JPS5816069Y2 - チクセキガタカンチキ - Google Patents

チクセキガタカンチキ

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JPS5816069Y2
JPS5816069Y2 JP1974013318U JP1331874U JPS5816069Y2 JP S5816069 Y2 JPS5816069 Y2 JP S5816069Y2 JP 1974013318 U JP1974013318 U JP 1974013318U JP 1331874 U JP1331874 U JP 1331874U JP S5816069 Y2 JPS5816069 Y2 JP S5816069Y2
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JP
Japan
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capacitor
output
resistor
smoke
potential
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Expired
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JP1974013318U
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JPS50103690U (ja
Inventor
厚 宮部
Original Assignee
ホ−チキ カブシキガイシヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、検知すべき現象が一定時間以上継続したとき
動作する蓄積型感知器に関する。
光や煙といったある物理的現象をとらえて作動する一般
的感知器において、該現象が一定時間以上継続したとき
に動作するいわゆる蓄積型感知器と呼ばれるものがある
今これを煙感知器を例にとって説明すると、この蓄積型
煙感知器はある濃度以上の煙を一定時間以上検出した時
にのみ動作する。
第1図はこの型のイオン化式煙感知器の一例を示し、検
出部1の内部チャンバ2は密閉されており、外部チャン
バ3は煙が流入するように開放されている。
内部チャンバ2及び外部チャンバ3はAm241等のア
イソトープが放射するα線によって内部の空気がイオン
化され、微少なイオン電流が流れている。
r2.r3.r4はコンパレータ5の入力端子t1に入
力する基準電圧設定用抵抗で基準電圧vZに設定されて
いる。
今、外部チャンバ3に火災等により煙が流入すると、該
外部チャンバに流れているイオン電流が流れにくくなり
、該チャンバの電圧降下が大になる。
このためFETFのゲート−ソース間の電圧■68が大
となり、ドレインからソースに流れるドレイン電流ID
Sが増加し、抵抗r1にかかる電圧が大になり、これが
入力電圧V+とじてコンパレータ5の入力端子t2に入
力する。
コンパレータ5は前記した設定電圧■7とこの入力電圧
V+とを比較し、Vz<V+の時に動作して、出力端子
t3から電流■。
を出力させる。電流■。は抵抗r5.r6、コンデンサ
C1の値で定まる時定数によりコンデンサC1を充電し
、PUT(プログラマブルユニジャンクション トラン
ジスタ)Pの陽極Aの電位を上げる。
一方ゲートGには抵抗r8゜r、で定まる一定の電位が
印加されている。
従って、外部チャンバ3に一定電圧以上煙が流入してF
ETがオンし続け、それによってコンパレータ5が電流
■。
を出力し続けていると、コンデンサC1の充電電位(陽
極A電位)は次第に上昇、ゲートGの電位より大きくな
るとPUTPは導通してコンテ゛ンサC1の充電電荷が
放電され、これは陰極Kに接続されているサイリスタS
CRのゲートにトリガ電流として流れてサイリスタSC
Rをオンにする。
リレーLはサイリスタSCRのオンにより付勢され、リ
レーLに制御される警報器等を作動させる。
一方、一定時間(コンテ゛ンサC1の充電電位がPUT
PのゲートG電位より大となるまでの充電時間)以内に
煙の流入が無くなり、FETFがオフになると、コンパ
レータ5もオフになりコンデンサC1にそれまで充電さ
れていた電荷はダイオードD、抵抗r5、コンパレータ
5を通して充電時定数より小さい時定数で放電され、感
知器は動作しない。
この蓄積型煙感知器は普通の煙感知器に比べて、ごく短
い時間だけ検出される火災以外の原因例えば風、煙草の
煙、虫の侵入、静電気、外部からの電気的雑音等による
誤動作が非常に少なく、信頼度の高い警報を発すること
が出来る。
しかしながら基準電圧用の抵抗r2.r3.r4により
消費する電力やコンパレータ5の消費電力を無視できず
、又構造が比較的複雑であるからコストが高いという短
所も併せて持っている。
本考案は上記の欠点を除去するために、C−MOSと呼
ばれる相補型MO5(コンプリメンタリMO5)ICを
使用することにより、安価で消費電力の少ない蓄積型感
知器を提供しようとするものである。
次に図面を参照しながら本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は本考案のイオン化式煙感知器における実施例で
ある。
図において1はイオン化式煙検出部で、内部電極2Aを
有する内部電離室2と外部電極3Aを有する外部電離室
3と中間電極4とで構成される。
内部電離室2及び外部電離室3内の空気はArn241
等のアイソトープのα線によりイオン化されている。
この内部・外部電離室2,3は直列状態で電源Eに接続
され、従って微少なイオン化電流が常時流れている。
6はC−MOSで、PチャネルMO8FET(以下P−
MO3という)QlとNチャネルMO3FET(以下N
−MO8という)Q2から構成される。
出力端子t1は可変抵抗r1□を介して、出力端子t2
は可変抵抗rlOを介して共にPUTPの陽極Aとコン
テ゛ンサC1の接続点に接続されている。
入力端子t4は検出部1の中間電極4に接続されている
t3.t5は電源端子である。
PUTPのゲー)Gは抵抗r8.r9の直列接続点に接
続され、該抵抗r8.r9の抵抗比で定まる電圧がゲー
)Gの電位として印加されている。
SCRはリレーLを付勢するためのサイリスタで、その
ゲートはPUTPの陰極にと抵抗r7の直列接続点及び
コンデンサC2に接続されている。
PUTP及びサイリスタSCRはリレーLのスイッチン
グ回路を構成している。
次にこの回路の動作を説明する。
通常状態では、中間電極4の電圧はある一定電圧を保っ
ている。
この一定電圧の時P−MO5Qlはオフ、N−MO8Q
2はオンの状態にあるように予め設定しておく。
かかる状態のとき火災等により外部電離室3に煙が流入
すると、イオン電流が減少して中間電極4の電位が低下
し、P−MO3Q1がオンに、N−MO8Q2がオフに
切換わる。
そのためL3QI Lr1o C1の回路で電流が
流れ、抵抗rtoとコンデンサC1とで定まる時定数に
よりコンテ゛ンサC1に充電開始される。
PUTPの陽極Aの電位はコンテ゛ンサC1の充電によ
り次第に高くなり、抵抗r8とr9の比で定まるデー1
−G電位より大となるとPUT Pは導通する。
コンテ゛ンサC1の電荷はPUTPを通して放電され、
その一部はサイリスタSCRのゲートにトリガ電流とし
て流れ、該サイリスタSCRを導通させる。
その結果E(+)−L −3CR−E(−)の回路で電
流が流れて、リレーLが付勢され、図示しないが該リレ
ーLの接点により制御される警報装置等が作動する。
一方外部電離室3への煙の流入が一定時間以内に停止す
ると、中間電極4の電位は通常の一定電位に戻りP−M
O8Q、がオフに、N−MO5Q2がオンに再び切換わ
る。
そのためコンデンサC1にある程度充電されていた電荷
はC1r1□−tl−Q2jscxの回路で放電され、
この蓄積型感知器は不動作状態を保つ。
本考案では、通常監視時には前記したようにC−MOS
6のP−MO3Q1がオフの状態にあるため、そのイ
ンピーダンスはおよそ数千M、Q程度という高い値にな
り、電流はほとんど流れず同一警報回線に数多くの感知
器を並列に接続することができる。
又可変抵抗10を加減することによりコンデンサC工の
充電時間を調整することが出来るので、検出部1に煙が
どの位の時間継続して流入したとき回路が作動してリレ
ーLを付勢するかのその時間を簡単に調節できる。
一方可変抵抗r1□を加減することにより、コンデンサ
Cの放電時間を調節できる。
言い換えれば可変抵抗rlo、rllを調整することに
より感知器の動作時間とリセット時間を自由に設定でき
る。
従って、しばしば゛短時間中間電極4の電位を下げる火
災以外の原因が生じるような場所に感知器を設置すると
きは可変抵抗rloを大とし、可変抵抗r1□を小とす
れば動作時間は大となり、はとんどの誤動作を防ぐこと
ができる。
第3図は光電式煙感知器における本考案の実施例を示す
回路図で、第2図のイオン化式煙検出部が充電式煙検出
部に代わっただけで、その他は同じであり、従って同一
回路部分は同一記号で示している。
図においてLEDは発光ダイオード、Cd51゜Cd5
2は光導電素子、7は遮閉板である。
この動作を説明すると、通常時電源Eに接続されている
発光ダイオードLEDは発光しているが、その光は遮閉
板7に遮断され受光素子である光導電素子Cd52に入
力されていない。
従って光導電素子Cd51.Cds、の内部抵抗比で定
まる一定電圧が入力端子t4に印加されている。
この一定電圧の時PMO8Q工がオフに、N−MO8Q
2がオンに設定されている。
今火災等により煙が検出部1に流入すると発光ダイオー
ドLEDからの光は煙の粒子により散乱され、その散乱
光の一部が光導電素子Cd52に入力して、該光導電素
子Cd52の抵抗値を低下させる。
その結果入力端子t4の入力電圧が低下してP−MO3
Q、はオンに、N−MO5Q2はオフに切換わる。
以下、第2図のイオン化式煙感知器と同様に動作して、
リレーLが付勢され火災警報が発せられる。
本図の光導電素子Cd51.Cd52をサーミスタある
いはポジスタ等の熱応動素子に置き換え、該素子の一方
を熱の変化に対して敏感にし、他方を鈍感にしておけば
熱の急激な上昇によって動作する熱式火災感知器として
利用することができる。
以上詳細に説明したように本考案の蓄積型感知器は相補
型MO8ICと可変抵抗を設けることにより、第1図の
従来装置を較べれば明瞭なように部品点数の少ない、小
型軽量で、コストが低く且つ消費電力の小さい感知器を
提供することが出来る。
又蓄積(動作)時間と復旧の時間をそれぞれ単独に調節
できるようにも容易になし得、設置場所の条件に合った
最適な感知器とすることができるため、誤動作が極めて
小さく、従って信頼度が高い等種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の蓄積型煙感知器の回路図、第2図は本考
案の蓄積型イオン化式煙感知器の実施例を示す回路図、
第3図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 図において 1は検出部、6は相補型MO8IC1rl
oは充電用抵抗、r1□は放電用抵抗、C1はコンデン
サ、P、SCRはスイッチング回路で゛ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 特定の物理的現象を検出する検出部と、該検出部からの
    検出出力により作動して2つの出力端子の出力状態を反
    転する相補型MO3ICと、前記検出部の出力が該相補
    型MO3ICのしきい値を越えるときオンとなる第1の
    出力端子に一端が接続された抵抗値の大なる充電用抵抗
    と、該検出部の出力が該しきい以下であるときオン状態
    にある第2の出力端子に一端が接続された抵抗値の小な
    る放電用抵抗と、これら両抵抗の他端に共通に接続され
    て充放電を行なうコンデンサと、前記コンテ゛ンサが一
    定電圧以上に充電されたときに動作するスイッチング回
    路とを有することを特徴とする蓄積型感知器。
JP1974013318U 1974-01-30 1974-01-30 チクセキガタカンチキ Expired JPS5816069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1974013318U JPS5816069Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 チクセキガタカンチキ

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JP1974013318U JPS5816069Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 チクセキガタカンチキ

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Publication Number Publication Date
JPS50103690U JPS50103690U (ja) 1975-08-26
JPS5816069Y2 true JPS5816069Y2 (ja) 1983-04-01

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ID=28089996

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974013318U Expired JPS5816069Y2 (ja) 1974-01-30 1974-01-30 チクセキガタカンチキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS586993B2 (ja) * 1976-07-29 1983-02-07 松下電工株式会社 イオン化式煙感知器の増巾回路

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JPS50103690U (ja) 1975-08-26

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