JPS5815854Y2 - 温度補償回路 - Google Patents

温度補償回路

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Publication number
JPS5815854Y2
JPS5815854Y2 JP2224978U JP2224978U JPS5815854Y2 JP S5815854 Y2 JPS5815854 Y2 JP S5815854Y2 JP 2224978 U JP2224978 U JP 2224978U JP 2224978 U JP2224978 U JP 2224978U JP S5815854 Y2 JPS5815854 Y2 JP S5815854Y2
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JP
Japan
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operational amplifier
temperature compensation
temperature
resistor
output
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Application number
JP2224978U
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English (en)
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JPS54146252U (ja
Inventor
田中藤尚
Original Assignee
株式会社北辰電機製作所
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Publication date
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、温度が変化すると測定値が変化する物理量(
例えば導電率)を自動的に温度補償して基準温度に変換
する温度補償回路に関し、現場で簡単に温度補正係数を
設定出来る温度補償回路を得ることを目的とするもので
ある。
温度によって測定値が変化する物理量は種々あるが、以
下に導電率を例にとって説明する。
導電率は温度による変化が1〜4%/℃位と大きく、温
度係数は溶液の種類、濃度等によって大きく異なってい
る。
導電率を測定するには、セル定数の既知の電極に一定振
幅の交流又は直流を加え、溶液中に侵して電極に流れる
電流を測定する。
温度補償をする場合従来は、この電流を溶液の導電率と
同一温度係数を有するサーミスタ等の温度補償素子に流
し、温度補償素子の両端間に発生する電圧により温度補
償された導電率を得ていた。
ところで、溶液の導電率の温度係数は溶液の種類、濃度
によって異なっているので、特に混合溶液の場合現場で
取付けてから温度補償係数を再調整する必要が生ずる場
合がある。
しかしながら、上記従来方式での温度補償係数を変更す
るには、サーミスタを交換したりサーミスタの特性を調
整している抵抗を交換したりする必要があり、特殊な部
品、工具が必要となり現場で行なうことが難しい。
そこで本考案は、ダイヤル目盛を合わせるだけで温度補
償係数が設定出来、温度補償係数の変更も現場で工具、
測定器なしで行なえるようにしたものである。
第1図は本考案による温度補償回路の一実施例を示す回
路図であり、この回路の構成は次の様である。
入力端子aは抵抗R1を介して第1の演算増幅器Q1の
反転側入力端に接続されている。
演算増幅器Q1の反転側入力端と出力端との間には抵抗
R2が接続されている。
演算増幅器Q1の出力端は出力端子すに接続されている
演算増幅器Q1の出力端とコモン電位との間には可変抵
抗器VR1が接続されていて、可変抵抗器VR1の摺動
端子は抵抗R5を介して第1の演算増幅器Q1の非反転
側入力端に、またサーミスタ等の温度によって抵抗値が
変化する温度補償素子Rtを介して第2の演算増幅器Q
2の反転側入力端に接続されている。
演算増幅器Q2の非反転入力端はコモン電位に接続され
ていて、反転側入力端と出力端との間には抵抗R3が接
続されている。
演算増幅器Q1の非反転入力端は抵抗R4を介して演算
増幅器Q2の出力端と、抵抗R6を介してコモン電位に
接続されている。
すなわち可変抵抗器VR1で分壓された演算増幅器Q1
の出力は演算増幅器Q2で反転されて演算増幅器Q1の
非反転入力端に人力されるので、可変抵抗器VRIの出
力は演算増幅器Q1に負帰還される。
この回路において、入力端子aへの入力重上を**■l
、演算増幅器Q1の出力重臣をVo、演算増幅器Q2の
出力型モをVf、可変抵抗器VRIの分匡比をkとし、
各抵抗の抵抗値をその記号で示し、演算増幅器Q1の利
得が無限大であるとすると次式が成立する。
従って、 (1) 、 (2)式より ここでR2 R1 、R4=R5 R6とすると (3)式は、 となる。
ところで、導電率を始めとして温度tに対して指数関数
的に変化する物理量は多い。
このような温度指数関数(e−α(t−tO)を持つ物
理量を温度補償するに当り、次のようにする。
の 桁を。
αtに比例させる。こ礼は温度補償素子Rtと並列に適
当な抵抗を接続することにより調整出来る。
■ 抵抗値R3を基準温度toにおける温度補償素子の
抵抗値Rtに等しくする。
このようにすると(4)式は次式のようになる。
温度範囲を限定すると、(5)式は次式のように近似で
き、第1図回路で温度補償が可能なことが判る。
ここで温度係数α′は、可変抵抗器VRIを調整して分
玉比kを変化させることによってα′=にαと可変であ
り、α′〈αである。
第2図は、(5)式に示す入出力特性を持つ本考案によ
る第1図回路における分モ比kによる誤差の程妾を示す
特性図であり、α−0,04(4%)でなお誤差は、 である。
したがって、第2図に示す特性図から明らかなように、
分玉比kを変えることによって誤差を持つが、温度範囲
を限定することにより十分実用となる。
以上本考案によれば、次の様な利点がある。
(1)温度に関して指数関数的に変化する物理量を高精
度で補償出来る。
(2)工具、測定器なしで温度補正係数を可変出来る。
(3)温度補正係数を可変するためには、可変抵抗器V
R1を1ケ所可変するだけで良い。
(4)基準温度が変わって温度補償素子の基準温度にお
ける抵抗値が変わっても、抵抗R3を1個変えるだけで
良い。
なお、第1図回路における温度補償素子R1と抵抗R3
を置換えた温度補償回路とすれば、この回路の入出力特
性は(4)式から明らかなように、となる。
ここで温度補償素子R1にサーミスタヲ使用スルト、R
1=e−β(t−t o ) < ココテ、β〉3 θ)に近似させることが出来るので、温度が高くなると
小さくなる物理量に対する温度補償を行なうことが出来
る。
第3図は本考案による温度補償回路の他の実施例を示す
回路図であり、第2の演算増幅器Q2を省略したもので
ある。
したがって第3図においては、可変抵抗器VRI**の
摺動端子から温度補償素子Rtを介して演算増幅器Q1
の反転側入力端に負帰還がかけられている。
すなわち第3図実施例では、第1図実施例のように可変
抵抗器VR1の出力は演算増幅器で反転されない。
従って負帰還をかけるためその出力は演算増幅器Q1の
非反転入力端ではなく、反転入力端に人力している。
この回路において、入力端子aへの人力重臣をVi、演
算増幅器Q1の出力電圧を■3、可変抵抗器VR1の分
圧比をkとし、各抵抗の抵抗値をその記号で示し、演算
増幅器Q1の利得が無限大であるとすると次式が成立す
る。
による。
従ってこの回路の入出力特性は次式の様になる。
ここでR5=(a+1 )R6(a>0)、R2=aR
1=(基準温度におけるRt) とすると、(8)式は次式の様になる。
a + 1 この(9)式は(4)式と比べると、分母はkを、工、
にとおいたものと同じであるから、この回路の場合も温
度補償が可能なことが判る。
ただしこの第3図回路は回路構成が簡単になるという長
所を持つ反面、第1図回路と比較して次の様な短所があ
る。
(1)温度係数は分圧比kに3+1をかけたものでa
+ 2 あるから、同一の温度補償素子を使用した場合補償出来
る範囲が狭くなる。
(2)基準温度が変わって温度補償素子の基準温度にお
ける抵抗値が変わった場合、抵抗R1とR2の2個の抵
抗を再調整しなければならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温度補償回路の一実施例を示す回
路図、第2図は本考案回路における誤差の程度を示す特
性図、第3図は本考案による他の実施例を示す回路図で
ある。 Ql:第1の演算増幅器、Ql:第2の演算増幅器、R
t:温度補償素子、VRI :可変抵抗器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 入力信号を増幅する第1の演算増幅器と、こ
    の第1の演算増幅器の出力を分匡する可変抵抗器と、こ
    の可変抵抗器の出力を上記第1の演算増幅器に正帰還す
    る手段と、上記可変抵抗器の出力を上記第1の演算増幅
    器に負帰還する温度によって抵抗値が変化する温度補償
    素子を有する手段とからなる温度補償回路。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲(1)において、上記負
    帰還する手段を、入力抵抗又は帰還抵抗に温度補償素子
    を使用する第2の演算増幅器とした温度補償回路。
JP2224978U 1978-02-24 1978-02-24 温度補償回路 Expired JPS5815854Y2 (ja)

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JP2224978U JPS5815854Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 温度補償回路

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JP2224978U JPS5815854Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 温度補償回路

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Publication Number Publication Date
JPS54146252U JPS54146252U (ja) 1979-10-11
JPS5815854Y2 true JPS5815854Y2 (ja) 1983-03-31

Family

ID=28856655

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JP2224978U Expired JPS5815854Y2 (ja) 1978-02-24 1978-02-24 温度補償回路

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JP6728777B2 (ja) * 2015-04-01 2020-07-22 富士電機機器制御株式会社 電流検知装置

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JPS54146252U (ja) 1979-10-11

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