JPS58153165A - キラルな分析試薬 - Google Patents

キラルな分析試薬

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JPS58153165A
JPS58153165A JP57231001A JP23100182A JPS58153165A JP S58153165 A JPS58153165 A JP S58153165A JP 57231001 A JP57231001 A JP 57231001A JP 23100182 A JP23100182 A JP 23100182A JP S58153165 A JPS58153165 A JP S58153165A
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JP
Japan
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reagent
fluoro
diketone
shift
chiral
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JP57231001A
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Nobuo Ishikawa
延男 石川
Tomoya Kitatsume
智哉 北爪
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/281Means for the use of in vitro contrast agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野 本発明はキラルな分析試薬に関するものである。
2、従来技術 不斉な化合物の光学純度を知る九めの直接的かつ便利な
方法の1つとして、キラルなシフト試薬を用い九NMR
(核磁気共鳴)分析による方法がある。例えば、ユーロ
ピウムキレ−F等のシフト試薬では、リガンド(配位子
)であるβ−ジケトンがその性能を決定する重要な化合
物であシ、一般にフッ素原子を多く含むものが%に有効
であるとされている。を九、このβ−ジケトンはフッ素
原子を含むごとKよって、撥水撥油剤、界面活性剤、樹
脂添加剤、溶剤等として効果を発揮することも期待され
る。
3、発明の目的 本発明は、フッ素原子を数多く含み、しか4適と 度な立体的かp高さを有するキラルな分析試薬を提供す
ることを目的とするものである。
41発明の構成 即ち、本発明は、 一般式: (但、Rは脂肪族炭化水素オ中シ基、脂肪族炭化水素基
又はフルオロ脂肪族炭化水素基であって、Yを結合して
いる炭素原子との間で環を形成しているものも含む、Y
は水素原子又はフッ素原子、Rfはフルオロ本 低級アルキル基である。n = Q〜3、Cは不斉炭素
である。) で表わされるフルオロ−β−ジケトンからなることを特
徴とするキラルな分析試薬に係るものである0 5、発明の効果 本発明による上記フルオロ−β−ジケトンからなる分析
試薬は、キラルな例えばユーロピウムキレート等のNM
R(核磁気共鳴)分析用シフト試薬を形成するのに有効
である。即ち、フッ素原子によって、1)電子求引性が
高まってキレートが活性化され、シフト試薬としてのル
イス酸性度が増大するので、低amでもシフト効果に優
れ九ものとなる・2)基質とオーバーラツプする水素原
子が少ない九め、基質のシグナルとのオーバーラツプが
少なくなる。3)有機溶媒に対する溶解度が増す。
まえ、このフルオロ−β−ジケトン類は、フッ素の存在
によってフッ素化合物としての既述した如き作用も示す
40と期待できる。
& 実施例 本発明の上記フルオロ−β−ジケトンにおいては、上記
一般式中のRは炭素原子数10以下の脂肪族炭化水素オ
キシ基(例えば−0cHs’、−〇C!残、0CsHt
、−0C4HI等のアルコキシ基)、脂肪族1M化水素
基(IIm、−CsHa、 espy、−C4HI 等
のアルキル基、又はこれらと同数炭素のアルケニル基)
、或いはフルオロ脂肪族炭化水素基(−CF、、−〇、
?、、−C,F、、CaF・等のフルオロアルキル基、
又はこれらと同数炭素のフルオロアルケニル基)が適用
可能である。まえ、とのRは、d−3−ハログy化力y
7アーの如く、上記Yを結合している炭素原子との関に
環を形成しているものでもよい。tえ、Rfは−CF雰
CF嵩CF、等の低級ペルフルオロアル中ル基である・ 次に1本発明によるフルオロ−β−ジケトン類からなる
分析試薬をその製造プロセスに従って具体的に例示する
・ まず、次式に従ってプロふ化エステル1と亜鉛粉末とを
超音波の作用下に反応させ、レフオルマツキー置試華ス
を生成させ、かつこの試薬lとフルオルアルキルエステ
ルlとを超音波の作用下に反応させ、目的とするフルオ
ロエステルからなる化学シフト試薬用のエステル(を得
る。
B r CHYCOOC寓Hs + Zn−IZF””
2;1) BrZnCHYCOOCm)ム+Rf/C0OR’( この反応によって、同一反応容器内で温和な条件下でR
f’ CO基を目的物(に選択的に導入でき、かつその
収率も非常に良好であり九〇 しかしながら、上記反応において、 Rf’ C0OR
’の代りに通常の炭化水素系のRCOOR’を使用し九
場合には、超音波の照射下で龜反応が進行せず、目的の
ケトカルボン酸エステルを得ることができなかった。こ
のことは、本発明で使用するRf’ C0OR’のRf
/が強い電子求引性を有し、これがレフオルマツキー型
試薬との求核反応を充分に進行させるのに寄与している
ことを示している。
なお、上記反応においては、亜鉛の代りにマグネシウム
を用い、グリニヤール法に従ってRf’C00R’と反
応させても、所要のフルオロエステル烹が得ることがで
きることが分った。これも、Rfのもつ上記性質、及び
超音波エネルギーの作用によって、反応が充分に高収率
で進行するからであると考えられる。
また、上記反応において、試薬lを作るためのハロゲン
化ケトンlについては、一般式:RCCHYX (Rは
脂肪族炭化水素オキシ基、脂肪族炭化水素基又はフルオ
ロ脂肪族炭化水素基、Xはハロゲン)で表わされるもの
が使用可能であるが、このハロゲン化ケトンも目的物に
フッ素を導入する4のであってよい、この場合、Rをフ
ルオロアルキル基(Rf/ )とすればよい、但、反応
中にケトンのR−0間の結合が切れてRが脱離し九場合
、上記Yをフッ素(P)としておけば、目的物中にはR
がなくてもYKよるフッ素が導入されるので、生理活性
を保持することができる。
また、このハロゲン化ケトンとして、上記したプロふ化
エステルlではなく例えばブロム化アセ) y (Br
CHYCOCHs )等の如くRが7/L/キル基から
なるものを用いても、生成物(を収率良く得ることがで
きる。そして、このRをフルオロアルキル基(Rf’)
としたプロふ化フルオロアセトン1 (例えばCFs CCHs Br )を用い、これを下
記反応式に従って、フルオロエステル(例えば占F1 化学シフト試薬lを得ることができる。
CFiCOCHtBr + Zn Br Zn CHsCOCFs + CFs CFsC
Ft 0CFCOOR’・ CF。
  0 超音波  II   ll* 一−−→CFs CC)bCCFOCF*CPs CF
sCFs 凡 この試薬互は、上記の試薬(と同様に、不斉炭素とペル
フルオロプロピル基(−CFsCFtCFs ) ト(
D関に酸素原子が結合されたエーテル結合を有している
ので、その酸素によって結合が安定化され、求核試薬が
作用してもRf/ (−CFOCF、CFICF、 )
CFs が離脱することはない、1九、とのRfは種々選択する
ことができ、 411に上記フルオロエステル(Rf’
 C0OR/ ) t) Rf’ トLテ、上述Llを
適用することができる。
次に、 Rf’CO基をNMRのシフト試薬としてのd
−カンファーに導入し大側を説明する。
上述し九と同様の1糧にて、次式に従って亜鉛粉末の存
在下でd−3−プロ五カンファー!トベルフルオロアル
キルエステル(Rf/C0OR/ )  3 、!−を
超音波照射下に反応させ、目的とするシフト試薬Iを容
J&に高収率で得た・ このd−力ン7アー誘導体ヱはシフト試薬として優れ、
高収率で得られた。
上述した方法は、フルオロ脂肪族炭化水素基(Rf)の
化学的性質と超音波の作用とを組合せて利用しているた
めに、従来法では期待できない顕著な効果を幾つか得る
ことができる。4Iに、激しい反応を伴なうことなく温
和な条件で反応が進行するのでその操作が容易であると
共に、使用するフルオロエステル(RfCOOR/ )
は制約を受けるこ□となく種々のものが選択できる・1
+、市販の亜鉛粉末又はマグネシウム粉末を精製するこ
となく使用しても充分な活性を示し、更に溶媒について
も市販品を精製することなく例えばモレキュラーシープ
で乾燥するだけで充分使用可能である・次に、本発明を
実施例についてI!KlkmK説明するが、以下の実施
例は本発明の技術的思11に基づいて種々変形が可能で
あることが理解されよう。
実施例 1)  CFsCOCHsCOCPmの合成CF3Q)
CHlBr (1,91F、 10 @mol )とC
F、CO,C,Hl(1,42Ii、 10amol 
)および亜鉛末(1,31)をテトラヒドロフラン(3
)il)とジメチルホルムア建ド(10a/ )の混合
溶媒とともにフラスコ(100114)に入れ、超音波
洗浄器(35W、 32KHz )にて1時間超音波照
射下に反応をおこなつえ。反応後、混合液中の不溶物を
ろ過し、ろ液に水(500w )を加え、生じ九油層を
ジエチルエーテルで抽出した。
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し九のち、溶媒を除去
り喪、蒸留K ”C生成物(CPsCOCHsCOCF
m )(bp70−72’C)をω−の収率で得九〇2
)  CFmC0CH*C0CF(CFs)OCF*C
F*CFs(D合成CFsCOCHsBr  (1,9
1JF、  10 mmol )  とC’l’sCF
意CFsOCF (CFs ) oojc、n、 (3
,581,10mmol )および亜鉛末(1,3II
)をテトラヒドロ7ラン(2D111)とジメチルホル
ムアきド(10a/)の混合溶媒とともにフラスコ(1
001114)K入れ、超音波洗浄器(蕊W、32KH
z) Kで1時間超音波照射下に反応をおこなつえ0反
応後、混合液中の不溶物をろ過し、ろ液に水(50Q 
111)を加え、生じた油層をジエチルエーテルで抽出
し喪、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥したのち溶媒を
留去した。蒸留にて生成物(bp11G〜83℃/15
0■Hg)を58−収率で得た。
この生成物のスペクトルは次の通〕であった。
Mass : M+44O NMR:”H(J)(CDCjs)  S、2(CHs
)PPm饅F(句 −11(CP、■)、1.6(IF
)、4.2(3F)、4.8(3F)、6.6(IF)
、82(2F)、ss (lF) ppm(外部標準C
P、CO嵩H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式: (但、Rは脂肪族責化水素オ゛キシ基、脂肪族炭化水素
    基又はフルオロ脂肪族炭化水素基であって、Yを結合し
    ている炭素原子との間で環を形成しているものも含む、
    Yは水素原子又はフッ素原子、Rfはフルオロ低級アル
    中ル基である。n = Q〜3、Cは不斉炭素である。 ) で表わされるフルオロ−β−ジケトンからなることを特
    徴とするキラルな分析試薬・ 2−  Hの炭素原子数をlθ以下とする、特許請求の
    範囲の第1111に記載し九分析試薬。 3、化学シフト試薬に使用され得る、特許請求の範囲の
    第1項又は第2項に記載し九分析試薬。
JP57231001A 1982-12-29 1982-12-29 キラルな分析試薬 Granted JPS58153165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995014934A1 (fr) * 1993-11-26 1995-06-01 Daicel Chemical Industries, Ltd. Reactif pour rmn a basculement chiral comprenant un derive du sucre

Non-Patent Citations (1)

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Title
CHEMISTRY LETTERS=1982 *

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WO1995014934A1 (fr) * 1993-11-26 1995-06-01 Daicel Chemical Industries, Ltd. Reactif pour rmn a basculement chiral comprenant un derive du sucre
US5736411A (en) * 1993-11-26 1998-04-07 Daicel Chemical Industries, Ltd. Chiral shift reagent for NMR comprising saccharide derivative

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JPH0153742B2 (ja) 1989-11-15

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