JPS5816088Y2 - 引留碍子用支持金具 - Google Patents

引留碍子用支持金具

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Publication number
JPS5816088Y2
JPS5816088Y2 JP15939377U JP15939377U JPS5816088Y2 JP S5816088 Y2 JPS5816088 Y2 JP S5816088Y2 JP 15939377 U JP15939377 U JP 15939377U JP 15939377 U JP15939377 U JP 15939377U JP S5816088 Y2 JPS5816088 Y2 JP S5816088Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
locking ring
retaining
metal wire
hook
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP15939377U
Other languages
English (en)
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JPS5484592U (ja
Inventor
富田正雄
Original Assignee
冨田 正雄
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Publication date
Application filed by 冨田 正雄 filed Critical 冨田 正雄
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家屋軒先等の腕木に固設した係は止め具を介
して引込電線を繋止した引留碍子を支持するための引留
碍子用支持金具の改良に関するものである。
従来の引留碍子用支持金具は、例えば断面円形の金属線
条を長環状に折曲げると共に該線条の両端に着脱自在す
る保合部を設けて長手方向の一端側を引留碍子に係止さ
せ、また他端側を腕木に固定した止め環に係合させる等
して引留碍子を支持するようにしているが、このような
支持金具の前記係合部は金属線条を断面円形の11折曲
げて形成しているために、引張抗張力が弱く、このため
使用状態において台風或いは積雪時による荷重を受けた
場合に係合部の屈曲が延びて引留碍子の支持を開放し、
遂には引込電線を断線させるに至るといった欠点がある
本考案は、このような欠点を取消するためのものであり
、断面円形の金属線条を長環状に形成し、該金属線条の
一端を小径のリング状に屈曲して係止環を形成すると共
に該係止環を含む平面内で該係止環を扁平に圧潰し、該
金属線条の他端は前記係止環に対し掛外し自在々るよう
に鉤部を屈曲して形成すると共に該鉤部を含む平面内で
該鉤部を扁平に圧潰して、金属線条に引張荷重が掛かる
ときに係止環及び鉤部の夫々に働らく曲げモーメントに
対して、係止環及び鉤部の断面係数を圧潰する前の断面
円形のものに較べて太きクシ、これにより曲げ応力を小
さくして荷重抵抗を増大させたことを特徴とするもので
ある。
以下に本考案の実施例を図面と共に説明するに、図にお
いて1は所要の直径と長さを有する断面円形の金属線条
であり、該線条1を屈曲させて直杆部2,3の両端に弧
状部4,5を設けて長環状に形成する。
そして金属線条1の両端部6,7は直杆部2の中間で重
なり合う長さとし、該重複部分・は一方の端部7を小径
のリング状に屈曲して係止環9を形成すると共に該係止
環9を含む平面内で該係止環9を扁平に圧潰して形成し
、また他方の端部6は前詰係止環9に対し掛外し自在な
るように鉤部8を屈曲して形成すると共に該鉤部8を含
む平面内で該鉤部8を扁平に圧潰して、該鉤部8と係止
環9とを係脱自在とした支持金具Aを構成する。
第6図はこのようにして形成した支持金具の使用状態を
示すものであり、同図において10は家屋軒先等に取付
は固定された腕木であり、11は該腕木10に固設され
た止め環である。
また、12は引留碍子であり、該碍子12は第4図に示
すように頚部13.13で一体に連結した基板14.1
4の外側に適宜間隔をおいて捲胴部15には引込電線1
7を捲回するための凹溝16を周設して形成する。
そして、前記支持金具Aは鉤部8と係止環9との係合を
外してから、端部7を引留碍子12の頚部13.13間
に挿通し一方の頚部13に支持金具Aの弧状部5を当接
係止させ、支持金具Aの他方の弧状部4は腕木10に固
設した止め環11に係合させてから、前記鉤部8を係止
環9に係合させて電柱(図示せず)から分岐延長した引
込電線17を適度に展張させて碍子12の捲胴部15゜
15にクロス状に捲回し繋屯する。
なお17aは屋内へ引込むための引込電線である。
以上の構成からなる本考案の支持金具は、第6図に示す
使用状態において引張荷重を受けた時に鉤部8には係止
環9により第2図に矢示した方向に曲げモーメントが働
くが、該鉤部8は圧潰してその曲げモーメ、ントの働く
方向に対する断面係数を圧潰する前の断面円形のものに
較べて大きくしているために荷重抵抗が増大しておシ、
一方、係止環9には鉤部8により第3図に矢示した方向
に曲げモーメントが働くが、該係止環9も圧潰してその
曲げモーメントの働く方向に対する断面係数を圧潰する
前の断面円形のものに較べて大きくしているために荷重
抵抗が増大しており、このため該鉤部8と係止環9とに
より構成される係合部の荷重抵抗は従来の断面円形のも
のに較べて大幅に増強される。
このため例えば台風或いは積雪等により引込電線が荷重
を受けたときにも前記係合部の屈曲が延びることはなく
、引留碍子を確実に支持し続けることができて引込電線
を断線させる等の事故を防止することがで、きる利点が
ある。
なお、図示しないが鉤部及び係止環は夫々曲げモーメン
トの働く方向に対する断面係数が大きくなるような形状
、例えば丸味を帯びた三角形状その他の各種形状に圧潰
してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係わるもので、第1図は斜視図、第2図は
第1図のX−X線断面矢示図、第3図は第1図のY−Y
線断面矢示図、第4図は支持金具と引留碍子との係合状
態を示す側面図、第5図は同上平面図、第6図は使用状
態を示す平面図である。 A・・・・・・引留碍子用支持金具、1・・・・・・断
面円形の金属線条、6,7・・・・・・端部、8・・・
・・・鉤部、9・・・・・・係止環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形の金属線条を長環状に形成し、該金属線条の一
    端を小径のリング状に屈曲して係止環を形成すると共に
    該係止環を含む平面内で該係止環を扁平に圧潰し、該金
    属線条の他端は前記係止環に対し掛外し自在なるように
    鉤部を屈曲して形成すると共に該鉤部を含む平面内で該
    鉤部を扁平に圧潰したことを特徴とする引留碍子用支持
    金具。
JP15939377U 1977-11-28 1977-11-28 引留碍子用支持金具 Expired JPS5816088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15939377U JPS5816088Y2 (ja) 1977-11-28 1977-11-28 引留碍子用支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15939377U JPS5816088Y2 (ja) 1977-11-28 1977-11-28 引留碍子用支持金具

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Publication Number Publication Date
JPS5484592U JPS5484592U (ja) 1979-06-15
JPS5816088Y2 true JPS5816088Y2 (ja) 1983-04-01

Family

ID=29152159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15939377U Expired JPS5816088Y2 (ja) 1977-11-28 1977-11-28 引留碍子用支持金具

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JP (1) JPS5816088Y2 (ja)

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KR102668844B1 (ko) * 2021-07-28 2024-05-24 한국전력공사 저압선 멀티앵글 바인드레스 지지장치

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Publication number Publication date
JPS5484592U (ja) 1979-06-15

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