JPS58167546A - N,o−ジプロパルギル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造および用途 - Google Patents

N,o−ジプロパルギル−n−アシルヒドロキシルアミン誘導体、その製造および用途

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JPS58167546A
JPS58167546A JP5155882A JP5155882A JPS58167546A JP S58167546 A JPS58167546 A JP S58167546A JP 5155882 A JP5155882 A JP 5155882A JP 5155882 A JP5155882 A JP 5155882A JP S58167546 A JPS58167546 A JP S58167546A
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Application number
JP5155882A
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English (en)
Inventor
Masao Hirayama
匡男 平山
Zenichiro Ooya
大矢 善一郎
Shunzo Fukatsu
深津 俊三
Tetsuo Watanabe
哲郎 渡辺
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 CI) 発明の背景 本発明は、新規なN、O−ジプロパルギルーN−アシル
ヒドロキシルアミン肪導体、その製造およびその利用、
すなわち駆本剤としての利用、K関するものである。
α〕 発明の概要 t)要旨 本発明による化合物は、下記の式(I)で表わされるN
、0−ジプロパルギルーN−7シルヒドロキシルアミン
誘導体である。
〔この式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル
基、フェニル基または置換されたフェニル基を示す〕 本発明による下記の式(■ンで表わされるN。
0−ジブロパルギルーN−アシルヒドロキシルアミン誘
導体の製造法は、下記の式(II)で表わされる化合物
とヒドロキシルアミン源化合物を反応させ、さらに下記
の式(III)で表わされる化金物を脱酸剤の存在下に
反応させること、を特徴とするものである。
R−C−OR”             QI)CH
=CCH2Y          QIDO′ 4〔これらの式において、Rは水素、アルキル基、アル
ケニル基、フェニル基または置換されたフェニル基を、
R1は低級アルキル基を、Yはハロ   ゛ゲン原子を
、示す。〕 本発明によるもう一つの下記の式(I)で表ゎサレるN
、O−ジブロパルギルーN−7シルヒドロキシルアミン
誘導体の製造法は、下記の式(5)で表わされるヒドロ
キサム酸またはそのアルカリ金属塩と下記の式(III
)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応させる
こと、を特徴とするものである。
CHミCCH2Y          (ト)〔これら
の式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、
フェニル基または置換されたフェニル基を、Xは水素原
子またはアルカリ金属原子を、Yはハロゲン原子を、示
す。〕本発明によるさらにもう一つのN、O−ジクロパ
ルギル−N−アシルヒドロキシルアミン誘導体の製造法
は、下記の式CV)で表わされる化合物と下記の式(m
)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応させる
こと、を特徴とするものである。
CH日CCH2Y          QD)〔これら
の式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、
フェニル基または置換されたフェニル基を、Yはハロゲ
ン原子を、示す。〕また、本発明による駆虫剤は、下記
の式(I)ある。
〔この式で、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、フェニル基または置換されたフェニル基を示す。〕
λ)効果 従来、N、 0− シアルキルプ四パルギに−N−アシ
ルヒドロキシルアミン誘導体に関する報告は全く開示さ
れておらず、、従って上記の式(I)で表わされる化合
物は文献未載の新規化合物である。
この化合物は上記の製造法その他によって得ることかで
きるが、特に上記の方法は工業的に実施容易であって、
本発明化合物を有利に製造する仁とができる。
そして、との化合物は温血動物に対して低毒性であると
共にすぐれた駆虫活性を有していて、簡便かつ効果の確
実な駆虫剤として利用することができる。
〔1■〕発明の詳細な説明 t)化合物 本発明による化合物は、前記の式(I)で表わされるも
のである。
式(I)でN−アシル基を構成するRは、好適にハ、(
1)水素、メチル、エチル、n−プ四ビル、n−ブチル
、インブチル、n−ペンチルのような炭素数7〜1種度
の直鎖状もしくは分枝鎖状ノ低級アルキル基、(21λ
−ブ四ベニル、コープテニル、イソブテニルのような炭
素数3〜j程度の直鎖状もしくは分枝鎖状の低級アルケ
ニル基、(3〕炭素数ぶ〜r穆度の中級アルキル基もし
くはアルケニル基、(4)カプリン酸のアルキル鎖(C
9H19) 、ラウリン醗のアルキル鎖(C1IH2s
)、バルミチン酸のアルキル鎖(CpH5x)、ステア
リン酸のアルキル鎖(Cr7H5s)、オレイン酸のア
ルケニル鎖(C1r Hs5)、リノール酸のアルケニ
ル鎖(017H51)のような高級アルキル基もしくは
高級アルケニル基、(5)フェニル基、(6)塩素原子
、臭素原子、ヨウ素原子のようなノ・ロゲン原子で置換
されたフェニル基、メチル、エチルのような低級アルキ
ル基で置換されたフェニル基、ニトロ基で置換されたフ
ェニル基等が挙げられる。
ユ)化合物の製造 本発明による式(I)の化合物は、各結合の形成ないし
変換に関して合目的的な任意の方法に従って合成するこ
とができる。
本発明による好ましい合成法のいくつかを示せば、下記
の通りである。
(1)  合成法人 合成法人は、下記の反応式(4)に従うもので反応式囚 〔式中Rは前記に同じ、R1は低級アルキル基(特に、
炭素数/〜j程度のもの)、Yはハロゲン原子(特に、
塩素、巣素またはヨウ素)を示す〕 反応式囚において、式(II)で表わされる化合物に、
好ましくは等モル〜/、−倍モル量のヒドロキシルアミ
ン源化合物、すなわちヒドロキシルアミン遊離塩基また
は塩、を好ましくはアルカリの存在下に反応させ、次い
で式(n)の化合物に対して少なくても一倍モル景の式
(III)の化合物を反応させると、式CI)の本発明
の化合物を製造することができる。
上記の反応式(A)で示される反応は、一般に溶媒中で
行なうことが望ましい。用いられる溶媒として、式(I
I)とヒドロキシルアミン源化合物との反応、および後
半の一般式(m)で示される化合物との反応に共通して
使用できる溶媒、たとえば水、アセトン、メタノール、
エタノール、テトラヒドロフランなど、が挙げられる。
特に好ましい溶媒は、メタノール、エタノールなどのア
ルコール類、水、およびこれらの混合物、である。
反応式(4)の場合の前段の正味の反応は化合物(II
)とヒドロキシルアミンとの反応である。
従って、このヒドロキシルアミンはAg+t[tiであ
る場合の外に、各種の酸との塩の形であつてもよく、こ
のような観点から本発明ではこの両形態の化合物をヒド
ロキシルアミン源化合物と呼ぶ訳である。この場合の塩
を形成する酸としては、塩酸、リン酸その他の無機酸、
シ具つ酸その他の有機酸を例示することができる。
一般式(n)の化合物とヒドロキシルアミン源化合物と
の縮合反応のにアルカリを用いることが好ましいところ
、この場合のアルカリは、縮合反応のためのみに使用で
きることは勿論であるがヒドロキシルアミン塩よシ遊離
塩基を調製する時の脱酸剤を兼ねることができ、更には
後半の一般式(III)の化合物を反応させるときの脱
酸剤をも兼ねるように用いることができる。
このようなアルカリとして、たとえば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、ナトリウ
ムメトキシド、ナトリウムエトキシド等のナトリウムア
ルコキシド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩、などを例示することができる。通常、一
般式(II)の化合物とヒドロキシルアミン源化合物と
の反応のときはナトリウムアルコキシド類あるいはアル
カリ金属水酸化物類が有利に用いられ、後半の一般式(
III)の化合物との反応の際はアルカリ金属水酸化物
類あるいはアルカリ金属炭酸塩類が有利に用いられる。
使用される該アルカリは総量として、ヒドロキシルアミ
ン塩よシその遊離塩基を発生させて引き続き一般式(■
)の化合物を連続的に反応させる場合には、一般式(I
I)の化合物に対して少なくとも3倍モル量を用いるこ
とが望ましく、またあらかじめ調製したヒドロキシルア
ミン遊離塩基と一般式(n)の化合物とを反応させる場
合には一般式(II)の化合物に対して少なくとも2倍
モル量を用いることが望ましい。また、上記反応で、前
半の一般式(II)の化合物とヒドロキシルアミン源化
合れ、後半の一般式(m)の化合物との反応はO℃〜1
00℃程度、好ましくは室温からso℃で、1時間から
3日程度攪拌することによ)行なわれるのがふつうであ
る。
(,2)合成法B 本発明の化合物は、反応式俤)に示す方法によっても製
造することができる。
反応式@) (IV)                (I )〔
式中、RおよびYは前記に同じ;Xは水素原子またはア
ルカリ金属を示す〕。
反応式(B)における一般式(IV)の化合物と一般式
(m)の化合物との反応は、脱酸剤の存在下に、溶媒中
で、一般式(IV)の化合物に対して少なくとも2倍モ
ル量の一般式(m)の化合物を反応させることにより、
実施する仁とができる− 用いられる溶媒としては、水、アセトン、メタノール、
エタノール、テトラヒドロフランなどが挙げられる。好
ましい溶媒は、水、メタノール、エタノールおよびこれ
らの混合物、である。
脱酸剤としては、反応式囚でも挙げたナトリウムアルコ
キシド、アルカリ金属水酸化物、あるいはアルカリ金属
炭酸塩などが用いられるが、特に水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、もしくは炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩
あるいはそれらの混合物、が好ましく使用される。脱酸
剤の使用屋は、一般式GV)においてXが水素原子を表
わすときに用いられる場合は一般式(IV)の化合物に
対して少なくとも2倍モル社が必要であるが、一般式(
IV)においてXがアルカリ金属原子を表わすときに用
いられる場合は一般式(IV)の化合物に対して少なく
とも等モル量あればよい。
この反応は、O℃〜100℃程度、好ましくは室温〜y
℃で、1時間〜3日攪拌することによって行なわれるの
がふつうである。
(3)合成法C 本発明の化合物は、反応式(C)に示す方法によっても
製造することができる。
(V)              CI)〔式中、R
,Yは前記に同じ〕 反応式(C)における一般式(V)の化合物と一般式(
III)の化合物との反応は、脱酸剤の存在下に、溶媒
中で、一般式(v)の化合物に対して少なくとも等モル
量の一般式(m)の化合物を反応させることによシ実施
することが下きる。
用いられる溶媒としては、水、アセトン、メタノール、
エタノール、テトラヒドロフランなどが挙げられる。好
まし−溶媒は、水、メタノール、エタノールおよびこれ
らの混合物である。
脱酸剤としては、ナトリウムエトキシド、ナトリウムエ
トキシドなどのナトリウムアルコキシド、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩
、が単独にあるいは混合されて用いられる。使用される
脱酸剤の量は、一般式(■)の化合物に対して少なくと
も等モル量であればよい。
反応は、O℃〜100”C1好ましくは室温〜y℃で1
時間〜3日攪拌することによシ行なわれるのがふつうで
ある。
(リ 精製法、原料その他 前記の諸方法で製溝される化合物は、通常の分離手段に
より容易に単離1製製することができる。
分離手段としては、例えば、溶媒抽出法、蒸留法、再結
晶法、シリカゲルカラムクロマトグラフィーなと、を例
示することができる。
前記反応式囚において出発原料として用いられる一般式
(n)および一般式(III)の化合物は公知化合物で
あシ、また反応式(6)における出発原料の一般式(I
V)の化合物も公知化合物である。一方、反応式(Qに
おける出発原料の一般式ff)の化合物は、例えば公知
のムーブ等の方法〔ジャーナル・オプ・メゾイカに一ケ
ミストリー(Journal of Medlcalc
hemlstry )、vol、  /J、p、pj 
(/りぶり)〕KよJlll製造することができる。
ユ) 化合物の利用 (′I)寄生虫病による問題 寄生虫病は、豚、馬、牛、羊、山羊、犬、猫等の家畜動
物や鶏などの家禽動物において流行しておυ、かつ発育
不良などをひき起すので経済的に深刻な問題である。動
物の内部寄生虫としては、たとえば犬、猫、牛、羊、山
羊、馬、鶏、七面鳥、アヒルの条虫、馬、豚、犬、猫、
鶏、七面鳥、アヒルの回虫、馬の焼去、馬、豚、羊、山
羊の桿虫、豚、羊、犬の鞭虫、馬の円虫、牛の肝蛭等の
吸虫類、牛、豚、羊、山羊の腸結節虫、牛、羊、犬の鉤
虫と十二指I&虫、牛、豚、羊、山羊の毛様線虫、牛、
馬、羊、山羊の両車、七面鳥、アヒル、鶏の毛駆虫およ
び盲腸虫、牛、馬、羊、山羊、犬の糸状虫、豚の肺虫お
よび肺円虫その他、種々の寄生虫が知られておシ、これ
ら寄生虫の感染によって、感染動物は貧血症、栄養不良
、虚弱、体重の減少、胃、腸管壁および他の組織、器管
の損傷をひきおこし、飼料効率の低下および生産性低下
の原因のひとつとなって、経済的損失が大きい。
(,2)本発明駆虫剤  、 本発明によるCI)の化合物は、これらの広い範囲の動
物の各種の寄生虫に対して高い駆虫活性を有する。
そして、一般式(I)の化合物はいずれも、たとえばマ
ウスで/、 000グ/KP、鶏で450015/I 
/〜の割合で経口投与をしても伺ら異常が認められず、
極めて低毒性であるので、安全性が非常に高いものであ
る。
さて、本発明の一般式(I)で表わされる化合物を駆虫
剤として実際に適用できる動物としては、前書動物など
を挙げることができる。またその投与時期は動物の幼、
成長期であっても成長後であうてもかまわない。
本発明の化合物の投与量は使用される実際の化合物およ
び投与される動物の体重によるが、一般に効果的な結果
を達成するためには7日当シ0./sI!/KP以上で
あればよく、好ましくは/W/Kp〜10019/KP
の間で使用される。
本発明の化合物を動物に投与する際には、他成分を加え
ずに直接投与することもできるし、また生理的に無害な
同体担体もしくは液体担体と混合して投与することもで
きる。更には、本発明の化合物を直接に動物の飼料もし
くは飲料水などに添加して投与することもでき、また本
発明の化合物と上記の適当な担体とを混合したものを飼
料もしくは飲料水などに添加して投与することもできる
すなわち、本発明の化合物は、対象動物に対して1回投
与してもよいし、連続投与することもできる。ζこで用
いる固体担体としては、たとえば、ゼラチンカプセルの
ような経口で消化する数分の容器、あるいは小麦粉、コ
ーンスターチ、脱脂米糠、炭酸カルシウム、リン酸カル
シウム、タルク、カリオン、白土、乳糖、しよ糖′、ゼ
ラチン、ステアリン酸、寒天、ペクチンあるいはその類
似物を含むものであυ、医薬品に通常使用されている種
類の賦形剤であってもよい。液体担体としては、たとえ
ば、水、生理食塩水、パラフィン類(たとえば石油留分
など)、植物油類(例えばピーナツ油、大豆油、ごま油
など)、アルコール類(たと、tばエチルアルコール、
グリセロールなト)、クリコールgA(たとえばプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールなと)のよう
な無毒性液体等を挙げることができる。この外に、必要
に応じて乳化剤、分散剤、懸濁剤、湿潤剤等の補助剤ま
たは添加剤を使用することもできる。
本発明の化合物を動物の飼料または飲料水に添加して寄
生虫の駆除を実施するためには、飼料もしくは飲料水に
対し10 ppm以上、好ましくは−SOppmから1
000 ppmの割合になるように配合し、これを動物
に投与すればよい。
一方、本発明の化合物を飼料または飲料水に添加しない
で投与する場合には、広範な剤形を採るととができる。
すなわち、固形担体を使用して投与する場合は錠剤、カ
プセル剤、ペレット、巨丸剤あるいは粉剤等の形で投与
することができる。
また、液体の担体を使用して適用する場合には、軟ゼラ
チンカプセルあるいは懸濁液等の形で投与することがで
きる。さらに、液体担体に本発明の化合物を溶解または
分散させた場合には動物の気管内、筋肉内、静脈内、ま
たは皮下に注射などによりて非経口的に動物に投与する
ことができる。
非経口投与する場合、本発明の化合物はピーナρ油、大
豆油等のような植物油類などを用いた非水溶性処方が使
用され、またグリセロール、ポリエチレングリコールの
ような水溶性賦形剤を用いた水性非経口処方も使用され
る。これらの処方は、一般に本発明の化合41!7’2
7./〜30重量%含有する。
これらの剤形に加工するためには製剤に使用する一般的
な手段が用いられる。
ダ、)実験例 次に本発明を更に詳しく説明するために実験例を示す。
本発明はこれによシ限定されるものではない。
(1)合成 合成例1 ヒドロキシルアミン塩酸塩p、1ttiを無水メタノー
ル5oystに溶かした溶液を、金属ナトリウムμ、i
agを無水メタノール’10WLlに溶かした溶液に加
えたのち、酢酸エチル!、2111を加えた。室温で一
日攪拌したのち、沈殿している塩化ナトリウムをP別し
たr液を減圧にて約701dに濃縮した。得られた溶液
に炭酸ナトリウム弘、λgおよび水mlR1を加え、続
いて臭化プロパルギルtsitを加えて、室温で3日攪
拌した。反応液を減圧にて濃縮し、水を加えたのち、濃
塩酸で酸性とし、クロロホルム抽出を行なった。クロロ
ホルム層を10チ水酸化ナトリウム水溶液で洗ったのち
、水洗および硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮および続
いて減圧蒸留すると、Nl0−ジプロバルギルーN−ア
セチルヒドロキシルアミン(化合4%I)!、!Iを淡
黄色油状物として得る。
合成例コ ヒドロキシルアミン塩酸塩μ、/Illを無水メタノー
ル30m1に溶かした溶液を、金属ナトリウム41./
4CIを無水メタノール90m1に溶かした溶液に加え
たのち、酢酸エチル!、コrIを加えた。室温で7日攪
拌したのち、沈殿している塩化ナトリウムをP別し、r
液を約70vlに減圧にて濃縮した。得られた溶液に炭
酸ナトリウム亭、λIおよび水X)mlを加え、続いて
塩化プロパルギルタロ参gを加え、以下合成例1と同様
に操作するとN、O−ジプロパルギルーN−アセチルヒ
ドロキシルアミン(化合物l)ぴ、rllを得る。
合成例3 にドロキシルアミン塩酸塩F、/ r Iを無水メタノ
ールy1に溶かした溶液を、金属ナトリウムヒ、/りI
を無水メタノール’lOdに溶がした溶液に加えたのち
、プロピオン酸メチルj、 J r Iを加え、以下合
成例1と同様に操作すると、N、0−ジプロパルギルー
N−7’ロピオニルヒドロキシルアミン(化廿物−)弘
、71を淡黄色油状物として得る。
合成例ダ ヒドロキシルアミン塩酸塩μ、ltlを無水メタノール
36mに溶かした溶液を金属ナトリウムμ、/4711
を無水メタノールyorttlに溶かした溶液に加えた
のち、n−酪酸メチルぶ、/、211を加え、以下合成
例1と同様に操作するとN、O−ジプロバルギルーN−
ブチナルヒドロキシルアミン(化合物Jン!、71を淡
黄色油状物として得る。
合成例! ヒドロキシルアミン塩酸塩4(、/ t Iを無水メタ
ノール!10WLlに溶かした溶液を、金属ナトリウム
4C,/4(Iを無水メタノール90rdに溶かした溶
液に加えたのち、n−吉草酸メチルA、りtIIを加え
、以下合成例1と同様に操作すると、N、0−ジプロバ
ルギルーN−バレリルヒドロキシルアミン(化合物ヶ)
4.5 gを淡黄色油状物として得る。
合成例6 ヒドロキシルアミン塩酸塩u、irgを無水メタノール
3C)wlに溶かした溶液を、金属ナトリウムp、/4
/−1を無水メタノール10−に溶かした溶液に加えた
のち、カーカプロン酸メチル7、r 01を加え、以下
合成例1と同様に操作すると、N、O−ジブ−パルギル
−N−カプロイルヒドロキシルアミン(化合物に)7.
09を得る。
合成例7 ヒドロキシルアミン塩酸塩!、 / I Nを無水メタ
ノールy―に溶かした溶液を、金属ナトリウム4(、/
参Iを無水メタノール’10w1に溶かした溶液に加え
たのち、オレイン酸メチルlt、りIを加えて、室温で
、7日攪拌した。次いで、炭酸ナトリウム4!、Jj、
テトラヒドロ7ラン70yl s水コowlおよび臭化
プロパルギル1stzを加えて、室温にて1日攪拌した
以下合成例1と同様に操作して、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて単離精製を行なうと、N、O−シフ
ロバルギルーN−オレオイルヒドロキシルアミン(化合
′&Jぶ)133gを得る。
合成例t ベンゾヒドロキサム酸ナトリウムtz、xti、水rR
化カリウムs、Ji、炭酸ナトリウムt、Oji/、メ
タノールタjydおよび水tovttの混合物に臭化プ
ロパルギルJgを加え、室温にて一日攪拌した。反応液
を濃縮後、水を加えて希釈し、濃塩酸にて酸性としたの
ち、クロロホルム抽出を行なった。クロロホルム層をI
O’A水酸化ナトリウムで洗浄し、水洗および伏酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮および減圧蒸留すると、N、0
−ジブロパルギルーN−ベンゾイルヒドロキシルアミン
(化合物7)/j、tlを淡黄色油状物として得る。
合成例タ プロパルギル−ロークロルベンゾヒドロキサメートλ、
ターzj’q水酸化カリウムo、tulz炭酸ナトリウ
ムi、op、メタノールtsrtlおよび水2ydの混
合物に臭化イロパルギル/、27gを加え、室温にて一
日攪拌した。以下合成例rと同様に操作し、シリカゲル
クロマトグラフィーで単離精製すると、N、〇−シグロ
パルギルーN−a−クロルベンゾイルヒドロキシルアミ
ン(化合物り八りtIIを得る。
合成例i。
ヒドロキシルアミン塩酸塩g、 / r ilと無水メ
タノール30ydに溶かした溶液を、金属ナトリウム4
4./4(lを無水メタノールYOxlに溶がした溶液
に加えたのち、ギ酸エチルa、Byを加え、以下合成例
/と同様に操作し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで単離精製すると、N、0−ジプロパルギルーN−ホ
ルミルヒドロキシルアミン(化合物り)439を得る。
合成例1/ ヒドロキシルアミン塩酸塩μ、iHを無水メタノールr
a7H溶がした溶液を、金属ナトリウム4’、/#lを
無水メタノールqorttlK溶がした溶液に加えたの
ち、ラウリン酸メチルlコ、Hを加え、以下合成例7と
同様に操作すると、N、0−ジプロパルギルーN−ラウ
ロイルヒドロキシルアミン(化合物io )r、参9を
結晶として得る。
合成例/コ ヒドロキシルアミン塩酸塩II、/1rliを無水メタ
ノール9dに溶かした溶液を、金属ナトリウム帆/4t
lを無水メタノールデ。dに溶がした溶液に加えたのち
、ステアリン酸メチル/7.rJrilを加え、以下合
成例7と同様に操作すると、N、0−−jゾロノルイル
−N−ステアロイルヒドロキシルアンン(化合物ハ)7
.tfを結晶として得る。
枦、1表に合成例1−/コで得られた本発明の代表的化
合物の物性値およびスペクトルを示す。
これらの化合物番号は以下の記載において参照される。
功製剤 製剤例1(錠剤をよび巨丸薬) 化合物番号lの化合物20.9と炭酸カルシウム7ざ!
とをとシ、ボールミルに入れてよく粉砕混合し。
さらに2.9のステアリン酸マグネシウムを入れてさら
に粉砕混合した。この混合物を打錠器にかけて、/l(
有効成分としてaooyay)の錠剤を製造した。この
錠剤は4動物の体重に応じて1日当たりOo、2ないし
230 Mまで変更して経口投与することができる。
打錠器の白および杵の形状を変更することにより、上記
と同様の方法で巨丸薬を製造することができる。
製剤例λ(液剤) 化合物番号3の化合物SOgとエタノール仏テ!および
ポリビニールアルコール(27人)/1lt−攪拌混合
して液剤を調製した。この液剤は、動物の飲水に対し7
%となるように添加して攪拌混合し、飲水に懸濁さぜる
ことにより対象dAJ物に反lJすることができる。
製剤例3(飼料混合物) 化合物番号7の化合物2011をエタノール、10m1
に溶解し、これをさらに脱脂米糠了Ogに添11qシて
攪拌混合したのち、減圧下でエタノールを蒸発させて完
全に除く。これは、動物の寄生虫感染量に応じて動物用
飼料にトン当たり50から/230.9配合することが
できる。この場合、飼料中の本化合物の割合はo、oo
i〜θ、02j重it%となる。
製剤例弘(カプセル) 化合物番号jの化合物コ0!と炭酸カルシウム7ざgと
をとり、ボールミルに入れてよく粉砕混合し。
さらにコgのステアリン酸マグネシウムを入7してさら
に粉砕混合した。この混合物の粉末を小分けし、硬ゼラ
チンカプセルにO,j、9ずつ充填した。
各々のカプセル内には本化合物100η含有する。
これは、動物の体重に応じて体* io Ky当たり/
ないしIOカプセル経口投与することができる。この場
合、動物への本化合物の投与量は1体’4/KP当たり
IO”9ないし100■となる。
製剤例j(注射剤) 化合物番号乙の化合物Jgにカルボキシメチルセルロー
ズナトリウムlI、クエン酸ナトリウム0.29および
注射用蒸留水を加え、全量をloomlとして十分に攪
拌混合して懸濁注射剤を製造した。
この注射剤は、動物の体重に応じて7日当たり0.0/
mlないし!;Omlまで変更して筋肉内注射、静脈内
注射、″!、たけ皮下注射することができる0(3〕 
 駆虫効果 試験例! 山 実験方法 鶏回虫感染鶏を1群j羽に群別して使用したO供試化合
物は1体重/ Kg当たりりηをゼラチンカプセルに入
れて鶏に経口投与した。投薬後J時間目に排出虫体数を
調べ、鶏を殺して腸萱内に残存している虫体数を調べ、
駆虫率を求めて駆虫効果を判定した。
(II)  実験結果 第2表に示すように本発明のN、0−ジプロノくルギル
ーN−アシルヒドロキシアミン訪導体化合物のいずれに
も著明な駆虫効果が認められた0第  コ  表 ただし、駆虫率は下式によって算出し一駆虫効果は下記
の規準に従ったものである。
試験例λ 山 実験方法 鶏回虫感染鶏をl詳2羽に群別して使用した。
供試化合物を少量のエチルアルコールで溶解して脱脂米
糠に吸着させ、鶏飼料に対して210 ppmまたは1
000 ppm添加し、対照は無添加飼料としたC投薬
開始前と投薬後j日目に糞便検査を行ない+ B、P、
G(糞ip中の虫卵数)を算出して虫卵数の減少を調べ
、また排出虫体数とj日目にヒナを殺して、腸管内に残
存している虫体数とを調べて駆虫率を求めて駆虫効果を
判定したC(R)  実験結果 第3表に示すよう罠1本発明のN、0−ジグaパルギル
ーN−アシルヒドロキS惨ミン誘導体の各化合物のいず
れにも著明な駆虫効果が認められたO 第  3  表 第 3 表 (つづき〕 手続補正書 昭和酊年7月メ3日 特許庁長官  若 杉 和 夫  殿 1、・IG件の表示 昭和57年特許願第1515!8号 および用途 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 (609)明治製菓株式会社 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 、・″さ) 明細書第18頁下から第4行 「牛の肝蛭」を、下記の通りに補正する。
「牛、馬、羊、山羊、豚、犬、猫の肝蛭および膵蛭」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11下記の式(I)で表わされるN、0−ジブロバル
    ギルーN、−アシルヒドロキシルアミン[1導体〔との
    式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、フ
    ェニル基、または置換されたフェニル基を示す。〕 (!1下記の式(2)で表わされる化合物とヒドロキシ
    ルアミン源化合物とを反応させ、さらに下記の式(ホ)
    で表わされる化合物を脱酸剤の存在下に反応させること
    を特徴とする、下記の式(1′Jで表わサレるN、O−
    シフ’ロバルギルーN−7シルヒドロキシルアミン誘導
    体の製造法。 R−C−OR”            (ロ)CMミ
    CCH2Y           (ホ)〔これらの式
    において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、フェ
    ニル基または置換されたフェニル基を、Rは低級アルキ
    ル基を、Yはハロゲン原子を、示す。〕 (3)下記の式(IV)で表わされるヒドロキサム酸ま
    たけそのアルカリ金属塩と下記の式(■)で表わされる
    化合物とを脱酸剤の存在下に反応させることを特徴とす
    る、下記の式CI)で表わされるN、O−シフロパルギ
    ルーN−アシルヒドロキシルアミン鰐導体の製造法。 10X R−C−N′           (lすゝH CHミCCH2Y           (2)O 〔とれらの式において、Rは水素、アルキル基、アルケ
    ニル基、   −7二ニル基または置換されたフェニル
    基を、父は水素原子またはアルカリ金属原子を、Yはハ
    ロゲン原子を、示す。〕 (4)下記の式(V)で表わされる化合物と下記の式(
    III)で表わされる化合物とを脱酸剤の存在下に反応
    させることを特徴とする1、下記の式CI)で表わされ
    るN、O−ジブ四パルギルーN−アシルヒドロキシルア
    ミン鍔導体の製造法。 CHミCCH2y           (2)〔これ
    らの式において、Rは水素、アルキル基、アルケニル基
    、フェニル基または置換された)・−一基を、Yは・・
    ・ゲ・原子を、示す。〕分とする駆虫剤。 〔この式で、Rは水素、アルキル基、アルケニル基、フ
    ェニル基または置換されたフェニル基を示す。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5932759A (en) * 1994-04-22 1999-08-03 Mitsui Chemicals, Inc. Process for producing substituted amines and a method for purifying synthetic intermediates therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5932759A (en) * 1994-04-22 1999-08-03 Mitsui Chemicals, Inc. Process for producing substituted amines and a method for purifying synthetic intermediates therefor

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