JPS58169443A - 歯科用補綴物 - Google Patents
歯科用補綴物Info
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- JPS58169443A JPS58169443A JP57053422A JP5342282A JPS58169443A JP S58169443 A JPS58169443 A JP S58169443A JP 57053422 A JP57053422 A JP 57053422A JP 5342282 A JP5342282 A JP 5342282A JP S58169443 A JPS58169443 A JP S58169443A
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- JP
- Japan
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- plaque
- tfe polymer
- polymer coating
- coating
- test
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯科用補綴物に関する。
一般にプラーク（歯垢）の蓄積と歯科用補綴物の表面特
性とは関係があるとは良く言われるところである。特に
表面の粗さはプラーりの蓄積に重大な役割を果し、表面
が粗くなればなるほど、プラークの蓄積はより大きくな
ると言われている。
性とは関係があるとは良く言われるところである。特に
表面の粗さはプラーりの蓄積に重大な役割を果し、表面
が粗くなればなるほど、プラークの蓄積はより大きくな
ると言われている。
しかし臨床観察ではプラークは補綴物材料の高い表面自
由エネルギーやプラークの粘着性により、どのような平
滑な補綴物表面にも蓄積する。更にクラウンやブリッジ
を取り付けた歯では、プラークはブラッシングその他の
清浄法によっては容易に清浄化されないクラウンの隣接
面及び頚部表面あるいはブリッジのポンティック下面に
容易に蓄積する。従って補綴物材料の表面特性を変化さ
せることにより、補綴物上におけるプラークの蓄積を防
止することが強く要望されていた。
由エネルギーやプラークの粘着性により、どのような平
滑な補綴物表面にも蓄積する。更にクラウンやブリッジ
を取り付けた歯では、プラークはブラッシングその他の
清浄法によっては容易に清浄化されないクラウンの隣接
面及び頚部表面あるいはブリッジのポンティック下面に
容易に蓄積する。従って補綴物材料の表面特性を変化さ
せることにより、補綴物上におけるプラークの蓄積を防
止することが強く要望されていた。
本発明の目的はプラーりの蓄積を有効に防止する歯科用
補綴物を提供するととに、Ｓる。
補綴物を提供するととに、Ｓる。
本発明の他の目的はプラークが、もし蓄積したとしても
、うがいその他の穏やかな機械的刺激により容易に除去
される歯科用補綴物を提供することにある。
、うがいその他の穏やかな機械的刺激により容易に除去
される歯科用補綴物を提供することにある。
更に本発明の目的は優れた機械的特性を有する歯科用補
綴物を提供するとと［６る。
綴物を提供するとと［６る。
本発明者はテトラフルオロエチレンポリマー（以下単［
ＴＦＥポリマーと略す）を金属性の歯科用補綴物に塗布
させて得られる被膜の機械曲尺 。
ＴＦＥポリマーと略す）を金属性の歯科用補綴物に塗布
させて得られる被膜の機械曲尺 。
び微生物的特性について研究を行った結果、プラークの
蓄積がＴＦＥポリマーの被膜により抑制され且つもし蓄
積したとしても水道水等により容易に除去されることを
発見した。また更にＴＦＥポリマーにより被覆された補
綴物は優れた機械的耐久性を有し長期の使用に耐え得る
ことを見い出した。
蓄積がＴＦＥポリマーの被膜により抑制され且つもし蓄
積したとしても水道水等により容易に除去されることを
発見した。また更にＴＦＥポリマーにより被覆された補
綴物は優れた機械的耐久性を有し長期の使用に耐え得る
ことを見い出した。
即ち本発明はテトラフルオロエチレンポリマー及び接着
助剤から得られる被膜により被覆された歯科用補綴物に
係るものである。
助剤から得られる被膜により被覆された歯科用補綴物に
係るものである。
本発明においてテトラフルオロエチレンポリマーとはテ
トラフルオロエチレンの単独重合体又は共重合体を意味
し、共重合体としてはテトラフルオロエチレンとエチレ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、プロピレン、フッ化ビ
ニリデン、パーフルオロアルキルビニルエーテルおよヒ
トリフルオロエチレンの１種又は２種以上との共重合体
等が例示できる。 ′”□ 本発明において被覆される補綴物の好適な例としては金
属合金から作られたものを挙げることができ、合金の具
体例としてはＡｕ−Ｐｄ合金、Ａｕ−ｐｃ金合金ような
Ａｕ合金、Ａｇ合金、Ｃｏ合金、Ｃｒ−Ｎｉ合金のよう
なＣｒ合金等を挙げることができる。
トラフルオロエチレンの単独重合体又は共重合体を意味
し、共重合体としてはテトラフルオロエチレンとエチレ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、プロピレン、フッ化ビ
ニリデン、パーフルオロアルキルビニルエーテルおよヒ
トリフルオロエチレンの１種又は２種以上との共重合体
等が例示できる。 ′”□ 本発明において被覆される補綴物の好適な例としては金
属合金から作られたものを挙げることができ、合金の具
体例としてはＡｕ−Ｐｄ合金、Ａｕ−ｐｃ金合金ような
Ａｕ合金、Ａｇ合金、Ｃｏ合金、Ｃｒ−Ｎｉ合金のよう
なＣｒ合金等を挙げることができる。
本発明では歯科用補綴物はＴＦＥポリマーにより被覆さ
れるが、ＴＦＥポリマーは接着助剤と共に使用される。
れるが、ＴＦＥポリマーは接着助剤と共に使用される。
接着助剤の好ましい例は、ポリアミド、ポリイミド、ポ
リアミドイミド、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、シリ
コン樹脂、ポリエーテル、ポリエーテルスルホン、ホリ
スルホン、ホリフエニレンサルファイド等である。接着
助剤はＴＦＥポリマー１部（重量部、以下同様）に対し
て通常約０．１〜２０部、好ましくは約０．３〜８部使
用される。ＴＦＥポリマー及び接着助剤は好適には水溶
液もしくは有機溶媒溶液又は水もしくは有機溶媒分散液
の形で用いられる。有機溶媒の好ましい例は、メチルカ
ルピトール、エチルカルピトール、ブチルカルピトール
、エチルセロソルブブチルセロソルブ、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、キシレン、トルエン、
イソプロピルアルコール、Ｎ−メチルピロリドン等であ
る。
リアミドイミド、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、シリ
コン樹脂、ポリエーテル、ポリエーテルスルホン、ホリ
スルホン、ホリフエニレンサルファイド等である。接着
助剤はＴＦＥポリマー１部（重量部、以下同様）に対し
て通常約０．１〜２０部、好ましくは約０．３〜８部使
用される。ＴＦＥポリマー及び接着助剤は好適には水溶
液もしくは有機溶媒溶液又は水もしくは有機溶媒分散液
の形で用いられる。有機溶媒の好ましい例は、メチルカ
ルピトール、エチルカルピトール、ブチルカルピトール
、エチルセロソルブブチルセロソルブ、メチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、キシレン、トルエン、
イソプロピルアルコール、Ｎ−メチルピロリドン等であ
る。
本発明において歯科用補綴物は被覆処理に先立って通常
研磨され、サンドブラストにより処理される。次いで超
音波洗浄により脱脂される。ＴＦＥポリマーは焼付膜厚
が約０．５〜２０μ、好ましくは約１〜５μ程度となる
ように塗布される。塗布方法としては浸漬、ハケ塗り、
スプレー法等各種の方法を例示できるが、ＴＦＥポリマ
ーの均一な被膜を得るには、ペンシル型のスプレ一方ン
で加圧下にスプレーするのが好ましい。塗布被膜は次い
で室温から約１２０℃で乾燥され、約４００℃以下の温
度で焼付けられ、好適には焼付の後、できるだけ素早や
く冷却される。
研磨され、サンドブラストにより処理される。次いで超
音波洗浄により脱脂される。ＴＦＥポリマーは焼付膜厚
が約０．５〜２０μ、好ましくは約１〜５μ程度となる
ように塗布される。塗布方法としては浸漬、ハケ塗り、
スプレー法等各種の方法を例示できるが、ＴＦＥポリマ
ーの均一な被膜を得るには、ペンシル型のスプレ一方ン
で加圧下にスプレーするのが好ましい。塗布被膜は次い
で室温から約１２０℃で乾燥され、約４００℃以下の温
度で焼付けられ、好適には焼付の後、できるだけ素早や
く冷却される。
次に本発明を実施例及び試験例を挙げて詳しく説明する
。尚、以下部及び係とめるのは重量基準である。
。尚、以下部及び係とめるのは重量基準である。
実施例Ｉ
Ａｕ −Ｐｄ金合金Ｇ−Ｃ社製、キャストウェル）を５
１の圧力下でアルミナ（トサエメリー、グレード８０〜
１００、宇治電化製）を用いてサンドブラストし、次い
でアセトンを用いて超音波洗浄した。
１の圧力下でアルミナ（トサエメリー、グレード８０〜
１００、宇治電化製）を用いてサンドブラストし、次い
でアセトンを用いて超音波洗浄した。
ＴＦＥポリマー塗布組成物を下記成分を均一に混合する
ことによシ製造した。ＴＦＥポリマーとしてポリテトラ
フルオロエチレン（ＰＴＦＥ）を使用した。
ことによシ製造した。ＴＦＥポリマーとしてポリテトラ
フルオロエチレン（ＰＴＦＥ）を使用した。
コーティング被膜を可及的に均一にするため、２ Ｋｐ
／ｃ＋ｄの空気圧下で先端ノズル径０．３酊のペンシル
型スプレーカン（ＨＰ−ＣＢ、岩田塗装工業社）を用い
て塗布した。塗布後、塗膜を赤外線ランプで８０°Ｃで
１５分間乾燥し、電気炉中で１８０℃で３０分間焼成し
て、浮式４μの被膜を得た。焼成後はできるたけ早く水
中に入れて冷却を行って本発明補綴物を得た。
／ｃ＋ｄの空気圧下で先端ノズル径０．３酊のペンシル
型スプレーカン（ＨＰ−ＣＢ、岩田塗装工業社）を用い
て塗布した。塗布後、塗膜を赤外線ランプで８０°Ｃで
１５分間乾燥し、電気炉中で１８０℃で３０分間焼成し
て、浮式４μの被膜を得た。焼成後はできるたけ早く水
中に入れて冷却を行って本発明補綴物を得た。
実施例２
実施例１と同様に前処理を施した同じ合金に、下記成分
を均一に混合して得られたＴＦＥポリマ〜塗布組成物を
同様方法で塗布した。
を均一に混合して得られたＴＦＥポリマ〜塗布組成物を
同様方法で塗布した。
Ｎ−メチルピロリドン ２８０部赤
外線ラッグによシ塗膜を乾燥した後、２８０°Ｃで３０
分間焼成して本発明補綴物を得た。
外線ラッグによシ塗膜を乾燥した後、２８０°Ｃで３０
分間焼成して本発明補綴物を得た。
実施例３
実施例１と同様に前処理を施した同じ合金に、下記成分
を均一に混合して得られたＴＦＥポリマー塗布組成物を
同様方法で塗布した。
を均一に混合して得られたＴＦＥポリマー塗布組成物を
同様方法で塗布した。
チルイソブチルケトン分散液）
メチルイソブチルケトン １６７部赤
外線ランプにより塗膜を乾燥した後、１００℃で３０分
間焼成して本発明補綴物を得た。
外線ランプにより塗膜を乾燥した後、１００℃で３０分
間焼成して本発明補綴物を得た。
試験例１ 耐磨耗性試験
ＴＦＥポリマー被膜の機械的耐久性を測定するため、歯
科用磨耗試験機（福田製作所製）を用いて耐磨耗試験を
行った。実施例】で得られた補綴物をＩ ＯＸ ２０
Ｘ １．５ ｍｍの試験片とし、試験機に固定し、歯ブ
ラシはエクストラハード歯ブラシ＃３０６（アメリカ、
パトラ−社）を用い、荷重２００ｙ、１２０ストロ一ク
／分のスピードの条件で実験を行った。試験片の重量を
ブラッシング回数が０．１０００．３０００．６０００
．１２０００゜ａｏｏｏｏ、５００００及び１００００
０の時に、精密化学天秤で測定する。この試験を５回繰
り返し、各試験片について各ブラッシング回数において
重量計測を２回ずつ行い、それらの平均値を算出した。
科用磨耗試験機（福田製作所製）を用いて耐磨耗試験を
行った。実施例】で得られた補綴物をＩ ＯＸ ２０
Ｘ １．５ ｍｍの試験片とし、試験機に固定し、歯ブ
ラシはエクストラハード歯ブラシ＃３０６（アメリカ、
パトラ−社）を用い、荷重２００ｙ、１２０ストロ一ク
／分のスピードの条件で実験を行った。試験片の重量を
ブラッシング回数が０．１０００．３０００．６０００
．１２０００゜ａｏｏｏｏ、５００００及び１００００
０の時に、精密化学天秤で測定する。この試験を５回繰
り返し、各試験片について各ブラッシング回数において
重量計測を２回ずつ行い、それらの平均値を算出した。
ＴＦＥポリマー被膜の重量は６０００回のブラッシング
回数で５％減少したが、それ以後は緩やかな減少傾向を
示し、第１図に示されるようにブラッシング回数が１０
００００回でＴＦＥポリマー被膜の重量減少は僅か１０
％でめった。磨耗試験前後の試験片の表向の顕微鏡写真
を第２図に示す。
回数で５％減少したが、それ以後は緩やかな減少傾向を
示し、第１図に示されるようにブラッシング回数が１０
００００回でＴＦＥポリマー被膜の重量減少は僅か１０
％でめった。磨耗試験前後の試験片の表向の顕微鏡写真
を第２図に示す。
１０００００回後もＴＦＥポリマー被膜はなお試験片表
面に残っており、ブラッシングに対して高い耐性を示し
た。
面に残っており、ブラッシングに対して高い耐性を示し
た。
試験例２
ストレプトコッカス ミュータンスの初期付着に対する
ＴＦＥポリマー被膜の効果について調べた。口腔内常在
菌で連鎖球菌の１つであるストレプトコッカス ミュー
タンス（Ｈ５−６株）を−昼夜培養し、集菌後、’／１
５Ｍの燐酸緩衝液を用い、０、Ｄ、 ＝ ２の濃度に調
整し、４５秒間の遠心洗浄を施して試験液を得た。実施
例１で得られた試験片を上記試験液に浸漬し、３７℃の
振盪浴中で培養した。試験片を３群に分は培養時間を１
，２．３時間に設定した。培養終了後、各試験片に付着
している菌数を走査型電子顕微鏡により倍率３０００倍
で測定した。各試料について５枚の写真をとり、写真上
で数えた付着菌の数の平均値を計算した。
ＴＦＥポリマー被膜の効果について調べた。口腔内常在
菌で連鎖球菌の１つであるストレプトコッカス ミュー
タンス（Ｈ５−６株）を−昼夜培養し、集菌後、’／１
５Ｍの燐酸緩衝液を用い、０、Ｄ、 ＝ ２の濃度に調
整し、４５秒間の遠心洗浄を施して試験液を得た。実施
例１で得られた試験片を上記試験液に浸漬し、３７℃の
振盪浴中で培養した。試験片を３群に分は培養時間を１
，２．３時間に設定した。培養終了後、各試験片に付着
している菌数を走査型電子顕微鏡により倍率３０００倍
で測定した。各試料について５枚の写真をとり、写真上
で数えた付着菌の数の平均値を計算した。
比較のためＴＦＥポリマー被膜を施さない以外は同様に
して実験を行った。第３図より、ＴＦＥポリマー被膜の
有る試料と無い試料の両方において、付着する菌数は培
養時間と共に増大した。各培養時間において統計的分析
を行った所、０−１時間において両試料に付着する菌数
は差が認められなかった（Ｐ（０，０５）。しかし２．
３時間においては両試料に付着する菌数に差が認められ
（Ｐ＜０．０５）ＴＦＥポリマー被膜試料に付着が少な
かった。第４図に培養時間２時間における両試料の電子
顕微鋭写真を示す。図よりＴＦＥポリマー被膜によりス
トレプトコッカス ミュータノスの初期付着が顕著に抑
制されていることが明らかである。
して実験を行った。第３図より、ＴＦＥポリマー被膜の
有る試料と無い試料の両方において、付着する菌数は培
養時間と共に増大した。各培養時間において統計的分析
を行った所、０−１時間において両試料に付着する菌数
は差が認められなかった（Ｐ（０，０５）。しかし２．
３時間においては両試料に付着する菌数に差が認められ
（Ｐ＜０．０５）ＴＦＥポリマー被膜試料に付着が少な
かった。第４図に培養時間２時間における両試料の電子
顕微鋭写真を示す。図よりＴＦＥポリマー被膜によりス
トレプトコッカス ミュータノスの初期付着が顕著に抑
制されていることが明らかである。
試験例３
ＴＦＥポリマー被膜のプラ＝り蓄積に対する効果を、年
令２４〜２６オの最近の歯の治療経歴のない１７人の男
性被験者の参加により測定した。
令２４〜２６オの最近の歯の治療経歴のない１７人の男
性被験者の参加により測定した。
Ａｕ −Ｐｄ 合金製の２つの試料を直径６ｍｍ、厚さ
０、５ ａｍの円板とし、そのうちの１つに実施例１の
ＴＦＥポリマー塗布組成物を、・１塗布した。両試料を
それぞれ左右上顎第１太臼歯＃側歯頚部にＩＩＩＩＩｌ
の間隔で固定した。試料は頬粘膜の動きなどによる自浄
性などの因子を可及的に排除するために、０．５卯内方
に埋め込み、右側はＴＦＥポリマー被援核種が近心に、
左側は遠心に位置するようにした（第５図）。実験中、
通常の食事習慣は続けられ、同部位のブラッシングは中
止させた。試験は３日間続けられ、試料に付着したプラ
ークは歯垢染色液（ファースト グリーン、西ドイツ、
クローマ社）で染色され、毎日写真撮影を行った。写真
において染色された全面積の境界に沿ってトレースした
後、プラーク付着部分の面積をグラニメーター（０−ｂ
ａｃｋ−Ｌ、生方商会）にて計測し、試料の全面積に対
する百分率で表わした。第６図に結果を示したが、実験
日数が増すにつれてプラーク付着面積が増大することが
明らかである。実験開始後、３日目においてはＴＦＥポ
リマー被膜の有る試料と無い試料の間に差は特に無かっ
たが □ＣＰ＜０．０５）、１日目及び２日目にお
いては両試料間に顕著な差が認められたＣＰ＜０．０５
）。
０、５ ａｍの円板とし、そのうちの１つに実施例１の
ＴＦＥポリマー塗布組成物を、・１塗布した。両試料を
それぞれ左右上顎第１太臼歯＃側歯頚部にＩＩＩＩＩｌ
の間隔で固定した。試料は頬粘膜の動きなどによる自浄
性などの因子を可及的に排除するために、０．５卯内方
に埋め込み、右側はＴＦＥポリマー被援核種が近心に、
左側は遠心に位置するようにした（第５図）。実験中、
通常の食事習慣は続けられ、同部位のブラッシングは中
止させた。試験は３日間続けられ、試料に付着したプラ
ークは歯垢染色液（ファースト グリーン、西ドイツ、
クローマ社）で染色され、毎日写真撮影を行った。写真
において染色された全面積の境界に沿ってトレースした
後、プラーク付着部分の面積をグラニメーター（０−ｂ
ａｃｋ−Ｌ、生方商会）にて計測し、試料の全面積に対
する百分率で表わした。第６図に結果を示したが、実験
日数が増すにつれてプラーク付着面積が増大することが
明らかである。実験開始後、３日目においてはＴＦＥポ
リマー被膜の有る試料と無い試料の間に差は特に無かっ
たが □ＣＰ＜０．０５）、１日目及び２日目にお
いては両試料間に顕著な差が認められたＣＰ＜０．０５
）。
試験例４
プラークの脱離抵抗性に対するＴＦＥポリマー被膜の効
果に関する実験を７人の被験者の参加により行った。試
験例３と同じ方法により３日間プラークを蓄積させた試
料を染色し撮影した。次いで試料にウォーターピック（
テレダイン）からの一定の水流を２σ離れた距離から直
角に９０秒間放出し、その後再び染色、撮影してプラー
クの脱離抵抗性を調べた。結果を第１表に示すが、表よ
りプラークはＴＦＥポリマー被膜を有する全ての試料に
おいて完全には脱離されなかったが、ＴＦＥポリマー被
膜の無い試料と比較して水流によりプラークが鵡著ｖｃ
減少することが明らかである。従ってＴＦＥポリマー被
腺はプラークの脱離に対して優れた効果を示す。
果に関する実験を７人の被験者の参加により行った。試
験例３と同じ方法により３日間プラークを蓄積させた試
料を染色し撮影した。次いで試料にウォーターピック（
テレダイン）からの一定の水流を２σ離れた距離から直
角に９０秒間放出し、その後再び染色、撮影してプラー
クの脱離抵抗性を調べた。結果を第１表に示すが、表よ
りプラークはＴＦＥポリマー被膜を有する全ての試料に
おいて完全には脱離されなかったが、ＴＦＥポリマー被
膜の無い試料と比較して水流によりプラークが鵡著ｖｃ
減少することが明らかである。従ってＴＦＥポリマー被
腺はプラークの脱離に対して優れた効果を示す。
第 １ 表
表において
Ａ：プラーク脱離度 １００チ
Ｂ：プラーク脱離度 ８０チ
Ｃ：プラーク脱離度 ５０〜８０％
Ｄ：プラーク脱離度 ５０％以下
Ｅ：プラーり脱離度 ０チ
試験例３によればＴＦＥポリマー被膜の有る試料に蓄積
するプラークの量はＴＦＥポリマー被膜の無い試料に比
し、１日目及び２日目において顕著に少ないが、３日目
では両試料間に顕著な差は無かった。しかし上記試験例
４からプラークの脱離性はＴＦＥポリマー被膜の無い試
料に比べ、ＴＦＥポリマー被膜の施した試料は３白目に
おいても、その効果が顕著であることが明らかである。
するプラークの量はＴＦＥポリマー被膜の無い試料に比
し、１日目及び２日目において顕著に少ないが、３日目
では両試料間に顕著な差は無かった。しかし上記試験例
４からプラークの脱離性はＴＦＥポリマー被膜の無い試
料に比べ、ＴＦＥポリマー被膜の施した試料は３白目に
おいても、その効果が顕著であることが明らかである。
以上よりプラークの蓄積の初期におけるＴＦＥポリマー
被膜の抑制効果は、ＴＦＥポリマー被膜の有するプラー
りの脱離性により、水流などの補助的な清掃法を組み合
わせることにより、長期間効果が持続できるものである
。
被膜の抑制効果は、ＴＦＥポリマー被膜の有するプラー
りの脱離性により、水流などの補助的な清掃法を組み合
わせることにより、長期間効果が持続できるものである
。
第１図はＴＦＥポリマー被膜の耐磨耗性試験結果を示す
グラフ、第２図は耐磨耗性試験前後の試料表向の顕微鏡
写真、第３図はストレプトコッカス ミュータンスの初
期付着に対するＴＦＥポリマー被膜の効果を示すグラフ
、第４図はストレプトコッカス ミュータンスを２時間
培養したときの試料の電子顕微鏡写真、第５図はプラー
クの蓄積を調べるのに用いた円形の試料及びその口腔内
への取り付は状態を示す図、第６図はＴＦＥポリマー被
膜のプラーク蓄積に対する効果を示すグラフである。 （以上） 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代 刊１ 人 弁理士 １）村 巌□ 、Ｆ 手続補正書（方却 昭和５７年ψ２３日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 １゜事件の表示 昭和５７年 特許 願第５８４２２号 ２、発明の名称 歯科用補綴物 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ダイキン工業株式会社 ４、代理人 昭和５７年７月９日 （発送日昭和５７年７月２７日
）６、補正により増加する発明の数 補正の内容 １ 明細書第９頁下から第５〜１行「磨耗試験前・・・
・・を示した。」とあるを削除する。 ２ 明細書第１０頁下から第３行「第３図」とあるを「
第２図」と訂正する。 ３ 明細書第１１頁第５〜９行［第４図に・・・・・で
ある。」とあるを削除する。 ４ 明細書第１２頁第４行「（第５図）」とあるを「（
第３図）」と訂正する。 ５ 明細書第１２頁第１２行「第６図」とあるを「第４
図」と訂正する。 ６ 明細書第１５頁第９行〜第１６頁第１行［第１図は
・・・・・である。」とあるを以下の通り訂正する。 ［第１図はＴＦＥポリマー被膜の耐磨耗性試験結果を示
、すグラフ、第２図はストレプトコッカス ミュータン
スの初期付着に対するＴＰＥポリマー被膜の効果を示す
グラフ、第３図はプ１− ラータの畜積を調べるのに用いた円形の試料及びその口
腔内への取り付は状態を示す図、第４図はＴＦＥポリマ
ー被膜のプラーク畜積に対する効果を示すグラフである
。」 ７ 図面を添付の通り訂正する。 ８ 参考写真１〜４を添付する。 （以上） Ｃ −第１図 ＋１ｍ ０ ５ １０ストロ−７（回
） 第３図 ］姶−科グ０．５１−８％ 第２図 第４図 １ ２ ３ 旦牧
グラフ、第２図は耐磨耗性試験前後の試料表向の顕微鏡
写真、第３図はストレプトコッカス ミュータンスの初
期付着に対するＴＦＥポリマー被膜の効果を示すグラフ
、第４図はストレプトコッカス ミュータンスを２時間
培養したときの試料の電子顕微鏡写真、第５図はプラー
クの蓄積を調べるのに用いた円形の試料及びその口腔内
への取り付は状態を示す図、第６図はＴＦＥポリマー被
膜のプラーク蓄積に対する効果を示すグラフである。 （以上） 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代 刊１ 人 弁理士 １）村 巌□ 、Ｆ 手続補正書（方却 昭和５７年ψ２３日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 １゜事件の表示 昭和５７年 特許 願第５８４２２号 ２、発明の名称 歯科用補綴物 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ダイキン工業株式会社 ４、代理人 昭和５７年７月９日 （発送日昭和５７年７月２７日
）６、補正により増加する発明の数 補正の内容 １ 明細書第９頁下から第５〜１行「磨耗試験前・・・
・・を示した。」とあるを削除する。 ２ 明細書第１０頁下から第３行「第３図」とあるを「
第２図」と訂正する。 ３ 明細書第１１頁第５〜９行［第４図に・・・・・で
ある。」とあるを削除する。 ４ 明細書第１２頁第４行「（第５図）」とあるを「（
第３図）」と訂正する。 ５ 明細書第１２頁第１２行「第６図」とあるを「第４
図」と訂正する。 ６ 明細書第１５頁第９行〜第１６頁第１行［第１図は
・・・・・である。」とあるを以下の通り訂正する。 ［第１図はＴＦＥポリマー被膜の耐磨耗性試験結果を示
、すグラフ、第２図はストレプトコッカス ミュータン
スの初期付着に対するＴＰＥポリマー被膜の効果を示す
グラフ、第３図はプ１− ラータの畜積を調べるのに用いた円形の試料及びその口
腔内への取り付は状態を示す図、第４図はＴＦＥポリマ
ー被膜のプラーク畜積に対する効果を示すグラフである
。」 ７ 図面を添付の通り訂正する。 ８ 参考写真１〜４を添付する。 （以上） Ｃ −第１図 ＋１ｍ ０ ５ １０ストロ−７（回
） 第３図 ］姶−科グ０．５１−８％ 第２図 第４図 １ ２ ３ 旦牧
Claims (1)
- （１） テトラフルオロエチレンポリマー及び接着助
剤から得られる被膜により被覆された歯科用補綴物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57053422A JPS58169443A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 歯科用補綴物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57053422A JPS58169443A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 歯科用補綴物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58169443A true JPS58169443A (ja) | 1983-10-05 |
| JPH0238219B2 JPH0238219B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=12942399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57053422A Granted JPS58169443A (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 歯科用補綴物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58169443A (ja) |
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1982
- 1982-03-30 JP JP57053422A patent/JPS58169443A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238219B2 (ja) | 1990-08-29 |
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