JPS5816979B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPS5816979B2
JPS5816979B2 JP53002285A JP228578A JPS5816979B2 JP S5816979 B2 JPS5816979 B2 JP S5816979B2 JP 53002285 A JP53002285 A JP 53002285A JP 228578 A JP228578 A JP 228578A JP S5816979 B2 JPS5816979 B2 JP S5816979B2
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JP
Japan
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tool
sleeve
shaft
gripping
axis
Prior art date
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JP53002285A
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English (en)
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JPS5495087A (en
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河合澄雄
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
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Publication of JPS5495087A publication Critical patent/JPS5495087A/ja
Publication of JPS5816979B2 publication Critical patent/JPS5816979B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15773Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking the tool from a storage device and passing it on to other transfer devices, which insert it in a spindle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工具マガジンに貯蔵された多数の工具を補助ア
ーム、交換アームによって順次主軸に挿着し、次いで使
用済の工具を再び工具マガジンに返還するように構成し
た自動工具交換装置等に応用される搬送装置に関する。
従来、工具マガジンに貯蔵された工具を縦形の主軸に挿
着するには工具マガジンの工具交換位置に割出された工
具を補助アームによって中間ステーションに挿着し、そ
の後中間ステーション自体が90度下方へ旋回されて主
軸に挿着された重工具と交換できる位置に待機する。
そして交換アームによって中間ステーションの重工具と
主軸の重工具とを同時に把持し180度旋回して重工具
を主軸に挿着していた。
従って補助アームと交換アームの間に両者の中継ぎを行
う中間ステーションが設置されているので工具交換時間
が長くかかるとともに構成が複雑になる等の欠点があっ
た。
まだ工具マガジンには工具のキー溝の位置を一定方向に
して挿着しなければならず、工具マガジンの工具を更新
する場合余分な時間を必要としていた。
本発明の目的は、かかる従来の欠点を解消するために無
端状チェーンリンク式1具マガジンの各リンクの外周に
各種の工具がキー溝方向任意で挿着された工具スリーブ
を着脱可能に装着し、工具を工具スリーブ毎補助アーム
上の同心の回転本体に設けた把持手段によって把持し、
補助アームの揺動によって回転本体を回転させ工具スリ
ーブを下向きに90度旋回させて主軸に挿着された重工
具と交換できる位置に搬送し工具交換動作のシーケンス
の減少と工具交換時間の短縮を計る搬送装置を提供する
ことである。
次に本発明の実施態様を図面により説明する。
細長い箱型のベッド1の上面には、ベッド1の長手方向
に摺動可能なテーブル2が載置され、ベッド1のテーブ
ル2摺動方向と直角な両端面にはそれぞれ右コラム3と
左コラム4が直立して設けられている。
更に両コラム3,4の上端面に箱型のトップビーム5が
載置されて両コラム3,4と固着されていて、いわゆる
門型を構成している。
前記両コラム3,4の前面の垂直方向に伸びる摺動面6
,7には垂直方向に摺動可能な横桁8が装架されていて
、横桁8の前面には水平方向に伸びる摺動面9,10が
二個所垂直方向に距離をおいて形成されている。
前記横桁8の摺動面9,10には、水平方向に摺動可能
な主軸頭11が装架され該主軸頭11には垂直な軸心を
有して回転可能、且軸心方向に摺動可能な主軸12が嵌
装されている。
前記主軸頭11の左側面には前記横桁8の摺動面9,1
0上を水平方向に摺動可能な後述の自動工具交換装置1
3が固着されていて、常に主軸頭11と一体に摺動する
次に前記自動工具交換装置13の詳細を説明する。
基台14は板状であって、前面は垂直な平面で後述の各
種装置が装着され、後面は前記横桁8の摺動面9,10
に係合する回路の案内装置が固着され、右端部は前記主
軸頭11の左端面に固着されて常に主軸頭11と一体に
摺動面9,10上を水平方向に摺動可能である。
前記基台14の前面には無端状のチェーンリンク15が
垂直な面内で回転割出し可能に支承され、上下二個所の
チェーンリンク15の屈曲部の割出板16により回路の
駆動装置からの回転力が伝達される。
前記チェーンリンク15の各リンク11は直方体状で隣
り合うリンク間がそれぞれ回転方向と直角且前記割出板
の軸心と平行な連結軸18によって連結され前記チェー
ンリンク15の回転方向外周面側には回転方向の断面が
台形状の凹溝19(第5図)が刻設されている。
更に該凹溝19のガムがりの傾斜面20.21には、前
記リンク17の両端の連結軸18の軸心を含む平面と平
行且連結軸18の軸心と直角な軸心を有する先止り穴2
2.23がそれぞれ同心に且連結軸18の軸方向に間隔
をおいて二個所づつ即ち合計四個所の先止り穴が穿設さ
れている。
前記リンク17にはそれぞれ工具スリーブ24が着脱可
能に装着される。
即ち該工具スリーブ24は二重の筒状で外筒25と内筒
26とよすなバ外筒25の外周には軸心に平行な切欠き
27(第4図)が刻設されていて、この切欠き27に軸
心と直角方向の断面が前記凹溝19に嵌合する台形状の
凸部を有するブラケット28がボルト29により締着さ
れている。
該ブラケット28の前記外筒25の切欠き27側には軸
心と直角方向の角形の溝30が軸方向に間隔をおいて二
個所、前記リンク17の先止り穴22.33と対応する
位置に刻設され、外筒25の切欠き27側にも同様に二
個所の角形の溝31が刻設され、これらの溝30.31
内に前記工具スリーブ24をリンク17に装着固定して
おくだめのコマ32が摺動可能に挿着されている。
該コマ32は前記溝30内を摺動する部分は角柱状で、
前記リンク17の先止り穴22又は23に臨む部分のみ
円柱状であり、角柱状部の前記切欠き2γに面する側か
らは前記溝31内を通り外筒25の外側へ突出するよう
に伸びるアーム33を有している。
又前記コマ32の角柱状部にはコマ32の摺動方向の軸
心を有する先止り穴34が角柱状部端面側から穿設され
ていて一個の溝30にそれぞれ二個づつ互に先止り穴3
4を向い合わせに挿着され、それらの先止り穴34にば
ね35が介装されていて二個のコマ32をそれぞれ外向
きに押圧している。
前記工具スリーブ24の内筒26は外筒25に対して軸
受36.37により回転可能且軸方向に移動不可に軸支
されている。
そして内筒26の前側には、工具38のテーパシャンク
39に適合すべく奥に向って縮径した中空のテーパ部4
0が形成されており、該テーパ部40に続く内筒26の
後部内側の中空部41には、工具38の後端に螺着され
たプルスダツド42を把持するためはね43を内蔵しリ
ング44を軸方向摺動可能に嵌装し、三個の鋼球45が
半径方向に出入するように使用した周知の把持機構が設
けられている。
また内筒26の後端には内筒26と一体に回転すべく歯
車46がボルトにより締着され、該歯車46の内筒26
内側に向う筒状の突起部47には、前記鋼球45が三個
保持されている。
前記チェーンリンク15と前記各リンク17に装着され
た工具スリーブ24とによって工具マガジン48が構成
される。
従って工具は軸心が水平な状態で前記工具マガジン48
に保持される。
また前記工具マガジン48のチェーンリンク15の右下
側の屈曲部が後述の補助アーム49による工具スリーブ
搬出人位置(位置A)であって、この位置Aの前記基台
14側には、前記工具スリーブ24の内筒26の後端に
固着された歯車46と必要なときのみ噛合う駆動歯車装
置(図示せず)が装着されていて、内筒26即ち工具3
8を回転可能なものである。
前記基台14の前面の前記工具マガジン48の下側には
、所望工具を工具マガジン48から搬出スべく前記工具
スリーブ搬出人位置(位置A)に割出された工具を工具
スリーブ24毎把持し所望工具の軸心が前記主軸12の
軸心と平行になる工具交換位置(位置B)まで90度下
方に旋回搬送する補助アーム49が装架されている。
該補助アーム49は前記工具スリーブ24を把持する工
具把持装置部50と該装置部50を旋回させる旋回装置
部51とよりなるもので、先ず旋回装置部51(第6図
)関係の詳細を説明する。
前記基台14の前面の左下部に、フランジ部52を有す
る固定軸53が軸心を水平な状態でボルトにより締着さ
れ、その右側には固定軸53の軸心を曲率中心とする扇
形歯車54がボルトにより締着されている。
前記固定軸53には前記旋回装置部51の揺動軸55の
ボス部56が軸受57.58.59により前記基台14
の前面に平行即ち垂直な面内で旋回可能に軸支されてい
る。
前記揺動軸55の中程には、前記基台14に締着された
扇形歯車54と噛合う傘歯車60が、軸受61.62.
63により回転可能に軸支されている。
そしてこれらの歯車の歯数は、前記補助アーム49全体
が前記固定軸53を旋回中心として前記工具マガジン4
8の工具スリーブ搬出人位置(位置A)から前記主軸1
2との工具交換位置まで1/16 回転した時に、補助
アーム49の工具把持装置部50が前記揺動軸55を旋
回中心として前記工具スリーブ24を工具38の軸心が
水平な状態から垂直な状態(位置B)へ174回転(9
0度)するように設定されている。
即ち前記扇形歯車54と傘歯車60の歯数比は4に設定
されている。
前記傘歯車60の揺動軸55の先端側のボス部64に、
工具把持装置部50の略半割円柱状の本体65の一方の
端部66が、ボルト67とテーパピン68により固着さ
れている。
また前記本体65の他方の端部69には前記揺動軸55
と同心の円柱状突起部70が設けられていて、後述の油
圧シリンダ71の連結部材12と連結される。
前記基台14の前面の前記工具マガジン48の右側には
、垂直断面がコ字状のブラケット73がボルトにより締
着されていて、該ブラケット、!/!F−に軸心を水平
に固着されたピン74に、前記油圧シ′リンダ71の上
端部75が垂直面内で揺動可能に軸支されている。
また前記油圧シリンダγ1の下端からは、ピストンロッ
ド76が突出していてポート77またはポート78から
の圧油により前記補助アーム49が上昇下降する。
前記ピストンロンドア6の下端には前記連結部材72が
螺着されていて、該連結部材72が前記本体65の円柱
状突起部70に連結されている。
即ち該円柱状突起部70には、回転のみ可能なリング8
2が軸支され、該リング82の外周の三等分の位置に半
径方向の軸心を有するピン80.81が螺着されている
そして該ピン80.81に、前記連結部材γ2の側面に
突設されだコ字状部79の開放端が前記油圧シリンダ7
1の揺動方向と平行な面内で旋回可能に軸支されている
従って前記ピストンロンドア6が上昇下降されると、前
記補助アーム49は前記固定軸53を中心に揺動運動し
、且前記本体65の端部66に固着された傘歯車60が
基台14上の扇形歯車54上を転動するので、本体65
は揺動軸55と円柱状突起部70とを旋回中心として旋
回される。
次に工具把持装置部50の詳細を説明する。
前記略半割円柱状の本体65の軸方向平面部83には軸
方向断面が台形状の四部84が設けられていて、該凹部
84内に前記平面部83と平行且本体65の旋回軸心と
直角な二本のスプライン軸85.86が互に平行な状態
で両端を本体65の平軸受87.88により旋回可能に
軸支されている。
そして前記スプライン軸85.86の両端寄りには、隣
り合うスプライン軸85.86と対をなす把持爪89.
90が二対スプライン結合されている。
該把持爪89,90の把持部91は前記工具スリーブ2
4の外筒25の外径と同一の曲率を有し、先端部92は
工具スリーブ24を把持したときに前記コマ32のアー
ム33に当接する位置にある。
前記スプライン軸85,86の中程には、前記工具スリ
ーブ24を把持したとき外筒25の外周の軸方向中程に
周方向に二個所刻設された角形の溝93.94に係合し
て、工具スリーブ24の軸方向の位置決め作用をする位
置決め用爪95.96がスプライン結合されている。
前記スプライン軸85の一方の把持爪89と前記位置決
め用爪95との間には欠歯歯車97がスプライン結合さ
れ、別のスプライン軸86にも欠歯歯車97とは点対称
の位置に欠歯歯車98がスプライン結合されている。
前記本体65の台形状の凹部84の底面近くには、前記
スプライン軸85゜86の軸心と直角且二本のスプライ
ン軸85゜86の軸心を含む平面と平行な軸心を有する
二本の円柱状のラック99,100が、互に平行な状態
で平軸受により摺動可能に嵌装されている。
そして該ラック99,100にはそれぞれ互に直角に二
個所歯が刻設されている。
前記ラック99の前記スプライン軸85に面する側の歯
は前記欠歯歯車97と噛合い、他方のラック100の前
記スプライン軸86に面する側の歯は前記欠歯歯車98
と噛合い、ラック99,100の別の一面の歯はそれぞ
れ向い合うように設けられている。
そしてこれら向い合う歯の両方に常時噛合う歯車101
が前記本体65に軸受102により回転可能に軸支され
ている。
前記ラック99の一端はピストン103になっていて、
前記本体65に固着されたシリンダ104のシリンダ室
に摺動可能に嵌装され、ポート105またはポート10
6からの圧油により軸方向に摺動する。
また前記本体65の前記ラック99の他端側の中空部に
は、ラック99を前記シリンダ104側へ押圧するばね
107が介装され、もう一方のラック100の前記歯車
101に関して対称々端面側にもばね108が介装され
ている。
前記本体65の前記スプライン軸85と86の間の前記
ラック99寄りの突起部109には、前記把持爪89,
90が前記工具38を工具スリーブ24毎把持した時工
具38のフランジ110の円周上三等分の位置に二個新
設けられたキー溝111に係合するL形の可動キー11
2が前記ラック99と平行な軸心を有するピン113に
より一方の直線部の中程を揺動可能に軸支されている。
そして前記可動キー112のキー溝111に係合する突
出部の背面側には、先止り穴114が穿設され、該先止
り穴114と本体65との間にばね115が介装されて
いて、該ばね115によって可動キー112は常にキー
溝111に係合する側へ押圧されている。
前記本体65の前記可動キー112のキー溝111に保
合する側とピン113に関して反対側の傾斜面116に
は、本体65の凹部84の底面部に固着されたブラケッ
ト117にピン113の軸心と直角方向に摺動可能に嵌
装されたプランジャ118の先端が当接している。
そして該プランジャ118の中程はピストン119にな
っていて、前記ブラケット117内の前記可動キー11
2側のシリンダ室にはばね120が介装され、プランジ
ャ118を常に可動キー112から遠ざける方向に押圧
している。
また前記ピストン1199反対側のシリンダ室には、前
記本体65の油穴121と連通するポート122から圧
油が供給されるようになっていて、圧油によりピストン
119は前記ばね120の力に抗して前記可動キー11
2側へ摺動される。
更に前記プランジャ118の前記可動キー112に接す
る側と反対側の端部には、プランジャ118の軸心と直
角方向且前記工具スリーブ24を把持する側へ伸びる板
123がピン124により固着されていて、プランジャ
118の軸方向摺動と共に該板123の先端部が前記工
具スリーブ24の内筒26の後部に嵌装されたリング4
4の突起部125へ接離可能であってプランジャ118
が可動キー112側へ摺動された場合には前記ばね43
の力に抗して前記リング44を前記内筒26の内方へ押
込む作用をする。
前記基台14の前面の前記油圧シリンダ71の右側には
周知の交換アーム装置126が装着されて因る。
即ち前記主軸12の軸心と平行な方向に摺動可能且旋回
可能なアーム旋回軸127と、該アーム旋回軸127の
下端にキー着され軸心と直角な方向に対称に伸び、それ
ぞれの先端に工具把持機構を有する交換アーム128と
よりなるものであって、前記工具把持機構には前記工具
38のキー溝111に係合する出入可能な可動キーが設
けられている。
そして前記交換アーム128は前記アーム旋回軸121
の軸心と直角な面内で三位置(後述する位置C,D。
E )に旋回可能、且軸心方向二位置(後述する位置F
、G)に摺動可能に装架されている。
以上の面位置は前記周知の交換アーム装置126におい
て、通常位置決めされている位置である。
即ち位置Cは、前記位置Bの工具スリーブ24の工具と
前記主軸12の工具のどちらも把持しない待機位置であ
り、位置りは位置Cから90度旋回して工具スリーブ2
4の工具と主軸12の工具の両方を同時に把持する位置
であり、位置Eは、位置りから180度旋回して工具ス
リーブ24の工具と主軸12の工具との位置を入替えた
位置である。
まだ位置Fは、交換アーム128の工具を前記工具スリ
ーブ24と前記主軸12に挿着した位置であり、位置G
は、工具スリーブ24の工具と主軸12の工具を抜取っ
た位置である。
前記主軸12の先端部には、前記工具スリーブ24の内
筒26と同様なテーパ部と周知の工具把持機構と工具3
8のキー溝111が係合する二個の固定キー129とが
設けられている。
また主軸12の上部には工具の挿入時に主軸12の固定
キー129を一定方向に回転停止させる周知の主軸定位
置停止装置(図示せず)が装着されている。
次に本発明の作用について説明する。
工具マガジン48の工具スリーブ24には、各種の工具
がキー溝111の位置を任意方向で挿着されている。
補助アーム49は上昇位置(位置A)にあり、把持爪8
9.90は工具マガジン48が回転割出し可能なるよう
に開いた状態である。
交換アーム128は待機位置CKあり、主軸12により
テーブル2上の工作物(図示せず)に対する加工が継続
中である。
このような状態において次に使用される重工具の工具交
換準備が行なわれる。
周知の制御装置(図示せず)から重工具の割出し信号が
送られると、回路の駆動装置によって割出板16が回転
され、指定された重工具が挿着された工具スリーブ24
が工具スリーブ搬出人位置(位置A)に割出し位置決め
される。
この時には工具のキー溝111の位置は任意方向である
ので、可動キー112は工具の7ランジ110によって
第8図において時計方向に回転された状態である。
従って可動キー112の傾斜面116とプランジャ11
8の先端部は離れている。
この状態で重工具は工具交換指令の信号が送られて来る
まで待機する。
一方テーブル2上の工作物に対するある加工が終了する
と、制御装置から工具交換指令の信号が送られ、先ず基
台14の位置Aに装着された駆動歯車装置(図示せず)
の歯車が、工具スリーブ24の内筒26の歯車46と噛
合い、外筒25はリンク1Tに装着固定された状態で内
筒26のみが回転され、工具のキー溝111に可動キー
112が係合する。
これで工具のキー溝111の位置は一定方向に位置決め
されたわけであり、続いて補助アーム49の本体65に
固着されたシリンダ104のポート105から圧油が供
給され第7図においてラック99は左方へ、ラック10
0は歯車101の反時計方向回転によって右方へ摺動さ
れる。
そしてラック99.’f00と噛合う欠歯歯車97゜9
8が回転され、スプライン軸85.86を介して二対の
把持爪89,90がそれぞれ内向きに回転されて工具ス
リーブ24の外筒25を把持し、同時に位置決め用爪9
5.96も内向きに回転されて外筒25の溝93,94
に係合する。
工具スリーブ24が把持爪89.90によって把持され
ると同時に、把持爪89.90の先端部92によってコ
マ32のアーム33がそれぞれはね35の力に抗してブ
ラケット28内へ押込まれ、コマ32の円柱状先端部が
リンク17の先止り穴22゜23からはずれて、工具ス
リーブ24はリンク17とは完全に切離される。
続いて油圧シリンダ71のポート78から圧油が供給さ
れて、ピストンロンドア6が下降すると、補助アーム4
9は固定軸53を旋回中心として第3図において時計方
向に旋回され、同時に工具スリーブ24を把持した工具
把持装置部50は、該装置部50端簡に固着された傘歯
車60が基台14上の扇形歯車54と噛合って転動され
るので、揺動軸55を旋回中心として下向きに90度旋
回されて、主軸12との工具交換位置(位置B)に移動
されて、重工具は軸心が主軸12と平行な状態にされる
この時工具スリーブ24は位置決め用爪95,96によ
り軸方向に保持され、把持爪89.90により径方向に
保持されており、油圧装置の故障等によりシリンダ10
4のポート105からの圧油の供給が絶たれても、はね
107,108により把持爪89.90は締め勝手に保
持されるので、工具スリーブ24が落下する心配はない
また工具も鋼球45を介してリング44により締め勝手
に保持されるので脱落する心配はない。
一方主軸12の旧工具は、キー溝の位置を任意角度方向
に停止される。
続いて待機位置Cの交換アーム128が90度旋回して
、一方の工具把持機構で工具スリーブ24の重工具を把
持し、他方の工具把持機構で主軸12の旧工具を把持す
る。
この時工具スリーブ24の重工具のキー溝111には交
換アーム128の工具把持機構の可動キーが係合して、
キー溝111の位置を一定方向に保持するが、主軸12
の重工具に対しては、可動キーは通常工具のフランジに
よって交換アーム128内に押込められた状態となる。
工具スリーブ24の重工具が交換アーム128に把持さ
れたことが確認されてから、ブラケット117のシリン
ダ室に本体65の袖穴121を通じてポート122から
圧油が供給されると、プランジャ118はばね120の
力に抗して可動キー112側へ摺動され、プランジャ1
18と一体の板123も同時に摺動される。
板123の摺動によって、工具スリーブ24のリング4
4がばね43の力に抗して内筒26の内方へ押込まれる
と、鋼球45はリング44の内周の溝に移動可能となり
、重工具はゆるめの状態になるこの状態で交換アーム1
28は位置Gに下降してそれぞれの工具を同時に抜取り
、次に180度旋回して、重工具を主軸12側へ、また
重工具を工具スリーブ24側へ移動させる。
一方交換アーム128が旋回している間に、主軸12は
主軸定位置停止装置(図示せず)により補正回転されて
、固定キー129は定角度位置に停止される。
次いで交換アーム128が上昇して、重工具はキー溝1
11を主軸12の固定キー129に係合させて挿着され
、重工具はキー溝の位置が任意角度方向の状態で工具ス
リーブ24へ挿着される。
この時工具スリーブ24の可動キー112はプランジャ
118により傾斜面116を押圧されて工具のキー溝と
の保合部が後退した状態にあるので、重工具のフランジ
と干渉することはない。
続いてブラケット117のポート122からの圧油の供
給が絶たれると、ばね120の弾力によってプランジャ
118は可動キー112から遠ざかる方向へ摺動され、
板123は内筒26のリング44から離れるので、リン
グ44はばね43の弾力により内筒26の外方へ押出さ
れ、鋼球45によって重工具が内筒26に保持される。
まだ可動キー112はプランジャ118から解放される
ので、はね1150弾力により第8図において反時計方
向に回転され工具のキー溝との保合部が重工具のフラン
ジ外周に接した状態になる。
新旧工具がそれぞれ主軸12と工具スリーブ24とに挿
着されたあとで、交換アーム128は90度旋回されて
再び位置C即ち最初の位置へもどされる。
このあと油圧シリンダ71のポート77から圧油が供給
されて、ピストンロンドア6が上昇すると、補助アーム
49は第3図において反時計方向に旋回され、同時に工
具把持装置部50は上向きに90度旋回されて、重工具
を挿着された工具スリーブ24は工具スリーブ搬出人位
置(位置A)に移動される。
なお工具マガジン48の位置Aには、交換アーム128
による新旧工具の交換を行なっている間に、主軸12の
重工具が返却されるべき空のリンク17が予め割出し位
置決めされているものである。
従って各工具は主軸12において使用後は必ず各工具に
固有のリンク17に返却されるものであり、工具スリー
ブ24のみが、次々と直前に使用された工具のリンク1
7に移動していくものである。
位置Aに旋回された工具スリーブ24の重工具は、キー
溝の位置が任意角度方向の状態で、工具スリーブ24毎
前記新工具搬出の逆の工程で補助アーム49から離れて
リンク17に装着される。
そして補助アーム49は再び初期状態即ち把持爪89゜
90は工具マガジン48が回転割出し可能なるように開
いた状態にもどり、自動工具交換の一周期が終了する。
なお補助アーム49が重工具を挿着された工具スリーブ
24とともに位置Bから上向きに旋回を始めると同時に
、主軸12に挿着されり重工具により新たな加工が開始
されるものである。
以上述べたように、本発明の搬送装置は、無端状チェー
ンリンク式1具マガジンの各リンクの外周に工具スリー
ブを着脱可能に装着し、所望工具を工具マガジンの工具
スリーブ搬出人位置に割出した時に工具交換指令によっ
て工具を工具スリーブ毎補助アーム上の回転本体の把持
爪によって杷持し、補助アームの揺動の下降旋回と同時
に工具スリーブを取外し下向きに90度旋回させて主軸
に挿着された重工具と交換できる位置に搬送するように
しだので、工具交換動作のシーケンスの減少と工具交換
時間の短縮が可能なものであり、また工具マガジンの工
具を更新するときも非常に短時間に実施できるので、機
械の実稼動率を大幅に向上できるものである。
更に一つの油圧シリンダにより補助アームの垂直面内に
おける上昇下降運動と、工具把持装置部の旋回運動を同
時に行なわせるようにしたので構造が非常に簡単になり
故障等の恐れが減少したものである。
更にまた工具スリーブを径方向に保持すb把持爪と軸方
向に保持する位置決め用爪とをそれぞれ別個に設けだの
でより確実に工具スリーブを保持可能なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動工具交換装置を備えた工作機械の
正面図、第2図は本発明の自動工具交換装置を備えた工
作機械の左側面図、第3図は本発明の自動工具交換装置
の油圧シリンダ部の一部断面正面図、第4図は第3図の
fV−IV断面図、第5図は第4図のv−■断面図、第
6図は補助アーム下降位置における中央部水平断面図、
第7図は第6図の■−■断面図、第8図は第6図の■−
■断面図である。 11・・・・・・主軸頭、12・・・・・・主軸、13
・・・・・・自動工具交換装置、14・・・・・・基台
、15・・・・・・チェーンリンク、17・・・・・・
リンク、24・・・・・・工具スリーブ、38・・・・
・・工具、48・・・・・・工具マガジン、49・・・
・・・補助アーム、50・・・・・・工具把持装置部、
51・・・・・・旋回装置部、53・・・・・・固定軸
、54・・・・・・扇形歯車、55・・・・・揺動軸、
60・・・・・・傘歯車、65・・・・・・本体、γ1
・・・・・・油圧シリンダ、89,90・・・・・・杷
持爪、95.96・・・・・・位置決め用爪、126・
・・・・・交換アーム装置、128・・・・・・交換ア
ーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 挿着工具の軸線方向が主軸軸線方向と平行でなく着
    脱自在に設けられた複数個の工具スリーブを無端状に連
    結し交換位置に割出させるマガジンと自動工具交換装置
    を有するマンニングセンタにおいて、マガジンに近接し
    て設けられ前記工具スリーブの工具軸線と平行な軸を旋
    回中心とするとともに該軸と直角な面内で揺動可能に枢
    支されだ揺動軸と、該揺動軸上同心に回転可能に装嵌さ
    れた回転本体と、該回転本体に設けられ前記揺動軸の揺
    動端において前記マガジンの交換位置に割出された工具
    スリーブを把持する把持手段と、前記揺動軸を所定量揺
    動させる駆動手段と、該駆動手段による前記揺動軸の揺
    動によって前記回転本体が所定量回転するように回転本
    体を規制する手段とを備えてなり、前記駆動手段の作用
    で揺動軸が揺動されるとき一方向の動きで把持された前
    記工具スリーブが取外され回転と揺動の合成運動をされ
    て揺動終端において工具軸線方向を主軸軸線方向と平行
    な方向に変換するとともに工具スリーブを工具交換アー
    ムの把持位置に移動させ逆方向の動きで元の位置に戻す
    ことを特徴とする搬送装置。 2 把持手段が前記工具スリーブの外側部を軸心と直角
    々方向から把持する稗持爪と、前記工具スリーブの軸方
    向位置決めを行なう位置決め用爪との2種類の爪からな
    る特許請求の範囲第1項記載の搬送装置。
JP53002285A 1978-01-12 1978-01-12 搬送装置 Expired JPS5816979B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53002285A JPS5816979B2 (ja) 1978-01-12 1978-01-12 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP53002285A JPS5816979B2 (ja) 1978-01-12 1978-01-12 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5495087A JPS5495087A (en) 1979-07-27
JPS5816979B2 true JPS5816979B2 (ja) 1983-04-04

Family

ID=11525090

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JP53002285A Expired JPS5816979B2 (ja) 1978-01-12 1978-01-12 搬送装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144639A (en) * 1981-02-27 1982-09-07 Toyoda Mach Works Ltd Machine tool

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975180U (ja) * 1972-10-16 1974-06-28

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JPS5495087A (en) 1979-07-27

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