JPS5815428B2 - マキイトソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は換部装置に関し、更に詳しくは被動式パッケー
ジ用支持部材とクロスワインド・パッケージの捲き巾に
亘って糸を案内するセルフスレッディング型のトラバー
ス糸ガイドとがあり、更にパッケージ用支持部材のウェ
スト捲き域で糸を案内する移動可能な補助糸ガイドを具
えた装置に関する。

こうした型の換部装置はドローワインダやスピンドロー
ワインダに使用されていて周知であり、その換部装置に
よって同じパッケージ用支持部材の上に、換部パッケー
ジ自体に加えて糸端結び用のノツテイング・リザーブ・
ワインディン又は捨て光用のウエストワインデソングの
糸巻付は部が捲かれる。

原則としてこれ等のノツテイング・リザーブ・ワインデ
ィング又はリザーブ・ワインディングは換部工程の始め
に巻かれる。

例えば実際のパッケージの換部操作が始まる前にパッケ
ージ用支持部材の端部の上の例えばボビン・チューブの
上に、而も実際のパッケージの糸捲域の極く近くに捲か
れる。

本発明はスイス特許第４５９８３９号明細書に、開示さ
れた構成より改良したものであり、前記スイス特許に開
示された装置では、トラバース糸ガイドの作動域以外で
、トラバース糸ガイドと、トラバース糸ガイドから上流
に配置された静止糸ガイドとの間に調節可能な補助糸ガ
イドがあり、糸捲付けの始めでクロスワインド・パッケ
ージの巻き付けが始まる以前にリザーブ巻きを巻くため
。

即ち機械が運転停止中に補助糸ガイドが機台に対して調
節でき、機械が運転中は固定状態のまゝであるように機
械に取り付いていて且つ調節可能になっている。

又他の従来の装置では、ウェスト捲き県域で糸を案内す
る目的で、パッケージ軸に平行な平面内でピボット式に
回動出来て、而も糸の案内用刻み目があるレバーが使わ
れている。

このようぴ装置は西独実用新案第１９１３２８．３号明
細書及び米国特許第３２７６７０４号明細書に開示され
ている。

別の従来装置では、糸ガイド切り込みを有する回動でき
る部材があり、その本体の固定軸はボビン軸に対して直
角に配置されていて、そうした装置は英国特許番号第９
５３２２１号明細書に開示されていて、リザーブパンチ
を巻く間の時間は調節でき、その調節は、機械が運転停
止中にのみ行うことができるが、機械の運転中には出来
ない欠点があった。

本発明はそうした欠点のない、しかも簡単な構造の換部
装置を得ることが目的である。

本発明によれば前記目的は次のような構成を有する装置
によって達成される。

被動式パッケージ用支持部材と、クロスワインド・パッ
ケージの捲き巾に亘って糸を案内するセルフスレッディ
ング型のトラバース糸ガイドと、パッケージ用支持部材
のウェスト捲春域で糸を案内する可動の補助案内とを具
えた換部装置において： その補助案内７は、パッケージ用支持部材１の軸線に対
して、又はトラバース糸ガイド４のトラバース運動方向
に対して、平行方向におよび直角方向に調節可能に換部
装置上に配置され、しかも上記の内の一方向に或いは他
の方向に又は両方向に移動可能であり、 そして、前記補助案内７には、ウェストパンチ捲き域で
糸を案内するために、パッケージ用支持部材１の軸線に
対して少なくともほぼ直角の方向に延びた糸案内縁８が
設けられ、 そして前記糸案内縁８はパンケージ用支持部材１の軸線
に対して、および該糸案内縁８に対して、傾斜した糸シ
フト縁８′を糸案内縁の外端部に有していることを特徴
とする換部装置。

更に、本発明によ弁ば換部装置は、換部作業が中断した
際又はクロスワインド・パッケージ５が捲き上がった際
に、第２のウェストパンチを形成するための手段を有す
る。

以下本発明を図面について説明する。

第１図から第４図に示した実施態様では、図示していな
い回転可能に客待されたボビン・チャックがありその上
にはパッケージ用支持部材１、例えば円墳形ボビン・チ
ューブが装備されていて取外し可能である。

その部材は図面上対になっている摩擦駆動ドラム１′の
ような適宜の方法で駆動される。

図示してない適宜の送り出し装置等で供給された糸２は
、機械のフレーム上に取り付いている静止糸ガイド３で
案内されていて、更にパッケージ用支持部材１に沿って
左右に往復運動するセルフスレッディング・トラバース
糸ガイド４で案内され、そしてパッケージ用支持部材１
の上に巻かれる。

第３図において一点鎖線で示したように糸のトラバース
三角形の値域を決定している２個のトラバース両極点間
、即ち実際の巻き巾の域を設定するトラバース糸ガイド
４は左右に往復運動し、従って、トラバース巾がＬであ
るクロスワインド型パッケージが作られる。

糸の巻初めの時、即ちクロスワインドの本体部の巻き付
けが始まる以前に、第２図に示したように、パブケージ
用支持部材１の上にはウェスト・バンチ６と、その隣り
にリザーブ・ワインディング６′を巻くために１図面で
矢で示したように、糸の進行方向に見た時にトラバース
糸ガイド４のすぐ上流の位置であって、パッケージ用支
持部材１と静止糸ガイド３との間に旋回可能な補助案内
７を設ける。

その補助案内７はパッケージ用支持部材１の軸線Ａに対
して又はトラバース糸ガイド４の往復運動方向に対して
、直角な方向におよび少なくとも実質的に平行な方向に
調節可能である。

その補助案内７には、糸巻工程の始めて糸を案内するた
めに糸案内縁８があり、その縁８は実質的にパッケージ
用支持部材１の軸線Ａに直角な平面内にある。

その縁によって案内される糸の進路は前記軸線Ａに直角
な平面内にある。

第１図乃至第４図に示した実施態様では、補助案内７は
糸捲付は域の少くとも実質的に全幅に亘ってパッケージ
用支持部材１の軸線Ａの方向に延びた２次元的な多角形
のプレートで構成されていて、その案内７はパッケージ
用支持部材１の軸線Ａに実質的に平行なガイドロッド９
に対して結合されている。

ガイドロッド９は適宜の王台でフレーム９′の上に支持
され、軸線Ａの方向に摺動可能であり、且つ自己の軸の
囲りを回動するように支持されている。

こうした構成によって、補助案内７はパッケージ用支持
部材１の軸線Ａに直角な方向にガイドロッド９の軸の囲
りを回動でき、又はトラバース糸ガイド４の往復運動の
方向で又は前記軸線Ａに平行な方向で摺動できる。

糸案内縁８はガイドロッド９から実質的に半径方向に向
かって延びた縁であり、その糸案内縁８の外端は糸シフ
ト縁８′となっている。

その糸シフト縁８′はトラバース域の中心を通る平面で
あって且つパッケージ用支持部材１の軸線に直角な平面
に向って傾斜しており、しかも外端に向って成る角で延
びている。

その糸シフト縁８′は糸結び用ワインディング又はリザ
ーブ・ワインディング６′を作るのに使われる。

糸シフト縁８′の外端はリザーブ・ワインディング６′
の終端位置であり、殆どの場合にクロスワインド・パッ
ケージの巻き始めの位置の直前位置である。

即ち、一般的にトラバース長さＬに極く接近した位置で
あって、糸シフト縁８′とリザーブ・ワインディング６
′の端を含む半径方向の平面との交線に一致している。

糸シフト縁８′の端からは糸とらえ縁１０が連らなって
いて、トラバース域の約中心に向ってガイドロッド９の
方へ傾いて延びている。

そこから次の糸とらえ縁１１が延びている。

糸とらえ縁１１は、軸線Ａの方向において糸案内縁８の
反対側の補助案内７の端部に向って、ロッド９からの距
離が次第に大きくなっている。

ガイドロッド９に対して傾斜している糸とらえ縁１０及
び１１の傾斜状態は、トラバース長りのはゾ中心の処で
両糸とらえ縁が好ましい鈍角βをなすように選定するの
が適当である。

そして、その両級１０．１１の第４図に示した位置では
糸２がその合致した処で一部巻き付いた状態である。

糸張力の影響で、糸はトラバース域の中央即ち、両糸と
らえ縁１０及び１１が合致する点に向って滑る。

第４図に示したとらえ位置に補助案内１がある時、正常
のトラバース域りより短い域に亘って、補助案内７を軸
方向にトラバース運動させることによって、第２のウェ
ストバンチ１２を形成することができる。

この場合第２のウェストバンチ１２の捲き巾は補助案内
のトラバース巾に等しくなる。

第２ウエストパンチは、例えばクロスワインドのパッケ
ージ５が捲き上った時とか、又は不測の作動上の障害が
発生したような場合に、機械が減速されて停止するまで
の間形成することができる。

ドローワインデインダーやスピンドローワインダーでは
極めて沢山な数の捲き先部があって、軸方向に移動する
糸ガイド部材を調節する目的のための集中制御駆動装置
が装備されているとよい。

第１図乃至第４図に示した実施態様において、この目的
のために、補助案内７のガイドロッド９はレバー１３を
介してガイドロッド９を回転させるためそして補助糸案
内７を回動させるために、圧力媒体で動かされる調節装
置１５のピストンロッド１４に連結されている。

前記目的のために、シリンダーを具えた調節装置１５は
、２個のダクト１６と１７を介して集中制御装置１８に
連通され、所望通りに補助案内７を回動させることがで
きる。

機台上のガイドロッド９に設置した補助案内７をパッケ
ージ用支持部材１の軸線に対して又はトラバース糸ガイ
ド４のトラバース運動方向に対して直角方向に個別に人
手で調節するために、補助案内７はすべりクラッチ装置
７′を介してガイドロッド９と適当に連結される。

こうした構成なので、機械の運転中でも個々の捲き先部
に糸２を糸通しができ、隣りの捲き先部には何等の影響
を及ぼさない。

ガイドロッド９とガイドロッド９に取着された補助案内
７を軸方向に移動させるには、第４図に示したように、
好ましくは同一の集中制御装置１８に連通している２個
のダクト２１と２２を介して連結された圧力媒体で作動
される別の調節装置２０のピストンロッド１９にガイド
ロッド９は連結される。

第１図乃至第４図に示した本発明の換部装置の作動及び
その特徴は補助案内７が４つの位置を取り得ることにあ
る。

第１図において補助案内７は、最初の作動位置又は始動
位置の状態を示し、糸案内縁８が糸のトラバース三角形
領域により決められる糸ガイド平面の中に突入するよう
に、パッケージの支持部材１の軸線方向に対して直角に
回動された状態である。

この位置では、機械が運転停止中は、糸２は周知のよう
に全部のパッケージ用支持部材１の上に固定状態にされ
る。

その上で機械は始動し、そして制御するために先ずいわ
ゆる”のろのろ運転”で運転される。

即ち正常運転速度よりは数分の−の速さで運転される。

その後に、駆動モーターは緩衝起動装置を使って殆で正
常運転速度に近い速度にまで増速され、次いで正常運転
速度に切り替えられる。

この間に、糸２は補助案内７の糸案内縁８上を滑り、パ
ッケージ用支持部材１の外側リムの処に少量のウェスト
バンチ６を巻く。

この行程段階において、始動時及び機械の正常運転速度
に迄増速される間に生じた品質の悪い糸は区別して捲か
れる。

正常速度に達した時に補助案内７は第２図に示した位置
を介して第３図に示した位置に回動する。

このピボット式回動の間に糸２は糸案内縁８に沿ってそ
れの外端方向に摺動し、との換部工程の始めに巻かれる
リザーブ・ワインディング６′がこの工程中に巻かれる
。

補助案内７の回動速度はリザーブ・ワインディング６′
の巻付回数に応じて、すなわち所要のリザーブ糸長に応
じて選定される。

糸２はそれから糸シフト縁８′の外端を乗り越えてセル
フ・スレッディング型トラバース糸ガイド４の中に辷り
込む。

その糸ガイド４によって糸は捉えられ、クロスワインド
・パッケージ５が捲かれる。

クロスワインド・パッケージ５が捲き上った際、又は捲
き糸作業が例えば事故のために時ならず中断した際、機
械は停止し、そして同時に補助案内７は第４図に示した
始動位置にと再度回動をする。

その位置は根本的には第１図に示したのと同じであるが
、相異していることは、糸２がこの場合には２つの糸と
らえ縁１０と１１の接合点によって捉えられ、そしてト
ラバース糸ガイド４より離れた上方の位置にある０補助
案内７を具えたガイドロッド９は左右にトラバース運動
し、テープ巾（細巾）のウェスト・バンチ１２がクロス
ワインド・パッケージ５の上に巻かれる。

この工程において、機械が減速して停止する迄の間に生
じる質の落ちた糸の部分を明確に区別できる。

上述の作用から、糸シフト縁８′の又別の特別な特徴が
引き出される。

即ち、第２図のように糸シフト縁８′の上を通過する糸
にはその縁に近づき又は遠ざかる糸の部分に生ずる部分
張力ｔ１と１２との合成した張力ｔ１，２に対して約直
角となるように糸シフト縁８′が配置される。

糸シフト縁８′は直線であってもよく、又は配置及び寸
法から来る糸１張力ｔ１とｔ２の糸張力ダイヤグラムの
形状によっては幾分直線から離れていてもよく、又僅か
に曲線状であってもよい。

第５図に示した別の実施態様では、第一のリザーブ・ワ
インディング６′はパッケージ用支持部材ν１の軸線に
平行な方向にガイドロッド９を移動し、同時に破線で示
した位置に補助案内７を回動してリザーブ・ワインディ
ング６′が巻かれる。

この場合に、案内７には、糸案内縁８と糸シフト縁８′
の代りに糸案内縁２３があり、その糸案内縁２３は、ガ
イドロッド９から外方に向かうほぼ半径方向に延びた縁
であって、そして少くともほぼ同じ半径方向平面内で補
助案内７の外端まで実質的に延びている。

その最外端は僅かに丸味がある端部２３′を介して糸と
らえ縁１０と連続し、糸２が案内縁２３から外れて辷り
落ち易くしている。

第６図の又別の実施態様では、補助案内７は、回動可能
なガイドロッド９に取り付けられる必要はないが、トラ
バース糸ガイド４のトラバース運動方向に平行に、又は
パッケージ用支持部材１の軸線に対して平行に可動なガ
イドロッド９上に配置される。

そして第４図のように調節装置２０に連結してもよい。

クロスワインド・パッケージを作る時に、トラバース糸
ガイド平面から補助案内７を後退させることができるよ
うに、第６図に示した補助案内７はパッケージ用支持部
材１の軸線Ａに対して直角な方向へ可動に、案内２５の
内部の中に支持されていて、そして作動装置に直結され
ていて、レバー１３はない。

第７図に示した態様では、平板状の補助案内１の代りに
、補助案内２４は糸の移動方向へと適度に曲面となって
いて、ガイドロッド９に対して回転可能に配置されてい
る。

円筒状のクロスワインド・パッケージ用の糸捲装置の例
として本発明を説明してきたが、本発明は同じく円錐状
のクロスワインド・パッケージを作る糸捲装置に応用す
ることができる。

この場合には、第７図に示したように、パッケージ用支
持部材１の軸線だに対して平行ではなく、トラバース糸
ガイド４のトラバース運動の方向ＢＲへとほぼ平行にガ
イドロッド９を配置することが適している。

本発明の招来装置に見られる主な利点は、糸の捲き始め
工程の最初に、ウェスト・パンチの捲き付けと、リザー
ブ・ワインディングを捲くことができ、しかもクロスワ
インド・パッケージが捲き上った時又は事故等のために
換部作業の時ならぬ中断があった時にも第２のウェスト
・パンチを捲くことができることである。

その上、ウェスト糸を捲く期間又はリザーブ糸を捲く期
間、従って相応の糸量を捲く期間は、補助案内７の回転
速度を変えれば広範囲に調節できる。

更に、集中制御装置によって、同時的に始動時の高精度
の設定や、トラバース系ガイドの域において換部面の端
部の高精度の慇定かでき、従って機械における全部の換
部部において正確に同じ目方のパッケージを捲き上げる
ことができる。

更に本発明の補助案内は非常に簡単な構造であり、その
製作が容易で、設計上の精度も容易に高められ、しかも
安価である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の招来装置の液系工程の始動時を示し１
．第２図はリザーブ・ワインディングが巻かれている時
の第１図の装置を、第３図は正常招来工程での第１図、
第２図の装置を、第４図は捲き上った時の第１図乃至第
３図の装置を示し、第５図、第６図、第７−は、別の実
施態様の装置をそれぞれ示す。 尚、１はパッケージ用支持部材、１′は摩擦駆動ドラム
、２は糸、３は静止糸ガイド、４はセルフスレッドトラ
バース糸ガイド、５はクロスワインド・パッケージ、６
はウェスト・パンチ、６′はリザーブ・ワインディング
、７，２４は補助案内、７′は滑りクラッチ、８，２３
は糸案内縁、８′は糸シフト縁、９はガイドロッド、１
０．１１は糸とらえ縁、１２はウェスト・パンチ、１３
はレバー。 １４．１９はピストンロッド、１５．２０は調節装置、
１６，１７，２１，２２はダクト、１８は集中制御装置
、２３′は丸味がある端部、２５は案内、をそれぞれ示
す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 被動式パッケージ用支持部材と、クロスワインド・
   パッケージの捲き巾に亘って糸を案内するセルフスレッ
   ディング型のトラバース糸ガイドと、パッケージ用支持
   部材のウェスト捲き域で糸を案内する可動の補助案内と
   を具えた換部装置であって、 この補助案内はパッケージ用支持部材の軸線に対して、
   又はトラバース糸ガイドのトラバース運動方向に対して
   、平行および直角方向に調節可能且直角方向に移動可能
   に換部装置上に設けられ、前記補助案内にはウェストパ
   ンチ捲き域で糸を案内するための糸案内縁をパッケージ
   用支持部材の軸線に対して実質的にほぼ直角の方向に形
   成させ、この糸案内縁はパッケージ用支持部材の軸線な
   らびに該糸案内縁に対して傾斜した糸シフト縁をその外
   端部に有し、 更に該糸シフト縁を有する糸案内縁を糸と接触させ案内
   させる補助案内の作動手段と、この作動手段を介して該
   糸案内縁と糸との接触のタイミングを制御する手段、 を有していることを特徴とする換部装置。 ２ 被動式パッケージ用支持部材と、クロスワインド・
   パッケージの捲き巾に亘って糸を案内するセルフスレッ
   ディング型のトラバース糸ガイドと、パッケージ用支持
   部材のウェスト捲き域で糸を案内する可動の補助案内と
   を具えた換部装置であって、 その補助案内はパッケージ用支持部材の軸線に対して、
   又はトラバース糸ガイドのトラバース運動方向に対して
   、平行および直角方向に調節可能且直角方向に移動可能
   に換部装置上に設けられ、前記補助案内にはウェストパ
   ンチ捲き域で糸を案内するための糸案内縁をパッケージ
   用支持部材め軸線に対して実質的にほぼ直角の方向に形
   成させ、この糸案内縁はパッケージ用支持部材の軸線な
   らびに該糸案内縁に対して傾斜した糸シフト縁をその外
   端部に有し、 前記補助案内は更に第２ウェスト捲き域で糸を案内する
   第２の糸案内縁を有し、 更に該糸シフト縁を有する糸案内縁を前記ウエスト捲き
   域で糸と接触させ案内させ、且換部作業が中断した際又
   はクロスワインド・パッケージが捲きあがった際に第２
   のウェストパンチ形成域で該補助案内の第２の糸案内縁
   を糸と接触させてトラバース案内させる該補助案内の作
   動手段と、この作動手段を介して該糸案内縁、第２の糸
   案内縁と糸との接触のタイミングを制御する手段を設け
   たことを特徴とする換部装置。