JPS58157775A - オルト−ニトロフエノ−ルと一酸化炭素から2−ベンズオキサゾロンおよびその誘導体を製造する方法 - Google Patents

オルト−ニトロフエノ−ルと一酸化炭素から2−ベンズオキサゾロンおよびその誘導体を製造する方法

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JPS58157775A
JPS58157775A JP58028417A JP2841783A JPS58157775A JP S58157775 A JPS58157775 A JP S58157775A JP 58028417 A JP58028417 A JP 58028417A JP 2841783 A JP2841783 A JP 2841783A JP S58157775 A JPS58157775 A JP S58157775A
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reaction
group
ortho
nitrophenol
solvent
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JP58028417A
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ジヤツク・クルブナル
ジヤン−マリ−・コグニオン
ピエ−ル・ドユルアル
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Produits Chimiques Ugine Kuhlmann
Ugine Kuhlmann SA
Original Assignee
Produits Chimiques Ugine Kuhlmann
Ugine Kuhlmann SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D263/00Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
    • C07D263/52Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D263/54Benzoxazoles; Hydrogenated benzoxazoles
    • C07D263/58Benzoxazoles; Hydrogenated benzoxazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は窒素含有へテロ芳香族塩基と全域粒子または酸
化物の形で付着させた貴金属および他の遷移全域を含む
担体付触媒の存在下に、オルト−ニトロフェノールと一
酸化炭素とを高圧下に反応させることによって2−ベン
ズオキサシロンおよびその誘導体を製造する方法に関す
るものである。
2−ベンズオキサシロンはファインケミストリの分野に
おいて、−に或種の色素の顕色化において使用される中
間体である。オルト−ニトロフェノールからこれを合成
する従来の合成法は2工程を要するものであって、その
第1工程はオルト−アミノフェノールを得るための水素
冷加工程であり、第2工程はホスデン化工程である。従
来の合成法はホスダンを使用するために多くの不利な点
を有する。すなわちこの危険な物質であるホスダンを合
成してこれを取扱う必要があり、かつ副生成物としてか
なりの童のt4酸が生じ、そのために、塩酸を使用する
反応を実施するかまたはこれを電解する必要かあり、そ
れゆえに、別のプラントを建設しそしてこれを保守しな
ければならないが、そのために多額の費用がかかる。
したがって、ホスゲンの使用を避け、かつ1段階で2−
ベンズオキサプロンを合成できる方法の開発は、実際に
非常に興味深いことである。
種々の合成法が考えられるが、そのなかの1つとして、
次の反応式 に従ってオルト−ニトロフェノールに一酸化炭素を反応
させる方法が、特公昭48−34875号公報に記載さ
れている。この合成法は、白金族金属のハロゲン化物と
元素周期表第vb7#、第v+b族または第■■族の金
属の酸化物とを組合わせてなる触媒の存在下に実施され
るが、該触媒の回収および再9#環に関する詳細な説明
は記載されていなG)。さらに、この系の組成および正
確な構造も明確に記載されていないが、該系は適当な反
応速度を得るために触媒を高濃度で使用しなければなら
ないものである。
担体上に付着せしめられた金属クリスタライトまたは酸
化物の形で存在する貴金属および第2遷移金属から構成
された触媒系を、窒素含有へテロ芳香族塩基と組合わせ
て使用した場合には、この触媒系は、オルト−ニトロフ
ェノールから2−ベンズオキサシロンへのカルボニル化
反応において特に測度の選択性および活性を示すことが
、今回本発明者によって見出された。
本発明方法は、次式 (ここにRは水素またはハロゲン原子を表わし、あるい
は炭素原子1−10個のアルキル基を表わし、あるいは
アルコキシ基OR’を表わし、しかしてこのR′は炭素
原子1−10個のアルキル基を表わす)を有するオルト
−ニトロフェノール分子に適用し得るものである。
本発明方法では、元素周期表第■■族貴金属を、第vb
族、第■b族または第vll族から選ばれた第2遷移金
属と組合わせて、金属粒子または酸化物の形で担体上に
存在させて使用する。
上記金属の好ましい組合わせの例には次の系があげられ
る:パラジウム−モリブデン系、パラジウム−鉄系;バ
ラゾウムーバナジウム系;白金−モリブデン系;白金−
鉄系。たたし本発明では決して上記に例示した系のみに
限られるものではない。
本発明に使用される触媒を得るために、前記金属または
酸化物は、種々の種類の鉱物または有機金属化合物から
作られた種々の種類の担体上に公知含浸技術に従って付
層させることができ、そしてこれは、其後に適当な処理
を行うこきができる。
前記金属化合物は1種づつ順番に供給して含浸操作を行
うこともできるが、これらを同時に含浸させるのが好ま
しい。
たとえば、窒素雰囲気のもとて担体上を、余端誘導体の
有慎浴媒沼液または水浴液で被櫟し、次いで全体に真空
下で脱がス操作を行い、溶媒を留去させることができる
他の操作方法について述べれば、定常的に回転しており
規則的に攪拌されるフラスコの中に前記担体を入れ、前
記金属部導体の浴液を散布し、ただしこの散布は、溶媒
がその供給量に比例して蒸発するような温度、圧力条件
のもとで行うのである。
使用できる金属前駆体(7″レカーサー)の例には前記
貴金鵜の酢酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、有機金属錯体
:他の遷移全極の酢酸塩、硝酸塩、ハロゲン化物、イ6
識塩;混合塩類たとえはモリブデン酸アンモニウムまた
は前記の一対の金属を面接含有するヘテロ多金属型分子
錯体があけられる。
混合クラスター(m1xed clusters )は
前記の分子種(molecular 5pecies 
)の好ましい1例である。
含浸された担体中に含まれる前記プレカーサーを分解し
て、前記反応において活性を示す金属クリスタライトま
たは酩′化物を生成させるために、前記の含浸された担
体を乾燥後に、窒素雰囲気中で線状温度プログラム(1
inear temperatureprogramm
e )に従って2°C/分の加熱速度で、少なくとも3
00°Cの高温に加熱する。
種々の種類の担体が使用でき、その例にはアルミナ、シ
リカ、シリカ−アルミナ、マグネシア、活性炭、炭化珪
素があげられる。
含浸操作は、担体上の貴金属の量が0.1−20重′#
%、好ましくは1−15重量%になるような方法で実施
できる。第2金属のグラム原子数/貴金属のダラム原子
数の比は、10−2ないし102、好ましくは0.1な
いし10の範囲内の値とする。
本発明方法では、担体上に担持された前記触媒の存在下
に、かつビリシンまたはキノリンの如き窒素含有へテロ
芳香族塩基の存在下に、高温高圧下にニトロフェノール
を一酸化炭素と接触させるのである。
反応媒質中に窒素含有へテロ芳香族塩基を存在させるこ
とにより、触媒の活性および選択性か改善できる。
これは反応媒質に10−2ないし60モル、好ましくは
0.1ないし10モル(ニトロ誘導体1モル当り)添加
される。
反応媒質中の触媒濃度(「貴金属のダラム原子数」/「
変換すべきニトロ基の数」の比の値で示す)は、10−
4ないし1、好ましくは5 X 10−”ないし10−
1の範囲内で種々変えることができる。
この反応は溶媒の不存在下に溶融オルト−ニトロフェノ
ール中で実施できるが、溶媒で希釈するこ七により選択
率の値を一層良くするこきができる。使用するのに好ま
しい溶媒の例にはヘキサン、ヘプタン、n−デカン、デ
カリン、ベンゼン、トルエン、キシレンの如き飽和また
は芳香族炭化水素;クロロベンゼンやジクロロベンゼン
の如き芳合族ハロケゞン化物;ビリシンやビピリジンの
如き室索含有標素項式化合物があげられる。同様に、バ
ー弗素化メチルデカリンオたはトリクロロトリフルオロ
エタンの如き弗素化溶媒も使用できる。
溶媒の存在下に操作を行う場合には、溶媒の比率は臨界
条件ではないが、一般に溶媒中にニトロ肪導体を5−5
0車幇%含有する溶液を用いて反応操作が実施され得る
反応温度は100−500℃、好ましくは’150−2
50°Cである。
圧力は20−500パール、好ましくは100−650
パールである。
オートクレーブ型の装置を用いて非連続式操作方法に従
って操作を行うことができ、あるいは連続式操作方法に
従って操作を行うこきができ、連続操作の場合には、ベ
ンズオキサシロン生成物力1 生成するにつれて、それを逐次排出させることができる
触媒は反応媒質に不治であるから、これは反応終了後に
濾過により答易に除去でき、そしてこれは安定であるか
ら、活性を低下させることなく再1Jlv猿できる。
以下の実施例に記載の試験は、次の方法に従って行われ
たものであった。すなわち容量が500m1であり、磁
力攪拌装置が付いており、500バール以下の圧力、3
0口’C以下の温度において操作できるハステロイC製
オートクレーブを用いて、非連続式操作方法に従って操
作を行った。オルト−ニトロフェノール、ヘテロ芳香族
塩基、溶媒および触媒を入れた前記オートクレーブを、
室温において一1投化炭素で加圧する前に、窒素を用い
て掃気した。次いでこれを所定の温度に加熱した。
反応の進行度は圧力記録(recordal of p
ressure)を利用して制御した。反応終了後に、
残存ニトロフェノールおよびベンズオキサシロン生成物
の彊。
を高圧液体クロマトグラフィにより測定した。
2 各実施例中の試験結暇の中に示された諸値は、下記の式
を用いて傅〕出されたものである。
T、T、G、 (全変換率)= ベンズオキサシロンへの選択率= ベンズオキサシロンの収率= 実施例1 粒径200−600μmの粒子に粉砕されていて250
m2/、9の比衣面損を有するコンデアヘミ社(C0N
DEA CHEMIE )から市販されている純アルミ
ナ10gを、蒸発器上の50 lnl’l+ 量のフラ
スコの中に入れた。この担体(すなわち上記アルミナ)
に100 mm (水銀)の分圧下に脱がス操作を15
分間行った。次いで、酢酸パラジウム1.05gきモリ
ブデン酸アンモニウム0.92 gとを含む水性アンモ
ニア溶液170rILlを前記相体上に攪拌下に滴下し
たが、この操作は、溶媒の蒸発が瞬間的に起るように蒸
発器の油浴温度を調節しながら行った。前記溶液を全部
供給した後に、幹:燥した含浸担体を、窒素で掃気され
た燃焼管に入れ、2℃/分の加熱速度で300℃以下の
高温に徐々に加熱した。この高温に20時間保った後に
水素流を20分間通過させ、次いで窒素の存在下に冷却
した。分析の結果、パラジウム含量は4.8%であり、
モリブデン含量は5.8%であることが判った。
このようにして予じめ調製された触媒2.22.9を、
オルト−ニトロフェノール13.9 、!/ (0,1
モル)およびピリジン1gと共にオルト−ジクロロベン
ゼンと混合して全t 100 mAとし、500’ff
1J容量のハステロイC製オートクレーブに入れた。
窒素を用いて掃気した後に、20°Cにおいて圧力が2
00バールに達するまで一酸化炭素を圧入した。オート
クレーブを密閉し、攪拌下に200 ’0に1時間40
分間加熱した。次いでこれを冷却し、反応混合物を回収
(−た。触媒をp過により回収した佐に、乾燥状態にな
るまで浴媒を蒸発させた。
濃灰色の残留物が13.5 g得られたが、その赤外ス
ペクトルは2−ベンズオキサシロンのスペクトルに相当
するものであった。クロマトグラフ分析の結果、ニトロ
フェノールのT、T、G、は100%、粗製2−ベンズ
オキサシロン(融点=138℃)への選択率も100%
であった。
熱湯からの再結晶後の歴1点は140℃であり、そして
この生成物の元素分析値(%)は下記の通りであった。
%C%N  %N −理論値 ・・62.22 3.70 10.37−測
定値・・ ・62.02 3.71 10.11比較試
験 試験A オルト−ニトロフェノール13.9 、!9および予じ
め調製された触媒2.22.9をオルト−ジクロロベン
ゼンと混合して全11Al 1001dとし、これを容
量5 5QQm6のハステロイC製オートクレーブに入れた。
窒素で掃気した後に一酸化炭素を導入して圧力を200
バールとし、200℃の温度に加熱した。導入してから
1時間後に圧力か徐々に低下し7始め、反応を5時行っ
た後に安定化した。冷却(7、反応混合物が乾燥状態に
なるまで蒸発操作を行った後に、分析を行った。T、T
、G、は97%、粗製2−ベンズオキサシロンへの選択
率は91%であった。
試験B オルト−ニトロフェノール13.9 g、エンゲルハー
ド社(ENGELHARD )から市販されているアル
ミナ担体上lこパラジウムを5%含有してなる触媒2.
1 、!i’ (このアルミナ担体の比表面積は100
m2/g以上)およびピリジン1gにオルト−ジクロロ
ベンゼンを加えて全量100ral吉し、これをハステ
ロイC製オートクレーブに入れた。操作は既述の実施例
に記載の方法に従って行った。常温において一酸化炭素
により全圧を200バールに高め、そしてこれを2[]
0℃に加熱した。消費を伴6 うことなく1時間の誘導期か経過した後に、反応を4丁
時間行った。次いで反応器の出口の反応混合物を分析し
た。T、T、G、は100%、2−ベンズオキサシロン
への選択率は89.5%であった。
実施例2 実施例1に記載の技術を用いて、コンデア社(C0ND
lli:A CHEM工E )から市販されている純ア
ルミナ10.9にモリブデン酸アンモニウム0.92を
含浸させ、次いで酢酸パラジウム0.97 gを含浸さ
せた。熱処理後に触媒が得られたが、そのパラジウム含
量およびモリブデン含量の測定値はそれぞれろ、5%お
よび4.5%であった。
実施例1で使用されたオートクレーブにオルト−ニトロ
フェノール15.9 & 、ビリシン1gおよび触媒3
gを入れ、オルトジクロロベンゼンを加えて全t103
mlとした。−酸化炭素により反応器内の圧力を200
バールに調節し、200°Cの温度に加熱し、反応を2
÷時間行った。冷却し、膨張させた後に当該混合物を分
析した。二)ローフエノールのT、T、(’)、は10
0%、2−ベンズオキサ・lロンへの選択率は91%で
あった。
実施例6 オルト−ニトロフェノール13.9g、実施例2に記載
の方法により調製された触媒3gおよびビリシン1gを
オートクレーブに入れ、オルト−ジクロロベンゼンを加
えて装入原料の全容量をl Q Q rnlにした。こ
の場合には一酸化炭素の圧入により圧力を100バール
に高め、そして200 ’Cに加熱した。反応を5÷時
間行い、次いで冷却し、膨張させ、反応混合物の分析を
行ったT、T、G、は93.5%、ベンズオキサシロン
への選択率は98%であった。
実施例4 実施例I Fir!載の方法に従ってパラジウムおよび
モリブデンを基本成分とする混合触媒を製造した。
分析の結果、パラジウムおよびモリブデンの量はそれぞ
れ4.7%および4.2%であった。
オートクレーブにオルト−ニトロフェノール13.9 
g、触媒2.6gおよびビリシン1gを入れ、オルト−
ジクロロベンゼンを加えて全量103 mlとした。冷
い状態で一酸化炭素により圧力を200バールに調整し
、次いで200℃に加熱した。1時50分の反応時間が
経過した後に、オートクレーブを冷却し、中の物質を全
部取出し、−過により触媒を回収し、反応混合物を分析
した。T、T、G。
は100%、ベンズオキサシロンへの選択率も100%
であった。
実施例5 前記実施例4において回収された触媒2.3 、?を反
応器に決し、これと共にオルト−ニトロフェノール13
.3g、ビリシン11および溶媒としてのオルトジクロ
ロベンゼン(全量を100m1にするに充分な量使用し
た)を反応器に入れ、全量を100m1とした。操作は
実施例4の場合と同じ条件のもとで行って、−酸化炭素
により圧力を200バールに高め、200°Cに加熱し
た。また、反応も1時間50分行い、次いで反応器の内
容物を分析した。オルト−ニトロフェノールのT、T、
G。
は100%、2−ベンゾオキサ・グロンへの選択率も1
00%であった。かように、この触媒では再9 俯壊後においても、活性および選択性の低下は全く認め
られなかった。
実施例6 実施例1に記載の技術を用いて、コンデアヘミ−社(C
0NDEA CHEMIE )から市販されている純ア
ルミナ10gを、酢酸パラジウム1.05 、!IZお
よび修酸第二鉄(五水和物) 2.07 gを含有する
水浴液中に含浸させた。熱処理の後ζこ触媒が得られた
が、その中のパラジウムおよび鉄の量の測定値はそれぞ
れ4.6%および4.0%であった。
実施例1において使用されたオートクレーブにオルト−
ニトロフェノール13.9 、!i’ 、ピリジン1g
および触媒2.1gを入れ、オルト−ジクロロベンゼン
を加えて全量を100mJとした。既述の実施例に記載
の条件と同じ条件のもとて操作を行って一酸化炭素によ
り室温において全圧を200バールに高め、次いで20
0°Cに加熱した。反応を21時間行い、次いで反応器
を冷却し、反応混合物を分析した。ニトロフェノールの
T、T、G、は92%、2−ベンズオキサシロンへの選
択率は0 95.6%であった。
実施例7 4−クロロ−2−二トロフェノール15g、2’リジン
1g、および実施例4の方法により製造された触媒1.
98 gをオートクレーブに入れ、オルト−ジクロロベ
ンゼンを加えて全量100 mlとした。−酸化炭素に
よって圧力を200バールに高め、次いで200℃に加
熱した。反応を1時間30分行い、次いで冷却し、膨張
させ、反応混合物の分析を行った。5−クロロ−2−ベ
ンズオキサシロンが13.2g得られた( Rdt 9
0%)。
熱湯からの再結晶後の融点は188℃であり、そしてこ
の生成物の分析値(%)は次の通りであった。
% C%H%N %01 理論値  49.58 2.38 8.26 20.9
1測定値  50.67 2.34 8.24 20.
92実施例8 粒径200−600μm、比表面積350 m2/gの
市販アルミナ4gを、混合クラスターPdzCrg(η
5−C+H+)2(Co)6(PPhz)2の塩化メチ
レン溶液中に含浸した。このクラスターは P、BRAUN8TEIN等の論文(Angew、Ch
em、Int、Ed。
Engl、、 1978.17.596〕およびR,B
ENDERおよびP、BRATJNSTEINの論文[
J、Organo−metallic Chem、 1
72 (1979) C51−C54)に記載の製法に
従って調製されたものであった。
650℃において熱処理を行った後に分析したところ、
このようにして調製された上記触媒は、パラジウムを4
%含み、クロムラ1.9%含んでいた。
オートクレーブにオルト−ニトロフェノール6.991
前記触媒1.48 gおよびピリジン0.7gを入れ、
オルトジクロロベンゼンを加えて全量を100MJとし
た。−酸化炭素を200バールの圧力で導入した後に、
オートクレーブを攪拌下に200℃に6時間加熱した。
次いで放冷し、反応混合物を分析した。オルト−ニトロ
フェノールのT、T、G、 ハ28%、ベンズオキサシ
ロンへのI巽択率は94%であった。
第1頁の続き ’3’発明者  ビニール・ドユルアルフランス国ブル
ネソン・シュマ ン・ドウ・ロシグノル・ル・エ サール2 551−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次式 〔ここにRは水素またはハロゲン原子を表わし、あるい
    は炭素原子1−10個のアルキル基を表わし、またはア
    ルコキシ基(この基の中のアルキル基は炭素原子1−1
    0個のものである)を表わす〕のオルト−ニトロフェノ
    ールと一酸化炭素とを、加圧下に液相中で100−50
    0℃の温度において20−500パールの圧力下に反応
    させることにより2−ベンズオキサシロンおよびその誘
    導体を製造する方法において、 (a)  元素周期表第Vl族貴金属を、第vb族、第
    v+b族または第V■族から選択された第2遷移金属と
    組合わせて金属体または酸化物の形で生成させた担体付
    触媒、および (bl  窒素含有へテロ芳香族塩基 の存在下に反応を実施することを特徴とする製造方法。  ゛ (2)担体上の貴金楕の濃度(重を基準)が0.1−2
    0重量%好ましくは1−15軍量%である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 (3)第2金属/貴金域の原子比の値が10−2ないし
    102、好ましくは0.1ないし10である特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の方法。 (4)反応媒質中の触媒確度(「貴金属のダラム原子数
    」/「変換すべきニトロ基の数」の比のイ11で表わす
    )が、10−4ないし1、好ましくは5×10−3ない
    し10−1である特許請求の範囲第1珀−第6項のいず
    れか1項に記載の方法◇(5)窒素含有へテロ芳香族塩
    基を10−2ない1730モル好ましくは0.1ないし
    10モルの濃度にトロ誘導体1モル当り)で供給する特
    許請求の範囲第1項−第4項のいずれか1項に記載の方
    法。 (6)窒素含有へテロ芳香族塩基がビリシンまたはキノ
    リンである特許請求の範囲給1項−第5項のいずれか1
    項に記載の方法。 (7)貴金属がパラジウムであり、第2遷移金属がモリ
    ブデンである特許請求の範囲第1項−第6項のいずれか
    1項に記載の方法。 t8i  反応を溶媒の存在下に行う特許請求の範囲第
    1項−第7項のいずれか1項に記載の方法。 (9)溶媒がヘキサノ、ヘゾタン、n−デカン、デカリ
    ン、ベンゼン、トルエンまたはキシレンの如き飽和また
    は芳香族炭化水素;クロロベンゼンまたはそのジクロロ
    誘導体の如き芳香族ハロゲン化物;ピリジンまたはビビ
    リシンの如き窒素含有複索環式化合物;バー弗素化メチ
    ルデカリンまたはトリクロロ−トリフルオロエタンの如
    き弗素化溶媒である特許請求の範囲第8項記載の方法。 (10)  溶媒中にニトロ誘導体を5−50重景%含
    有する浴液を使用する特許請求の範囲第8項または第9
    項に記載の方法。 0υ 触媒の担体かアルミナ、シリカ、シリカ−アルミ
    ナ、マグネシア、活性炭または炭化珪素である特許請求
    の範囲第1゛項−第9項のいずれか1項に記載の方法。
JP58028417A 1982-02-23 1983-02-22 オルト−ニトロフエノ−ルと一酸化炭素から2−ベンズオキサゾロンおよびその誘導体を製造する方法 Pending JPS58157775A (ja)

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FR8202921A FR2521994A1 (fr) 1982-02-23 1982-02-23 Procede de preparation de benzoxazolone-2 et derives a partir d'orthonitrophenols et de monoxyde de carbone
FR8202921 1982-02-23

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JPS58157775A true JPS58157775A (ja) 1983-09-19

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EP0087347B1 (fr) 1986-01-22
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