JPS5816316Y2 - 電気音響変換器 - Google Patents
電気音響変換器Info
- Publication number
- JPS5816316Y2 JPS5816316Y2 JP10211078U JP10211078U JPS5816316Y2 JP S5816316 Y2 JPS5816316 Y2 JP S5816316Y2 JP 10211078 U JP10211078 U JP 10211078U JP 10211078 U JP10211078 U JP 10211078U JP S5816316 Y2 JPS5816316 Y2 JP S5816316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- diaphragm
- cavity
- housing
- electroacoustic transducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は低音域特性の優れたしかも量産性に富んだ構造
の電気音響変換器に関するものである。
の電気音響変換器に関するものである。
従来における電気音響変換器としては、第1図に示すよ
うに構成されていた。
うに構成されていた。
すなわち、外部発振器1からの電気入力を入力端子2を
介して供給されるドライバー3には駆動針4が設けられ
、この駆動針4は酸体5の小孔6を通って筺体5の内部
空間を2分するように取付けられた振動板7の中央に結
合されており、この酸体5の内部の振動板7によって形
成された第1空室8と、第2空室9とには連通ずる音響
負荷出力孔10.11が設けられて構成されている。
介して供給されるドライバー3には駆動針4が設けられ
、この駆動針4は酸体5の小孔6を通って筺体5の内部
空間を2分するように取付けられた振動板7の中央に結
合されており、この酸体5の内部の振動板7によって形
成された第1空室8と、第2空室9とには連通ずる音響
負荷出力孔10.11が設けられて構成されている。
そして、第1空室8側は上記/」呼L6が設けられてい
る。
る。
との構成で外部発振器1の信号によってドライバー3が
駆動されると、その機械出力として駆動針4に機械振動
が生じ、この機械振動が振動板7に伝達され破線で示す
ような振動し、第1空室8゜第2空室9に振動音圧が生
じ、これが各空室8゜9の音響負荷出力孔10.11よ
り互いに逆相の音響出力として外部に取出される。
駆動されると、その機械出力として駆動針4に機械振動
が生じ、この機械振動が振動板7に伝達され破線で示す
ような振動し、第1空室8゜第2空室9に振動音圧が生
じ、これが各空室8゜9の音響負荷出力孔10.11よ
り互いに逆相の音響出力として外部に取出される。
このような構成で、駆動針4は微細な振動を機械的に振
動板7に伝えなければならないため、置体5の小孔6に
/」呼L6の側壁と接触することなくは1りこんでいな
ければならない。
動板7に伝えなければならないため、置体5の小孔6に
/」呼L6の側壁と接触することなくは1りこんでいな
ければならない。
しかも、第1空室8からみたとき、この小孔6は筺体5
の外部への空気洩れ孔として働くため、可能な限り小さ
くする必要がある。
の外部への空気洩れ孔として働くため、可能な限り小さ
くする必要がある。
このようなことから、音響特性上からの要求と、変換器
の安定動作、信頼性上からの要求が逆になっていた。
の安定動作、信頼性上からの要求が逆になっていた。
このように上記従来の構成では/J′−fL6の存在に
よって第1空室8.第2空室9の音響出力が不平衡とな
っていた。
よって第1空室8.第2空室9の音響出力が不平衡とな
っていた。
第2図は上記従来の電気音響変換器の等価回路で、Fは
ドライバー3の機械出力、Rは振動板Iの機械抵抗、M
は振動板7の質量、Cは振動板7のコンプライアンス、
CA1は第1空室8のキャビティ、CA2は第2空室9
のキャビティ、Moは小孔6の音響質量、R8は小孔6
の音響抵抗、ZAIは音響負荷出力孔10の音響負荷イ
ンピーダンス、ZA2は音響負荷出力孔11の音響負荷
インピーダンスであり、小孔6の音響質量M。
ドライバー3の機械出力、Rは振動板Iの機械抵抗、M
は振動板7の質量、Cは振動板7のコンプライアンス、
CA1は第1空室8のキャビティ、CA2は第2空室9
のキャビティ、Moは小孔6の音響質量、R8は小孔6
の音響抵抗、ZAIは音響負荷出力孔10の音響負荷イ
ンピーダンス、ZA2は音響負荷出力孔11の音響負荷
インピーダンスであり、小孔6の音響質量M。
、音響抵抗R6によって上述の音響出力の不平衡が生じ
、低音域特性も悪<、−また、生産性の困難なものとな
っていた。
、低音域特性も悪<、−また、生産性の困難なものとな
っていた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以−ド、本考案の実施例を図面第3図〜第6図により説
明する。
明する。
1ず、第3図、第4図において、12は外部発振器で、
この外部発振器12は入力端子13を介してドライバー
14に接続されている。
この外部発振器12は入力端子13を介してドライバー
14に接続されている。
このドライバー14には駆動針15が設けられ、この駆
動針15は艇体16の一部に設けた透孔17の中央を通
って艇体16内に入りこみ、上記筐体16内に筐体16
内の空間をほぼ2分するように組込1れた振動板18の
中央部に結合されている。
動針15は艇体16の一部に設けた透孔17の中央を通
って艇体16内に入りこみ、上記筐体16内に筐体16
内の空間をほぼ2分するように組込1れた振動板18の
中央部に結合されている。
上記艇体16の透孔17には、2枚のリング状プレート
19.20間にリング状マグネット21を挾持しに磁気
回路22をはめこみ、この磁気回・路22の中央孔23
に、強磁性微粉末をコロイド状にした磁性流体24を注
入し、マグネット21の磁力によってこの磁性流体24
を保持し透孔1γを塞ぎこの磁性流体24の中央に駆動
針15を貫通させている。
19.20間にリング状マグネット21を挾持しに磁気
回路22をはめこみ、この磁気回・路22の中央孔23
に、強磁性微粉末をコロイド状にした磁性流体24を注
入し、マグネット21の磁力によってこの磁性流体24
を保持し透孔1γを塞ぎこの磁性流体24の中央に駆動
針15を貫通させている。
また、上記振動板18によって、筺体16内は第1空室
25.第2空室26に分離され、この両空室25.26
にはこの空室で生じた振動音圧を筺体16外に放出する
音響負荷出力孔27.28が設けられている。
25.第2空室26に分離され、この両空室25.26
にはこの空室で生じた振動音圧を筺体16外に放出する
音響負荷出力孔27.28が設けられている。
な釦、上記磁性流体24部のインピーダンスは音響負荷
出力孔27に加わる音響負荷インピーダンスより十分大
きくなるように構成されている。
出力孔27に加わる音響負荷インピーダンスより十分大
きくなるように構成されている。
このような構成の電気音響変換器の等価回路は、第5図
に示すようになる。
に示すようになる。
第5図において、Fはドライバー14の機械出力、Rは
振動板18の機械抵抗、Mは同質量、Cは同コンプライ
アンス、CAIは第1空室25のキャビティ、CA2は
第2空室26のキャビティ、Rfは磁性流体24の機械
抵抗、Mjは同質量、CIは同コンプライアンス、ZA
lは音響負荷出力孔28の音響負荷インピーダンスであ
る。
振動板18の機械抵抗、Mは同質量、Cは同コンプライ
アンス、CAIは第1空室25のキャビティ、CA2は
第2空室26のキャビティ、Rfは磁性流体24の機械
抵抗、Mjは同質量、CIは同コンプライアンス、ZA
lは音響負荷出力孔28の音響負荷インピーダンスであ
る。
上述の磁性流体24の機械抵抗R7,質量MLコンプラ
イアンスCIなどの諸定数によるインピーダンスを大き
くすれば、第1空室25は第2空室26と同様の構成と
なって、両音響負荷出力孔27.28には完全に平衡が
保たれに逆相出力が得られる。
イアンスCIなどの諸定数によるインピーダンスを大き
くすれば、第1空室25は第2空室26と同様の構成と
なって、両音響負荷出力孔27.28には完全に平衡が
保たれに逆相出力が得られる。
しかも、第6図の実線で示すように破線で示す従来の電
気音響変換器の音圧周波数特性に比べて、広帯域にわた
って再生可能で安定した音圧周波数特性とすることがで
きる。
気音響変換器の音圧周波数特性に比べて、広帯域にわた
って再生可能で安定した音圧周波数特性とすることがで
きる。
以上のように本考案の電気音響変換器は構成されるため
、音圧周波数特性が広帯域にわたって改善され、特に低
音域を伸ばすことができ、透孔を大きく構成することも
可能となり、組立てなどの作業が容易となるなどの利点
をもち、実用的価値の犬なるものである。
、音圧周波数特性が広帯域にわたって改善され、特に低
音域を伸ばすことができ、透孔を大きく構成することも
可能となり、組立てなどの作業が容易となるなどの利点
をもち、実用的価値の犬なるものである。
第1図は従来の電気音響変換器を示す概略構成図、第2
図は同等価し略図、第3図は本考案の電気音響変換器の
一実施例を示す概略構成図、第4図は同要部拡大断面図
、第5図は同等価回路図、第6図は本考案と従来の電気
音響変換器の音圧周波数特性図である。 12・・・−・外部発振器、14・・・・・・ドライバ
ー、15・・・・・・駆動針、16・・・・・・筺体、
17・・・・・・透孔、18・・・・・・振動板、19
,20・・−・・プレート、21・・・・・・マグネッ
ト、22・・・・・・磁気回路、24・・・・・・磁性
流体、25・・・・・・注1空室、26・・・・・・第
2空室、27.28・・・・・・音響負荷出力孔。
図は同等価し略図、第3図は本考案の電気音響変換器の
一実施例を示す概略構成図、第4図は同要部拡大断面図
、第5図は同等価回路図、第6図は本考案と従来の電気
音響変換器の音圧周波数特性図である。 12・・・−・外部発振器、14・・・・・・ドライバ
ー、15・・・・・・駆動針、16・・・・・・筺体、
17・・・・・・透孔、18・・・・・・振動板、19
,20・・−・・プレート、21・・・・・・マグネッ
ト、22・・・・・・磁気回路、24・・・・・・磁性
流体、25・・・・・・注1空室、26・・・・・・第
2空室、27.28・・・・・・音響負荷出力孔。
Claims (1)
- ドライバーに設けた駆動針を筐体の透孔より酸体内に入
りこ1せて筐体内の空間を区分するように取付けられた
振動板に結合し、この振動板で2分された第1空室、第
2空室に振動板の振動によって発生した振動音圧を献体
外に放出する音響負荷出力孔をそれぞれ設け、上記筐体
の駆動針を挿通ずる透孔にマグネットなどの磁気回路に
よって保持される磁性流体を設け、この透孔を塞いでな
る電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211078U JPS5816316Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211078U JPS5816316Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 電気音響変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5518895U JPS5518895U (ja) | 1980-02-06 |
JPS5816316Y2 true JPS5816316Y2 (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=29041376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10211078U Expired JPS5816316Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 電気音響変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816316Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6073135U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-23 | 株式会社丸和工業 | 多連マイクロスイツチ |
JPS6087093U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-15 | 奥野電器産業株式会社 | 火災報知機 |
-
1978
- 1978-07-24 JP JP10211078U patent/JPS5816316Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5518895U (ja) | 1980-02-06 |
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