JPS58157300A - ステレオ音質調整回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ステレオ音質調整回路に関するものである。

従来のステレオ音質調整回路においては、音質調整用に
２連ボリウムが使用されて−る。しかしながら２連ボリ
ウムを使用した場合、単動ボリウノ・ニ＜らべ取付スペ
ースを余分に必要とし、またコストアップ、工数アップ
を招く。

本発明は、従来の欠点に着目してなされたもので、２連
ボリウムを使用し、た回路に替わり、コストダウン、省
スペース、工数ダウンを目的とした単動ボリウム使用の
ステレオ音質調整回路を提供するものである。

以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。

第１図は本発明の回路のブロック図で、】は加算回路、
２は減算回路、３は単動ボリウムを使用した１系統の音
質調整回路、４は加瀞回路、５は減算回路である。

次に動作罠ついて説明する。ステレオのり、　　Ｒチャ
ンネル信号入力は各々加算回路１、減算回路２を通って
加算、減算が行なわれＲ十りの和信号、Ｒ−Ｌの差信号
を形成する。

Ｒ＋Ｌの和信号を単動ボリウムを使用したモノラル構成
の音質調整回路３に加える。音質調整回路３を通過した
和信号と減算回路２を通過した差信号は加算回路４を通
過して再び加算が行なわれＲチャンネル出力信号となり
、減算回路５を通過して減算が行なわれＬチャンネル出
力信号となって元のり、Ｒ信号に分離される。

−に記の信号通過の過程を数式で表現すると次のように
なる。

Ｌ、Ｒ入力を加算　Ｌ＋Ｒ・・・・・・・・・・・・・
　　　■Ｌ、　Ｒ入力を減算　Ｒ−Ｌ　　　・・・・・
・・・・　　　＠■の和信号は音質調整回路を通過しｒ
；後、再び加算、減算が行なわれる。

■＋■　（Ｌ＋Ｒ）＋（Ｒ−Ｌ）＝２Ｒ・・・・・・・
・・・・・　■■−■　（Ｌ＋Ｒ）−（Ｒ−Ｌ）＝２Ｌ
　　　・・・・・・・・・　■Ｌと２Ｌ、Ｒと２Ｒｉｄ
相似の関係にあり、入力信号は加算、減算を行なっても
概ね損なわれないことがわかる。

尚、本発明は物理的特性として第２図ないし第７図の如
き特徴がある。

以下、その特徴が実用面に及ぼす影響について周波数特
性とセパレーション特性を示した図である。

先づ、周波数特性については、４ｆ！ｆｊ嶌、４ｚへの
重大時のウネリも２連ボリウムを使用した従来回路と全
く同じであり、またＡ９へ、Ａ１域＾粂人時および最小
時も低域は１００Ｈｚ、高域は１０ｋＨｚを中心として
概ね±１０ｄＢ確保しており、従来回路と全く同じであ
る。

次にセパレーション特性であるが、従来回路によｉば、
再生周波数の低域および高域においてはその分離度が低
下する。しかし音楽再生においては低域は方向性を持た
ないことは周知の事実であり、また高域は通常の音楽成
分では方向性はあっても少量である。したがって本発明
では、実用的に分離感覚を重視すべき中域でのセパレー
ションを確保しつつ、１系統の音質調整回路で２系統の
音質調整回路を実現でき実用・化できるものである。

上述のように、本発明は安価な単動ボリウムを使用した
モノラル構成の音質調整回路によってステレオ分の音質
調整を行なうことにより、コストダウン、省スペース、
工数ダウンを達成することができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるステレオ音質調整回路の一実施例
を示すブロック図、第２図ないし第７図は本発明の回路
における特性図である。 １　・・・・・・・・・加算回路、　２・・・・・・・
・減算回路、３・・・・・−・・・音質調整回路、　４
・・・・・・・・・加算回路、５・・・・・・　減算回
路。 特許出願人　松下電器産業株式会社 と　　、 代理人　　星　野　恒　丈−ノ や　　　　　　　　や Ｍ　　　　　　　　　埴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ステレオの音質調整回路において、ステレオのり、Ｒチ
   ャンネル信号の和信号および差信号を形成する回路と１
   単動ボリウムを使用した１系統の音質調整回路と、前記
   音質調整回路を通過した和信号と、前記差信号を加算、
   減算する回路より構成ｌ−てなることを特徴とするステ
   レオ音質調整回路。