JPS581656Y2 - 小型内燃機関の始動装置におけるロック機構 - Google Patents
小型内燃機関の始動装置におけるロック機構Info
- Publication number
- JPS581656Y2 JPS581656Y2 JP1977073406U JP7340677U JPS581656Y2 JP S581656 Y2 JPS581656 Y2 JP S581656Y2 JP 1977073406 U JP1977073406 U JP 1977073406U JP 7340677 U JP7340677 U JP 7340677U JP S581656 Y2 JPS581656 Y2 JP S581656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- stopper
- shift lever
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船外機等小型内燃機関の始動装置に卦けるロッ
ク機構に関するものである。
ク機構に関するものである。
一般に始動装置に使用されるリコイルスタータは引出し
0巻取り自由なロープを備えると共にゼンマイによって
駆動されるリール及び抑止板を介して出没自在のクラッ
チ爪等一連の機構をケースに収容し、起動プーリーをク
ランク軸のフライホイール側に連結し、エンジンを始動
するようにしている。
0巻取り自由なロープを備えると共にゼンマイによって
駆動されるリール及び抑止板を介して出没自在のクラッ
チ爪等一連の機構をケースに収容し、起動プーリーをク
ランク軸のフライホイール側に連結し、エンジンを始動
するようにしている。
現在、船外機等の始動装置はシフトレバ−が入っている
状態、即ち、前進又は後退の位置でもエンジンが作動で
きるようになっている。
状態、即ち、前進又は後退の位置でもエンジンが作動で
きるようになっている。
従って誤ってシフトレバ−を前進又は後退の位置に入れ
た状態の11リコイルスタータを始動すると思わぬ障害
を招く恐れがあった。
た状態の11リコイルスタータを始動すると思わぬ障害
を招く恐れがあった。
本考案はこのような従来の欠点を除去したもので、船外
機等に設けられたシフトレバ−の作動を利用し、ニュー
トラル以外の状態ではりコイルスタータのリールの回転
をロックして、エンジン始動直後の急発進を防止するよ
うにしたものである。
機等に設けられたシフトレバ−の作動を利用し、ニュー
トラル以外の状態ではりコイルスタータのリールの回転
をロックして、エンジン始動直後の急発進を防止するよ
うにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本考案始動装置におけるロック機構の一実施例
を示すロック中の要部平面図、第2図は第1図のn−n
断面図である。
を示すロック中の要部平面図、第2図は第1図のn−n
断面図である。
図において、1はシフトレバ−(図示せず)に取付けら
れた引きワイヤー(インナーワイヤー)2の一端が連結
され、他端がスタータケース3に回動可能に取付けられ
た操作アームで、操作アーム1にはストッパー4が一体
に、又は別体にして連結せられ、操作アーム1の動作に
伴って回動する。
れた引きワイヤー(インナーワイヤー)2の一端が連結
され、他端がスタータケース3に回動可能に取付けられ
た操作アームで、操作アーム1にはストッパー4が一体
に、又は別体にして連結せられ、操作アーム1の動作に
伴って回動する。
そして、その先端が後記するり−ル5に対向させている
。
。
この操作アーム1とスタータケース3(図ではスタータ
ケース3に固定されたアウトワイヤーの端部3a)との
間にはコイルスプリング5が組込1れてかり、このスプ
リング5により操作アーム1を常時一定方向、即ち図で
は反時計方向に回転するよう作動せしめている。
ケース3に固定されたアウトワイヤーの端部3a)との
間にはコイルスプリング5が組込1れてかり、このスプ
リング5により操作アーム1を常時一定方向、即ち図で
は反時計方向に回転するよう作動せしめている。
なか、このスプリング5はワイヤー2のりタンばねを兼
ねている。
ねている。
又シフトレバ一部のリンク機構は図には示さないが、シ
フトレバ−がニュートラルの位置ではワイヤー2を引き
、前進或は後退の位置ではワイヤー2を戻すようにセッ
トされている。
フトレバ−がニュートラルの位置ではワイヤー2を引き
、前進或は後退の位置ではワイヤー2を戻すようにセッ
トされている。
一方、リール6の外周には前記ストッパー4の揺動によ
り回転を阻止するようにラチェットギヤー6aが外周に
数ケ所一体に設けられている(第3図参照)。
り回転を阻止するようにラチェットギヤー6aが外周に
数ケ所一体に設けられている(第3図参照)。
次に、このように構成されたロック機構の動作について
説明する。
説明する。
先ず、シフトレバ−がニュートラルの位置ではワイヤー
2がシフトレバ−の方向に引かれ、操作アーム1は第1
図の1点鎖線位置Nにあり、又ストッパー4はり−ル6
のラチェットギヤー68との噛合が外れている。
2がシフトレバ−の方向に引かれ、操作アーム1は第1
図の1点鎖線位置Nにあり、又ストッパー4はり−ル6
のラチェットギヤー68との噛合が外れている。
その場合、スプリング5は圧縮状態にある。
この状態からシフトレバ−を前進或は後退に入れると、
ワイヤー2は第1図矢示方向に戻されるため、操作アー
ム1は反時計方向に回動し、F(或はR)の位置にくる
。
ワイヤー2は第1図矢示方向に戻されるため、操作アー
ム1は反時計方向に回動し、F(或はR)の位置にくる
。
この時、スプリング5は操作アーム1の作動を確実にす
る。
る。
従って、ストッパー4はり−ル6の外周に設けたラチェ
ットギヤー6aとは噛合し、リール6をロックしてロー
プ7(第2図参照)が引き出せないようになる。
ットギヤー6aとは噛合し、リール6をロックしてロー
プ7(第2図参照)が引き出せないようになる。
なオ・、第3図に示すように、たまた1、リール6のラ
チェットギヤー6aの頂部がニュートラルから前進或は
後退に切換える時、実線で示すようにストッパー4の動
作を邪魔する場合にはロープ7を少し引くとり−ル6が
回転し、邪魔していた歯が通り過ぎ、次の歯が来る1で
にストッパー4が鎖線に示す状態になるようにスプリン
グ5が作動する。
チェットギヤー6aの頂部がニュートラルから前進或は
後退に切換える時、実線で示すようにストッパー4の動
作を邪魔する場合にはロープ7を少し引くとり−ル6が
回転し、邪魔していた歯が通り過ぎ、次の歯が来る1で
にストッパー4が鎖線に示す状態になるようにスプリン
グ5が作動する。
又上記のようにストッパー4が邪魔された場合、操作ア
ーム1が正規のストロークで揺動せず、インナーワイヤ
ー2が途中でたるむような状態になるとスプリング8が
ワイヤーエンドの方向に作用し、ワイヤー2の張力を与
え緩衝する。
ーム1が正規のストロークで揺動せず、インナーワイヤ
ー2が途中でたるむような状態になるとスプリング8が
ワイヤーエンドの方向に作用し、ワイヤー2の張力を与
え緩衝する。
なか、スプリング5と8の荷重関係はスプリング5の方
が太きい。
が太きい。
以上説明したように、本考案によれば、シフトレバ−が
ニュートラル以外はりコイルスター1−i始動しようと
してもリコイルスタータのリールがロックされているの
で、従来のようにエンジンの始動直後の急発進を防止す
ることができ安全な運転が確保される。
ニュートラル以外はりコイルスター1−i始動しようと
してもリコイルスタータのリールがロックされているの
で、従来のようにエンジンの始動直後の急発進を防止す
ることができ安全な運転が確保される。
第1図は本考案始動装置に釦けるロック機構の一実施例
を示す要部平面図、第2図は同じく第1図の■−■断面
図、第3図はその動作説明図である。 1・・・操作アーム、2・・・ワイヤー、3・・・フタ
ータケース、4・・・ストッパー、5・・・スプリング
、6・・・リール、6a・・・ラチェットギヤー、7・
・・ロープ、8・・・スプリング。
を示す要部平面図、第2図は同じく第1図の■−■断面
図、第3図はその動作説明図である。 1・・・操作アーム、2・・・ワイヤー、3・・・フタ
ータケース、4・・・ストッパー、5・・・スプリング
、6・・・リール、6a・・・ラチェットギヤー、7・
・・ロープ、8・・・スプリング。
Claims (1)
- シフトレバ−に取付けられた引きワイヤーにより連動す
る操作アームをリコイルスタータのケースに回動可能に
軸支せしめると共に操作アームにはストッパーを連結せ
しめ、シフトレバ−が前進或は後退の位置では操作レバ
ーによりストッパーをリールの外周に設けたラチェット
ギヤーに噛合せしめ、またニュードラムの位置ではスト
ッパーを前記ラチェットギヤーに、開放せしめるように
すると共に、スタータケースと操作レバーとの間には第
1のスプリングを組込み且つ操作レバーを第1スプリン
グ方向に附勢する第2のスプリングを設け、第1のスプ
リングの荷重を第2のスプリングのそれより犬とした小
型内燃機関の始動装置に釦けるロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977073406U JPS581656Y2 (ja) | 1977-06-06 | 1977-06-06 | 小型内燃機関の始動装置におけるロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977073406U JPS581656Y2 (ja) | 1977-06-06 | 1977-06-06 | 小型内燃機関の始動装置におけるロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54525U JPS54525U (ja) | 1979-01-05 |
JPS581656Y2 true JPS581656Y2 (ja) | 1983-01-12 |
Family
ID=28985995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977073406U Expired JPS581656Y2 (ja) | 1977-06-06 | 1977-06-06 | 小型内燃機関の始動装置におけるロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581656Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3518979A (en) * | 1968-08-23 | 1970-07-07 | Briggs & Stratton Corp | Safety device for machine powered by small gas engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343943Y2 (ja) * | 1973-07-21 | 1978-10-21 |
-
1977
- 1977-06-06 JP JP1977073406U patent/JPS581656Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3518979A (en) * | 1968-08-23 | 1970-07-07 | Briggs & Stratton Corp | Safety device for machine powered by small gas engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54525U (ja) | 1979-01-05 |
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