JPS58160396A - 冷間圧延用潤滑剤 - Google Patents

冷間圧延用潤滑剤

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JPS58160396A
JPS58160396A JP4176382A JP4176382A JPS58160396A JP S58160396 A JPS58160396 A JP S58160396A JP 4176382 A JP4176382 A JP 4176382A JP 4176382 A JP4176382 A JP 4176382A JP S58160396 A JPS58160396 A JP S58160396A
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JP
Japan
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cold rolling
lubricant
oil
rolling
acids
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JP4176382A
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Mitsuaki Iino
飯野 光明
Tatsuo Fujiwara
藤原 辰夫
Tadashi Katabuchi
正 片渕
Yasunori Tomari
泊 康則
Hideo Kanamori
英夫 金森
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷間圧延用潤滑剤に関し、特に鋼板の高速の冷
間圧延を可能にした冷間圧延用潤滑剤に関する。
鋼板等の圧延加工は、その能率を上げ生産性を向上させ
るためにより高速・高圧下の条件で運転されることを余
儀なくされつつあり、現にλθo。
m7分という高速圧延が行なわれている。さらに、圧延
工程の省力化2合理化の立場から圧延油について潤滑性
のほかにミルクリーン性が要求されるようになった。
しかるに、現状のミルクリーンタイプ圧延油で上記のよ
うな高速圧延を行なうと、鋼板等にヒートスクラッチと
称する表面疵が発生し、正常な圧延加工ができないため
、鉄鋼業者にとって大きな問題となっている。
したがって、本発明の第1の目的は高速・高圧下の条件
下でもヒートスクラッチを発生せずにすぐれた圧延性能
を示す冷間圧延油を提供することであり、第一の目的は
ミルクリーンタイプの圧延油としてすぐれた特性を有す
る圧延油を提供することである。すなわち、圧延作業中
に圧延油に混ある。
本発明者らは、高速・高圧下における圧延作業に用いる
圧延油の適性を評価する方法として摩擦係数を測定する
方法や油膜強度を測定する方法など種々あるうち、こと
に特開昭33−737gg号に開示されているバウデン
・レーベン摩擦試Mが実用性の高い評価方法であること
を確認し、さらに圧延試験を併用することにより正確々
評価が行なえることを知見した。
本発明はか\る知見に基いて潤滑性とミルクリーン性を
同時に満足し、すぐれた圧延性能を示す冷間圧延用潤滑
剤を検索して完成されたものである。
本発明は(A)炭素数/ダ以上の多価カルボン酸の7種
またはΩ種以上の混合物を含有することを特徴とする冷
間圧延用潤滑剤であり、さらに上記(5)の化合物と共
に(B)高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、多価カルボ
ン酸のエステルの中から選ばれた7種1だ2種以上の混
合物とを含有することを特徴とする冷間圧延用潤滑剤で
ある。
本発明の冷間圧延用潤滑剤の基油は特に制限がなく既知
の潤滑油の中から任意に使用でき、たとえばパラフィン
系やナフテン系鉱油のほか合成油。
油脂(牛脂、パーム油等)などがある。これら基油は4
1.0°Cにおける粘度が/、5 cst以上のものが
好ましい。
次に、 (Al成分たる炭素数77以上の多価カルボン
酸としてはテトラデカメチレンジカルボン酸。
ヘキサデカメチレンジカルボン酸、オクタデカメチレン
ジカルボン酸、エイコサメチレンジカルボン酸、ドコサ
メチレンジカルボン酸、乙−エチルへキサデカメチレン
−/、/乙−ジカルボン酸。
g−エチルへキサメチレン−/、/乙−ジカルボン酸、
乙−ブチルテトラデカメチレン−7、/’l−ジカルボ
ン酸2g−ブチルテトラデカメチレン/。
/クージカルボン酸などを挙げることができる。
これらは単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組合
せた混合物として用いてもよい。これらの中では飽和分
岐二塩基酸が最も好ましい。この(Al成分は基油に対
して0.0/〜汐0重量%の割合で添加する。添加量が
0.θ/重量係未満では目的とする効果が十分に得られ
ず、SO重量係を超えると貯蔵安定性、ミルクリーン性
能を害するので好ましくない。
第1の本発明にあっては、基油に上記(5)成分を配合
することによって所望の冷間圧延用潤滑剤を得ることが
できる。しかし、囚成分と共に下記(B)成分を配合す
ることにより一層良好な冷間圧延用潤滑剤が得られる。
第一の本発明において、上記(4)成分と共に用いる(
B)成分は高級脂肪酸、高級脂肪酸エステルおよび多価
カルボン酸のエステルの中から選ばれた7種または2種
以上の混合物である。こ\で高級脂肪酸としてはラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イ
ソステアリン酸、オレイン酸、アラキン酸、ベヘン酸、
リグノセリン酸などを挙げることができる。また、高級
脂肪酸エステルとしてはブチルステアレート、オクチル
パルミテートlオレイルオレエート、オレイルベヘネー
ト、アラキニルベヘネート、/−メチルドデシルベヘネ
ート、/−メチルテトラデシルベヘネートなどがある。
多価カルボン酸エステルの例としてはドデカメチレンジ
カルボン酸のジメチルエステル、ドデカメチレンジカル
ボン酸のジオレイルエステル、ドコサメチレンジカルボ
ン酸のジメチルエステル、ドコサメチレンジカルボン酸
のジオレイルエステルなどがある。前述のように、これ
ら(B)成分は単独で用いてもよく、あるいは適当化合
物をΩ種以上組合せて用いてもよい。この(Bl成分は
基油に対して0.!; −9!;重量%の範囲で添加す
る。0.3重量係未満では効果が認められないからであ
る。また95重量係を超えるとミルクリーン性能が低下
するので好ましくない。ミルクリーン性能を保持するた
めには、60重量%以下とすることがよシ好ましい。(
4)成分と(B)成分とを併用することにより、圧延性
能を著しく向上させ、バウデン値を向上させることがで
きるとともに(5)成分の配合量を低減することができ
、それによって貯蔵安定性、ミルクリーン性能を一層改
善できる効果がある。
上記第1および第一の本発明において、必要に応じて補
助的成分を適宜加えることができる。補助的成分として
は粘度指数改良剤、腐食防止剤。
乳化剤、酸化防止剤などがある。
本発明にしたがい基油に対して前記(A)成分あるいは
FA)成分と(B)成分を適量加えることによって、バ
ウデン・レーベン摩擦試験における摺動回数(バウデン
値)を向上させることができる。しかも、本発明の潤滑
剤は高速・高圧下でもヒートスクラッチを発生せずすぐ
れた圧延性能を示す。また、圧延作業中に圧延油に混入
する摩耗粉を効率よく除去できるため、圧延性能の低下
防止を図ると共に焼鈍性の向上や寿命の延長が可能であ
り、長期循環安定性を有していることも本発明の潤滑剤
の特色の7つである。しだがって、本発明の潤滑剤は冷
間圧延用に極めて有用である。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例/〜グ 基油としてパラフィン系鉱油(粘度(り0°C)100
cBt)を用い、これに多価カルボン酸を第1表に示し
た如く添加して冷間圧延用潤滑剤を調製した(配合量は
重量部)。
この潤滑剤について特開昭33−737gg号に開示さ
れているバウデンーレーペン摩擦試験に準じて削ヒート
スクラッチ性の評価を行なった。
すなわち神鋼造機製のバウデンーレーペン摩擦試験機を
用い、すべり速度4tmm/eec、摺動距離10闘、
荷重3#、温度200°C2供試油量70〜/5yny
 (ガラス棒で拡げる)、試験片:鋼球(3”。
6 SUJ−,2) 、板(住友金属製ダル板、厚さθ、乙
〜o、gmm 、巾10朋、長さ700mm)の試験条
件で摩擦係数が0.7Sを越えるまでの摺動回数(すな
わち往復回数)を測定して圧延性を評価した。結果を第
1表に示す。
第   /   表 実施例s〜10.比較例/〜り 基油としてパラフィン系鉱油(粘度(100°C)10
0C8t)を用い、これに囚成分としての多価カルボン
酸とCB+成分としての高級脂肪酸などの化合物を所定
量配合(単位は重量部)して冷間圧延用潤滑剤を調製し
た。以下、実施例/に準じて該潤滑剤の圧延性を評価し
た。結果を第2表に示す。
第   λ   表 *l 市販品(合成エステル系ミルクリーン圧延油) *2   〃  (同       上       
)実施例//、/λ 実施例/および実施例10に用いた潤滑剤に水ト乳化剤
(ホリオキシエチレンノニルフェニルエーテル)を用い
て3係の乳化液を調製した。
この乳化液について圧延機:可逆式精密λ膜圧延機(吉
田第λ記念製)、圧延速度: 、;l Q Q m/ 
min、、圧延材: 5PHC! J377+、 X 
3 Q mm X / Q Q mコイルの条件で圧延
試験を行なった。捷だ、比較例/および比較例3の潤滑
剤についても同様にして試験を行なった。結果を第1図
に示す。
さらに、上記乳化液lL/、0tに摩耗粉、207を投
入し、攪拌、循環をに時間桁々つだ後の循環乳化液中に
残存する摩耗粉量を測定した。結果を第3表に示す。な
お、摩耗粉として実機から採取した摩耗粉をヘキサン洗
浄してFe2O3が約90%(粒径0.07〜0.にμ
)のものを用いた。また、循環条件はタンク液温:30
°C2加熱板ニア30°C1循環量: 3 t/min
、とした。
第   3   表 実施例 /         /3 〃 10        λ0 比較例 /        230 //   3       .230
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の潤滑剤についての圧延性を示すグラフで
ある。 特許出願人 出光興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)炭素数/1以上の多価カルボン酸の7種またはΩ種
    以上の混合物を含有することを特徴とする冷間圧延用潤
    滑剤。 2)炭素数/4’以上の多価カルボン酸として飽和分岐
    二塩基酸を含むものである特許請求の範囲第7項記載の
    冷間圧延用潤滑剤。 3)(4)炭素数79以上の多価カルボン酸の7種また
    はΩ種以上の混合物および(Bl高級脂肪酸、高級脂肪
    酸エステル、多価カルボン酸のエステルの中から選ばれ
    た7種またはΩ種以上の混合物とを含有することを特徴
    とする冷間圧延用潤滑剤。 4)炭素数/1以上の多価カルボン酸として飽和分岐二
    塩基酸を含むものである特許請求の範囲第3項記載の冷
    間圧延用潤滑剤。
JP4176382A 1982-03-18 1982-03-18 冷間圧延用潤滑剤 Granted JPS58160396A (ja)

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JPS58160396A true JPS58160396A (ja) 1983-09-22
JPH0322435B2 JPH0322435B2 (ja) 1991-03-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4832860A (en) * 1986-03-03 1989-05-23 Idemitsu Kosan Company Limited Lubricating oil for metal working
US5032303A (en) * 1988-02-15 1991-07-16 Nynas Industri Ab Method in the processing of aluminum and the use of certain acids in oils therefor
CN115873651A (zh) * 2022-12-09 2023-03-31 重庆化工职业学院 一种改性石墨烯增效的生物降解乳化油及其制备方法
CN115873651B (zh) * 2022-12-09 2024-05-31 重庆化工职业学院 一种改性石墨烯增效的生物降解乳化油及其制备方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833005A (ja) * 1971-09-02 1973-05-07

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