JPS58169810A - 耐白蟻性電線被覆材料の製造方法 - Google Patents

耐白蟻性電線被覆材料の製造方法

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JPS58169810A
JPS58169810A JP57054095A JP5409582A JPS58169810A JP S58169810 A JPS58169810 A JP S58169810A JP 57054095 A JP57054095 A JP 57054095A JP 5409582 A JP5409582 A JP 5409582A JP S58169810 A JPS58169810 A JP S58169810A
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JP
Japan
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parts
coating material
termites
plasticizer
resin composition
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JP57054095A
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English (en)
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孝一 西本
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  • Insulated Conductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明者は耐白蟻性電線被覆材料の製造方法に関して発
明し先に特許出願(昭和!;6年特許願第1227≠g
号)をしたが、更に追試の結果上記に示す化合物に付い
てもは!同様の結果が得られたので本件特許の出願に及
んだものである。
本発明は白蟻の食害を受けな、い電線被覆材料の製造方
法に関するものである。より詳しくは予め可塑剤に独自
の防虫剤を混入しておき、この可塑剤を電線用塩、化ビ
ニル樹脂材料に所定量添加し、成型する被覆材料の製造
方法である。
電線は本来地下ケーブルとして地中に埋設しておくもの
である。これには2通りの方法があり、(1)はコシク
リートで溝を作りその内に地下ケーブルを設置し、内部
を空間にしておく。(2)は]コシクリートに砂または
土とともに地下ケーブルを埋設するか、または地下に直
接埋設するかして設置する。
しかしく1)は電線の気象影響、土壌による劣化は防止
できるが、施設費の増大ならびに野原による食害があり
、特別Q場合にのみ適用される。
(2)は一般的普遍的なものであるが、白蟻の食害がは
なはだしい。
一般に白蟻は木材を食害し、そのセルロースを栄養源と
する唯一の昆虫である。白蟻の種類は世界に約1000
種あり、本来熱帯系昆虫であるが現在では亜熱帯、温帯
にも広く分布しており、種類によっては地下に大きな巣
を形成し大集団をなす社会性昆虫である。我国では沖縄
、九州、四国などに多いが、とくに東南アジア、中近東
における白蟻の生息数、分布密度は我国では想像できな
い程大きいものである0白蟻は木材以外に繊維性物質は
すべて食害し栄養にするが、鉛、コシクリート、レシガ
、塩ビ系樹脂、エボオ+シ糸樹脂なども穿孔する。しか
しこれら非繊維性物質は単に穿孔するのみで栄養とはし
ない。
このような習性をもつ白蟻は四国、九州、沖縄さらに東
南アジア、中近東の諸国において地下に設置された電線
ケーブルに穿孔し、しばしば事故を起し多大の被害を与
えている。このような個所に設置する電線ケーブルは従
来からディルトリジ(防虫剤)を混入して白蟻の被害を
受けないようにしてきた。しかしながら、ディルトリジ
は人畜に対する毒性が強く、環境汚槃の原因になるとい
うことで、現在我国では使用禁止となり、耐白蟻電線用
被覆材料がなく、ディルトリジに代わるべきものが要望
されている状態である。人畜に対する毒性の低い防虫剤
は数多くあるが、これらのうちで白蟻に効力のあるもの
はある程度限定されるしさらに電線用被覆材料は長期間
使用する関係上防虫剤もその効力持続性の長いものでな
ければならない。このような条件を満足するしのとして
はり0ルヂシがあけられる。しかしり0ルヂシは熱に対
し不安定で、電線用被覆材料製造時に混入したものが大
部分揮散してしまうと同時に成型後もにじみ出てきて実
用上大きな支障をもたらすということで、本目的には適
合しないことが分った。
本発明者は檎々の研究の結果、白蟻に速効的でかつ強力
な効果を持つ有機リシ系化合物であるフエニト0チオシ
、車中シム、り0ルピリ本ス、アセフェート、り0ルビ
リフオスメチル、プロチオフォス、サイアノフォス単独
でも効果がある事はもちろんであるが、遅効的でそれ自
身でも効力を有するが高濃度を□必要とする有機酸金属
塩とをある配合で混合したものが効力の持続性が極めて
長く電線被覆材料に適合していることを発見した。
有機リシ系化合物はその種類が多く、すべてのものが白
蟻に効力的で、人畜に低毒性とは限らない。
また低毒性の化合物がすべて白蟻に効果的で本発明の目
的にかなうとけ限らない。
そこで種々研究を重ねた結果、フエニト0チオシ、車中
シム、り0ルピリホス、アセフェート、り0ルビリフオ
スメチル、プロチオフォス、サイアノフォスが良好であ
ることが分った。
電線用塩化ビニル樹脂は基本的にはPvCに可塑剤、安
定剤、滑剤、充填剤を種々の配合により混合し、加熱成
型する。この時の温度は200℃になる。
したがって、上記の防蟻剤は可塑剤などによく溶解し、
かつ200℃の温度にも安定であることを必要とする。
本発明に関する防蟻剤はすべてこの条件を満足するもの
である。
実施例 1 フエニト0チオシ     lIS部 り、O,P(可塑剤)   js部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し2%になるように可塑剤と共に混入して成型す
る。
実施例 2 プロチオフォス      as部 D 、O、P         jJ部上記配合よりな
る防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材料に対し、2%
になるように可塑剤と共に混入して成型する。
実施例 8 パーサティク酸亜鉛    23部 フエニト0チオシ     4IS部 り、0.P       30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2%になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 4 パーサティク酸亜鉛    447部 フエニト0チオシ     23部 り、O,P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、弘襲になるように5f塑剤と共に混入して成
型す、る。
実施例 5 パーサティク酸亜鉛    17部 本生中ム         23部 り、O,P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、参%になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 6 オクチル酸亜鉛      17部 ホ+シム         23部 り、O,P2O部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化じニル樹脂組成材
料に対し、11.%になるように可塑剤と共に混入して
成型する。
実施例 7    )・ パーサティク酸亜船    117部 り0ルピリ本ス      23部 り、0.P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組晟材
料に対し、lI%になるように可塑剤と共に混入して成
型する。
実施例 8 オクチル酸亜鉛      2部部 り0ルピリ皐ス      qj部 り、O,P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2%になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 9 ナフテシ酸銅       2部部 フエニト0チオシ     4cj部 り、OlP        30部 上記配合よりなる防蟻剤側公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2襲になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 1〇 二塩基性フタル酸鉛    2部部 り0ルピリホス      ≠j部 り、0.P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2%になるように可塑剤と共に混入して成型
する◎ 実施例 11 ステアリシ酸bルシウム      2部部フエニト0
チオシ     Q−5部 り、O,P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2俸になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 12 ラウリシ酸亜鉛      17部 本生中ム         23部 り、0.P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、IIEになるように可塑剤と共に混入して成
型する。
実施例 18 ジオクチル錫ジラウレート     4部7部フエニト
σチオシ     23部 り、0.P       30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、1%になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 14 パーサティク酸亜鉛    23部 アセフェート       17部 り、0.P       30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、2sになるように可塑剤と共に混入して成型
する。
実施例 15 オクチル酸亜鉛      ダj部 り0ルビリフオスメチル  25部 り、O,P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、II≦になるように可塑剤と共に混入して成
型する。
実施例 16 ナフテン酸銅       弘j部 サイアノフォス      2j部 り、0.P        30部 上記配合よりなる防蟻剤を公知の塩化ビニル樹脂組成材
料に対し、4%になるように可塑剤と共に混入して成型
する。
試験結果 白蟻死亡率(≦) すなわち、白蟻試験用PvC試験片は5XllcII&
の大きさで、この試験片l箇に対し家白蟻セ蟻/SO頭
、兵蟻iswrを用いた。直径/ 0C−−深さ7−の
円筒型の容器の底部に石膏をひきそ(上に試験片をおき
白蟻を投入し、適当な大きさく水槽形のガラス容器の底
部−面に湿潤な脱脂綿二ひき、その上に前記の円筒型容
器をおく。このうな試験装置を温度2g±/’Cの恒温
室に静置白蟻の死減数を観察測定した。
またjケ年にわたり実施してきた野外試験で全く食害を
受けなかった。
特許出願人  西  本  孝  −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 白蟻に速動的でかつ強力な効果を持つ有機リシ系化
    合物であるフエニトoチオシ、ホ+シム、りOルビリ本
    ス、アセフェート、り0ルビリフオスメチル、づ0チオ
    フオス、サイアノフォスの一種又は数種、又はこれに有
    機酸金属塩の一種又は数種を加えたものを塩化ビニル樹
    脂の組成剤に適意の可塑剤と共に混入して電線被覆材料
    を製造することを特徴とする耐白蟻性電線被覆材料の製
    造方法。
JP57054095A 1982-03-31 1982-03-31 耐白蟻性電線被覆材料の製造方法 Pending JPS58169810A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03257712A (ja) * 1990-03-06 1991-11-18 Yazaki Corp 耐防蟻防鼠性熱可塑性組成物及び耐防蟻防鼠性熱可塑性組成物を絶縁シース材として用いた電線・ケーブル
JPH04234301A (ja) * 1990-12-28 1992-08-24 Yazaki Corp 耐白蟻性ビニル系樹脂組成物、及び耐白蟻性ビニル系樹脂組成物を用いた耐白蟻性電線・ケーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825012A (ja) * 1981-08-05 1983-02-15 西本 孝一 耐白蟻性電線被覆材料の製造方法

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JPH04234301A (ja) * 1990-12-28 1992-08-24 Yazaki Corp 耐白蟻性ビニル系樹脂組成物、及び耐白蟻性ビニル系樹脂組成物を用いた耐白蟻性電線・ケーブル

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