JPS5817243A - 自動車用動力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 機械産業では、工具コストや部品の貯蔵などの利点を考
えた場合、長期シリーズ製品が望ましい。

自動車産業では、乗用車の生産は強力な原動機を必要と
するトラックやその他の車輌に比べＣ数倍も多い。この
後者の車輌の場合、たとえ相当大規模なシリーズで生産
されたとしても、個々の構成部品の数は比較的少なく、
従って関連コストはそれに応じて高くなる。また負荷性
能及び作動時間に関する必要条件は当然異仕っでくる。

トラックは乗用車に比べてより大きいエンジンを必要と
し、従ってまた、歯車箱やその他の伝動部材もより重い
ものになる。このような事情に鑑み、本発明では、強力
原動機を必要とする車輌用の伝動装置であって、乗用者
用標準歯車箱を用いて生産コストを削減でき且つ所要ス
ペースが少なくてづむという利点が得られる伝動装置を
提供することを目的としている。本装置では、特定負荷
容量を変えると、種々な負荷サイクルを補償することが
できる。

本発明の自動車用動力装置の特徴は、伝動装置が少なく
とも２組の並列歯車箱セットと、これらのセットの入力
端部と接続する分配装置及びセット出力端部と接続する
収集装置とから構成され（いることである。

この歯車箱セット、分配装置及び収集装置は１つの一体
装置を構成し、分配装置には負荷分配差動歯車が具備さ
れているのが望ましい。

分配装置か収集装置のいずれか一方または双１ｉには、
望ましくは、歯車箱セットのパノＪ喘部まＩこは出力端
部における速度またはトルクを調整できる歯車段が会ま
れていると共に、特に自動車タイプの歯車箱の場合、関
連歯車箱セットの歯車段切替時、異種操作速度か異種モ
ーメントのいずれか一方または双方を発生して円滑運転
を達成することができる部材が具備されているのがよい
。

歯車箱は、例えば流体動力学的、流体静力学的あるいは
機械的ＣＶＴのような自動車タイプのものがよく、また
、機械的、電気的あるいは流体圧式タイプの共通の作動
部材ひ操作できるのがよい。

以−ト添付図面に従い本発明を詳述する。

第１図及び第２図に略示の自動車用動力装置は、トラッ
クや類似の重量車輌に常用されるタイプの強力内燃機関
１０を備えたものである。この機関は乗用車で常用され
るタイプの２つの歯車箱１１．１２を介して出ツノ軸１
３に連結されている。

この２つの歯車箱１１．１２は並列に配列され、分配装
置１４及び収集装置１５を介して相互連結されているゎ
各歯車箱の人力軸にはトルクコンバータ１６゜１１が接
続されている。

分配装置１４は遊星歯車装Ｍ１８から成り、その太陽歯
車１９は分配装置ハウジングに対し静止状態にある。ト
ルクコンバータの軸に具備された入歯中２０、２１はリ
ングホイール２２の外側ギア・リムとかみ合い、遊星歯
車２３とかみ合う内側ギア・リムは当該機関のクランク
軸により駆動されるようになっている。

収集装置１５は通常のかみ合い型大歯車２４から成つで
いる。歯車箱１１．１２間にはスペースが設Ｇｊられて
いて、発電ｌ１４２５かその他の補助装置（例えば、流
体圧式サーボ・ポンプやファン駆動装置）のいずれか一
方または双方を取り付けることができるようになってい
る。

この２つの歯車箱は小型であるから、本動力装置の外形
寸法は小さくて済み、これは、胴体下側スペースの低い
車輌、例えばバス、断部車輌、レーシング・カーなどの
場合有利である。この低外形は歯車箱を３つ備えた後述
の実施例の場合より明白となる。

歯車箱は自動式のものがよいが、分配装置及び収集装置
では、それぞれ、ギア比を多少異なるようにづることも
可能である。この場合、切開段を互いに少し移動させて
やると、円滑な操作が１ｎられる。通常タイプのギア変
換装置も具備されＣいるが、当業者にとって極めて周知
のものであるから、図中には示していない。

分配装置及び収集装置にはギア比を変換（・きる部材が
具備されているのがよく、また両装置と歯中箱とは一体
装置の形に組み込むのがよい。つまり、ユニットどして
着脱でき、而も、個別に修理及び交換を容易に実施でき
るようにするのがよい。

第１図及び第２図の分配装置を用いると、加速を達成す
ることができ、面も、場合によってｔよ、人力速度を変
えないように設計できる通常の差動内申を使用りること
も可能である。

四輪駆動としたい場合は、発電＠２５は駆動用に別の場
所に装置する必要があり、その場合、その駆動軸を延長
して前輪差動歯車に接続する。

第３図の実施例は第１図のものと概ね同じであるが、本
例では、分配装置１４と収集装＠１５との間に３つの歯
車箱３０ａ　、　３０ｂ　、　３０ｃが並列に取り付け
られている。なお本例では、分配装置１４及び収集装置
１５は、間中な大歯車伝動装置３１及び３２から成って
いる。歯車箱のギア変換レバー３３ａ　、　３３ｂ　。

３３ｃは共通の調速１ｆｉ３４に連結されている。この
調速機は機械的、電気的、あるいは流体圧式のもののい
ずれでもよい。

第４図には、３歯重箱用の分配装置または収集装置の代
替例、即らトルク伝達部材が鎖引張ホイール３６を越え
て走行するベルトまたは鎖３５である代替例が示されて
いる。前述のギア段転位を達成できるよう、第１駆動大
歯車３７の半径Ｒは隣接の駆動大歯車３８の半径Ｒより
少し大径であり、崖径Ｒは後続の駆動大歯車３９の半径
Ｒより少し大径Ｃある。

共通油受４０を両装置及び歯車箱用に配設すると共にク
ーラー（図示せず）に連結しである。鎖駆動を用いる場
合、ハウジングは使用中密閉され、ベルト駆動の場合、
ハウジングは一部を開放しＣ満足すべき冷却状態を得ら
れるようにする。

第５図ニハ、３つの歯車箱４１ａ　、　４１ｂ　、　４
１ｃを相互連結して１つの装置とした実施例、即ち２つ
の歯車で第３の歯車の基部を形成するようにした実施例
が示されている。駆動は、第１図のリング・ホイール２
２に相当する′ＴＩ星歯車装置内リング・ホイールを起
点とするのが望ましい。３角形断湘のため、構造に極め
てコンパクトである。場合によっては、この３角形の頂
点は下方に転位することも（゛きる。即ら歯車箱４１ａ
を他の２つの歯車箱より下方に配設することもできる。

共通油受は符月４２で示しである。

第６図の動力装置には４つの並列歯車箱４３ａ。

４３ｂ　、　４３ｃ　、　４３ｄが具備されているが、
これらは、望ましくは、内外両ギア・すＬｌを備え且つ
遊星歯巾装置の　部を成りリング・ホイール２２により
駆動づるのがよい。この４つの歯車箱は、別法では歯車
箱４３ａが重心面［−ぐは歯車箱４３ｄの上に位置し、
且つ歯車箱４３ｂ及び４３ｃが水平面上では並列状態に
あるように配列することもぐきる。

第７図には、３つの歯車箱４４ａ　、　４４ｂ　、　４
４ｃが並列配列され、歯車箱４４６が歯車箱４４ｂの上
方に位ＩＩるようにした別の構成例が示されている。

本例の場合、駆動は鎖引張ホイール４６上を走行づる鎖
またはベルト４５を介して発生させるのが望ましい。

本願に記載の且つ添イ４図面に図示の実施例は甲なる範
例に過ぎず、その一部を構成する構成部材は、イー１属
の特許請求の範囲を越えない限り多種多様な変更例がｉ
ｉＪ能である。原動機１０は任意のり、イブのもの、例
えばガス・タービンでもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動車用動力装置の概略図、第２図は
第１図の線■−■に沿って切られた分配装置の断面図、
第３図は第１図の動力装置の変更例であつＣ１３つの並
列に配列された歯車箱からなる例を示す図、第４図は３
歯重箱式構成に適合づるように作られた、ベルトまたは
鎖式の分配装置または収集装置の断面図、第５図、第６
図及び第７図は３個または４個の歯車箱を取り（＝Ｊ　
ｉ〕る際の種々な取付法を示す図である。 １０・・・原動機　ｉｔ、　１２：　３０：　４１　：
　４３：　４４・・・歯車箱１３・・・出力軸　１４・
・・分配装＄１５・・・収集装＠１６゜１７・・・トル
クコンバータ　３４・・・調速１！！　　３７．３８．
３９・・・大歯車 特許出願人　　スベンーＡロフ　りＯノニｊル１こＦＩ
Ｇ、２ Ｒ１〉ＲＯＲ２〉Ｒ１

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）原動機１０とこれを出力軸１３に連結する歯巾伝
   動装置とからなる自動車用動力装置であって、該伝ｌＩ
   Ｊ装置が、少なくとも２組の並列歯車箱セット１１．１
   ２；３０；４１；４３；４４と、その入力端部と接続す
   る分配歯車装置１４及び出力端部と接続Ｊる収集装置１
   ５とから構成されていることを特徴とりる自動車用動力
   装置。
2. （２）前記歯車箱セット１１．１２：　３０；　４１　
   ：　４３；４４並びに分配及び収集装置１４．１５が一
   体装置の形に構成されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第〈１）項に記載の動力装置。
3. （３）前記分配装置に負荷分配作動歯車が含まれている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項または第（
   ２）項に記載の動力装置。
4. （４）前記分配装Ｍ１４か収集装置１５のいずれか一方
   または双方に、前記歯車箱セットの入力端部または出力
   端部においＣ１それぞれ、速度またはトルクを調整でき
   る複数の歯車段が含まれていることを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項乃至第（３）項のいずれかに記載の
   動力装置。
5. （５）前記分配装置１４及び収集装置１５に、関連歯車
   箱セットにおいて歯車段切替時に異種操作速度か異種モ
   ーメントのいずれか一方または双方を発生させることが
   できる部材３７．３８．３９が具備されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項のい
   ずれかに記載の動力装置。
6. （６）前記歯車箱セットが自動式であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項乃至第〈５）項のいずれか
   に記載の動力装置。
7. （７）前記歯車箱セットが、機械的、電気的、または流
   体圧タイプの共通作動装置３４に連結されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（５）項の
   いずれかに記載の動力装置。
8. （８）各歯車箱セット１１．１２の入力部に具備された
   トルクコンバータ１６．１７と、前記歯車箱セット間に
   位置付けられ且つ前記収集装置１５で駆動される補助動
   力装置とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第
   （７）　Ｊｎのいずれかに記載の動力装置。