JPS58164519A - 滑沢剤およびそれを用いた固形製剤 - Google Patents
滑沢剤およびそれを用いた固形製剤Info
- Publication number
- JPS58164519A JPS58164519A JP4660082A JP4660082A JPS58164519A JP S58164519 A JPS58164519 A JP S58164519A JP 4660082 A JP4660082 A JP 4660082A JP 4660082 A JP4660082 A JP 4660082A JP S58164519 A JPS58164519 A JP S58164519A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- stearic acid
- drug
- salt
- pharmaceutical preparation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は新規な滑沢剤およびそれを用いた固形製剤に
関するものであり、さらに詳細にはステアリン酸または
その塩に界面活性剤を添加してなる新規な滑沢剤および
それを用いて医薬品を圧縮成型した固形製剤に関するも
のである。
関するものであり、さらに詳細にはステアリン酸または
その塩に界面活性剤を添加してなる新規な滑沢剤および
それを用いて医薬品を圧縮成型した固形製剤に関するも
のである。
滑沢剤は固形製剤の圧縮成型に際し医薬品等が杵や臼に
付着しないようにし、それにより重量偏差を少なくし、
かつ固形製剤の表面を美しくする目的で添加する薬剤で
ある。そして、滑沢剤としてはステアリン酸やその塩が
繁用されているが、ステアリン酸やその塩は撥水性であ
るため、これらを用いて圧縮成型した固形製剤では薬物
の溶出が遅延し、それに伴って薬効の発現が遅れたり、
低下したりするということがしばしば経験される。
付着しないようにし、それにより重量偏差を少なくし、
かつ固形製剤の表面を美しくする目的で添加する薬剤で
ある。そして、滑沢剤としてはステアリン酸やその塩が
繁用されているが、ステアリン酸やその塩は撥水性であ
るため、これらを用いて圧縮成型した固形製剤では薬物
の溶出が遅延し、それに伴って薬効の発現が遅れたり、
低下したりするということがしばしば経験される。
この発明の発明者らは滑沢性を保持しつつ、薬物の溶出
を遅延させないような滑沢剤を開発すべく鋭意研究した
結果、ステアリン酸またはその塩に界面活性剤を添加す
ればその目的が達成されることを見出し、この発明を完
成した。
を遅延させないような滑沢剤を開発すべく鋭意研究した
結果、ステアリン酸またはその塩に界面活性剤を添加す
ればその目的が達成されることを見出し、この発明を完
成した。
この発明の滑沢剤はステアリン酸またはその塩に界面活
性剤を添加した組成物からなる。
性剤を添加した組成物からなる。
この発明におけるステアリン酸の塩としてはステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等が例示され
る。また、界面活性剤としては非毒性のものであればよ
く、具体的にはステアリン酸ポリオキシ/l/40、ラ
ウリ/I/v&酸プトリウム、ポリソルベート80、ポ
リエチレングリコール400、同1500、同4000
、同6000等が例示されるが、これらの中でも好まし
いのけステアリン酸ポリオキシル40、ポリエチレング
リコ−/L/6000である。
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム等が例示され
る。また、界面活性剤としては非毒性のものであればよ
く、具体的にはステアリン酸ポリオキシ/l/40、ラ
ウリ/I/v&酸プトリウム、ポリソルベート80、ポ
リエチレングリコール400、同1500、同4000
、同6000等が例示されるが、これらの中でも好まし
いのけステアリン酸ポリオキシル40、ポリエチレング
リコ−/L/6000である。
滑沢剤中の界面活性剤の配合割合は界面活性剤の種類に
もよるが、通常2〜10重量%程度が好ましい。
もよるが、通常2〜10重量%程度が好ましい。
ステアリン酸またはその塩への界面活性剤の添加は両者
を混合するだけでもよいが、界面活性剤の水1@液をス
テアリン酸またはその塩に加えて練合し、乾燥したのち
粉砕するのが特に好ましい。
を混合するだけでもよいが、界面活性剤の水1@液をス
テアリン酸またはその塩に加えて練合し、乾燥したのち
粉砕するのが特に好ましい。
このようにして得られる滑沢剤は、上記のような処理を
施さない通常の滑沢剤と全く同様にして用いられる。
施さない通常の滑沢剤と全く同様にして用いられる。
この発明の滑沢剤はその滑沢性が低下せず、しかもこれ
を用いて医薬品を圧縮成型すると、得られる固形製剤か
らの薬物の溶出性が顕著に改善される。
を用いて医薬品を圧縮成型すると、得られる固形製剤か
らの薬物の溶出性が顕著に改善される。
試験例1
ステアリン酸マグネシウムだけからなる滑沢剤を用いて
打錠して得られる錠剤および実施例1で得られる滑沢剤
を用い同一・の条件で打錠して得られる錠剤を用いて、
各錠剤からのヌルピライドの溶出率を経時的に測定した
。
打錠して得られる錠剤および実施例1で得られる滑沢剤
を用い同一・の条件で打錠して得られる錠剤を用いて、
各錠剤からのヌルピライドの溶出率を経時的に測定した
。
試験例2
試験例1における薬物、7 fiyピライドの代りにフ
ォスミドマイシンを用い、試験例1と同様にして薬物の
溶出率を経時的に測定した。
ォスミドマイシンを用い、試験例1と同様にして薬物の
溶出率を経時的に測定した。
試験例3
試験例1におけるスルピライドの代りに7−C2−(2
−アミノチアゾ−/l/−4−イ/l/)−2−(カル
ボキシメトキシイミノ)アセトアミドクー6−ピニルー
3−セフエム−4−カルボン酸のシン異性体を用い、試
験例1と同様に1−で薬物の溶出率を経時的に測定した
。
−アミノチアゾ−/l/−4−イ/l/)−2−(カル
ボキシメトキシイミノ)アセトアミドクー6−ピニルー
3−セフエム−4−カルボン酸のシン異性体を用い、試
験例1と同様に1−で薬物の溶出率を経時的に測定した
。
試験例1〜6の試験結果を第1図に示す。
実施例1
ステアリン酸ポリオキシ/I/40(50p)を水(1
a)に溶解し、これをステアリン酸マグネシウム(95
0y)に加えて練合する。これを通風乾燥したのち、ト
ネード・ミルで粉砕する。
a)に溶解し、これをステアリン酸マグネシウム(95
0y)に加えて練合する。これを通風乾燥したのち、ト
ネード・ミルで粉砕する。
上記で得られた滑沢剤(15F)、スルピライド100
F)およびカルボキシメチルセルロース(8y)を秤取
し、均一に混合した後、1錠323〜のスルビライド錠
(スルピライド300rI9含有)を製した。
F)およびカルボキシメチルセルロース(8y)を秤取
し、均一に混合した後、1錠323〜のスルビライド錠
(スルピライド300rI9含有)を製した。
実施例2
実施例1で得られた滑沢剤(105F)、フォスミドマ
イシン(500y力価)およびカルボキシメチルセルロ
ースカルシウム(20f )tFP取1.、均一に混合
したのち、1錠約32011vのスラッグ錠を製する。
イシン(500y力価)およびカルボキシメチルセルロ
ースカルシウム(20f )tFP取1.、均一に混合
したのち、1錠約32011vのスラッグ錠を製する。
これをオツシレータ一式製粒機で整粒し粒径約150〜
500μの顆粒を得る。これに軽質無水ケイ酸(5y)
を添加し、均一に混合したのち、0号カプセルに600
■ずつ充填してフォスミドマイシン500〜力価含有の
カプセル剤を製した。
500μの顆粒を得る。これに軽質無水ケイ酸(5y)
を添加し、均一に混合したのち、0号カプセルに600
■ずつ充填してフォスミドマイシン500〜力価含有の
カプセル剤を製した。
実施例3
実施例1で得られた滑沢剤(5))、7−〔2−(2−
アミノチアゾール−4−イル→−2−(カルボキシメト
キシイミノ)アセトアミドシー13−ビニル−3−セフ
ェム−4−カルボン酸のシン異性体(250y力価)お
よびカルボキシメチルセルロースカルシウム(1o y
)ヲPF取L、均一に混合したのち、1錠約250w
9のスラッグ錠ヲ1LW−1゜これをオツシレータ一式
製粒機で整粒し、粒径約100〜500μの顆粒を得る
。これに軽質無水ケイ酸(2,5y)を添加し、均一に
混合したのち、2号カプセルに505’9ずつ充填して
、7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イ/l/
) −2−〇ルボキシメトキシイミノ)アセトアミドシ
ー5−ビニル−3−セフェム−4−カルボン酸のシン異
性体250■力価含有のカプセル剤を製した。
アミノチアゾール−4−イル→−2−(カルボキシメト
キシイミノ)アセトアミドシー13−ビニル−3−セフ
ェム−4−カルボン酸のシン異性体(250y力価)お
よびカルボキシメチルセルロースカルシウム(1o y
)ヲPF取L、均一に混合したのち、1錠約250w
9のスラッグ錠ヲ1LW−1゜これをオツシレータ一式
製粒機で整粒し、粒径約100〜500μの顆粒を得る
。これに軽質無水ケイ酸(2,5y)を添加し、均一に
混合したのち、2号カプセルに505’9ずつ充填して
、7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イ/l/
) −2−〇ルボキシメトキシイミノ)アセトアミドシ
ー5−ビニル−3−セフェム−4−カルボン酸のシン異
性体250■力価含有のカプセル剤を製した。
第1図はこの発明の実施例1で得られた滑沢剤(A)を
用いて打錠した錠剤と、ステアリン酸マグネシウムだけ
からなる滑沢剤■を用いて打錠した錠剤とを、主薬の経
時的溶出率において比較したグラフであり、 ムはスルビライド300w9含有錠〔滑沢剤(A)使用
〕、△はスルピライド300”9含有錠〔滑沢剤[F]
使用〕、−ハフオスミドマイシン500η力価含有カプ
セル〔滑沢剤(A)使用〕、 口はフォスミドマイシン500■力価含有カプセル〔滑
沢剤に)使用〕 ・は7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(カルボキシメトキシイミノ)アセトアミド〕−6
−ピニルー3−ヒフエム−4−カルボン酸のシン異性体
250rNi力価含有カプセル〔滑沢剤(8)使用] ○は7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イ/l/
)−2−(カルボキシメトキンイミノ)アセトアミドク
ー3−ビニル−5−セフェム−4−カルボン酸のシン異
性体250■力価含有カプセル〔滑沢剤の使用〕 の溶出率をそれぞれ示す。 特許出願人 藤沢薬品工業株式会社 FIG、1
用いて打錠した錠剤と、ステアリン酸マグネシウムだけ
からなる滑沢剤■を用いて打錠した錠剤とを、主薬の経
時的溶出率において比較したグラフであり、 ムはスルビライド300w9含有錠〔滑沢剤(A)使用
〕、△はスルピライド300”9含有錠〔滑沢剤[F]
使用〕、−ハフオスミドマイシン500η力価含有カプ
セル〔滑沢剤(A)使用〕、 口はフォスミドマイシン500■力価含有カプセル〔滑
沢剤に)使用〕 ・は7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(カルボキシメトキシイミノ)アセトアミド〕−6
−ピニルー3−ヒフエム−4−カルボン酸のシン異性体
250rNi力価含有カプセル〔滑沢剤(8)使用] ○は7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イ/l/
)−2−(カルボキシメトキンイミノ)アセトアミドク
ー3−ビニル−5−セフェム−4−カルボン酸のシン異
性体250■力価含有カプセル〔滑沢剤の使用〕 の溶出率をそれぞれ示す。 特許出願人 藤沢薬品工業株式会社 FIG、1
Claims (2)
- (1)ステアリン酸またはその塩に界面活性剤を添加し
たことを特徴とする滑沢剤。 - (2)ステアリン酸またはその塩に界面活性剤を添加し
た滑沢剤を用いて医薬品を圧縮成型した固形製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660082A JPS58164519A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 滑沢剤およびそれを用いた固形製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4660082A JPS58164519A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 滑沢剤およびそれを用いた固形製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58164519A true JPS58164519A (ja) | 1983-09-29 |
Family
ID=12751786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4660082A Pending JPS58164519A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 滑沢剤およびそれを用いた固形製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58164519A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928408A (ja) * | 1972-07-14 | 1974-03-13 |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP4660082A patent/JPS58164519A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928408A (ja) * | 1972-07-14 | 1974-03-13 |
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