JPS58161727A - 高珪素鋼帯の熱処理方法 - Google Patents
高珪素鋼帯の熱処理方法Info
- Publication number
- JPS58161727A JPS58161727A JP4207482A JP4207482A JPS58161727A JP S58161727 A JPS58161727 A JP S58161727A JP 4207482 A JP4207482 A JP 4207482A JP 4207482 A JP4207482 A JP 4207482A JP S58161727 A JPS58161727 A JP S58161727A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon steel
- steel plate
- texture
- steel strip
- heat treatment
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/46—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for sheet metals
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高珪素鋼帯の熱処理方法、特に超急冷法で得ら
れる高珪素鋼帯(4〜8%珪素)の磁心としての鉄損を
低減す−るための集合組織の改良方法に関するものであ
る。
れる高珪素鋼帯(4〜8%珪素)の磁心としての鉄損を
低減す−るための集合組織の改良方法に関するものであ
る。
現在、超急冷法により得られる6、6%珪素鉄の銅帯の
集合組織は主として(100) < Ok e > +
または(110)(hkd)であるといわれている。
集合組織は主として(100) < Ok e > +
または(110)(hkd)であるといわれている。
しかるに、珪素鉄の磁化容易方向は(100)。
(010)、(001)であるから、鉄損低減のために
は(100)(001)または(110)〈001〉な
る集合組織にすることが望ましい。
は(100)(001)または(110)〈001〉な
る集合組織にすることが望ましい。
従来、3%珪素鋼板などは強圧延による歪エネルギーを
利用し、圧延異方性の付与と熱処理により(110)〈
ool〉集合組織を得ている。しかるに超急冷法で得ら
れる銅帯はたかだか0.1mm厚さのものしか得られな
いため、強圧延を施すことは至難である。
利用し、圧延異方性の付与と熱処理により(110)〈
ool〉集合組織を得ている。しかるに超急冷法で得ら
れる銅帯はたかだか0.1mm厚さのものしか得られな
いため、強圧延を施すことは至難である。
発明者らはこの集合組織の制御についているいろ研究し
た結果、0.1mm厚というようなきわめて薄い帯の組
織制御には固相エピタキシ技術を利用することが有効で
あることを見出した。本発明はこのような知見に基〈も
のである。
た結果、0.1mm厚というようなきわめて薄い帯の組
織制御には固相エピタキシ技術を利用することが有効で
あることを見出した。本発明はこのような知見に基〈も
のである。
本拠明の方法は、超急冷鋼帯の表面へ所望の集合組織を
もつ薄帯または薄板を密着させ、その状態で熱処理を行
うことにより、種となる薄帯またた薄板と同一の集合組
織をもたせるものである。
もつ薄帯または薄板を密着させ、その状態で熱処理を行
うことにより、種となる薄帯またた薄板と同一の集合組
織をもたせるものである。
基本的には、超急冷鋼帯と同種組成のものが結晶学的に
みても好捷しいことは勿論である。本発明は超急冷鋼帯
のような0.1mm厚さ以下のものに適用すると大きい
効果を発揮することができる。以下、本発明の実施例に
ついて詳しく説明する。
みても好捷しいことは勿論である。本発明は超急冷鋼帯
のような0.1mm厚さ以下のものに適用すると大きい
効果を発揮することができる。以下、本発明の実施例に
ついて詳しく説明する。
〔実施例1〕
Goss組織をもつ3%珪素鋼板(厚さ0.3mi+)
を種とし、超急冷法で得られた6、6%珪素鋼帯(厚さ
○。05mm )の表面に前記3%珪素鋼板を接触さ
せ、約1O−5Torrの真空度のもとて1200℃で
1時間保持した。このようにして得られた銅帯の処理前
後のBH凹曲線測定する。ことにより、超急冷鋼帯の長
手方向のく10o〉軸(磁化容易方向)のエピタキシャ
ル的結晶成長の有無を判断した。第17は本発明の原理
を図解したものであり、1はGO8s組織をもつ種とな
る3チ珪素鋼板・、2は超急冷法で得られた6、5チ珪
率銅帯、3は3チ珪素鋼板1と6.6係珪素鋼板2の界
面である。第2図は超急冷鋼帯のBH特性を示す図、実
線は熱処理前の6.6%珪素鋼帯のBH凹曲線あり、破
線は本発明による熱処理後のBH凹曲線ある。これから
れかるように本発明の熱処理を被超急冷高珪素鋼帯に実
施すると、従来の3%珪素鋼板における圧延熱処理に匹
敵する異方性を長手方向に付与さすことができることが
わかる。
を種とし、超急冷法で得られた6、6%珪素鋼帯(厚さ
○。05mm )の表面に前記3%珪素鋼板を接触さ
せ、約1O−5Torrの真空度のもとて1200℃で
1時間保持した。このようにして得られた銅帯の処理前
後のBH凹曲線測定する。ことにより、超急冷鋼帯の長
手方向のく10o〉軸(磁化容易方向)のエピタキシャ
ル的結晶成長の有無を判断した。第17は本発明の原理
を図解したものであり、1はGO8s組織をもつ種とな
る3チ珪素鋼板・、2は超急冷法で得られた6、5チ珪
率銅帯、3は3チ珪素鋼板1と6.6係珪素鋼板2の界
面である。第2図は超急冷鋼帯のBH特性を示す図、実
線は熱処理前の6.6%珪素鋼帯のBH凹曲線あり、破
線は本発明による熱処理後のBH凹曲線ある。これから
れかるように本発明の熱処理を被超急冷高珪素鋼帯に実
施すると、従来の3%珪素鋼板における圧延熱処理に匹
敵する異方性を長手方向に付与さすことができることが
わかる。
〔実施例2〕
GO8s組織をもつ3%珪素銅板(0,3wLl厚)を
種として、超急冷法で得られた6、5係珪素鋼帯(0,
05+++m厚)の表面に前記3%珪素鋼板を接触させ
、約10 Torrの真空度のもとて1200℃で3
時間保持した。
種として、超急冷法で得られた6、5係珪素鋼帯(0,
05+++m厚)の表面に前記3%珪素鋼板を接触させ
、約10 Torrの真空度のもとて1200℃で3
時間保持した。
本発明による熱処理前後のBH特性を第3図に示す。第
3図において実線は熱処理の6.5係珪素鋼板のBH凹
曲線点線は熱処理後の6.5係珪素鋼板のBH凹曲線あ
る。この結果から、実施例1よりさらに異方化の程度が
よくなり、望ましい集合組織をもつことがわかる。
3図において実線は熱処理の6.5係珪素鋼板のBH凹
曲線点線は熱処理後の6.5係珪素鋼板のBH凹曲線あ
る。この結果から、実施例1よりさらに異方化の程度が
よくなり、望ましい集合組織をもつことがわかる。
〔実施例3〕
6 。
キューブ組織(100)(001)をもつ3%珪素鋼板
(厚さO61mm )を種とし、超急冷法で得Torr
の真空度のもとで1200’Cで3時間保持した。
(厚さO61mm )を種とし、超急冷法で得Torr
の真空度のもとで1200’Cで3時間保持した。
本発明の熱処理前後のBH特性を第4図に示す。
第4図において実線は熱処理前の6.6係珪素鋼板のB
H凹曲線点線は熱処理後の6.6係珪素鋼板のBH凹曲
線ある。また、本発明の熱処理前後の珪素鋼板について
トルク曲線を測定した結果を第6図に示す。第5図にお
いて点線および実線はそれぞれ熱処理前後の6.5%珪
素鋼板についての曲線である。これらの結果から本発明
に基く熱処理を施すことによりきわめて高度に長手方向
に〈ool〉配向を示すことがわかる。
H凹曲線点線は熱処理後の6.6係珪素鋼板のBH凹曲
線ある。また、本発明の熱処理前後の珪素鋼板について
トルク曲線を測定した結果を第6図に示す。第5図にお
いて点線および実線はそれぞれ熱処理前後の6.5%珪
素鋼板についての曲線である。これらの結果から本発明
に基く熱処理を施すことによりきわめて高度に長手方向
に〈ool〉配向を示すことがわかる。
以上のように、本発明は所望の集合組織をもつ種となる
鋼板、超急冷法で得られた高珪素鋼帯の表面を接触させ
て熱処理をおこなうことにより種とほぼ同じ叶9「1織
を有する高珪素鋼帯を得ることができるものである。
鋼板、超急冷法で得られた高珪素鋼帯の表面を接触させ
て熱処理をおこなうことにより種とほぼ同じ叶9「1織
を有する高珪素鋼帯を得ることができるものである。
第1図は本発明による固相エピタキシ熱処理をおこなう
だめの原理を示す図、第2図は本発明の1実施例にかか
る熱処理前後における高珪素鋼板のBH特性を示す図、
第3図は本発明の他の実施例にかかる熱処理前後におけ
る高珪素鋼板のBH特性を示す図、第4図は本発明のさ
らに他の実施例にかかる熱処理前後における高珪素鋼板
のBH特性を示す図、第6図は第4図に示す高珪素鋼板
についてのトルク曲線を示す図である。 1・・・・・・種となる珪素鋼板、2・・・・・・超急
冷法による珪素鋼板、3・・・・・界面。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 l 第2図 購 31511
だめの原理を示す図、第2図は本発明の1実施例にかか
る熱処理前後における高珪素鋼板のBH特性を示す図、
第3図は本発明の他の実施例にかかる熱処理前後におけ
る高珪素鋼板のBH特性を示す図、第4図は本発明のさ
らに他の実施例にかかる熱処理前後における高珪素鋼板
のBH特性を示す図、第6図は第4図に示す高珪素鋼板
についてのトルク曲線を示す図である。 1・・・・・・種となる珪素鋼板、2・・・・・・超急
冷法による珪素鋼板、3・・・・・界面。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 l 第2図 購 31511
Claims (2)
- (1)所望の集合組織をもつ種となる珪素鋼板を超急冷
法で得られた高珪素鋼帯の表面に接触させ、不活性雰囲
気中で加熱し、前記様となる珪素鋼板と本質的に同じ集
合組織をもつ高珪素鋼帯を得ることを特徴とする高珪素
鋼帯の熱処理方法。 - (2)種となる珪素鋼板として本質的に(11o)(3
)種となる珪素鋼板として本質的に(100)〈ool
〉なる集合組織をもつ特許請求の範囲第1項記載の高珪
素鋼帯の熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207482A JPS58161727A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 高珪素鋼帯の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207482A JPS58161727A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 高珪素鋼帯の熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161727A true JPS58161727A (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=12625911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207482A Pending JPS58161727A (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 高珪素鋼帯の熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012197485A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Nippon Steel Corp | 結晶配向性を有する鋼板の製造方法 |
-
1982
- 1982-03-16 JP JP4207482A patent/JPS58161727A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012197485A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Nippon Steel Corp | 結晶配向性を有する鋼板の製造方法 |
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