JPS5816356B2 - デンキキノトリツケソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 一般的に電気機器の取付は機器本体の隅部に取付孔を形
成し、これにネジを挿通して直上するのが常である。

ところが、近年、電気機器が精密化したり、又、自から
が他の電気機器に影響を及ぼさない様振動に対する対策
が考慮される様になってきた。

従って、前述の直上では振動を吸収出来ず、ゴム、軟質
合成樹脂等にて作られた間座を機器本体の取付板に装着
し、この間座にて振動音を吸収しようとしている。

ところが、上記の構造は、第３図に示す如く止具ホにて
押えられてベースへに座わる基部口と取付板トが差し込
まれる横溝二を設けた先端部ハとを同じ厚みとして間座
イを形成し、且つ取付板トの直上には止具ホが位置する
。

従って取付板トが振動するに際してはその取付板トと止
具ホとの間の間座イの先端部への肉厚の弾性しか対応出
来ず、而も止具ホにて圧せられているから柔軟な保持で
はなく耐振性には良くなかった。

特に止具ホがネジとなれば間座イ及び取付板トも挿通し
、間座の歪に限界を期した。

本発明は上記の様な点に鑑みて成したものであって、即
ち止具にて押えられてベースに座わる基部と取付板が差
し込まれる先端部とを該基部より先端部の厚みが小とな
る様にし、もって先端部自身が取付板の振動に対応出来
、耐振動の優れた取付装置となる様にしたものである。

以下本発明を一実施例として掲げた図面に基いて説明す
ると、１は電気機器本体で、上面に接続端子２を装備し
ている。

３は本体１の両側面に設けられた取付段部、４は取付板
で、両側に取付爪６を設けた足５を形成している。

而して本体１は上方向より足５間に押し込まれ、且つ爪
６が段部３に引掛り、抜は外れないのである。

１はゴム、或は軟質合成樹脂にて作られた間座基部８と
この基部８の厚みより小なる厚みの先端部９より成って
おり、先端部９には前記取付板４の側部が差し込まれる
横溝１０を設けている。

１１は間座７の止具で、基部８の上面８ａを押える上片
１１ａと、ベース１２に座わる下片１１ｂと、両片１１
ａ。

１１ｂを連ねる縦片１１ｃにて構成されている。

又、上片１１ａには左右振れ止１１ｄが設けられている
。

従って先端部９の上下面９ａ ＊ ９ｂは基部８の上下
面８ａ、’８ｂより内側に位置し、且つベース１２より
下面９ｂが離れている。

１３は止具１１の取付゛ネジであり、勿論、止具１１を
省略して基部８にネジ１３を直接挿入してもよい。

本発明は上記の如く止具１１にて押えられ、且つベース
１２に座わる基部８と、この基部８の厚みより小なる先
端部９にて間座７を形成し、この先端部９に取付板４を
差し込んだから、間座７を止め部と取付板４の保持とを
分離し、従って取付板４を保持する先端部９は独立した
歪を行い、もって振動に対する柔軟性に富み、而もその
保持部である先端部９は直接止具１１にて押えられてい
ないから、弾性波れもない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第２図は本発明電気機器の取付装置の一実施
例を示し、第１図は分解斜面図、第２図は要部拡大図、
第３図は従来例の要部拡大図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・端子、３・・・・
・・段部、４・・・・・・取付板、５・・・・・・足、
６・・・・・・爪、γ・・・・・・間座、８・・・・・
・基部、９・・・・・・先端部、１０・・・・・・横溝
、１１・・・・・・止具、１２・・・・・・ベース、１
３・・・・・・ネジ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 止具にて押えられる上面、ベースに座わる下面より
   成る基部と、その厚みが前記基部より小なると共に、横
   溝を設けた先端部反をゴム、軟質合成樹脂にて一体的に
   形成し、電気機器本体の取付板を前記先端部の横溝に差
   し込んで成る電気機器の取付装置。