JPS581605Y2 - タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置 - Google Patents

タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置

Info

Publication number
JPS581605Y2
JPS581605Y2 JP1978163916U JP16391678U JPS581605Y2 JP S581605 Y2 JPS581605 Y2 JP S581605Y2 JP 1978163916 U JP1978163916 U JP 1978163916U JP 16391678 U JP16391678 U JP 16391678U JP S581605 Y2 JPS581605 Y2 JP S581605Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
safety device
lever
holding
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978163916U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5583203U (ja
Inventor
宮部徹哉
藤川卓爾
淵上光二
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1978163916U priority Critical patent/JPS581605Y2/ja
Publication of JPS5583203U publication Critical patent/JPS5583203U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS581605Y2 publication Critical patent/JPS581605Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来では、第1図に図示されるように、タービンの過速
を防止するための過速度トリップ装置1の外に、種々の
不測事故からタービンを保護するためのタービン保安装
置2があった。
前Kmタービン保安装置2は、排気圧力が上昇した場合
にタービンを停止させぬ真空低下トリップ装置3と、軸
受油圧が所定値以下に低下した時にタービンを停止させ
る軸受油圧下トリップ装置4と、軸スラストが一定値を
越えた時にタービンを停止させるスラスト異常トリップ
装置5と、遠隔操作のためのソレノイドトリップ装置6
とからなっている。
捷た前記過速度トリップ装置1では、タービン軸7が規
定回転数以上になると、同タービン軸7に偏心してばね
8を介して取付けられた重錘9がばね8の賦勢力に抗し
て遠心力によりタービン軸7から突出して、トリガー1
0が反時針方向に揺節され、カップ弁11が右方へ押さ
れ、ピストン19上方の空間16内の保安装置油圧は油
路15゜12.13,14を通過してドレン18に流れ
るため、それ迄オートストップ油圧と保安装置油圧とで
平衡していたピストン19の平衡が崩れ、ピストン19
が上昇する結果、オートストップ油圧がドレン20に抜
け、オートストップ油圧の低下で図示されない主蒸気止
弁が閉じ、タービンは停止するようになっている。
さらに前記タービン保安装置2では、真空低下トリップ
装置3またはスラスト異常トリップ装置5の作動レバー
21の右部が上方へ押上げられ、あるいは軸受油圧低下
トリップ装置44たはソレノイドトリップ装置6の作動
でレバー21の左部か下方へ引下げられた結果、トリッ
プ弁22か開放されて油路13,14内の保安装置油圧
か低下すると、カップ弁110段差部圧力とはね23と
で平衡して弁受24に当接していたカップ弁11は、前
記カップ弁11の段差部圧力の低下ではね23の復元力
により右方へ移動し、油路14,18が連通されるので
、前記したと同様にピストン19が上昇して、タービン
が停止されるようになっている。
なむ第1図にも・いて、25.26はそれぞれ油圧回路
に介装された圧力計および圧力スイッチである。
前記したような従来のタービン保持装置2に鮫いては、
同保安装置2が正しく作動しうる状態にあることを運転
中に確認するために油路12,13に介装された遮断弁
27にテストレバー28か設けゆれてむり、テストレバ
ー28を引いて油路12.13を遮断することにより運
転中にオートストップ油圧を落さずにタービンを停止さ
せることなく、保安装置2の作動を確認することができ
るようになっているが、前記保安装置2のテストを実施
する間、このテストレバー28を運転員が手でテスト位
置に保持しなければならないので、保安装置テストのた
のテスト弁操作とテストレバー保持操作をするには、運
転員1人では不足で、保安装置テストのために最低2人
の運転者が必要であり、捷た保安装置テスト中に実際に
異常が生じて保安装置2が作動しても、テストレバー2
8をテスト位置に保持している限り、タービンかトリッ
プせずに停止しない欠点があった。
本案はこのような欠点を除去したタービン保安装置の改
良に係り、保安装置テスト時にテストレバーをテスト位
置に自動的に保持し、保安装置テスト中に異常が生じた
場合には、自動的にテストレバー保持を解除して保安装
置が実作動しつる状態に復帰させるタービン保安装置テ
ストレバー保持装置にむいて、前記保安装置テストレバ
ーをテスト位置に保持する手段と保安装部テストレバー
が生じた場合にテストレバー保持を解除する手段とを同
一の空気作動シリンダで兼備させ、同シリンダをソレノ
イド弁により作動させ、過速度、真空低下、軸受油圧低
下、スラスト異常の各トリップ装置にむける圧力の異常
を検知する電気的検出器を有し、同検出器の電気的検知
信号により前記ソレノイド弁を電気的に制御するように
構成したことを特徴とするもので、その目的とする処は
、保安装置テストを1人で実施できかつ保安装置テスト
中に異常が生じた場合には自動的にタービンをトリップ
させることができる装置を供する点にある。
本案は前記したように構成されるので、保安装置テスト
時に、テストレバー28をデスl−位置に設定すると、
テストレバーはテスト位置に自動的に保持され、従って
運転員1人で保安装置テストを実施することができる。
また本案にむいては、保安装置テスト中に異常か生じた
場合には、前記テストレバー保持力咄動的に解除されて
、保安装置が実作動しうる状態となり、同保安装置の作
動によってタービンがトリップされて自動的に停止され
、タービン事故が未然に阻止される。
しかも本案は前記したように構成されているため、ター
ビンの過速度のみならず、真空低下、軸受油圧低下、ス
ラスト異常を検出することができ、これらの異常のいず
れかが発生しても、これを検出して、テストレバー保持
を自動的に解除し、タービンを非常停止することができ
る。
寸た本案では、保安装置テストレバーをテスト位置に保
持する手段と保安装置テスト中異常が生じた場合にテス
トレバー保持を解除する手段とを一一の空襲作動シリン
ダで兼備させたへめ、前記保安装置テストレバーをテス
ト位置瞥たは解除位置のいずれか一方のみに設定するこ
とができ、タービン保安装置を確実に作動させることが
できる。
さらに本案においては、タービンの過速度、真空低下、
軸受油圧低下、スラスト異常の各トリップ装置にむける
圧力の異常を検知する電気的検出器の電気的検知信号に
より前記空気作動シリンダのソレノイド弁を電気的に制
御するように構成したXめ、制御系統の信頼性を高め、
低いコストで容易に製造することかできる。
以下本案を第2図ないし第3図に図示の実施例について
説明すると、テストレバー28にテストレバーテスト位
置保持エアシリンダAのピストン杆が連結され、同エア
シリンダAに通じる管路にテストレバーテスト位置保持
ソレノイド弁Bが介装すれており、同ンレノイド弁Bが
動作した状態でハ、前記エアシリンダAの一方のシリン
ダ室A1に圧力空気が送られ、テストレバー28がテス
ト位置を保持しうるようになっている。
またテストレバー28に隣接してテスト位置検出リミッ
トスイッチCが配設されており、テストレバー28がテ
スト位置に傾動されXば、前記リミットスイッチCは動
作されるようになっている。
さらにトリガー10を手動操作しうるリセットレバー
29 K隣接L −C!Jセットレバーリセット位位置
検出リミットスイッチ部配設されており、リセットレバ
ー29がリセット位置に傾動された時には、前記リミッ
トスイッチDが動作されるようになっている。
さらにまた過速度トリップ装置1、真空低下トリップ装
置3、軸受油圧低下トリップ装置4およびスラスト異常
トリップ装置5に釦ける圧力がそれぞれ所要の圧力状態
を保持しているかどうかを検出し保持状態では電気信号
として発信しうる図示されない検出器が、前記各トリッ
プ装置1,3゜4.5にそれぞれ付設されている。
またソレノイドトリップ装置6にも無励磁であることを
検出して電気信号を発信しうる図示されない検出器が付
設され、さらに保安装置油圧が正常であるかどうかを検
出し正常の場合に電気信号を発信しうる図示されない検
出器が設けられている。
これらのソレノイド弁B1 リミットスイッチC1Dお
よび図示されない検出器で第3図に図示されるような論
理回路が構成されている。
第2図ないし第3図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、タービンが正常に運転されかつリセ
ットレバー29が操作されていない状態において、テス
トレバー28を手動にてテスト位置に移動させると、テ
ストレバーテスト位置検出リミットスイッチCか動作し
て、論理積回路XKbける論理積が成立し、テストレバ
ーテスト位置保持ソレノイド弁Bが動作し、エアシリン
ダAによりテストレバー28はテスト位置に保持される
そして保安装置2の各種トリップ装置3.4.5.6の
うち1つのトリップ装置にむける図示されないテスト弁
を操作し、同トリップ装置の作動を確認する。
その後、テスト弁を復旧し、リセットレバー29を手動
で操作して、保安装置油圧を立てると、これ迄成立して
いた論理積回路Xの論理積が解消してテストレバー保持
用エアシリンダAのシリンダ室A1のエアが抜けて、テ
ストレバー28が運転位置に自動的に復帰する。
前記したと同様な操作を他のトリップ装置についてそれ
ぞれ反覆することにより、保安装置2における各監視項
目についてのテストを完了することができる。
このようにテストレバー28をテスト位置に保持させて
、保安装置2の各トリップ装置3,4,5゜6のテスト
を行なっている間に、保安装置監視項目に異常が生じた
時には、保安装置2と独立して別に設けられた計器によ
って異常を検出し、その検出信号により、ソレノイド弁
Bが作動することによりテストレバー保持を解除して、
保安装置2が実作動しうる状態に復帰できる。
このように前記実施例によれば、保安装置テストを運転
員1人で行なうことができ、また保安装置テスト中に異
常が生じた場合にも、保安装置が作動しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の過速度トリップ装置も・よびタービン保
安装置の概略を図示した説明図、第2図は本案に係るタ
ービン保安装置テストレバー保持装置の一実施例を図示
した概略図、第3図はそのブロック図である。 A・・・テストレバー保持用テストレバー、B・・・テ
ストレバーテスト位置保持ソレノイド弁、C・・・テス
トレバーテスト位置検出リミットスイッチ、D・・・リ
セットレバーリセット位置検出リミットスイッチ、Ul
VlX・・・論理積回路、W・・・否定回路、Y・・・
論理和回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保安装置テスト時にテストレバーをテスト位置に自動的
    に保持し、保安装置テスト中に異常が生じた場合には、
    自動的にテストレバー保持を解除して保安装肯が実作動
    しうる状態に復帰させるタービン保安装置テストレバー
    保持装置において、前記保安装置テストレバーをテスト
    位置に保持する手段と保安装置テスト中異常が生じた場
    合にテストレバー保持を解除する手段とを同一の空気作
    動シリンダで兼備させ、同シリンダをソレノイド弁によ
    り作動させ、過速度、真空低下、軸受油圧低下、スラス
    ト異常の各トリップ装置における圧力の異常を検知する
    電気的検出器を有し、同検出器の電気的検知信号により
    前記ソレノイド弁を電気的に制御するように構成したこ
    とを特徴とするタービン保安装置テストレバー保持装置
JP1978163916U 1978-11-30 1978-11-30 タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置 Expired JPS581605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978163916U JPS581605Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978163916U JPS581605Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583203U JPS5583203U (ja) 1980-06-09
JPS581605Y2 true JPS581605Y2 (ja) 1983-01-12

Family

ID=29160977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978163916U Expired JPS581605Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS581605Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455047Y1 (ja) * 1965-06-05 1970-03-10
JPS5013408A (ja) * 1973-06-07 1975-02-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455047Y1 (ja) * 1965-06-05 1970-03-10
JPS5013408A (ja) * 1973-06-07 1975-02-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5583203U (ja) 1980-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU618210B2 (en) Electronic control for fluid pressure braking system
JP2001521213A (ja) 安全装置の作動能力を検証するための方法及び装置
US3688846A (en) Fire suppression system for heavy mobile machines
SE440187B (sv) Anleggningsreglerventil
JPH0345455A (ja) 液圧式車両制動装置
JPS581605Y2 (ja) タ−ビン保安装置テストレバ−保持装置
US5211450A (en) Empty/load valve
SE454495B (sv) Berbar motorkedjesag
JPS6039580B2 (ja) 故障指示装置
JPH0517083Y2 (ja)
US3578123A (en) Dual clutch valve interlocking
US5535622A (en) Brake performance monitoring
US3951468A (en) Air brake system for railway vehicles
JPH0676051B2 (ja) ブレーキ保証回路
US3783913A (en) Control for container filling machine
US3901562A (en) Brake pipe reduction indicating apparatus
JPS6146305Y2 (ja)
US4212004A (en) Pressure drop detectors
US1971388A (en) Brake tester
WO2008088625A1 (en) Lock-out for empty load device
US4991695A (en) Hydraulic brake system for a large rotating mass
US4726628A (en) Protection valve device for spring parking brake systems
JPS62139907A (ja) タ−ビンの非常トリツプ試験装置
JP3613360B2 (ja) タービンの非常調速機のオイルトリップ試験装置
JPH0564401U (ja) 塞止弁のテスト装置