JPS58167019A - 長尺インゴツトの切断方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属の押出成形加工のために、長尺インゴッ
トを定尺インゴットに切断する方法の改良に関する。

アルミニウム等の金属な押出成形加工する場合に、鋳造
後の長尺インゴットを押出所定寸法の定尺インゴットに
切断することが行なわれている。具体的には第１図に示
すように、供給ライン１上に長尺インゴット２を供給し
、これを切断機３をもって定尺インゴット４に切断して
、この定尺インゴット４を押出成形工程に附するもので
あるが、この際、最後の切断において端材インゴット５
が生じる。この端材インゴット５はスクラップとするの
は無駄であるので、第２図に示すように、次位の長尺イ
ンゴット２の先端部に戻して接合して一体化し、これを
第３図に示すように切断して定尺インゴット４を形成す
る方法が知られている。この方法によれば、端材インゴ
ット５の長尺インゴット２への接合処理中、切断機へは
長尺インゴット２の供給が行なわれないので、その閣切
断を中止しなければならず、通常の切断のみの所要時開
に対し、接合処理に要する時間が比較的長いため、結果
的に平均切断サイクルが長くなるという欠点があった。

かかる欠点による具体的弊害として、切断と押出成形加
工とを連動させる場合、その闇に数本の定尺インゴット
をストックしなければならず、切断長さ変更指示への対
応がその分だけ遅れることになる。又、平均切断サイク
ルが長いため押出加工機２基分への定尺インゴットの供
給能力に不足を来すことがある。

本発明は、かかる従来の問題点を解決せんとするもので
、長尺インゴットの供給ラインと切断ラインとを併習し
、切断ラインにおいて生じた端部インゴットは供給ライ
ンに返送して、新しく供給された長尺インゴットと接合
し、かつこの間に切断ラインにおいては、端部インゴッ
ト付長尺インゴットを定尺ビレットに切断することを特
徴とする長尺インゴットの切断方法をその要旨とするも
のである。

具体的な実施例を図面に基づいて説明すると、第４図に
おいて、６は長尺インゴット供給ライン、７は切断ライ
ンで、２は供給され持癲中の長尺インゴットである。そ
して、４は切断された定尺インゴット、５は端部インゴ
ット、３は切断機である。この第４図の場合は長尺イン
ゴット供給ライン６から切断ライン７に向って端部イン
ゴット５を接合した長尺インゴット２を、例えばシリン
ダ（図示せず）により移送した状切り残された端部イン
ゴット５は逆に第５図に示すように、切断ライン７から
長尺インゴット供給うイン６へ移送し、次に待機してい
る長尺インゴット２の端部に、例えば溶接等の手段で接
合する。この接合は、長尺インゴット２と端部インゴッ
ト５との端面同士が完全に接合した状態でなくとも、す
なわち、例えば点溶接のような状態でも差支えない。こ
の溶接の園には、前述の切断ライン上に供給された端部
インゴット付長尺インゴットが切断機３によって切断さ
れている。

ゴツトを供給することができるので、複数の押出成形加
工機を用いても、それらを連続的に作動せしめることが
でき、効率的である。又、端部インゴットはスクラップ
化することなく、それぞれ次位の長尺インゴットの先端
面に接合して、−緒に押出成形加工することができるの
で経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は従来例の説明図、第４図並びに第
５図は本発明実施例の説明図である。 １・・・供給ライン　２・・・長尺インゴット３・・・
切断１１４・・・定尺ビレット５・・・端部インゴット ６・・・長尺インゴット供給ライン ７・・・切断ライン 特許出願人　吉田工栗株式会社 代理人　　弁理士　　小松露路 ５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、長尺インゴットの供給ラインと切断ラインとを併置
   し、切断ラインにおいて生じた端材インゴットは供給ラ
   インに返送して、新しく供給された長尺インゴットと接
   合し、かつこの間に切断ラインにおいては、端材インゴ
   ット付長尺インゴットを定尺ビレットに切断することを
   特徴とする長尺インゴットの切断方法。