JPS58166507A - 信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、信号再生装置に関するものである。

従来の信号再生装置の一例であるヘリカルスキャン形Ｖ
ＴＲにおいては、回転ド゛ラムに例えば２個の回転磁気
ヘッドを約１８０度に対向配置させ、磁気テープの回転
ドラムへの巻付は角度を約１８０度にして走行させて、
両ヘッドで交互に磁気テープを走査させることにより、
磁気テープにヘリカル走査によって形成暮れた斜めのト
ラックに記録されている映像信号を再生させていた。

また、前記回転ドラムに配置層れた回転磁気ヘッドとは
側番こ設けられた固定磁気ヘッドにより、磁気テープの
長平方向に沿って形成されたトラックに記録されている
音声信号を再生−せていた。

然る−こ、最近においては、短波長記録技術の向上、狭
トラツク再生技術の進歩な゛どにより磁気テープの走行
速度を遅（して記録書度を高めようとする傾向にある。

しか□しながら、磁気テープの長平方向に沿って形成さ
れるトラックに妃碌され再生される音声信号では、磁気
テープ走行速度が遅くなるとその再生音質が劣化してし
まうことになる。

この問題を解決するために、固定へツーによる音声信号
の処理のかわりに回転ヘッドでもって音声信号を処理す
る次の２通り″の手段が提案されている。即ち、 ゛（１）％磁気テープの回転ドラムへの巻付は角ｆを例
えば約３０ｆ増してオーバスキャンさせて、第１１Ｐ図
に示されるように磁気テープにヘリカル走査によって形
成される斜めのトラックに映倫信号との時分割により時
間軸圧縮され誤り訂正符号が付されたＰＣＭ音声信号を
記録し、それを再生させる手段（以下ＰＣＭ手段と称す
ん）（２）、音声信号をＦＭ変調して、低域変換された
カラー信号とＦＭ変調された輝ｆ偏号とで構成される映
像信号に第２図で示されるように周波数多重させて映像
信号の記録部分に記録して、それを再生させる手段（以
下ＦＭ手段と称す６ｃｈ）である。

ＰＣＭ手段では、Ｗ１４２り肛正による高品位の音質が
得られるとともに、映像信号記録後あるいは編集作業後
に音声信号を再記録するいわゆるアフターレコーディン
グが可能で鼠る。菫だ、ＦＭ手段では、ＰＣＭ手段に比
べて構成が簡単となるため低コスト、低消費電力が維持
できるとともに、実装のための必要な面積を少なくする
ことができる。しかし、ＰＣＭ手段に比べ音質が劣りか
つアフターレコーディングができない。

一方、この様な技術的背景とは別に、最近の信号記録再
生装置としてのＶＴＲの使用目的は、次の２通りの方向
に分かれようとしている。即ち、（ａ）、屋外に持ち出
して、８ミリカメラ的な使用をするカメラ一体ｆｆ１（
以下カメラ一体型と称する。） （ｂ）、通常のデツキタイプとして、テレビ画面を録画
するタイムシフト的な使用あるいは屋外縁−分の編集機
能としての使用をするデツキ型（以下デツキ型と称する
。） である。

カメラ一体製は、音質よりも小型、低消費電力、低コス
トが優先される一方、デツキ渥は、高品位の音質、アフ
ターレコーディング機能が重要視される。

したがって、このような使用目的の相違と技術の得失が
結びついて、カメラ一体型はＦＭ手段を採用し、更に高
品位の音質、アフターレコーディング機能の要求に対し
ては、ＰＣＭ手段が選択採用できるようにする。また、
デツキ型はＰＣＭ手段を主として採用し、互換性を保つ
目的でＦＭ手段を採用する。

このような音声信号の処理体系にしておけば。

再生音質の品位は、磁気テープの送行速度の低速化に関
係かなくなる。しかもカメラ一体製とデツキ型との互−
性においても問題はない。

しかし、磁気テープには、音声１言号がＦＭ手段でもっ
て必らず記録がされてはいるが、ＰＣＭ手段では記録さ
れていない場合がある。

したがって１ｇ１号再生装置としては、映像信号と時間
軸圧縮され誤り訂正符号が付されたＰＣＭ音声信号とが
ヘリカル走査によって形成された斜めトラックに時分割
で記録されているとともに、映像信号の記録部分にＦＭ
音声信号が周波数多重して記録されている磁気テープを
再生する構成となる。

然るに、このような装置において、磁気テープに音声信
号がＰＣＭ、ＦＭの両手段により記録されている場合に
は、音質の品位の点からＰＣＭ手段で記録されている音
声信号が選択される。なぜならば、ＰＣＭ手段による場
合には、誤り訂正が可能なためドロップアウトなどに対
して強く、ある−足取上のエラーレイトが確保されてい
れば、雑音は皆無と−いってもよいからである。

しかしながら、スロー、ファスト、リバース等の変速再
生時においては、必ずしもＰＣＭ手段の方かよいとはい
えない。なぜならば、ＰＣＭ手段の場合エラーレイトが
確保され一定以上であれば音質の品位は高いが、逆にエ
ラーレイトがある一定以下になると誤り訂正が不可能と
なってこの区間で前値ホールドの状態となったり、もし
くは誤訂正を生じ、大きな雑音を発生させるからである
。

また、変速再生時では、ノイズバーが画面に表われない
ようにトラッキング操作をするために、映像信号記録部
分外に記録されるＰ　ＣＭ手段の場合、更に雑音が増大
されることになる。

本発明は、このような点に鑑みてなされたものであって
、変速再生時にも音声信号の再生音質の品位が高く保た
れる信号再生装置を提供せんとするものである。

次に、本発明の信号再生装置の一実施例である本発明を
適用したオーバスキャン方式のヘリカルスキャン形ＶＴ
Ｒについて図面を参照しつつ説明する。

第６図は回転ドラム部の概略図、第４図は再生系の全体
のブロック回路図、第５図はタイムチャート図である。

なお、第４図のブロック回路図中の符号１．Ｉｆ％■・
・・・・・・・・・・・・・・は、第５図のタイムチャ
ート図の各波形の符号と対応させである。

回転ドラム（１１は、矢卵重方向に回転するとともに、
この回転ドラム（１）には、回転ヘッドを構成するＡ％
Ｂヘッドがα−４＝１８０度の角度をもって対向配置さ
れている。磁気テープ（２１は、ドラム（１）の局面に
０点から０点まで従来の巻付は角度より約３０度分増さ
れたβ中２２０度の巻付は角度で巻付けられ、ガイドピ
ン（３Ｊ　（４）に案内されて矢印す方向に走行する。

そして、第１図に示されるように磁気テープ（２）には
、ヘリカル走査によって斜めのトラ−ツクが形成されて
おり、そのトラックに時間軸圧縮され−り訂正符号か付
されたＰＣＭ音声信号と、ＦＭｔＦ”（１号を低域変換
されたカラー信号およびＦＭ変ｌｉｌされた輝度信号に
周波数多重させた映像信号とが時分割により記録されて
いる。＾Ｂヘッドは、０点からｄ点まで約３０度の角度
を回転ず−る間に、前記時分割された音声信号を又互に
再生し、次いでｄ点から０点まで約１８０度の角度を回
転する間に前記映像信号Ｊｆｉ−父互に再生する。この
再生した夫々の信号は、１１＃１４図に示されるように
切換回路部（５）　（６１の夫々の所定接点に与えられ
る。一方、ドラム回転の位相を示すパルス発生器（、図
示せず）からの第５図１に示されるＰＧ傷信号モノマル
チ等で構成されるスイッチング回路部（７）に与えられ
る。これにより、スイッチング回路部（７）においては
、切換回路部（５１（６１に与えることにより、Ａ％Ｂ
ヘツ、、ド夫々から再生された周波数多重させた映像信
号とＰＣＭ音声信号とを切換え振分けをする第５図１に
示される映像信号の切換信号を形成する。この信号によ
り切換回路部（５）では、Ａ、Ｂヘッドから又互に再生
される局赦数多重させた映倫信号を第５図厘に示される
ように一連に連なるよう番こ切換え選択をして抽出する
。

この選択抽出された信号は、増中部（８）を介して映像
信号復調回路部ＱＩＪこ与えられる。映像信号復調回路
部四では、ＦＭ音声信号を周波数多重させた映像信号か
らフィルター等により、映像信号を構成する低域変換さ
れたカラー信号とＦＭ変調された輝度信号とを抽出する
。そして、低域変換されているカラー信号を高域変換し
、ＦＭ変調されている輝度信号をＦ　Ｍ復調してもとの
映像信号に戻して出力する。また、増中部（８）を介し
た前記周波数多重させた映像信号の一部は、ＦＭ音声傷
信号調回路踏部υに与えられる。ＦＭ音声信号復調回路
ａυでは、この信号からフィルター等番こより、　ＦＭ
音声信号を抽出して復調きせる。この復１調された音声
信号は、切換スイッチ手段の一例である切換回路部Ｑａ
の一方の接点に与えられる。

一方、切換回路部（６）は、同様に前記スイッチング回
路−Ｉｓ　（７）からの信号によりＰＣＭ音声信号を切
換え選択する。この選択姿れた信号は、増中部（９）を
介してＰＣＭ音声信号復調回路部踏部こ与えられる。Ｐ
ＣＭ音声−号復調回踏部α通では、この信号の記録時に
おいてＮＲＺ変調きれていたのを復調させるとともに、
復号、誤り検出および訂正補間、時間軸の伸張およびア
ナログ変換等をする。この復号等された信号は、前記切
換回路部ａ）の他方の接点に与えられる。

また、ＯＲ回路部α４には、映像再生かスローまたはｎ
倍速等となった場合６Ｈ”となる第５図■に示されるシ
ステム制御部（図示せず）からの変速再生ｇＩ号と、Ｐ
ＣＭｆ声信号の誤り検出により一定以下のエラーレイト
となった場合＠Ｈ”となるＰＣＭ音声信号復調回路部踏
部らの信号とが入力され、その出力は同期回路部（ハ）
に与えられる。

この同期（ロ）踏部（ｌ旧よ、フリップフロップ等によ
り構成されており、スイッチング回路部（７）からの第
５図１に示される映像信号の切換信号を同期信号として
、その立上がりおよび立下がりでもってＯＲ回路部ａ４
Ｊからの信号を同期させる。例えば第５図バに示される
変速再生信号にもとづき第５図厘−こ示される映像信号
の切換信号の立下がりに同期させて第５図■に示される
信号を形成する。この信号は、゛切換回路部ａ４に与え
られ、“Ｈ”のときＦＭ音声信号復調部収υ貴の音声信
号を選択接続するべく、葦た”Ｌ”のときＰＣＭ音声信
号復調回路部踏部１１１ｉの音声信号を選択接続するべ
く切換回路部餞を切換える。そして、切換え選択された
音声信号は、増中部ｔｔｅ−を介して増巾されて出力さ
れる。

すなわち、変速再生時の場合、あるいは−足取下のエラ
ーレイトの場合、映像信号に周波数多重させたＦＭの音
声信号が選択再生される。

以上要するに本発明の信号再生装置は、変速再生時にて
映像信号に周波数多重させたＦＭ音声信号を選択して再
生するように構成しであることを特徴とするものである
。

そして、次のような利点を有する。

ＦＭｔ声信号は、被変調波のレベルの大小と、復調後の
８／Ｎ比とは大体対応がとれており、被変調波があるＩ
ｉ度存在すれば復調信号が大きく劣また１通常、変速再
生時においである程度の画質が得られるようにトラック
ピッチに対してヘッド巾を広く設計しである。

したがって、変速再生時にＦＭ音声信号を選択再生する
ことにより変速再生時においても音声信号の再生音質の
品位を轟く保つことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は音声信号のＰＣＭ手段によるトラックへの記録
態様を示す図、第２図は音声信号のＦＭ手段により映像
信号への周波数多重を示す図、第６図、第４図は本発明
の信号再生装置の一実施例として本発明を適用したオー
バスキャン方式のヘリカルスキャン形ＶＴＲの回転ドラ
ム部の概略図および再生系のブロック回路図、１１ｇ５
図は第４図のブロック回路のタイムチャート図である。 なお図面に用いた符号において、 ａυ・・・・・・・・・・・・・・・ＦＭ音声信号復調
回路踏部２１・・・・・・・・・・・・・・・切換回路
部Ｉ・・・・・・・・・・・・・・・ＰＣＭ音声信号復
調回路部踏部・・・・・・用…用ＯＲ回路部 である。 代理人　上屋　膀 Ｉ　　常包芳男 ｌ　　杉浦俊貰 ８１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映俸信号と時間軸圧縮された誤り訂正符号が付されたＰ
   ＣＭ音声信号とがヘリカル走査によつ−て形成された斜
   めトラックに時分割で記録されているとともに、映像信
   号の記ｌ１部分ＫＦＭ音声信号が周波数多重して記録さ
   れている磁気テープを再生する信号再生装置において、
   ＰＣＭ音声再生信号とＦＭ音声再生信号とを選択する切
   換スイッチ、変速再生時には前記ＦＭ音声再生 信号が選択されるように構成されていることを特徴とす
   る信号再生装置。