JPS58153833A - 建築物の配管施工法及びこれに使用する配管用スリ−ブ - Google Patents

建築物の配管施工法及びこれに使用する配管用スリ−ブ

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JPS58153833A
JPS58153833A JP3442182A JP3442182A JPS58153833A JP S58153833 A JPS58153833 A JP S58153833A JP 3442182 A JP3442182 A JP 3442182A JP 3442182 A JP3442182 A JP 3442182A JP S58153833 A JPS58153833 A JP S58153833A
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JP
Japan
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piping
sleeve
cushioning material
molded body
shape
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Pending
Application number
JP3442182A
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English (en)
Inventor
茂行 松元
村田 則行
川村 友吉
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BENKAN PLANT KK
Original Assignee
BENKAN PLANT KK
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築物の配管施工法及びこれに使用する配管用
スリーブに関するものであって、詳しくは、マンション
やじルデインク等の鉄筋コンクリート建築物において各
階のスラブを貫通して配管する給排水用や冷暖房用等の
改春した配管施工法と、この施工のために使用する防振
、防音性の優れた配管用スリーブについて提供するもの
である。
鉄筋コンクリート建築物のこれらの配管は、一般には第
1図の配管図に示すように、各階の高さに相当する堅管
4を床スラブ1に貫通し、スラブ上方に於て継手4aで
連結することにより堅管としての配管がなされる。 ま
た横管49は同じく継手4aを介しスラブ1に沿って配
管されるが、躯体構造によっては壁スラプエ1を貫通し
て施工することになる。
然しながら従来の此種の配管施工法は第11図以下の工
程図(この工程図は床スラブに基いて表わしである)に
示される如く。躯体のコンクリート打設時に鉄筋20を
配筋した型枠板30の配管位置に“堅管40より大径の
厚紙等でなる円筒状仮、′: 膜枠50を設置してコンクリートを打設しスラブ10を
構築する。 そしてコンクリートの硬化後読仮設枠50
及び型枠板30を取り除いてスラブに配管用の貫通孔6
0を形成させる。 つぎに堅管40を貫通孔に挿通させ
て貫通孔2竪管との間の間隙部60aの下面に遮蔽板7
0を当設させ。
該間隙部内に上方から隙間閉塞モルタル80を充填して
堅管を固定し、しかるのちに遮蔽板を取り外す、という
多工程を要する繁雑な施工法が採られている。
このように従来法は施工作業が極めて面倒であり作業効
率が低下することは当然である廿れども、そればかりか
配管した堅管をf、L51ルによってスラブに完全固定
化した。言わばスラブに直接接触させた一体な状態とな
るため、流体圧力によって生ずる振動や流れ音が躯体に
直接伝達し、固体伝福音となって上層階や下層階あるい
は隣接する居住空間へ拡散され、これが騒音源の一因と
なり、不快感を覚えることは否めない。 さらにモルタ
ルの固定化による拘束によって流体による熱膨張や収縮
に対し管全長に亘って均等に対応できないために、継手
との接合部に不都合を生ずることも免れ得ない。
本発明の施工法は、従来工法による欠陥を全面改善し、
簡便な工法により流体圧力による振動を緩和させると同
時に流体音を吸収させ、且つ、膨張、収縮作用にも自由
に順′応できるように、防音断熱緩衝材を圧縮固形化し
て成形した中央部に配管孔を有する緩衝材成形体からな
る配管用スリーブを型枠板上の配管所定位置に設置ト÷
÷÷岳務セ←←W+させると共にコンクリートを打設し
て構築したスラブ円に固定させ、型枠板を除去し。
前記スリーブの配管孔内に所定の堅管を気密的に貫通さ
せることによって配管するようにしたものであり、また
配管用スリーブは、0ツクウールやり5スウール等の防
音断熱緩衝材を弾性を逸失しない程度の保型可能な硬度
に圧縮固形化して所定形状に成形すると共に中央部に配
管用堅管より若干小径になる配管孔を穿設した緩衝材成
形体を。
外側周面の数個所に係止用杆状突子を突設した保型枠内
に圧入保持させるか、又は前記緩衝材成形体自体の外側
周面に係止用鍔状突子を一体成形により突設して構成し
たものである。
つさに本発明を第2図乃至6図に示した床スラブに於け
る施工法並びに第7図乃至10図に示した配管用スリー
ブに依拠して具体的に説明すると、lはスラブ、2は配
筋した鉄筋、3は型枠板を示し、型枠板上の配管すぺき
位置に配管用スリーブ6を固定的に設置する。 このス
リーブ6の型枠板3上への設置は鉄筋2の配筋前であっ
ても。
配筋後でもよいが、コンクリートの打設に際してこれが
位置ずれしないようスリーブに設けられた係止用突子を
鉄筋に係止させるようにして不動に固定させる。
配管用スリーブ6の構成は0ツクウールやクラスウール
等の防音断熱緩衝材を弾性を逸失しない程度の保型可能
な適度硬度にプレス成磐により圧縮固形化してスラブ1
の厚さと同程度の肉厚を有する円柱形や角柱形等の所定
形状に成形すると共に、中央部に配管用堅管−の外径よ
り若干小径になる配管孔7a、8aを穿設して円筒状や
角筒状の緩衝材成形体7.8とする。 そして外側局面
の数個所に係止用杆状突子7c 、8cを突設した金属
板等の不燃性材料で成形した前記緩衝材成形体7.8と
同形の保型枠7b、8b内に該成形体を圧入保持させて
構成したものである。
上記スリーブ6の形状は、井桁状に配筋される鉄筋2と
の係止の関係上1円形又は正方形が望ましく、又係止用
杆状突子7c 、8cは保型枠?b、8bの外側周面の
直交する対称四個所に設置るのが都合がよい。
との突子は鉄筋に対して溶着するととにより係止固定さ
れ、そしてコンクリート打設後はスラブ1内に埋没され
て抜は防止の作用をするものであって、第10図(A)
 (B)に示されるように保型枠に溶接手段7d或はか
しめ手段8dによって取り付けられる。
また以上の配管用スリーブは所定の形状にプレス成形し
た緩衝材成形体7.8を保型枠7b、ab内に圧入保持
させるものとしたが、必ずしもこの手段に依ることなく
型枠内に於て直接防音断熱緩衝材を圧縮固形化できると
とも勿論であり、さらに保型枠を用いるこさなく、第9
図のように配管孔9aを有する緩衝材成形体9の外側局
面に直接係止用の鍔状突子9cを一体成形により突設し
てこの鍔状突子を介し鉄筋に係止させるように構成した
ものであってもよい。
挟で1以上詳述した構成になる配管用スリーブ6を既述
した通り鉄筋2に係止させるようにして型枠板3上の所
定の配管位置に設置固定する。
そして当該スリーブを除く配筋部の型枠板上にコンクリ
ートを打設してスラブ1を構築する。
こうして構築されたスラブ内には配管スリーブ6の突子
7c、8c、’9cが鉄筋2に係止された状態で埋没固
定され、緩衝材成形体?、8.9のみが表面上に露呈し
ている。
そこでコンクリートの硬化後、型枠板3を除去する七、
スラブには周囲を防音断熱緩衝材で囲繞された貫通した
配管孔7a、8a、9aが形成されている状態にあるか
ら、この配管孔内に堅管4を挿通して配管する。 しか
し配管孔の孔径は配管すぺき堅管の外径より若干小径に
穿設しであるため、第5図の如く堅管4の先端部に円錐
状の案内プラク5を取り付けて挿入貫通させ所定の配管
をなす。 スリーブ6は成形体材料の弾性によつ□“′
7゜ て管表面に気密的に圧接するので堅管4との間に余分な
間隙部を生ずることはない。
本発明は以上のような施工法が採られるから。
スラブに所要の配管孔を設けるのに従来法のようにP3
筒状仮設枠を一旦設置し、コンクリートの打設後にこれ
を取り除き、堅管を貫通して間隙部に隙間M塞tルタル
を充填する七いう面倒な工程は全く解消され、均一な品
質製品として工場生産される配管用スリーブを作業現場
に於て設置する簡易簡便な作業のみによってスラブの構
築がなされ、このスリーブ内に堅管を貫通することの与
により配管が行なはれるから作業効率が極めて高揚し施
工工事が従来に比し著しく軽減される特徴がある。
そして本発明の施工法に使用される配管用スリーブは防
火上の断熱不燃性はe!J1i&のこと、防振。
防音性に優れているので流体圧力によって生ずる振動や
流体の流れ音は躯体に伝達されることなく吸収され、し
たがって固体伝播音の発生は絶無となり、流体が要因の
騒音や不快感は一掃される。  ・また配管された堅管
は、スリーブの配管孔内に気密的に貫通しているけれど
も、スリーブ成形体の緩衝作用により固定的に拘束され
ているものではないから、流体による熱膨張や収縮に対
しては管全体が均一に順応し継手との接合部に不都合な
影響を与える憂いもない。
猶第1図中のように横管を壁スラブに貫通配管する必要
があるときには、壁スラブのコンクリート打設用の型枠
板及び鉄筋の編組時に配管用スリーブを設置してコンク
リートの打設を行えば、前記床スラブ同様に配管施工が
なされることはいうまでもなく、マンションJpじルデ
ィンク等の建築時に於ける給排水用や冷暖房用等の配管
工事に寄与するところ極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は映筋コンクリートI染物の配管例を示す。 第
2図乃至6図は本発明に係る配管施工法の実施例を示す
工程図。 第7図乃至9図は配管用スリーブの実施例を
示す斜視図であって、第1O図(A)及び(B)は第7
.8図を矢示x−X線及びY−Y線方向に縦断した共用
の断面図で、同図(C)は第9図の2−2線に沿う断面
図。 第11図乃至15図は従来工法による施工工程図
である。 〔符 号] 1〜スラブ、 2〜吠筋、 3〜型枠仮、 4〜竪管、
 6〜配管用スリーブ、  ?、8.9〜緩衝材成形体
、  7a、ia、9a〜配管孔。 7b、8b〜保型枠、7c、8c〜係止用杆状突子、 
 9c〜係止用鍔状突子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  鉄筋コンクリート建築物の配管を施工する方
    法において、防音断熱緩衝材を圧縮固形化して成形した
    中央部に配管孔を有する緩衝材成形体からなる配管用ス
    リーブを型枠板上の配管所定位置に設置       
      −させると共にコンクリートを打設して構築したス
    ラブ内に固定させ、型枠板を除去し、前記スリーブの配
    管孔内に所定Q胆管を気密的に貫通させると七によって
    配管することを特徴きする建築物の配管施工法。
  2. (2)  吠筋コン、り゛ノート建築物の配管施工に使
    用する配管用のスリーブであって、Oツクウールやクラ
    スウール等の防音断熱緩衝材を弾性を逸失しない程度の
    保型可能な硬度に圧縮固形化して所定形状に成形すると
    共に中央部に配管用堅管より若干小径になる配管孔を穿
    設した緩衝材成形体を、外側局面の数個所に係止用杆状
    突子を突設した保型枠内に正大保持させた構成を特徴2
    する建築物の配管用スリーブ。
  3. (3)  鉄筋コンクリ−F建築物の配管施工に使用す
    る配管用のスリーブであって、0ツクウールやクラスウ
    ール等の防音断熱緩衝材を弾性を逸失しない程度の保型
    可能な硬度に圧縮固形化して所定形状に成形すると共に
    中央部に配管用堅管より若干小径になる配管孔を穿設し
    た緩衝材成形体の外側周面に係止用鍔状突子を一体成形
    により突設し乙構成を特徴とする建築物の配管用スリー
    ブ。
  4. (4)  配管用スリーブを構成する緩衝材成形体が円
    筒状であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項
    及び(3)項記載の建築物の配管用スリーブ。
  5. (5)  配管用スリーブを構成する緩衝材成形体が角
    筒状であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項
    及び(3)項記載OI染物の配管用スリーブ。
JP3442182A 1982-03-04 1982-03-04 建築物の配管施工法及びこれに使用する配管用スリ−ブ Pending JPS58153833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167285U (ja) * 1984-04-12 1985-11-06 株式会社クボタ 排水集合管取付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167285U (ja) * 1984-04-12 1985-11-06 株式会社クボタ 排水集合管取付装置
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