JPS58153603A - 精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法 - Google Patents
精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法Info
- Publication number
- JPS58153603A JPS58153603A JP3781482A JP3781482A JPS58153603A JP S58153603 A JPS58153603 A JP S58153603A JP 3781482 A JP3781482 A JP 3781482A JP 3781482 A JP3781482 A JP 3781482A JP S58153603 A JPS58153603 A JP S58153603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- casting
- pad
- product
- ceramic mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流し込み方法によりパッド部を一体に備えたも
のが容易に得られる精密鋳造用セラミックモールドの製
作方法に関する。
のが容易に得られる精密鋳造用セラミックモールドの製
作方法に関する。
例えば第１図に示すフランシス水車ブレード鋳物のよう
に、その肉厚中ｔに対し長さｌが大きい鋳物製品Ａｔ−
鋳造する場合では、その上部に大きな押湯Ｂを設けても
押湯効果忙限界があり、製品Ａの中途部内部あるいは表
面に不可避に欠陥ｆを生じる。そして、この傾向は鋳鋼
、ステンレス鋳Ｉ６２ 銅等、凝固収縮率の高いもの程＆着である。
に、その肉厚中ｔに対し長さｌが大きい鋳物製品Ａｔ−
鋳造する場合では、その上部に大きな押湯Ｂを設けても
押湯効果忙限界があり、製品Ａの中途部内部あるいは表
面に不可避に欠陥ｆを生じる。そして、この傾向は鋳鋼
、ステンレス鋳Ｉ６２ 銅等、凝固収縮率の高いもの程＆着である。
そこで従来型、精密鋳造によ）この種ブレード状鋳物を
鋳造する場合、その指向性凝固を促進し鋳物の健全性を
確保するため、第１図の点ａＣの如く、鋳物製品Ａの肉
厚と一体に余肉（パッド）を付設することが行われてい
る。しかるに、このパッディングによる場合では、鋳造
後において不要のパッドを削除しなければならない等、
後仕上げに多大の労力、工程を要し、また寸法精度４悪
化する欠点がある。
鋳造する場合、その指向性凝固を促進し鋳物の健全性を
確保するため、第１図の点ａＣの如く、鋳物製品Ａの肉
厚と一体に余肉（パッド）を付設することが行われてい
る。しかるに、このパッディングによる場合では、鋳造
後において不要のパッドを削除しなければならない等、
後仕上げに多大の労力、工程を要し、また寸法精度４悪
化する欠点がある。
上記問題点に鑑み、本発明は前記ブレード状鋳物のよう
な製品の精密鋳造用鋳型として、＃物の健全性を確保す
るのに必要なパッド部を具備すると共ｋ、その製作が簡
単迅速に行え、かつ鋳造後においてはパッドを製品から
簡単に除去できる特長を備えた新しい一体セラミックモ
ールドの製作方法を提供するものである。
な製品の精密鋳造用鋳型として、＃物の健全性を確保す
るのに必要なパッド部を具備すると共ｋ、その製作が簡
単迅速に行え、かつ鋳造後においてはパッドを製品から
簡単に除去できる特長を備えた新しい一体セラミックモ
ールドの製作方法を提供するものである。
以下本発明について詳説する。第２図と第５図
゛は本発明のモールド製作法によシ一体成形されたセラ
ミックモールドの一例を現わし、板状製品部（１）の−
側には、隔１！（１）’（製品部（１）のモールド壁面
を兼用）ｔ−介し、断面弧状でかつ製品部（１）の上端
から下方中途部まで先細状に形成されたパッド部（２）
を具備し、さらに製品部（１）とパッド部（２）の上方
には両者に跨如押湯部（３）が設けられている。との押
湯部（３）とパッド部（２）とは堰（４）によって連通
されている。なお、図例のような板状鋳物を鋳造する場
合、そのパッド部（２）の寸法関係は、パッド長さくＡ
） 、鋳物の肉厚（ｔ・）、鋳物の肉厚＋バッドの上端
最大肉厚（ｔｌ）とすると、（ｂ ｔ・）／Ａ −ｔ
／１０〜１／’１５が適当である。また、パッド部（２
）の断面ｄ、ｅは、鋳物の指向性凝固が最大限に促進さ
れるべく、その材質、注湯時の鋳型温度等の条件によっ
て適宜に変更され得る。
゛は本発明のモールド製作法によシ一体成形されたセラ
ミックモールドの一例を現わし、板状製品部（１）の−
側には、隔１！（１）’（製品部（１）のモールド壁面
を兼用）ｔ−介し、断面弧状でかつ製品部（１）の上端
から下方中途部まで先細状に形成されたパッド部（２）
を具備し、さらに製品部（１）とパッド部（２）の上方
には両者に跨如押湯部（３）が設けられている。との押
湯部（３）とパッド部（２）とは堰（４）によって連通
されている。なお、図例のような板状鋳物を鋳造する場
合、そのパッド部（２）の寸法関係は、パッド長さくＡ
） 、鋳物の肉厚（ｔ・）、鋳物の肉厚＋バッドの上端
最大肉厚（ｔｌ）とすると、（ｂ ｔ・）／Ａ −ｔ
／１０〜１／’１５が適当である。また、パッド部（２
）の断面ｄ、ｅは、鋳物の指向性凝固が最大限に促進さ
れるべく、その材質、注湯時の鋳型温度等の条件によっ
て適宜に変更され得る。
しかして、このようなパッド部（２）を備えた所期の一
体セラミックモールドは次のようにして製作される。す
なわち、通常の流し込み方弐忙よシセラミックモールド
を成形する場□合：１と同じく所定のモールド成形用主
型（図示省略）を用意する一方、製品部（１）、押湯部
（３）及び新たに必要とされるバッツクス等の消失性模
型を準備する０次いで、主型内に所定状態で製品部模型
をセットした後、その−側所定位置に製品部模型と適宜
間隙（約５〜１０■程度）を設けてパッド部模型を添設
し、更に押湯部模型を両者忙跨リセットし組立を完了す
る。
体セラミックモールドは次のようにして製作される。す
なわち、通常の流し込み方弐忙よシセラミックモールド
を成形する場□合：１と同じく所定のモールド成形用主
型（図示省略）を用意する一方、製品部（１）、押湯部
（３）及び新たに必要とされるバッツクス等の消失性模
型を準備する０次いで、主型内に所定状態で製品部模型
をセットした後、その−側所定位置に製品部模型と適宜
間隙（約５〜１０■程度）を設けてパッド部模型を添設
し、更に押湯部模型を両者忙跨リセットし組立を完了す
る。
この主型内の模型組み込み後、その空隙内への耐火物ス
ラリーの流し込みに移る。この耐火物スラリーは、ジル
コンフラワー、溶融珪砂等の骨材にコロイダルシリカ、
エチルＶリケード等の結合剤を混合してなシ、更に適宜
硬化剤が・配合される。
ラリーの流し込みに移る。この耐火物スラリーは、ジル
コンフラワー、溶融珪砂等の骨材にコロイダルシリカ、
エチルＶリケード等の結合剤を混合してなシ、更に適宜
硬化剤が・配合される。
しかして、耐火物スラリーの流し込み後所定時間経過す
ると、スラリーは主型内で硬化し、この状態で主型から
抜型し、前記押湯部模型、製品部模型及びパッド部模型
を抜き取りもしくは消失除去せしめると、所期の一体セ
ラミック％ −、＆ドが得られるのである。
ると、スラリーは主型内で硬化し、この状態で主型から
抜型し、前記押湯部模型、製品部模型及びパッド部模型
を抜き取りもしくは消失除去せしめると、所期の一体セ
ラミック％ −、＆ドが得られるのである。
第４図は本発明に−るセラミックモールドの他の例とし
て、ポンプケーシングにおける場合を図示するものであ
り、この場合パッド部（２１は必要な５ 製品部（１）の上方に設けられると共に、パッド部（２
）■の下端近傍に製品部（１）と直接連通する堰（４ｙ
が設けられ、製品部（１）内を押し上けられる溶湯がこ
の堰（４νからパッド部（２１内に注入されるように構
成している。このポンプケーシング用の一体セツばツク
モールドを製作する場合も、上記製作工程と原理的に変
わりない。
て、ポンプケーシングにおける場合を図示するものであ
り、この場合パッド部（２１は必要な５ 製品部（１）の上方に設けられると共に、パッド部（２
）■の下端近傍に製品部（１）と直接連通する堰（４ｙ
が設けられ、製品部（１）内を押し上けられる溶湯がこ
の堰（４νからパッド部（２１内に注入されるように構
成している。このポンプケーシング用の一体セツばツク
モールドを製作する場合も、上記製作工程と原理的に変
わりない。
このように本発明のモールド製作法によれば、鋳物の健
全性を確保する上で必要なパッド部（２） （２）１が
各々隔１！ （１）’を介して製品部（１）Ｋ一体に具
備されるため、Ｓ物製品の健全性が確実に約束できる精
密鋳造用のセラミックモールドが得られると共に、パッ
ド部（２） （２）’が製品部（１）等を構成するモー
ルドの成形工程で同時に付設成形されるものであるえめ
、成形及び爾後の取扱いを含めてそのトータル作業工程
が著しく簡便迅速化される利点を有する。そして、本発
明に係るモールドを使用して鋳造すれば、そのパッドが
項部（４） （４）’をカッＦするだけで容易に除去で
き、もとよ如面倒なパッドの削除仕上げを要しない。
全性を確保する上で必要なパッド部（２） （２）１が
各々隔１！ （１）’を介して製品部（１）Ｋ一体に具
備されるため、Ｓ物製品の健全性が確実に約束できる精
密鋳造用のセラミックモールドが得られると共に、パッ
ド部（２） （２）’が製品部（１）等を構成するモー
ルドの成形工程で同時に付設成形されるものであるえめ
、成形及び爾後の取扱いを含めてそのトータル作業工程
が著しく簡便迅速化される利点を有する。そして、本発
明に係るモールドを使用して鋳造すれば、そのパッドが
項部（４） （４）’をカッＦするだけで容易に除去で
き、もとよ如面倒なパッドの削除仕上げを要しない。
因に、１００に＃／Ｐ クラスのタービングレード鋳物
を例Ｋ、パッド除去のための所′ｇ！詩関を比較すると
、従来法ではパッドの機械加工による゛削除に、３〜５
時間を要するが、本発明に係るｓｍによるものではグラ
インダー加工によシロ２〜０５時間で足プる。
を例Ｋ、パッド除去のための所′ｇ！詩関を比較すると
、従来法ではパッドの機械加工による゛削除に、３〜５
時間を要するが、本発明に係るｓｍによるものではグラ
インダー加工によシロ２〜０５時間で足プる。
第１図は精密鋳造によるブレード鋳物−例を示す側面図
である。第２図は本発明に係るモールド−例を示す側断
面図である。第５図は第２図のＸ−Ｘ断面図である。第
４図は本発明に係るモールドの他の例を示す要部側断面
図である。 （１）・・・製品部、（２） （２）’・・・パッド部
、（３）・・・押湯部、（４）（４）’−・・堰。 特許出願人 久保田鉄工株式会社
である。第２図は本発明に係るモールド−例を示す側断
面図である。第５図は第２図のＸ−Ｘ断面図である。第
４図は本発明に係るモールドの他の例を示す要部側断面
図である。 （１）・・・製品部、（２） （２）’・・・パッド部
、（３）・・・押湯部、（４）（４）’−・・堰。 特許出願人 久保田鉄工株式会社
Claims (1)
- １、耐火物スラリーを主型内に流し込んでセラミックモ
ールドを製作するに＠抄、該主屋内に配電される製品部
模型に適宜間隙を設けてパッド部模型を添設し、製品部
とパッド部とを隔壁を介して一体成形することを特徴と
する精密鋳造用セラミックモールドの製作法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3781482A JPS58153603A (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3781482A JPS58153603A (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58153603A true JPS58153603A (ja) | 1983-09-12 |
| JPH0367843B2 JPH0367843B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=12507984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3781482A Granted JPS58153603A (ja) | 1982-03-09 | 1982-03-09 | 精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58153603A (ja) |
-
1982
- 1982-03-09 JP JP3781482A patent/JPS58153603A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0367843B2 (ja) | 1991-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE3560250D1 (en) | Foundry moulding process and mould for low-pressure precision casting with a gasifiable model and binderless sand mould | |
| CN112658210B (zh) | 地铁转向架异形铸钢件分段铸造方法 | |
| GB1522344A (en) | Method of manufacture of a roller | |
| JPS58153603A (ja) | 精密鋳造用セラミツクモ−ルドの製作法 | |
| US3283376A (en) | Method of investment casting of ball bearings | |
| JPS59136214A (ja) | 水溶性中子を用いたプラスチツク鋳造方法 | |
| JPH02220730A (ja) | 自硬性鋳型を用いた鋳造方法及びそれに用いられるボリュウム増加材 | |
| US3545524A (en) | Method of casting a wheel | |
| JPS606244A (ja) | 合成樹脂成形用簡易型の作成方法 | |
| JP2549865B2 (ja) | 複合砂鋳型 | |
| JP2511567B2 (ja) | 水車ランナの製造法および部品用鋳型 | |
| JPS55165264A (en) | Die casting method of rotation symmetrical parts | |
| JPS564343A (en) | Method of manufacturing mold | |
| JPS63273543A (ja) | 鋳型キヤビテイの製造方法 | |
| JPS57124548A (en) | Casting method | |
| Timofeev et al. | Dies of Wrought Iron for Pressure Die Casting of Brass Fittings | |
| JPS6234648A (ja) | 精密鋳造用鋳型の製造方法 | |
| Kutsyi et al. | Mechanization of Operations During the Production of Large Castings | |
| GB1115087A (en) | Manufacture of cast press tools | |
| JPS60127042A (ja) | アルミニウム合金製羽根車の製作法 | |
| Blackburn et al. | Experience with Alphaset in High Alloy Steel Production | |
| JPS6380941A (ja) | 鋳造方法 | |
| JPH0252144A (ja) | 精密鋳造用模型の製造方法 | |
| GB565093A (en) | Foundry mold and method of making castings | |
| JPS6123058B2 (ja) |