JPS5816686B2 - 流速流量測定装置 - Google Patents
流速流量測定装置Info
- Publication number
- JPS5816686B2 JPS5816686B2 JP53065712A JP6571278A JPS5816686B2 JP S5816686 B2 JPS5816686 B2 JP S5816686B2 JP 53065712 A JP53065712 A JP 53065712A JP 6571278 A JP6571278 A JP 6571278A JP S5816686 B2 JPS5816686 B2 JP S5816686B2
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- fluid
- flow
- ultrasonic
- measured
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空間フィルタを応用した流速流量測定装置に関
するものである。
するものである。
乱流状態で流れる流体はランダムな速度ゆらぎを伴って
おり、このゆらぎ成分を流れ方向に等間隔に配列した検
出手段で検出すれば、流速又は流量に比例しだ周波数出
力を得ることができる。
おり、このゆらぎ成分を流れ方向に等間隔に配列した検
出手段で検出すれば、流速又は流量に比例しだ周波数出
力を得ることができる。
本発明は、このような原理に基づくものであって、ゆら
ぎ成分の検出に超音波ビームを用い、全体構成の簡単な
この種の装置を実現することを目的とする。
ぎ成分の検出に超音波ビームを用い、全体構成の簡単な
この種の装置を実現することを目的とする。
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図である。
図において、1は被測定流体が流れている管路、2は超
音波送信子、3は超音波受信子で、□これらは超音波ビ
ームが流れを横断するように管路1に対向配設されてい
る。
音波送信子、3は超音波受信子で、□これらは超音波ビ
ームが流れを横断するように管路1に対向配設されてい
る。
第2図はこの超音波送信子2と超音波受信子3の拡大図
である。
である。
態音波送信子2は一枚の平板状の圧電素子20に一枚の
電極21を取付けたものであって、ここから帯状の超音
波ビームが放射される。
電極21を取付けたものであって、ここから帯状の超音
波ビームが放射される。
超音波受信子3は、平板状の圧電素子20に幅dの電極
31,32,33・・・・・・を等間隔して取付けると
ともに、1つ置きに配列する電極31゜33、35・・
・・・・および電極32、34・・・・・・を図示・す
るようにそれぞれ互に接続したものである。
31,32,33・・・・・・を等間隔して取付けると
ともに、1つ置きに配列する電極31゜33、35・・
・・・・および電極32、34・・・・・・を図示・す
るようにそれぞれ互に接続したものである。
41゜42はそのリード線である。
各電極は、圧電素子に例えば焼き付け、蒸着、スパッタ
リング等によって形成されるか、あるいは電極板を接着
して構成される。
リング等によって形成されるか、あるいは電極板を接着
して構成される。
第1図に戻り、5は発振回路で、その出力端は超音波送
信子2に接続されている。
信子2に接続されている。
6は位相差復調回路で、超音波受信子31,33,35
・・・・・・からの信号源超音波受信子32,34・・
・・・・からの信号がそれぞれリード線41.42を介
して与えられ、両信号の位相差を復調する。
・・・・・・からの信号源超音波受信子32,34・・
・・・・からの信号がそれぞれリード線41.42を介
して与えられ、両信号の位相差を復調する。
7は位相差復調回路6からの出力信号を入力とするトラ
ッキング・フィルタ、8はこのフィルタ回路Tの出力周
波数を電圧信号に変換するF/V変換回路である。
ッキング・フィルタ、8はこのフィルタ回路Tの出力周
波数を電圧信号に変換するF/V変換回路である。
トラッキング・フィルタ7は、例えば電圧によってその
抵抗値が変化する電圧制御形の抵抗素子等で構成され、
F/V変換器8からの電圧信号によって抵抗素子の抵抗
値を制御することによって、その中/L%周波数f。
抵抗値が変化する電圧制御形の抵抗素子等で構成され、
F/V変換器8からの電圧信号によって抵抗素子の抵抗
値を制御することによって、その中/L%周波数f。
が制御される。このように構成した装置の動作を次に説
明する。
明する。
管路1を流れる被測定流体中には、不規則な小過やゆら
ぎが存在し、これが流体の平均流速Uで流されていく。
ぎが存在し、これが流体の平均流速Uで流されていく。
この小過やゆらぎは、第2図に示すようにu、v、ωの
三成分で表示できる。
三成分で表示できる。
超音波送信子2と超音波受信子31、32・・・・・・
間で構成される各超音波信号の伝播経路において、超音
波信号は、流れ方向と直角方向の乱流速度成分V(超音
波ビームの方向と同方向成分によって変調を受ける(こ
こで変調とは周波数変調、振幅変調。
間で構成される各超音波信号の伝播経路において、超音
波信号は、流れ方向と直角方向の乱流速度成分V(超音
波ビームの方向と同方向成分によって変調を受ける(こ
こで変調とは周波数変調、振幅変調。
位相変調等を含む)。
第3図は、超音波信号の変調に寄与する乱流速度成分V
のパターンを図示したものである。
のパターンを図示したものである。
この乱流速度成分Vは、図示するように空間的に不規則
な大きさを持って分布し、このパターンが平均流速Uで
移動する。
な大きさを持って分布し、このパターンが平均流速Uで
移動する。
したがって、この乱流速度成分Vの分布を被測定流体に
固有なランダムなムラに対比させることができる。
固有なランダムなムラに対比させることができる。
一方、超音波受信子31,32,33・・・・・・の受
信信号を位相差復調して得られる信号の周波数スペクト
ルを観察したところ、第4図に示すように帯域制限され
た白色雑音になっていることが確認されている。
信信号を位相差復調して得られる信号の周波数スペクト
ルを観察したところ、第4図に示すように帯域制限され
た白色雑音になっていることが確認されている。
ここで、任意の周波数f1の発生は、ある空間的周期1
. (第3図参照)で配夕1ルた直角速度成分が、速度
Uで超音波ビームを横切ると、第4図のスペクトル図に
おいて、コーナ周波数f。
. (第3図参照)で配夕1ルた直角速度成分が、速度
Uで超音波ビームを横切ると、第4図のスペクトル図に
おいて、コーナ周波数f。
より低い周波数成分は、その振幅が一定であるの度成分
が、同じ割合で存在することを意味し、また、あらゆる
間隔の直角速度成分が不規則に存在していることを意味
している。
が、同じ割合で存在することを意味し、また、あらゆる
間隔の直角速度成分が不規則に存在していることを意味
している。
位相差復調回路6は、流れ方向に間隔して設けられた超
音波受信子31.32によって得られた、信号を差動的
に受け、これを復調するもので、この復調信号e6の出
力周数数fは(1)式で表わすことができる。
音波受信子31.32によって得られた、信号を差動的
に受け、これを復調するもので、この復調信号e6の出
力周数数fは(1)式で表わすことができる。
ただし、n:1,2.3
p:互に接続される電極31.33間
の間隔 図ではP=2L
トラッキング・フィルタ7は、(1)式で表わされる位
相差復調回路6からの周波数信号fを入力とし、fに混
入している奇数倍の高調波成分を除去し、(2)式に示
すような基本周波数f。
相差復調回路6からの周波数信号fを入力とし、fに混
入している奇数倍の高調波成分を除去し、(2)式に示
すような基本周波数f。
を出力端子91から出力する。
また、出力基本周波数f。
は、F/V変換器8でこれに比例するアナログ電圧信号
に変換され、との重圧信号が出力端子92から出力され
るととも;に、トラッキング・フィルタ7の中心周波数
f。
に変換され、との重圧信号が出力端子92から出力され
るととも;に、トラッキング・フィルタ7の中心周波数
f。
を制御する。
したがって、トラッキング・フィルタ7の中/L、%周
波数f。
波数f。
は1.foの変化とともに変わり、常に高調波成分を除
去することができ、出力端子91から流速又は流量に比
例しだ周波数信号foを得ることができる。
去することができ、出力端子91から流速又は流量に比
例しだ周波数信号foを得ることができる。
また出力端子92からアナログ信号を得ることができる
。
。
なお、上記の実施例においては、超音波受信子3におい
て、電極31,32,33・・・・・・を1つおきに接
続し、両者の位相差を復調するようにしたもので、この
ような接続は、一種の差動構成で、低周波の流体ノイズ
をキャンセルして出力周波数信号の質を高めると同時に
、更に外部振動など電極31.33・・・・・・と電極
32、34・・・・・・の両者に同相成分で検出される
信号をキャンセルできるという利点がある。
て、電極31,32,33・・・・・・を1つおきに接
続し、両者の位相差を復調するようにしたもので、この
ような接続は、一種の差動構成で、低周波の流体ノイズ
をキャンセルして出力周波数信号の質を高めると同時に
、更に外部振動など電極31.33・・・・・・と電極
32、34・・・・・・の両者に同相成分で検出される
信号をキャンセルできるという利点がある。
以上説明したように、本発明は被測定流体に含まれるゆ
らぎ成分の検出に超音波ビームを用い、この超音波ビー
ムの送信子を一枚の圧電素子に電極を設けて構成すると
ともに超音波ビームの受信子を一枚の圧電素子に前記被
測定流体の流れ方向と同方向であって等間隔で並ぶ複数
個の電極を設けて構成した点に特徴がある。
らぎ成分の検出に超音波ビームを用い、この超音波ビー
ムの送信子を一枚の圧電素子に電極を設けて構成すると
ともに超音波ビームの受信子を一枚の圧電素子に前記被
測定流体の流れ方向と同方向であって等間隔で並ぶ複数
個の電極を設けて構成した点に特徴がある。
したがって、本発明によれば、超音波送信子2と受信子
3を簡単な工程で製作できるうえに、各電極の間隔りや
幅dを正確に設けることができ、全体として構成の簡単
々流速流量測定装置が実現できる。
3を簡単な工程で製作できるうえに、各電極の間隔りや
幅dを正確に設けることができ、全体として構成の簡単
々流速流量測定装置が実現できる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図は
本発明に用いられる超音波送信子と受信子の構成拡大図
、第3図は流体中に含まれる直角速度成分のパターンの
一例を示す波形図、第4図は流体中に含まれる直角速度
成分の周波数スペクトル図である。 1・・・・−・管路、2・−・・・・超音波送信子、3
・・・・・・超音波受信子、30・・・・・・圧電素子
、31,32,33・・・・・・電極、41,42・・
・・・・リード線、5・・・・・・発振回路、6・・・
・・・位相差復調回路、7・・・・・・トラッキング・
フィルタ、8・・・・・・F/V変換回路。
本発明に用いられる超音波送信子と受信子の構成拡大図
、第3図は流体中に含まれる直角速度成分のパターンの
一例を示す波形図、第4図は流体中に含まれる直角速度
成分の周波数スペクトル図である。 1・・・・−・管路、2・−・・・・超音波送信子、3
・・・・・・超音波受信子、30・・・・・・圧電素子
、31,32,33・・・・・・電極、41,42・・
・・・・リード線、5・・・・・・発振回路、6・・・
・・・位相差復調回路、7・・・・・・トラッキング・
フィルタ、8・・・・・・F/V変換回路。
Claims (1)
- 1 被測定流体の中に含まれるゆらぎ成分を検出し流速
流量を測定する装置において、前記ゆらぎ成分の検出に
被測定流体の流れ方向とほぼ直交する方向に伝播する超
音波ビームを用い、この超音波ビームの送信子を一枚の
圧電素子に電極を設けて構成し、超音波ビームの受信子
を一枚の圧電素子に被測定流体の流れ方向と同方向に等
間隔で並ぶ複数個の電極を設けて構成するとともに、前
記受信子の各電極を一つ置きにそれぞれ互に接続し、互
に隣り合う電極からの信号の位相差を復調し、この復調
信号の基本周波数から被測定流体の流速又は流量を知る
ようにした流速流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53065712A JPS5816686B2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 流速流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53065712A JPS5816686B2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 流速流量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54157662A JPS54157662A (en) | 1979-12-12 |
JPS5816686B2 true JPS5816686B2 (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=13294897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53065712A Expired JPS5816686B2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 流速流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816686B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144497A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | 日本電気株式会社 | 電気部品固定方式 |
JPH0526574Y2 (ja) * | 1987-05-20 | 1993-07-06 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4528857A (en) * | 1983-07-25 | 1985-07-16 | Bruner Ronald F | Phase modulation, ultrasonic flowmeter |
-
1978
- 1978-06-02 JP JP53065712A patent/JPS5816686B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144497A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | 日本電気株式会社 | 電気部品固定方式 |
JPH0526574Y2 (ja) * | 1987-05-20 | 1993-07-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54157662A (en) | 1979-12-12 |
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