JPS58163573A - アルミニウム材ろう付法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 付法に係る。

アルミニウム又はアルミニウム合金材（以下アルミニウ
ム材と呼ぶ）の構造物は，真空ろう付性又は雰囲気ろう
付性により接合組．立てられることが多いが，ろう付の
ま＼ではその耐食性が十分でなく，耐食性を要求される
時には．ろう付後，亜鉛拡散処理を行なう必要があり．
ろう付後に亜鉛めっき工程及びそれに続く加熱処理（亜
鉛拡散処理）を必要と°し，工程管理が複雑となりコス
トも高くなる欠点が８あった。

本発明は，上記従来法の欠点を解消し．アルミニウム材
のろう付終了時に十分な耐食性を有し後処理を必要とし
ないろう付方法を提供するべく．アルミニウム材に予じ
め化学亜鉛めっきを施し．その後に真空ろう付又は雰囲
気ろう付を行なうことを特徴とするアルミニウム材のろ
本 う付性を提案するものでめシ，よって本発明法において
社，ろう付中に亜鉛拡散処理を同時に施行し，耐食性の
高い真空ろう付部品を得ることができ，ろう付後のめっ
き処理，加熱処理を必要とせず，工程管理上，コスト甚
だ有利である。

以下．本発明方法を詳しく説明する。本発明方法におい
ては，アルミニウム材のろう付は次の１鵬で行なわれる
。

すなわち、脱脂洗浄−化学エッチングー化学亜鉛めつき
−ろう付部品を治具に組付−真空ろう付又は雰囲気ろう
付一治具取外し一塗装このように本発明ろう骨法の特長
は、ろう付前にろう骨材に亜鉛めっきを施こすことであ
り。

その結果亜ｉめっき層がろう付加熱工程において、ろう
骨材漬内部に拡散し、アルミニウム材の表層に亜鉛拡散
層が生成される。

その結果、このアルミニウム材の耐食性が向上しその耐
久性が大きくなる。すなわち、亜鉛拡散層を表層に付与
することにより、アルミニウム材が大気環境、水環境に
おいて発生し易い孔食の発生が抑制、され、各種アルミ
ニウム容器で貫通孔の発生によりそめ機能が失なわれる
ような場合に、アルミニラ÷材の耐久性が大巾に向上さ
れる。

次に具体例を説明する。

アルミニウム合金製熱交換器の製作において。

チューブ材をＡ１０５０．　Ａ３００３などのアルミ合
金で製作し、フィン材にはＡ１０５０．Ａ７０７２を芯
材とするプレージングシートで製作し、チューブ材に下
記工程により化学亜鉛めっきを施す。なおこの場合、フ
ィン材の耐孔食性は重要でないことと１表面のろう材と
の関係でプレージングシート材には亜鉛メッキは行なわ
ない。

（亜鉛めっき工程） （１）トリクレン脱脂 ↓ （２）エツチング脱脂（ＮａＯＨ６０〜７０１Ｆ／４７
５℃×２０秒）↓ （３）スマット除去（５０Ｔｏ　ＨＮＯｓ　１分）↓ その後チェープとフィンを治具にて組付後。

真空ろう付（１０−’Ｔｏｒｒ、　６００℃×５分）又
は雰囲気ろう付（数十〜数百Ｔｏｒｒ窒素中で６００℃
×５分）する。ろう付後のチューブ材の亜鉛拡散状況は
表面亜鉛濃度が１〜５％、拡散深さは４Ｏ−１００ｐ　
　である。

このようにして製作したアルミ熱交換器と真空ろう付後
、亜鉛めっきを施し４００℃Ｘ５ｈ　の亜鉛拡散処理し
たアルミ熱交換器を塩水噴霧試験２．０ＯＯＨ、キャス
試験８００Ｈで孔食発生状態を比較したが、いずれも明
りょうな孔食は発生しておらず９本発明方法によるアル
ミニウム熱交換器は優れた耐孔食性を有することが１明
された。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウム材に予じめ化学亜鉛めっきを施し、その後
   真空ろう付又は雰囲気ろう付を行うことを特徴とするア
   ルミニウム材ろう付性。