JPS58164923A - 排煙処理装置 - Google Patents
排煙処理装置Info
- Publication number
- JPS58164923A JPS58164923A JP57045657A JP4565782A JPS58164923A JP S58164923 A JPS58164923 A JP S58164923A JP 57045657 A JP57045657 A JP 57045657A JP 4565782 A JP4565782 A JP 4565782A JP S58164923 A JPS58164923 A JP S58164923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- heater
- line
- exhaust
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J15/00—Arrangements of devices for treating smoke or fumes
- F23J15/006—Layout of treatment plant
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は排煙処理装置に係り、特にボイラなどの燃焼装
置の排煙脱硫装置に付設されるガス−ガスヒーターの腐
食、スケール付層等を防止した排煙処理装置に関、する
。
置の排煙脱硫装置に付設されるガス−ガスヒーターの腐
食、スケール付層等を防止した排煙処理装置に関、する
。
事業用火力などの大型ボイラ等の燃焼装置には排煙脱硫
装置(設けられるが、このような脱硫装置においては、
排ガスを煙突から放散させる際の白煙防止対策として排
ガスの再加熱が行なわれている。この排ガス再加熱は、
当初はアフターバーナで昇温して行なっていたが、最近
は省エネルギーの見地からボイラ燃−排ガスとの熱交換
により、ガス−ガスヒーターを利用して行なわれている
。
装置(設けられるが、このような脱硫装置においては、
排ガスを煙突から放散させる際の白煙防止対策として排
ガスの再加熱が行なわれている。この排ガス再加熱は、
当初はアフターバーナで昇温して行なっていたが、最近
は省エネルギーの見地からボイラ燃−排ガスとの熱交換
により、ガス−ガスヒーターを利用して行なわれている
。
このような排ガス再加熱に用いるガス−ガスヒーターと
しては、従来、ボイラ等のエアヒーターに採用されてい
る回転再生式熱交換器、いわゆるユングストローム型ヒ
ーターが用いられている。
しては、従来、ボイラ等のエアヒーターに採用されてい
る回転再生式熱交換器、いわゆるユングストローム型ヒ
ーターが用いられている。
第1図は、このようなガス再加熱ヒーターを用いた排ガ
ス処理装置の系統図である。図において、ボイラ1から
発生した排ガス2は、先ずコツトレル10で脱塵処理さ
れた後、ガス−ガスヒーター3に入って供熱源となり、
さらに誘引送風機4により排煙脱硫装置5に送気される
。排煙脱硫装置5としては、例えば石灰石−石こう法な
どの湿式法によるものが用いられる。脱硫装置5を出た
処理ガスは、必要に応じて水洗装置6で洗浄水7を噴霧
して洗浄され、洗浄ガスとなってガス−ガスヒーター3
に入り、ここでコットレル10からの加熱排ガスと熱交
換を行なって加熱され、白煙防止が可能な温度となり煙
突8から大気中に排出される。
ス処理装置の系統図である。図において、ボイラ1から
発生した排ガス2は、先ずコツトレル10で脱塵処理さ
れた後、ガス−ガスヒーター3に入って供熱源となり、
さらに誘引送風機4により排煙脱硫装置5に送気される
。排煙脱硫装置5としては、例えば石灰石−石こう法な
どの湿式法によるものが用いられる。脱硫装置5を出た
処理ガスは、必要に応じて水洗装置6で洗浄水7を噴霧
して洗浄され、洗浄ガスとなってガス−ガスヒーター3
に入り、ここでコットレル10からの加熱排ガスと熱交
換を行なって加熱され、白煙防止が可能な温度となり煙
突8から大気中に排出される。
しかし最近、煙突から排出される排ガス中の媒塵量の規
制がさらに厳しくなり、゛第1図に示すような回転再生
式のガス−ガスヒーター3では問題があることが分った
。すなわち、煙突から排出されるガスの許容含謳量は、
−件にもよるが、敵し:′::・ い場合には10 mx &−−N 71Isg下である
ことがあり1、.1.。
制がさらに厳しくなり、゛第1図に示すような回転再生
式のガス−ガスヒーター3では問題があることが分った
。すなわち、煙突から排出されるガスの許容含謳量は、
−件にもよるが、敵し:′::・ い場合には10 mx &−−N 71Isg下である
ことがあり1、.1.。
これに対してコットレル10で脱塵後の含塵量は、一般
に200〜501IIIII−NWI3のオーダーであ
る。排煙脱硫装#5および水洗浄装置6でのスクラビン
グによりさらに脱塵し、排ガス中の含塵量を許容値に下
げることは可能であるが、その後段の回転再生式のガス
−ガスヒーター3を通る際に、その内部でダストが高温
側から低温側に移行し、IJ−ラダスト9となってスタ
ックガス中に混入し、上記公害規制値を満足しなくなる
という問題がある。
に200〜501IIIII−NWI3のオーダーであ
る。排煙脱硫装#5および水洗浄装置6でのスクラビン
グによりさらに脱塵し、排ガス中の含塵量を許容値に下
げることは可能であるが、その後段の回転再生式のガス
−ガスヒーター3を通る際に、その内部でダストが高温
側から低温側に移行し、IJ−ラダスト9となってスタ
ックガス中に混入し、上記公害規制値を満足しなくなる
という問題がある。
上記問題を解決するため、ガス−ガスヒーター3として
熱交換部が高温側と低温側に完全に分離されたノンリー
ク型ガスーガスヒ〜ターが提案されている。このような
ノンリーク型ヒーターとしては、高温側と低温側のガス
流路が完全に分離された熱交換器であればよいが、ボイ
ラ排ガスに適用する場合には、伝熱性能のよい、コンパ
クトな大容量の熱交換器が要求される。
熱交換部が高温側と低温側に完全に分離されたノンリー
ク型ガスーガスヒ〜ターが提案されている。このような
ノンリーク型ヒーターとしては、高温側と低温側のガス
流路が完全に分離された熱交換器であればよいが、ボイ
ラ排ガスに適用する場合には、伝熱性能のよい、コンパ
クトな大容量の熱交換器が要求される。
本出願人は、″以前にこのような要求を満たすノ:1:
ンリーク型ヒ4ターとして、分離型ヒートパイプ□一
式ガス−ガスヒ−ターを提案した。第2図はこのような
ヒーターおモデル図を示すものであるが、図示された装
置は、高温側煙道内に配置された与熱ヒーター11、低
温側煙道内に配置された受熱ヒーター12、これらを連
結する上昇管17および降水管18からなり、与熱ヒー
ター11と受熱ヒーター12は、ヒートパイプの作動媒
体(例えば水)の蒸気を移送する上昇管17′、a凝縮
水を還流する降水管18によって閉回路を形成している
。
ヒーターおモデル図を示すものであるが、図示された装
置は、高温側煙道内に配置された与熱ヒーター11、低
温側煙道内に配置された受熱ヒーター12、これらを連
結する上昇管17および降水管18からなり、与熱ヒー
ター11と受熱ヒーター12は、ヒートパイプの作動媒
体(例えば水)の蒸気を移送する上昇管17′、a凝縮
水を還流する降水管18によって閉回路を形成している
。
与熱ヒーター11および受熱ヒーター12の構造は、第
3図に示すように排ガス煙道2°1内にガス22.23
と直角方向に設けられたフィン26付きの伝熱管24.
25と、これらの伝熱管列を上下で集合させるヘッダ2
7および28からなり、下部へラダ27には降水管18
が、また上部ヘッダ28には上昇管17がそれぞれ連結
されている。
3図に示すように排ガス煙道2°1内にガス22.23
と直角方向に設けられたフィン26付きの伝熱管24.
25と、これらの伝熱管列を上下で集合させるヘッダ2
7および28からなり、下部へラダ27には降水管18
が、また上部ヘッダ28には上昇管17がそれぞれ連結
されている。
これら各列の伝熱管は一つの伝熱管スクリーンを形成し
、さらにこれが多数段連なった形で本体(煙道)21内
に納められている。
、さらにこれが多数段連なった形で本体(煙道)21内
に納められている。
与熱ガス13は伝熱管24Aを介して管内のヒートパイ
プ作動液(通常は水)を蒸発させ、蒸発した液は上昇管
17を介して受熱ヒータ12の伝熱管24B内で凝縮し
、受熱ガス15と熱交換してこれを加熱し1、加熱ガス
16となる。一方、受熱ヒータ12のヒートパイプ中の
凝縮水は下降管18を介して再び与熱ヒータ11に戻り
、ここで与熱ガス13は冷却され、冷却ガス14となる
。
プ作動液(通常は水)を蒸発させ、蒸発した液は上昇管
17を介して受熱ヒータ12の伝熱管24B内で凝縮し
、受熱ガス15と熱交換してこれを加熱し1、加熱ガス
16となる。一方、受熱ヒータ12のヒートパイプ中の
凝縮水は下降管18を介して再び与熱ヒータ11に戻り
、ここで与熱ガス13は冷却され、冷却ガス14となる
。
このようなヒートパイプ式熱交換器は、管内の伝熱が蒸
発、凝縮伝熱であるので、その熱伝達性が著しく高く、
また管内に図のようなフィン26を設けることによって
この性能がさらに助長される。
発、凝縮伝熱であるので、その熱伝達性が著しく高く、
また管内に図のようなフィン26を設けることによって
この性能がさらに助長される。
しかしながら、上記のようなヒートパイプ熱交換器を用
いた場合、次のような新たな問題が発生することがわか
った。
いた場合、次のような新たな問題が発生することがわか
った。
すなわち、第1図において排煙脱硫装置5では排ガスを
SOx吸収液で洗浄する方式をとっているが、装置5の
出口ガスは、熱を吸収したミスト、スクラビングを免れ
たダスト、および吸収液自体がもつケミカルソリッド(
例えば石灰石Cα、003等)を含有している。これは
、さらに水洗浄装置6で洗浄し清浄ガスとするわけであ
るが、水洗浄装置6の経済性の見地から、通常、完全洗
浄は望めず、従って酸性水分を含有した含湿ガスが洗浄
装置から排出されるととKなる。すなわち、通常、水洗
浄装置の出口点(A点)では、充分多量の湿分と、脱硫
装置5からリークした化学成分、および脱硫装置5で除
去されなかったSO,1特に80 s分が若干含有され
ている。ところが、ヒータ3の伝熱エレメントは第3図
に示すように、フィン26が多数設けられた伝熱管構造
を有するので、その入日付近の伝熱管24は、これらの
湿性ガスのアタックを直接受け、その酸性雰囲気によっ
て伝熱管部分の腐食を生じ、また湿分な含んだダスト、
化学成分等の乾燥過程で伝熱管のフィン間に凝着してホ
ーリングを発生し、伝熱性能を阻害するという問題が起
こる。
SOx吸収液で洗浄する方式をとっているが、装置5の
出口ガスは、熱を吸収したミスト、スクラビングを免れ
たダスト、および吸収液自体がもつケミカルソリッド(
例えば石灰石Cα、003等)を含有している。これは
、さらに水洗浄装置6で洗浄し清浄ガスとするわけであ
るが、水洗浄装置6の経済性の見地から、通常、完全洗
浄は望めず、従って酸性水分を含有した含湿ガスが洗浄
装置から排出されるととKなる。すなわち、通常、水洗
浄装置の出口点(A点)では、充分多量の湿分と、脱硫
装置5からリークした化学成分、および脱硫装置5で除
去されなかったSO,1特に80 s分が若干含有され
ている。ところが、ヒータ3の伝熱エレメントは第3図
に示すように、フィン26が多数設けられた伝熱管構造
を有するので、その入日付近の伝熱管24は、これらの
湿性ガスのアタックを直接受け、その酸性雰囲気によっ
て伝熱管部分の腐食を生じ、また湿分な含んだダスト、
化学成分等の乾燥過程で伝熱管のフィン間に凝着してホ
ーリングを発生し、伝熱性能を阻害するという問題が起
こる。
本発明の目的は、上記ヒートパイプ式ガス−ガスヒータ
ーを設けた排煙処理装置の欠点を改善し、該ヒーターに
導入する含湿ガスを予め乾燥し、ヒ□ 一ドパイブを形成干るフィン付き伝熱管へのダストの付
着および腐食を防止することができる排煙処理装置を提
供することにある。
ーを設けた排煙処理装置の欠点を改善し、該ヒーターに
導入する含湿ガスを予め乾燥し、ヒ□ 一ドパイブを形成干るフィン付き伝熱管へのダストの付
着および腐食を防止することができる排煙処理装置を提
供することにある。
上記目的を達成するため、本発明者は、ガス−ガスヒー
ターに導入される含湿ガスを乾燥するため、そのヒータ
自身の出口ガスを利用することにより、簡単に上記目的
が達せられることを見出した。
ターに導入される含湿ガスを乾燥するため、そのヒータ
自身の出口ガスを利用することにより、簡単に上記目的
が達せられることを見出した。
すなわち、本発明は、燃焼装置からの排煙をガス−ガス
ヒーター、排煙脱硫装置および前記ガス−ガスヒーター
を経て煙突から排出させる排煙処理装置において、前記
ガス−ガスヒーターをノンリーク型ヒーターとし、かつ
該ヒーターを出た加熱ガスの一部を該ヒーターの入口部
に循環させ、再加熱するラインを設けたことを特徴とす
る。
ヒーター、排煙脱硫装置および前記ガス−ガスヒーター
を経て煙突から排出させる排煙処理装置において、前記
ガス−ガスヒーターをノンリーク型ヒーターとし、かつ
該ヒーターを出た加熱ガスの一部を該ヒーターの入口部
に循環させ、再加熱するラインを設けたことを特徴とす
る。
本発明においては、前記ガス−ガスヒーターの排ガス入
口部に得度調節装置を設け、該入口部の温度が所定温度
になるように、該ヒーターの再循環排ガス量を調節する
制御系統を設けることが望1、.1:゛ 1″゛・ ・、・・、:・・・、・。
口部に得度調節装置を設け、該入口部の温度が所定温度
になるように、該ヒーターの再循環排ガス量を調節する
制御系統を設けることが望1、.1:゛ 1″゛・ ・、・・、:・・・、・。
以下、本発明を”、図面によりさらに詳細に説明する。
第4図は本発明の一実施例を示す排煙処理装置の系統図
である。図において、基本的な排煙処理系統は、第1図
に示した従来のものと同じであるが、ノンリーク型ガス
ヒータに入るガスを昇温するための排ガス循環ラインお
よびその循環ガス量調節装置を設けた点が異なっている
。すなわち、この場合、ガス−ガスヒーター3の出口排
ガスライン11から入口排ガスライン90間に循環ファ
ン31を備えた排ガス循環ライン32が設けられ、さら
に排ガス入口ライン9のガス温度を検出し、再循環ガス
量を調節する温度調節計34および流量調節パルプ33
が設けられている。このような装置系統において、ボイ
ラ1の排ガスはコットレル10で脱塵されたのち、ノン
リーク型ガス−ガスヒーターである、フィン付き伝熱管
を用いたヒートパイプ式ガス−ガスヒーター3を通り、
さらに誘引送風機4によって排煙脱硫装置5へ送られる
。
である。図において、基本的な排煙処理系統は、第1図
に示した従来のものと同じであるが、ノンリーク型ガス
ヒータに入るガスを昇温するための排ガス循環ラインお
よびその循環ガス量調節装置を設けた点が異なっている
。すなわち、この場合、ガス−ガスヒーター3の出口排
ガスライン11から入口排ガスライン90間に循環ファ
ン31を備えた排ガス循環ライン32が設けられ、さら
に排ガス入口ライン9のガス温度を検出し、再循環ガス
量を調節する温度調節計34および流量調節パルプ33
が設けられている。このような装置系統において、ボイ
ラ1の排ガスはコットレル10で脱塵されたのち、ノン
リーク型ガス−ガスヒーターである、フィン付き伝熱管
を用いたヒートパイプ式ガス−ガスヒーター3を通り、
さらに誘引送風機4によって排煙脱硫装置5へ送られる
。
さらに脱硫排ガスは、必要に応じて水洗浄装置6でスク
ラビングさし′、その出口から排出された含湿ガスはラ
イン9を通り前記ガス−ガスヒーター3へ送られ、ここ
で熱交換して加熱される。ガス−ガスヒーター3の出口
からは、ガス再循環ファン31により上記加熱ガスの一
部がライン32から元の入口ガスフィン9に再循環され
、ヒーター3に入る含湿ガスを昇温し、乾燥ガスとして
ガス−ガスヒーター3に送入される。この再循環ガス量
は、入口ガスライン9のガス温度を温度調節装置34で
検出し、その温度が設定温度になるようにライン32の
再循環ガス量調節パルプ33を調節することにより行な
われる。このようにガス−ガスヒーターの入口ガス圧再
循環排ガスを混入して乾燥状態とすることにより、含湿
ガス中の湿分が伝熱管のフィンおよび伝熱管表面に着床
(繕結)するのを防止し、また伝熱管内の熱媒体によっ
て加熱されて水分が蒸発し、その結果、スケル残渣が固
着したままで残るといった従来のダスト付着およびそれ
による腐食等の問題が解決される。
ラビングさし′、その出口から排出された含湿ガスはラ
イン9を通り前記ガス−ガスヒーター3へ送られ、ここ
で熱交換して加熱される。ガス−ガスヒーター3の出口
からは、ガス再循環ファン31により上記加熱ガスの一
部がライン32から元の入口ガスフィン9に再循環され
、ヒーター3に入る含湿ガスを昇温し、乾燥ガスとして
ガス−ガスヒーター3に送入される。この再循環ガス量
は、入口ガスライン9のガス温度を温度調節装置34で
検出し、その温度が設定温度になるようにライン32の
再循環ガス量調節パルプ33を調節することにより行な
われる。このようにガス−ガスヒーターの入口ガス圧再
循環排ガスを混入して乾燥状態とすることにより、含湿
ガス中の湿分が伝熱管のフィンおよび伝熱管表面に着床
(繕結)するのを防止し、また伝熱管内の熱媒体によっ
て加熱されて水分が蒸発し、その結果、スケル残渣が固
着したままで残るといった従来のダスト付着およびそれ
による腐食等の問題が解決される。
上記実施例において、脱硫装置5の出口ガスおよびスク
ラバー6の出口ガス温度は、例えば50℃程度であり、
一方、ガスーガスヒーター出ロライン11のガス温度は
90℃程度であるが、ガス−ガスヒーターの入口ガスの
含湿割合(ミスト含有流量)は大略200 Ml/Nは
程度であるので、前記カス−ガスヒーター出ロラインの
ガス(90℃)を再循環させる場合、その再循環量は5
チ以下、通常は2〜3チで充分である。従って再循環フ
ァン31の動力等は全体の使用動力に比べてご(僅かで
済み、またスタック8の排ガス量の増加も殆んどなく、
完全にクローズド化した処理が可能である。
ラバー6の出口ガス温度は、例えば50℃程度であり、
一方、ガスーガスヒーター出ロライン11のガス温度は
90℃程度であるが、ガス−ガスヒーターの入口ガスの
含湿割合(ミスト含有流量)は大略200 Ml/Nは
程度であるので、前記カス−ガスヒーター出ロラインの
ガス(90℃)を再循環させる場合、その再循環量は5
チ以下、通常は2〜3チで充分である。従って再循環フ
ァン31の動力等は全体の使用動力に比べてご(僅かで
済み、またスタック8の排ガス量の増加も殆んどなく、
完全にクローズド化した処理が可能である。
以上、本発明によれば、ヒートパイプ式熱交換器を用い
たガス−ガスヒーターを有する排ガス処理装置において
、該ヒーターの出口ガスの一部を再循環させることによ
り、他に熱源を求めることなく、同一システム内で熱−
を調達すると共に、ガス−ガスヒーター内の伝鍼管のダ
スト付着、腐食の問題を解消しり伝熱性縁の向上、保守
の容易および長寿命化を達成することができる、4、図
面の簡単な説吸、゛″″″1′ 第1図は、ガス−ガスヒーターを用いた従来の排ガス処
理装置の系統図、第2図は、前記排ガス処理系統に用い
るノンリーク型ガス−ガスヒータ(11) −(ヒートパイプ式熱交換器)の説明図、第3図は、第
2図の熱交換器の側面断面図、第4図は、本発明の一実
施例を示す排ガス処理装置の系統図である。
たガス−ガスヒーターを有する排ガス処理装置において
、該ヒーターの出口ガスの一部を再循環させることによ
り、他に熱源を求めることなく、同一システム内で熱−
を調達すると共に、ガス−ガスヒーター内の伝鍼管のダ
スト付着、腐食の問題を解消しり伝熱性縁の向上、保守
の容易および長寿命化を達成することができる、4、図
面の簡単な説吸、゛″″″1′ 第1図は、ガス−ガスヒーターを用いた従来の排ガス処
理装置の系統図、第2図は、前記排ガス処理系統に用い
るノンリーク型ガス−ガスヒータ(11) −(ヒートパイプ式熱交換器)の説明図、第3図は、第
2図の熱交換器の側面断面図、第4図は、本発明の一実
施例を示す排ガス処理装置の系統図である。
1・・・ボイラ、3・・・ガス−ガスヒーター、5・・
・排煙脱硫装置、10・・・コツドル、31・・・循環
フ′アン、32・・・再循環ガスライン、33・・・流
量調節バルブ、34・・・温度調節計。
・排煙脱硫装置、10・・・コツドル、31・・・循環
フ′アン、32・・・再循環ガスライン、33・・・流
量調節バルブ、34・・・温度調節計。
代理人 弁理士 川 北 武 長
じ
、、[。
’、′”II。
、 :
(12)
第3図
第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)燃焼装置からの排煙をガス−ガスヒータ、排煙脱
硫装置および前記ガス−ガスヒーターを経て煙突から排
出させる排煙処理装置において、前記ガス−ガスヒータ
ーをノンリーク型ヒータートシ、かつ該ヒーターを出た
加熱ガスの一部を該ヒーターの入口部に循環させ、再加
熱するラインを設けたことを特徴とする排煙処理装置。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記ノンリーク
型ガス−ガスヒーターはフィン付き伝熱管で構成するヒ
ートパイプ式熱交換器であることを特徴とする排煙処理
装置。 (3)特許請求の範囲第1項において、前記ガス−ガス
ヒーターの排ガス入口部に温度調節装置を設け、該入口
部の温度が所定温度になるように、該ヒーターへの再循
環ガス量を調節する制御系統を設けたことを特徴とする
排煙処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045657A JPS58164923A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 排煙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045657A JPS58164923A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 排煙処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164923A true JPS58164923A (ja) | 1983-09-29 |
Family
ID=12725446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57045657A Pending JPS58164923A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 排煙処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164923A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102230635A (zh) * | 2011-05-11 | 2011-11-02 | 北京世能中晶能源科技有限公司 | 一种烟气处理系统及方法 |
CN102444900A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-05-09 | 辽宁赛沃斯节能技术有限公司 | 一种煤电厂可控式热管烟气余热回收系统及方法 |
CN102444901A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-05-09 | 辽宁赛沃斯节能技术有限公司 | 一种煤电厂组合式热管烟气余热回收系统及方法 |
CN103982905A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-08-13 | 天津大学 | 一种湿法脱硫烟气再加热的方法 |
JP2017501370A (ja) * | 2014-01-07 | 2017-01-12 | 霍特安▲熱▼能技▲術▼(江▲蘇▼)有限公司 | Scr脱硝後に適用する組み合わせた空気予熱器及び腐食・詰りに耐える方法 |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP57045657A patent/JPS58164923A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102230635A (zh) * | 2011-05-11 | 2011-11-02 | 北京世能中晶能源科技有限公司 | 一种烟气处理系统及方法 |
CN102444900A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-05-09 | 辽宁赛沃斯节能技术有限公司 | 一种煤电厂可控式热管烟气余热回收系统及方法 |
CN102444901A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-05-09 | 辽宁赛沃斯节能技术有限公司 | 一种煤电厂组合式热管烟气余热回收系统及方法 |
JP2017501370A (ja) * | 2014-01-07 | 2017-01-12 | 霍特安▲熱▼能技▲術▼(江▲蘇▼)有限公司 | Scr脱硝後に適用する組み合わせた空気予熱器及び腐食・詰りに耐える方法 |
CN103982905A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-08-13 | 天津大学 | 一种湿法脱硫烟气再加热的方法 |
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