JPS58155373A - 無停電低圧回路の導通試験方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電灯、動力機器等、の電力供給源である電
灯分電盤、動力分電盤等の低圧回路の電源が、変電所内
の複数の主開閉器のうち何れかの主開閉器から供給され
ているか迅速確実に調査が可能な無停電方式の低圧回路
導通試験方法である。

低圧電路１分電盤等の工事、保守点検に於ては。

電灯分電盤及び動力分電盤の電源が変電所内のどの主開
閉器から供給されているか調査する必要がある。

このような調査は、従来２人の作業者が１組となって行
っている。即ち、１人が変電所内の主開閉器を１つずつ
開放してゆき、その間に他の１人が。

現場の分電盤で検電器、テスター等によシミ圧を検出し
、その結果を変電所にいる者に無線機等によって知らせ
ている。

しかしながら２通常鉄骨構造の変電所内と現場との間で
は、電波の伝搬状態が悪く、無線機による伝達は困難が
伴う問題があυ、能能率く確実な作業が行なえなかった
。まして前述のような調査を１人で行なおうとすると、
変電所と現場との間を何回も往復しなければならないか
ら、１人での調査は極めて非能率であった。又この調査
の間は。

どうしても停電が伴なうので、稼動中の機械、装置等に
よっては停電ができないものがアシ調査不能の場合もあ
った。

そこで、この発明は停電に伴う問題を解消し、かつ−人
で作業が確実に行なえる無停電方式による低圧回路の導
通試験方法である。

その原理は、変電所主開閉器の２次側配線に取付けた接
地リレーを現場分電盤に接続した可変抵抗を調節するこ
とにより接地リレーを動作さ一！、そのａ接点を介して
、主開閉２次側に接続している電源側配線を抵抗を通し
て、第１．３種接地抵抗に接続する。これにより、変電
所内で電源側配線。

抵抗、第１．３種接地抵抗、大地、第２種接地抵抗、中
性線、変圧器からなる閉回路を構成する。

その時中性線に生ずる大地間の電圧を現場分電盤で検出
することによシ回路の導通が判断できる無停電方式の導
通試験方法である。

以下、これを図示実施例に基づいて説明する。第１図は
、変電所から現場分電盤までの配線の１態様を示す回路
図、第２図は、この回路の接続の１態様を示す接続図、
第３図はこの回路の検出手段の等価回路を示す。

第１図において、１および２は発電所（図示せず）から
の高圧交流電源を、変電所内で動力（三相為の変圧器、
Ｅ２は変圧器１，２の第２種接地。

Ｅ７．５は変電所内の第１．３種接地を示す。３および
４は、動力変圧器１．電灯用変圧器２の低圧側端子に接
続された配電盤内の複数の主開閉器、５および６は、そ
れぞれ配電盤内の複数の主開閉器３．４の各々の２次側
に、構内電線路を介して接続された複数の動力分電盤お
よび電灯分電盤である１、Ｅ３は動力分電盤５．電灯分
電盤６の第３種接地を示す。

第２図には、複数の主開閉器４および複数の電灯分電盤
６のうち、それぞれ屋３のものが示されており２両者が
構内電線路を介して接続されている。

変電所内の７は操作スイッチ、８は抵抗、１０は零相変
流器、９は接地リレーであり、接地リレーのａ接点（接
地リレーが動作した時閉になる接点）９′を介して抵抗
８が、第１．３種接地抵抗Ｅ１．３に接続される。（第
１．２．３種接地が共通でるｈば、別に補助接地をとり
、これに接続する。）一方現場電灯盤６の電源側配線に
接続する１１は操作スイッチ、１２は可変抵抗、１３は
電流計であり、中性線に接続する１４は電圧計であり各
々電灯盤６の第２種接地抵抗に接続する。第３図におい
て電圧計１４で、接地リレー９が動作した時に。

中性線と大地間とに加わる電圧を検出する等価回路を示
す。

従って１以上のような構成によって、変電所内のＡ５主
開閉器４がどの電灯分電盤に接続されているか調査する
には、まず、第２図に示すように。

変電所内のＡ３主開閉器４の２次側に零相変流器１０、
接地リレー９を取付け１回路スイッチ７を投入する。（
ただし、主開閉器４及び電灯分電盤６に漏電しゃ断が設
置されている場合は、接地リレーの動作電流を漏電しゃ
断器の不動作以下の整定とする。） そして１次で現場電灯分電盤６において、可変抵抗１１
を調節して電流計１２の値が、接地リレー９の整定値ま
で調節して電圧計１４が指示するか観察する。

Ａ３の電灯盤以外の電灯分電盤で上記の試験をしても、
接地リレー９は不動作であるので、第６図に示す回路が
できないので、電圧計１４の指示は０（ｖ）である。

これに対して、屋５主開閉器４が接続されたＡ６電灯分
電盤６において上記試験を実施すると、接地リレー９が
動作して、第６図に示す回路が構成されるので、電圧計
１４は、第２種接地抵抗の電圧降下分だけ指示をする。

かくしてＡ３主開閉器４がＡ３電灯分電盤６と接続され
ていることが判明する。なお８以上は電灯主開閉器と電
灯分電盤間の電灯回路で説明したが。

動力主開閉器と動力分電盤間の動力回路でも同様に調査
ができる。

なお、この試験方法は現場の電灯分電盤および動力分電
盤から、各負荷間の配線導通試験にも適用することがで
きる。

以上説明したように、この試験方法を適用すれば。

無停電方式なので稼動中の機械、装置等を停止すること
なく１人で確実に低圧回路の導通試験が実施できる活気
的な方法である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、変電所から現場分電盤までの配線の１態様を
示す回路図 第２図は、この発明にかかる回路接続図第３図は、この
発明にかかる回路検出手段の１態様を示す等価回路図 １．２：変圧器　５，４：主開閉器　５，６：分電盤　
７：回路スイッチ　８：抵抗　９：接地リレー　１０：
零相変流器　１１：操作スイッチ１２：可変抵抗　１３
：電流計　１４：電圧計Ｘ：変電所　Ｙ：構内電線路　
２：現場。 特許出願人　　大　塚　益　男

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主開閉器の２次側に接地を検出する接地リレーを有し１
   分電盤で前記接地リレーを動作させる手段を持ち、前記
   接地リレーのａ接点を介して、前記主開閉２次側の電源
   側配線を抵抗等を通して大地に接続する。 その時発生する中性線と大地間の電圧を分電盤にて検出
   することにより１回路の導通が判断できる無停電を特徴
   とする低圧回路の導通試験方法である。