JPS5815423B2 - シジヨウマキトリキ - Google Patents
シジヨウマキトリキInfo
- Publication number
- JPS5815423B2 JPS5815423B2 JP50084424A JP8442475A JPS5815423B2 JP S5815423 B2 JPS5815423 B2 JP S5815423B2 JP 50084424 A JP50084424 A JP 50084424A JP 8442475 A JP8442475 A JP 8442475A JP S5815423 B2 JPS5815423 B2 JP S5815423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- traverse
- bobbin
- friction roll
- bobbin holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は糸条をバイコニカル状に巻き取る糸条巻取機に
関する。
関する。
最近、合成繊維業界においては、糸条を巻取機に巻き取
る巻取速度が3000ないし4000m/分となり、そ
れに伴なって巻取機のトラバース速度も1000ないし
1500往復/分程度となる。
る巻取速度が3000ないし4000m/分となり、そ
れに伴なって巻取機のトラバース速度も1000ないし
1500往復/分程度となる。
そのため、トラバース装置としては軽量なガイドと溝付
きカムのような機構が用いられている。
きカムのような機構が用いられている。
この種の装置を有する巻取機で形成されるパッケージは
、その端面がパッケージ軸に対して垂直な、いわゆるチ
ーズである。
、その端面がパッケージ軸に対して垂直な、いわゆるチ
ーズである。
チーズ型のパッケージでは、糸条がチーズの端面部にて
落ち易く、また解舒する際に糸切れが起りやすい。
落ち易く、また解舒する際に糸切れが起りやすい。
一方、両端にテーパのついた端面を有するいわゆるバイ
コニカルなパッケージでは、チーズに比べて糸条が端面
部にて落ち難く、従って解舒の際の糸切れも少い。
コニカルなパッケージでは、チーズに比べて糸条が端面
部にて落ち難く、従って解舒の際の糸切れも少い。
しかしながら、第3図のように、バイコニカルパッケー
ジはボビン中心に近い糸巻層と外周附近の糸巻層ではボ
ビン軸心方向のパッケージストロークの長さが異なるの
で、通常、巻初めから巻終りまでの過程でトラバースの
ストロークを変化させている。
ジはボビン中心に近い糸巻層と外周附近の糸巻層ではボ
ビン軸心方向のパッケージストロークの長さが異なるの
で、通常、巻初めから巻終りまでの過程でトラバースの
ストロークを変化させている。
トラバース変化機構は一般的に複雑であるため、高速巻
取の場合にはトラバースが追随しにくく、円滑な巻取り
が困難となる。
取の場合にはトラバースが追随しにくく、円滑な巻取り
が困難となる。
本発明はトラバースのストロークを一定のママ糸条をバ
イコニカル状に巻き取り、その巻取りを高速で行なうこ
とのできる糸条巻取機を提供するものである。
イコニカル状に巻き取り、その巻取りを高速で行なうこ
とのできる糸条巻取機を提供するものである。
つぎに図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図において、上下にスライド可能なスライ
ドハウジング1で、糸条2が誘導される経路にトラバー
ス駆動機構3が取りつけられている。
ドハウジング1で、糸条2が誘導される経路にトラバー
ス駆動機構3が取りつけられている。
トラバース駆動機構3はこれらの図の紙面に垂直に往復
して常に一定のストロークで糸条2をトラバースさせる
ものである。
して常に一定のストロークで糸条2をトラバースさせる
ものである。
トラバース機構3の後で糸条2に対しトラバース機構3
と反対側にフリクションロール4がとりつけられている
。
と反対側にフリクションロール4がとりつけられている
。
フリクションロール4はモータなどの回転駆動源に連絡
されている。
されている。
この場合フリクションロール4の回転方向は反時計まわ
りになっている。
りになっている。
フリクションロール4の下にボビン保持具5がとりつけ
られている。
られている。
ボビン保持具5はベアリングによって回転i在に支持さ
れ、ボビンを把持することができるものであって、ボビ
ンにフリクションロール4が押しつけられてボビンとと
もに回転させられるものであり、横押し機構6によって
水平に押されて回転しながらほぼ水平に移動できるよう
に構成されている。
れ、ボビンを把持することができるものであって、ボビ
ンにフリクションロール4が押しつけられてボビンとと
もに回転させられるものであり、横押し機構6によって
水平に押されて回転しながらほぼ水平に移動できるよう
に構成されている。
横押し機構6は適当なシリンダーピストン機構がボビン
保持具5のベアリングに連結され、かつフリクションロ
ール4の回転数もしくは糸条2の繰出し量に連動してボ
ビン保持具5を水平に移動せしめるようになっている。
保持具5のベアリングに連結され、かつフリクションロ
ール4の回転数もしくは糸条2の繰出し量に連動してボ
ビン保持具5を水平に移動せしめるようになっている。
糸条2はトラバース駆動機構3のトラバースガイドによ
って案内されて紙面に垂直に往復運動を与えられ、フリ
クションロール4を周回してボビン保持具5に嵌められ
たボビン7に巻き取られる。
って案内されて紙面に垂直に往復運動を与えられ、フリ
クションロール4を周回してボビン保持具5に嵌められ
たボビン7に巻き取られる。
ボビン保持具5は、いわゆるサーフェスワインディング
の原理にもとずき、フリクションロール4によって押圧
されながらこれによって回転せしめられる。
の原理にもとずき、フリクションロール4によって押圧
されながらこれによって回転せしめられる。
ボビン保持具5は、糸条巻取中に横押し機構6によって
、フリクションロール4の回転方向に連続的に移動せし
められる。
、フリクションロール4の回転方向に連続的に移動せし
められる。
ボビン保持具5がフリクションロール4上を糸条の移動
方向へ除徐に移動することにより、ボビン7も移動し、
糸条がフリクションロール4と接触する長さが長くなり
、糸条とフリクションロール4との間の摩擦抵抗が大き
くなる。
方向へ除徐に移動することにより、ボビン7も移動し、
糸条がフリクションロール4と接触する長さが長くなり
、糸条とフリクションロール4との間の摩擦抵抗が大き
くなる。
従って糸条が端部でターンする時の糸条の慣性力を打ち
消してターン部での糸の広がりを抑制するため、パッケ
ージストロークが徐々に小さくなり、第3図のようなバ
イコニカルパッケージが得られることになる。
消してターン部での糸の広がりを抑制するため、パッケ
ージストロークが徐々に小さくなり、第3図のようなバ
イコニカルパッケージが得られることになる。
バイコニカルパッケージのテーパ角度は、高速運転にな
るほど、またフリクションロール4の表面が滑らかな鏡
面となるほど、顕著となる。
るほど、またフリクションロール4の表面が滑らかな鏡
面となるほど、顕著となる。
本発明は、トラバースストロークを一定にしたままバイ
コニカルパッケージを形成することができるので、トラ
バース駆動機構を複雑にする必要がなく、したがって従
来高速化の障害であったトラバースの高速化をトラブル
なく行うことができ、しかもその他の部分も比較的簡単
な構成になっているので、バイコニカルパッケージを高
速に能率的に生産することができる。
コニカルパッケージを形成することができるので、トラ
バース駆動機構を複雑にする必要がなく、したがって従
来高速化の障害であったトラバースの高速化をトラブル
なく行うことができ、しかもその他の部分も比較的簡単
な構成になっているので、バイコニカルパッケージを高
速に能率的に生産することができる。
第1図は本発明の7実施例のパッケージ巻初め状態の概
略正面図、第2図はその巻終り状態の概略正面図、第3
図は本発明によって形成されるバイコニカルパッケージ
の側面図である。 1・・・・・・スライドハウジング、2・・・・・・糸
条、3・・・・・・トラバース駆動機構、4・・・・・
・フリクションロール、5・・・・・・ボビン保持具、
6・・・・・・横押し機構、7・・・・・・ボビン。
略正面図、第2図はその巻終り状態の概略正面図、第3
図は本発明によって形成されるバイコニカルパッケージ
の側面図である。 1・・・・・・スライドハウジング、2・・・・・・糸
条、3・・・・・・トラバース駆動機構、4・・・・・
・フリクションロール、5・・・・・・ボビン保持具、
6・・・・・・横押し機構、7・・・・・・ボビン。
Claims (1)
- 1 トラバース機構3と、該機構3に対峙して設けられ
且つ回転駆動源に連結されたフリクションロール4と、
該ロール4との接触により回転し、トラバースされた糸
条を巻取る回転自在のボビン保持具5とからなる糸条巻
取機において、該トラバース機構3のストロークを一定
にし、且つ該ボビン保持具5が巻取中に横押し機構6に
よって、前記フリクションロール4の回転方向に、ボビ
ンを接しつつ連続的に移動せしめられることを特徴とす
る糸条巻取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50084424A JPS5815423B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | シジヨウマキトリキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50084424A JPS5815423B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | シジヨウマキトリキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5212344A JPS5212344A (en) | 1977-01-29 |
JPS5815423B2 true JPS5815423B2 (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=13830191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50084424A Expired JPS5815423B2 (ja) | 1975-07-11 | 1975-07-11 | シジヨウマキトリキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815423B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141320U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-15 | 朝日金属精工株式会社 | 凍結防止型逆圧縮引留クランプ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040045717A (ko) * | 2002-11-25 | 2004-06-02 | 현대모비스 주식회사 | 필라멘트 와인딩 구조 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842149A (ja) * | 1971-10-08 | 1973-06-19 |
-
1975
- 1975-07-11 JP JP50084424A patent/JPS5815423B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842149A (ja) * | 1971-10-08 | 1973-06-19 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141320U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-15 | 朝日金属精工株式会社 | 凍結防止型逆圧縮引留クランプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5212344A (en) | 1977-01-29 |
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