の接
続点と前記他方のメータ回路の第1及び第2のコ
イル手段間の接続点との間に摺動抵抗式センサの
固定抵抗の両端子を夫々接続し、該摺動抵抗式セ
ンサの摺動子を前記直流電源の一方の端子に接続
し、前記摺動抵抗式センサからの被測定量に応じ
て電気信号により2つのメータ回路が指針を移動
させる。
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。
る。
第1図はこの考案の一実施例を示し、ここで、
第3図と同一符号は同一、又は相当部分を示す。
第3図と同一符号は同一、又は相当部分を示す。
図において、11,12はメータ回路で、夫々
抵抗R1,R2、コイルN1,N2,N3よりなり、1
3は摺動抵抗式センサである。
抵抗R1,R2、コイルN1,N2,N3よりなり、1
3は摺動抵抗式センサである。
メータ回路11,12は第2図に示す如く、メ
ータ回路11の指針の振れ角度とセンサ13の抵
抗値とが反比例し、メータ回路12の指針の振れ
角度とセンサ13の抵抗値とは正比例するように
夫々交差コイルループの各コイルの巻き線仕様を
変えてある。
ータ回路11の指針の振れ角度とセンサ13の抵
抗値とが反比例し、メータ回路12の指針の振れ
角度とセンサ13の抵抗値とは正比例するように
夫々交差コイルループの各コイルの巻き線仕様を
変えてある。
この考案による交差コイル式計器は、摺動抵抗
式センサ13の摺動子13bをメータ回路11,
12の共通端子(アース)として用い、固定抵抗
13aをメータ回路11,12間に設け、固定抵
抗13aの両端子を使用しているので、摺動子1
3bが被測定量に応じて移動することにより、メ
ータ回路11への抵抗とメータ回路12への抵抗
とは逆の関係にある。
式センサ13の摺動子13bをメータ回路11,
12の共通端子(アース)として用い、固定抵抗
13aをメータ回路11,12間に設け、固定抵
抗13aの両端子を使用しているので、摺動子1
3bが被測定量に応じて移動することにより、メ
ータ回路11への抵抗とメータ回路12への抵抗
とは逆の関係にある。
以上説明してきたように、この考案によれば、
摺動抵抗式センサの固定抵抗の両端子を使用し、
摺動子を各メータ回路の共通端子としたため、2
つのメータ回路のうちいずれかが故障しても残つ
たメータ回路は正確な指示ができ、また、調整抵
抗を省くことができるので配線が簡素化できると
いう効果が得られる。
摺動抵抗式センサの固定抵抗の両端子を使用し、
摺動子を各メータ回路の共通端子としたため、2
つのメータ回路のうちいずれかが故障しても残つ
たメータ回路は正確な指示ができ、また、調整抵
抗を省くことができるので配線が簡素化できると
いう効果が得られる。
第1図はこの考案の交差コイル式計器の回路
図、第2図はこの考案におけるメータ回路の摺動
抵抗式センサの抵抗値とメータ振れ角度との相関
図、第3図は従来の交差コイル式計器の回路図で
ある。 Eは直流電源、11,12はメータ回路、13
は摺動抵抗式センサ、N1,N2,N3はコイル。
図、第2図はこの考案におけるメータ回路の摺動
抵抗式センサの抵抗値とメータ振れ角度との相関
図、第3図は従来の交差コイル式計器の回路図で
ある。 Eは直流電源、11,12はメータ回路、13
は摺動抵抗式センサ、N1,N2,N3はコイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに所定の角度をなして2極着磁された可
動マグネツトの回りに交差配置された第1及び
第2のコイル手段N1,N2及びN3の直列体を、
直流電源Eの両端子間に接続してなるメータ回
路11,12を2個備えると共に、被測定量の
大きさに応じて固定抵抗13aを摺動子13b
が摺動する摺動抵抗式センサ13を1個備え、
かつ前記一方のメータ回路11の第1及び第2
のコイル手段N1,N2,N3間の接続点と、前記
他方のメータ回路12の第1及び第2のコイル
手段N1,N2,N3間の接続点との間に、前記摺
動抵抗式センサ13の固定抵抗13a両端子を
夫々接続すると共に、該摺動抵抗式センサ13
の摺動子13bを前記直流電源Eの一方の端子
に接続してなることを特徴とする交差コイル式
計器。 (2) 前記2個のメータ回路11,12は、そのセ
ンサ抵抗値に対する振れ角特性が互いに逆特性
に設定されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の交差コイル式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14895885U JPH0236136Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14895885U JPH0236136Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6258766U JPS6258766U (ja) | 1987-04-11 |
JPH0236136Y2 true JPH0236136Y2 (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=31063709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14895885U Expired JPH0236136Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236136Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP14895885U patent/JPH0236136Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6258766U (ja) | 1987-04-11 |
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