JPS5816244Y2 - マイクロ波用無反射終端器 - Google Patents

マイクロ波用無反射終端器

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JPS5816244Y2
JPS5816244Y2 JP10457078U JP10457078U JPS5816244Y2 JP S5816244 Y2 JPS5816244 Y2 JP S5816244Y2 JP 10457078 U JP10457078 U JP 10457078U JP 10457078 U JP10457078 U JP 10457078U JP S5816244 Y2 JPS5816244 Y2 JP S5816244Y2
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JP
Japan
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radio wave
terminator
wave absorber
shorting plate
metal
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Expired
Application number
JP10457078U
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English (en)
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JPS5521675U (ja
Inventor
神藤勝哉
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5521675U publication Critical patent/JPS5521675U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本願はマイクロ波用無反射終端器(以下終端器と略称す
る)に係り、特に矩形導波管に装着して使用する終端器
の電波吸収体を固定する手段の改善に関する。
矩形導波管に装着して使用する従来の終端器は例えば第
1図の一部切欠斜視図にて示されるように金属短絡板1
に電波吸収体2を接着剤3又はネジ4にて固定し、矩形
導波管5に装着したものであるが、この従来の終端器は
電波吸収体2の金属短絡板4への固定手段が、接着剤3
による接着か、ネジ4による螺合かあるいは両者を併用
するかのいづれかであるため、次の様な問題を有してい
た。
即ち=般に電波吸収体2として使用される部材は焼結体
や練成体であり、金属短絡板1として用いられる例えば
アルミ等の金属製部材と比べて熱膨張係数が大巾に異な
る場合が多く、又終端器の使用環境条件としては、周囲
温湿度の変化に加えて、終端器自身の電波吸収体20発
熱による温度変化、及びこれらの変化の繰返しに曝され
ることとなるので、電波吸収体2の金属短絡板1への固
定手段は、前記熱膨張係数の大巾な相違による電波吸収
体2、金属短絡板1、ネジ4等のそれぞれの伸縮度の相
違及び伸縮変化の繰返しにより、固定機能の劣化が生じ
易ずいと云う問題があった。
更に従来の終端器は、上記した温度変化による固定機能
の劣化の問題だけでなく、接着剤3による固定の場合に
は電波吸収体2の発熱が該接着剤3の形成する薄層を介
して金属短絡板1へ熱伝導されることとなり放熱効率が
低下すること、接着剤3の均一な塗布作業は困難で接着
ムラが生じ易く製品の品質が不安定となり信頼性が劣る
こと、又ネジ4による固定の場合には、電波吸収体2と
して使用される部材が焼結体や練成体であるためネジ4
に対するネジ穴(図示せず)のネジ切り加工が困難であ
ること、前記した熱膨張係数の差のためにネジ4による
固定はネジ1本に限定されることとなりこの結果振動、
衝撃に対しての信頼性が乏しいこと等の問題があって最
悪の場合には電波吸収体2が金属短絡板1から脱落し、
該終端器を使用するマイクロ波回路の他の機器を損傷さ
せる危険を有するために解決が求められていた。
本願は上記した問題を解決するために温度変化や振動に
対して影響を受は難い、電波吸収体の金属短絡板への信
頼性の高い固定手段を備えた終端器を提供することを目
的とする。
以下に本願の終端器を実施例の図面と共に説明する。
第2図は本願の終端器の一実施例の矩形導波管への装着
状態を示す一部切欠斜視図、第3図は同実施例の分解斜
視図である。
第2〜3図において、本願の終端器は、電波吸収体6に
設けた溝γ、γに支持金具8,8の第1の爪8A、8A
をそれぞれ挿入係止し、該第1の爪8Aの両端に設けら
れた第2の爪8B 、8Bにより電波吸収体6の側壁を
挾持させ、支持金具8に設けた過大9を通して、ネジ1
0により金属短絡板12に電波吸収体6を圧着固定させ
たものである。
上記した構成により本願の終端器の電波吸収体6は支持
金具8,8に設けた第1の爪8A、8Aを介して弾性力
により金属短絡板12の取付面に圧着支持されると共に
、第2の爪8B、8Bにより確実に位置固定される。
同前記支持金具8,8が電気的特性に与える影響は極め
て小さく実用上まったく問題はない。
本願の終端器の電波吸収体6の金属短絡板12への固定
手段は支持金具8に設けた第1の爪8Aの弾性力による
圧着支持であるから、終端器の構成部材の熱膨張係数に
かなりの差があり且つ温度変化を受けても構成部品の伸
縮変化が前記弾性力に吸収されるので電波吸収体6の金
属短絡板12への固定機能は何ら損われることはなく、
安定で均一な接合強度が周囲環境に拘らず得られるので
信頼性の高い終端器を得ることができる。
本願の終端器の固定手段は支持金具と、電波吸収体への
溝加工を必要とするが、従来の終端器の固定手段と比べ
て、接着作業の際に必要な位置決め乃至固定用の治具が
不要となり、且つ接着剤の硬化完了迄の待ち時間も無く
なり、組立作業が簡単で短時間に完了すること、及び電
波吸収体に設ける溝は後加工によらず電波吸収体を形成
する焼結体や練成体の初期の成型時に設けるようにする
ことができるのでコスト的にも安価なものが得られる。
又本願の終端器は電波吸収体が金属短絡板に直接1.申
圧着されるので放熱効率が高く且つ圧着力が前記した通
り安定しているので1耐電力特性が良い。
さらに本願の終端器は図示しないが必要に応じ電波吸収
体と金属短絡板との圧着接合面に熱伝導性コンパウンド
を塗布すれば放熱性が更に改善されて耐電力特性が向上
する。
尚本願の実施例では直方体状の電波吸収体について述べ
たがこの他図示しないが、断面凸字形の変形直方体、円
柱体等、他の形状の電波吸収体についても、係止用の溝
を設け、対応する支持金具を設ければ本願の実施例と同
様の作用効果を有するものを実現し得ることは明らかで
ある。
以上述べた通り本願の終端器は温度変化や振動等の影響
に対して高度な安定構造を有し信頼性が高く、安価に実
現し得て極めて実用性の犬なる考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマイクロ波用無反射終端器の一実施例の
矩形導波管への装着状態を示す一部切欠斜視図、第2図
は本願のマイクロ波用無反射終端器の一実施例の矩形導
波管への装着状態を示す一部切欠斜視図、第3図は本願
のマイクロ波用無反射終端器の一実施例の分解斜視図で
ある。 6・・・・・・電波吸収体、1・・・・・・溝、8・・
・・・・支持金具、8A・・・・・・第1の爪、8B・
・・・・・第2の爪、9・・・・・・過大、10・・・
・・・ネジ、11・・・・・・ネジ穴、12・・・・・
・金属短絡板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持金具に設けた第1の爪を電波吸収体に設けた溝に挿
    入像1)−L、前記第1の爪の両端に設けた第2の爪に
    より前記電波吸収体の側壁を挾持した支持金具を、金属
    短絡板に固定することにより、電波吸収体を金属短絡板
    に圧着固定したことを特徴とするマイクロ波用無反射終
    端器。
JP10457078U 1978-07-29 1978-07-29 マイクロ波用無反射終端器 Expired JPS5816244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10457078U JPS5816244Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 マイクロ波用無反射終端器

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JPS5521675U JPS5521675U (ja) 1980-02-12
JPS5816244Y2 true JPS5816244Y2 (ja) 1983-04-02

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ID=29046067

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10457078U Expired JPS5816244Y2 (ja) 1978-07-29 1978-07-29 マイクロ波用無反射終端器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5947618B2 (ja) * 2012-05-21 2016-07-06 矢崎総業株式会社 導波管及び車載用通信システム
JP5879249B2 (ja) * 2012-11-22 2016-03-08 日本高周波株式会社 ダミーロード

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JPS5521675U (ja) 1980-02-12

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