JPS5815295B2 - 4 フツカエチレンジユシチユ−ブノシヨウケツホウホウ オヨビ シヨウケツソウチ - Google Patents

4 フツカエチレンジユシチユ−ブノシヨウケツホウホウ オヨビ シヨウケツソウチ

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JPS5815295B2
JPS5815295B2 JP50155226A JP15522675A JPS5815295B2 JP S5815295 B2 JPS5815295 B2 JP S5815295B2 JP 50155226 A JP50155226 A JP 50155226A JP 15522675 A JP15522675 A JP 15522675A JP S5815295 B2 JPS5815295 B2 JP S5815295B2
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tube
tetrafluoroethylene resin
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radial direction
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沖田晃一
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弗素樹脂チューブの径方向膨張肌理こ関するも
のであり、特に四弗化エチレン樹脂チューブの多孔性管
壁を327C以上の温度で焼結する際に径方向の収縮を
防止すること、又は径方向を更に膨張させることにより
引裂強度、柔軟性を向上きせ、また管壁の肉厚を薄くす
ることを特徴とするチューブの製へ方法および製造装置
に関するものであり、更にこれらの方法によって得られ
たチューブに関するものである。
熱願塑性チューブが低温・常温の雰囲気ではその形状を
保持するが、ある臨界の温度以上に加熱されるとその形
状を変化させて前沈埋の形状と寸法に復帰するという様
な記憶を付加させるいわゆる収縮チューブの製造方法が
公知であり、この時にはたとえば内部に弾丸軟塊を通過
させるとか、周囲を減圧にすると同時に内部を加圧する
などの方法が知られている。
またチューブ法による二軸延伸フィルムの製造において
は、浴融熱願塑性プラスチックを環状口金から下方にむ
かってチューブ状に押出すと同時に内圧によって膨張、
進行方向に延伸する方法が知られている。
これらの熱願塑性プラスチックには、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレツクレート、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン及びその共重合体が含まれ
るが、弗素樹脂チューブに関する報告は少ない。
それ故、多孔性管壁を有するチューブを二軸方向に延伸
する方法及びその装置については全く知られていない。
従って本発明は、弗素樹脂からなるチューブの製作工程
において径方向の膨張沈埋をほどこすことf%徴として
おり、その結果得られたチューブ特性として従来のチュ
ーブよりもはるかに薄い肉厚でありながら、引張強さ、
引裂強さの向上した製品を提供するものであり、その製
造を可能にする装置に関するものである。
本発明の他の目的はその管壁全体にわたり微細な多り性
構造を有している四弗化エチレン樹脂からなるチューブ
であって、製作工程において長さ方向には327C以下
で延伸処理を、径方向には327℃以上で膨張処理の二
軸延伸をほどこすことを特徴としており、従来の長さ方
向のみの延伸処理をしたチューブ特性に比較して引裂強
度を向上させ、かつ柔軟性を増したことを特徴とするも
のである。
本発明のもう一つの目的は、チューブ径方向への膨張処
理を実験室的な短尺で実施することではなく、工業的な
規模で連続製造できる様な装置を提供することにある。
本発明の対象である多孔性管壁を有するチューブについ
ても、幾つかの製造方法が開発されている。
すなわち、四弗化エチレン樹脂粉末を焼結湿度以下で、
または焼結時にガス化して除かれる物質、または抽出ま
たは溶解して除かれる物質を混和して加圧成形したのち
、焼結し、これらの物質を除けばそれらが占めていた部
分が空所となって多化性物が得られる。
一方特公昭42−13560、特公昭51−18991
では液状潤滑剤を含む未焼結の四弗化エチレン樹脂混和
物を押出によってチューブ状に成形したのち、未焼結状
態で少なくとも一方向に延伸した状態で約327℃以上
に加熱することを特徴とする方法でも多り性構直物が得
られる。
特に特開昭46−7284の実施例6においては押出成
形されたチューブを、未焼結状態の約300Cに加熱し
、次いで圧縮ガスを片方のみ栓をしたチューブに導入し
て、初めの径の約3@に膨張し、次いで圧潰が生じない
様に維持しながら、約360Cに加熱して焼結すること
が知られている。
この径方向へ約3培膨張させることは不可能ではないけ
れども、大抵の場合チューブ長さ方向に割れが生じて大
量に連続製作することは困難である。
この様な背景をもとに、本発明は特に液状潤滑剤を含む
未焼結の四弗化エチレン樹脂混和物を押出によりチュー
ブ状に成形し、次いで、液状潤滑剤を除去し、未焼結状
態でチューブ長さ方向に延伸した状態で、約327C以
上に加熱して焼結するがその327C以上に加熱されて
いる四弗化エチレン樹脂チューブが327C以下に冷却
される以前に更に径方向の膨張肌理を行なうことにより
、327C以下に冷却してもチューブ径が未焼結チュー
ブ径より収縮しないようにすることあるいは焼結後のチ
ューブ径が未焼結チューブ径よりも犬きくなることを特
徴とする連続チューブの製造方法及びその装置に係るも
のである。
安約すれば327℃以下の温度で一方向に延伸したもの
を327C以上で焼結と同時に膨張処理を行なうことを
特徴とする多孔性チューブの製造方法とその装置に係わ
るものである。
本発明の方法を以下に詳述する。
まず第一工程は従来から知られているペースト押出法に
よって未焼結状態のチューブ状成形品を得ることである
本発明の構造物に用いられる未焼結の四弗化エチレン樹
脂はエマルジョンまたはディスパージョンから凝結して
得られるものが適している。
4弗化エチレン樹脂に液状潤滑剤を混和するにはエマル
ジョンまたはディスパージョンより凝結して得られた樹
脂に加えて攪拌するのが便利であるが、エマルジョンま
たはディスパージョンに液状潤滑剤を加えた後、凝結し
て得る事も、また両者を組合せて、行う事も出来る。
液状潤滑剤としては従来からペースト押出法で用いられ
ているように樹脂表面を濡らす事が出来、樹脂の分解温
度以下で蒸発、抽出等により除去されるものが使用出来
る。
すなわち、ソルベント・ナフサ、ホワイトオイル等の炭
化水素油、ドルオール、キジロール等の芳香族炭化水素
類、アルコール類、ケトン類、エステル類、シリコーン
オイル、フルオロクロロカーボンオイル、これら溶剤に
ポリイソブチレン、ポリイソプレン等の重合体を溶かし
た溶液、これらの2つ以上の混合物、表面活性剤を含む
水または水溶液等数多くのものが使用出来る。
液状潤滑剤の量は成形方法や成形物の大きさ例えばシー
ト厚さや四弗化エチレン樹脂以外の混和物例えば無機充
填剤の有無によって変える事が望ましく、通常樹脂10
0容に対して液状潤滑剤は100容−15各用いられる
が、65−25容用いた場合が最もよい結果を与える。
四弗化エチレン樹脂および液状潤滑剤の他に目的に応じ
て他の物質を混和物に含ませる事が出来る。
例えば着色のための顔料、圧縮に対する強度の向上、耐
摩耗性の改良、低温流れの防止や気りの生成を容易にす
る等のためにカーボンブラックグラファイト、シリカ粉
、アスベスト粉、ガラス粉および繊維、けい酸塩類や炭
酸塩類等の無機充填剤、金属粉、金属酸化物粉、金属酸
化物粉等の混合、また長比性構造の生成を助けるために
加熱、抽出、溶解等により除去または分解され得る物質
例えば塩化アンモニウム、塩化すトウム、他のプラスチ
ック、ゴム等を粉末または溶液の状態等にて混和する事
が出来る。
これらも四弗化エチレン樹脂をディスパージョンより凝
結する前あるいは後で加える事が出来る。
次に液状潤滑剤を含む未焼結の4弗化エチレン樹脂混和
物は押出または圧延または両者を組合せた工程を含む方
法で成形される。
これらの成形はすべて四弗化エチレン樹脂の焼結温度以
下すなわち約327C以下で、最も普通には温室付近で
行われる。
未焼結の4弗化エチレン樹脂は押出工程でグイから押出
される時やロールで圧延される時や烈しく攪拌を受けた
時のように剪断力を受けると微細な繊維状組織となる傾
向がある。
液状潤滑剤を含む樹脂はさらに容易に繊維状化する。
本発明により得られる構造物を得るには、この繊維状化
が重要な点の一つである。
例を挙げてこれを説明すると、押出によって、ロンド、
チューブ、ストリップ、シート等を成形する。
これQラム式押出機を用い公知の方法で行う事が出来る
一般には押出機への樹脂供給を容易にし、成形品を均一
にするために予め樹脂混和物を圧縮成形した後、押出機
に供給される。
予め押出、圧延、流体中での攪拌等で多少繊維状化した
ものをさらに押出し成形する事も出来る。
上に述べたことき方法で得られた未焼結成形品は微細な
繊維状体の集合と考えられるが、その繊維は1本1本分
離する事が困難な程微細でからみ合っているものであり
、4QQ陪に拡大してもその構造を観察する事は難しい
また上にレボした方法では一旦紡糸したり、細かくちぎ
られた繊維状体としたものを紙を抄いたり、フェルトを
作るようにしてシート状に成形する心安がなく、繊維状
化と成形が同時に実施され得る。
次にこのようにして得られた潤滑剤を含む未焼結成形品
は次に少くとも一方向に延伸さイる。
この延伸は潤滑剤を含む状態でも、また蒸発、抽出等に
よつUl去した後でも行う事が出来る。
この延伸工程は本発明の最も重安な点である。
すなわち、この四坤によって次の工程である約32°C
以上の加熱を行っても多孔性を失わない構造が与えられ
るのであり、またこの力熱によって多孔性構造は強化さ
れ安定なものとなる。
前述のごとき方法で成形された未焼結チューブは、四弗
化エチレン樹脂の微細な繊維が密に集合した状態と考え
られるが、機械的強要が低く、つずかの力で伸びたり割
れたり切れたりする。
この傾向は押出方向よりもその直角方向で特に顕著であ
り、四弗化エチレン樹脂の繊維状配向度の少ない方向で
大きくなる。
見かけ断面積で計算した引張強度は強い方向で1.0〜
]、5Kg/my7なのに対しその直角方向では0.0
2〜o、3kg/mm2程度になる。
まず一方向に延伸される。
前述のように強度の犬ぎいチューブ長さ方向への延伸は
比較的容易に行なえるが、その直角方向への延伸は0.
02〜0.3に9/mm2程度の強度しかないため、伸
びる以前に割れたり切れたりしてしまう。
特公昭51−18991の実施例6では未焼結状態での
チューブ径膨張を急速な圧縮空気導入によって行ってい
る。
しかるにその瞬間的昇圧においても尚割れを完全に防ぐ
ことは困難である。
一方押出したチューブを一方向に延伸した後での機械的
強度は全く延伸していないチューブよりも大きくなり、
たとえば押出方向に3陪延伸した後の機械強度は強い方
では8〜20kg/mm4にも達し、弱い方も未延伸チ
ューブの8〜10培にも達する。
しかるにこの状態のチューブを瞬間的に昇圧して膨張さ
せようという試みは不可能ではないが、大変困難といわ
ざるを得ない。
何故なら一軸方向に延伸されたチューブの管壁には無数
の微細化が生じており、このため昇圧させるためのガス
を送っても管壁から逃げる部分が増えてしまうこととな
り、極く限られた短尺のチューブでは製作できても、長
尺にすることは出来なくなるからである。
一方向のみの匪伸物をそのまま約327C以上の温度に
加熱し焼結することが公知であるが、延伸されたものを
約327℃以上に加熱すると収縮する傾向を示す。
一旦延伸しても加熱時何ら固定せずに放置すると収縮し
て延伸効果を失い、または構造にむらが生じたりする。
長さ方向に収縮しない様に固定して焼結することが心安
となるがチューブ形状のものの固定は長さ方向以外人髪
困難であり、そのためチューブ径方向への収縮が生じて
、外径、内径ともに延伸前、又は延伸後のチューブの値
と異なってくる。
この寸法精度が焼結工程の前後で変わることは品質管理
上からも好ましいことではない。
更に径方向への収縮が生じたことにより気化率の低下、
および比較的硬いチューブになってしよう。
本発明はこの径方向収縮を防止することおよび更に径方
向の膨張を行なうことにより品質が均一で気孔率が高く
、柔軟性に富み更に2軸方回への延伸を行なった結果と
して、引裂強度の向上したチューブを製作することにあ
るこの目的を達成するために、長さ方向に収縮しない様
に固定することは当然であるが、更に周囲から減圧の力
によって径方向の固定を行ないながら焼結することが本
発明の重要工程となる。
径方向への減圧固定は、焼結炉の内部であっても、焼結
炉の直後であっても良いが、まず長さ方向に固定された
チューブを約327℃以上に加熱し、次いでこのチュー
ブが約327℃以下に冷却される以前に径方向固定が行
なわれなければならない。
ここでいう径方向固定とは延伸済チューブの径と同一に
維持すること及びそれ以上に膨張させることの両方を含
むものとする。
約327℃以上に加熱されているチューブを径方向に一
定する方法には幾つかの方式が考えられる。
もしチューブの管壁が無り性の時には内部を加圧するか
又は周囲を減圧することなどにより比較的容易に行なえ
る。
勿論弾丸状塊をチューブ内に通過させるなどの方式も可
能である。
一方チューブの管壁が多孔性の時には内部に加圧する方
式が無理となる。
周囲からの減圧による方式も極く限られた条件において
のみ実施できることが判明し、本発明に到達した。
即ちA(1)チューブ周囲の減圧によって径方向に固定
する時、真空ポンプへ吸引される空気量を可及的に少な
くするが、チューブを径方向固定できる程度の強さであ
ることA(2)径方向固定を受ける所までチューブ温度
が327℃以上であり、画定ゾーン直後には327C以
下に冷却して結晶化させることA(3)膨張後のチュー
ブ径を決めるパイプには減圧吸入化又はスリット化をも
うけるが、そのパイプ径よりも小さなシール部分をこの
パイプの前後に設置することの安置が同時に満足されね
ばならない。
将に(1)は重装であり吸引空気量が太きすぎる時には
チューブを径方向固定したのちチューブ内の空気までチ
ューブ管壁を通じて吸引されてしまい、結果として真空
固定用パイプの前後のチューブが減圧によってつぶれて
しまうからである。
本発明の理解を助けるために次の図面を影考にしながら
説明する。
第1図は本発明を実施することが可能な装置の側面図を
部分的に示したものである。
サプライボビン10に巻かれたチューブ11が前駆動キ
ャプスタン12によって等速で加熱炉13を通過する。
チューブ11は327℃以上に加熱された状態で加熱炉
13から出て来るが、327℃以下にならない程迅速に
径方向固定の減圧ケース14に導く。
減圧ポンプ(図示せず)に連続されたパイプ15を通じ
て減圧度調節用バルブ16により減圧ケース14の減圧
度を一定に持続させる。
一方チューブ11が径方向に固定されたならば即刻その
温度を327C以下に冷却するための空気導入パイプ1
Tと出口バイブ18があり、その冷却速度はバルブ19
を開閉することにより調節できる。
減圧ケース14にチューブ11を通すが、減圧度を一定
に維持するために人口側のシール用ダイ20と出口則の
シール用ダイ22を設置する。
径方向に固定され、かつ327℃以下に冷却結晶化され
たチューブ11は後駆動キャプスタン23を経由して、
巻取りボビン24に巻きとられる。
327C以上への加熱には前駆動キャプスタン12と後
駆動キャプスタン23を等速度で回転するように、同一
の駆動モーター(図示せず)からの回転力を伝達させて
長さ方向でのチューブ固定を行ない、径方向への固定は
減圧ケース14の減圧力によって膨張又は収縮防止を行
なう。
第2図は減圧ケース14の内部を詳細に示したものであ
る。
327C以上に加熱されたチューブ11はシール用ダイ
20を通過するが、このシールを完全にするためには3
27C以上に加熱されて体積膨張しているチューブ11
の外径と一致するシール化を削りするが、駆動キャプス
タン12と23の駆動速度を低下させる摩擦力を出来る
たけ小さくするため、シール化の最小孔径部分の厚みを
3朋m以下好ましくはImr程度にする心安がある。
シール化を通過したチューブは径固定パイプ31に剛化
された微小化を通じて減圧にされた雰囲気に入るため、
径方向に膨張していき径固定パイプ31と密層する。
径m定パイプ31の内表面は駆動キャプスタン12と2
3の摩擦力による長さ方向伸びを低減するために密着し
すぎない程度に平滑であることが套装となる。
減圧ケース14は減圧によるチューブ11の膨張を行な
う部分と膨張後の冷却結晶化のための冷却部分を断熱仕
切板30を介して連結している。
チューブ11は冷却パイプ32の中で327C以下に強
制冷却されることによりその径方向を幾分収縮していく
ので、冷却パイプ32とナユーブ11の間には隙間が生
じて来る。
これは摩擦力を低減させる目的からも好ましいことであ
り、最後に出口シール用ダイ22に達する。
第3図はスリット方式の減圧ケース14の内部構造を示
している。
ナユーブ11は外枠34の入口部分に設けたシール用ダ
イ部分を通って減圧室に入り膨張して、径固定パイプ3
5の内面と密着する。
この図面では径固定パイプ35の冷却を周囲からの空気
による冷却で代用している。
減圧ケース14の外枠34と径固定パイプ35はスライ
ド式に移行可能とし、減圧室の容積を変化させてチュー
ブ11がつぶれたり膨張しなかったりについての最適化
を計れる様にしである。
出口側のシール用ダイ22にはゴム製の隔壁40を用い
、チューブ11との界面からの空気漏れをなくしている
外枠34と径固定パイプ35の2つで決まる減圧室の大
きさは用いるチューブ11の径、肉厚、移動速度、温度
などにより変えなければならないが、チューブ内の空気
が管壁を通じて吸引されない様にするには可及的に小さ
い方が良い。
通常外枠34と径固定パイプ35の隙間は3mm以下、
好ましくは1mm程度が良いことが判った。
以下には本発明を実施例によって詳述するが、本発明が
これらの実施夕に限定されるものではない。
参考列 1 用いた四弗化エチレンチューブは内径4.0mm1肉厚
Q、7mmにラム式押出したのち抽出したものである。
原料樹脂はダイキン工業製ポリフロンF−1043kg
であり、これにホワイトオイル(スモイルP−55村松
石油製)0.81gとを混合したのちシリンダー内径9
0mmマンドレル外径L6mmのペースト押出成形機を
用いた。
第1図の如き装置で加熱炉の温度は510℃、減圧ケー
スの真空度を6〜8cTI′LHgチューブ移動速度(
1約20cm7/minで行った。
人口側のシール用ダイは開化径5.5mm、ダイの長さ
2酊、出口側のシール用ダイは内径8.5mmを用いた
膨張後のチューブ内径は7.4〜7.8mm、肉厚はそ
れ故0.45〜0.5 Lmrnでめった。
比較のために減圧ケースを用いないで加熱炉のみを通過
させて焼結したところ、チューブ内径は3、6 am、
肉厚は0.75mmになったB1m1rLのステンレス
線でこれらのチューブ管壁を引裂くに要する力を求めた
ところ、減圧ケースを用いたもので3、10 kg/m
mの値を示したのに対し、減圧ケースを用いない比較用
試料では1.67kg/mmの値であり、顕著な差が認
められた、 実施例 1 実施列1と同じ四弗化エチレンチューブを長さ方向にま
ず5@に延伸した。
延伸温度300℃と延伸速度50cm/X粕nで行なう
ことにより切断することなく長尺チューブを延伸するこ
とが出来た。
延伸されたチューブの焼結と膨張は第2図の如き減圧ケ
ースを用いて行った。
加熱炉の温度は505℃、減圧ケースの真空度が23〜
25c′Hgとなる様に減圧度調節バルブを設定し約2
601)minのチューブ移動速度で行った。
人口側のシール用ダイは開し径5.OvmAダイ部分の
長さ1mML1径固定パイプは内径7.0mmを用い、
真空系との貫通化を円周方向に4個、長さ方向に3列の
合作12個0.6mm直径で剛化した。
出口惧のシール用ダイは開化径5.5mmを用いた。
焼結後のチューブは内径4.1mm、肉厚0.50mm
となった。
減圧ケースを用いない比較実験では内径3.2mm、肉
厚0159mmであった。
これらの長比質特性は下表のようになった。
バブルポイントはイソプロピルアルコールに濡れた状態
で内部より空気を圧入した時に始めて気泡が生じた時の
圧力を表わす。
これらのチューブの柔軟性は気化率の差によって代表さ
れるように減圧ケースを用いた方が大きくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施することができる装置の側面図で
ある。 チューブ11は駆動キャブスタン12と23によって長
さ方向に固定された状態で加熱炉13を通過し、減圧ケ
ース14に327℃以上の温度で導入される。 チューブ11を径方向に固定する減圧力はパイプ15か
ら負荷されるがシール用ダイ20と22によって減圧力
を保持してチューブの径方向固定を行なう。 第2図は減圧ケース14の透視図である。 径固定パイプ31には微細化を削化し、パイプ15から
の減圧力を集中させてチューブ11を膨張し、外径を固
定している。 仕切板30を介して冷却パイプ32にまでチューブが達
するとパイプ17からの空気によって327C以下に急
冷させられる。 チューブ進行方向での空気漏れを防ぐためのシール用ダ
イ20と22が減圧ケースの前後に設置しである。 第3図はチューブ11の径方向にスリット状に減圧力を
集中させた減圧ケース14の透視図である。 この減圧ケース14は外枠34と径固定パイプ35をス
ライド式移行させることによりスリット巾を設定できる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 未焼結四弗化エチレン樹脂チューブを327℃以下
    の温度で長さ方向に延伸し、次いで327℃以上の温度
    で加熱焼結する吉同時に該チューブの外側を減圧するこ
    とを特徴とする四弗化エチレン樹脂チューブの製造方法
    。 2 延伸装置と前後を開放した加熱炉と、該加熱炉に一
    定の速度で四弗化エチレン樹脂チューブを運搬する駆動
    部と、該チューブが327℃以上の温度で径方向に膨張
    させるための減圧ケースと、該減圧ケースに密接する冷
    却ゾーンと、該減圧ケースの両端には、該チューブが通
    過できるシール用ダイからなる四弗化エチレン樹脂チュ
    ーブの連続製造装置。
JP50155226A 1975-12-15 1975-12-24 4 フツカエチレンジユシチユ−ブノシヨウケツホウホウ オヨビ シヨウケツソウチ Expired JPS5815295B2 (ja)

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JP50155226A JPS5815295B2 (ja) 1975-12-24 1975-12-24 4 フツカエチレンジユシチユ−ブノシヨウケツホウホウ オヨビ シヨウケツソウチ
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JP50155226A Expired JPS5815295B2 (ja) 1975-12-15 1975-12-24 4 フツカエチレンジユシチユ−ブノシヨウケツホウホウ オヨビ シヨウケツソウチ

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JPS61180394A (ja) * 1985-02-05 1986-08-13 日新電機株式会社 集中監視制御装置
JPH0535987A (ja) * 1991-07-31 1993-02-12 Matsushita Electric Works Ltd 防災情報表示盤、防災コントローラおよびこれらを用いた防災システム

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