JPS58152828A - 新規包接化合物 - Google Patents
新規包接化合物Info
- Publication number
- JPS58152828A JPS58152828A JP3520782A JP3520782A JPS58152828A JP S58152828 A JPS58152828 A JP S58152828A JP 3520782 A JP3520782 A JP 3520782A JP 3520782 A JP3520782 A JP 3520782A JP S58152828 A JPS58152828 A JP S58152828A
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- JP
- Japan
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- cyclodextrin
- dichlorobenzyl alcohol
- clathrate
- alcohol
- dichlorobenzyl
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2、4−ジクロルベンジルアルコール−シクロ
デキストリン包接化合物に関する。
デキストリン包接化合物に関する。
2、4−ジクロルベンジルアルコールは殺菌作用、抗腐
敗作用を有し、口腔用薬剤、痔疾用薬剤等として利用さ
れ、錠剤、坐剤、軟膏の形にて供されている。
敗作用を有し、口腔用薬剤、痔疾用薬剤等として利用さ
れ、錠剤、坐剤、軟膏の形にて供されている。
本発明者らは2,4−ジクロルベンジルアルコールの各
種製剤を研究の結果、2、4−ジクロルベンジルアルコ
ールをシクロデキストリンに包接させ、2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール−シクロデキストリン包接化合物
とすることにより、2、4−ジクロルベンジルアルコー
ルの抗菌活性を低下させることなく、2、4−ジクロル
ベンジルアルコールの水へ溶解性および溶出速度を調節
できることを見出し本発明に到った。
種製剤を研究の結果、2、4−ジクロルベンジルアルコ
ールをシクロデキストリンに包接させ、2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール−シクロデキストリン包接化合物
とすることにより、2、4−ジクロルベンジルアルコー
ルの抗菌活性を低下させることなく、2、4−ジクロル
ベンジルアルコールの水へ溶解性および溶出速度を調節
できることを見出し本発明に到った。
本発明に用いられるシクロデキストリンはグルコース残
基6〜8個のα−1、4結合により結合した環状オリゴ
糖である。シクロデキストリンは、グルコース残基の数
により、α型、β型及びγ型の三種があり、本発明にて
は、α型、β型またはγ型それぞれ単独にて、もしくは
それらの二種以上の混合物が用いられる。
基6〜8個のα−1、4結合により結合した環状オリゴ
糖である。シクロデキストリンは、グルコース残基の数
により、α型、β型及びγ型の三種があり、本発明にて
は、α型、β型またはγ型それぞれ単独にて、もしくは
それらの二種以上の混合物が用いられる。
本発明の2、4−ジクロルベンジルアルコール−シクロ
デキストリン包接化合物を製造するには種々の方法があ
るが、溶液及び混練法が好ましい。
デキストリン包接化合物を製造するには種々の方法があ
るが、溶液及び混練法が好ましい。
溶液法ではシクロデキストリン水溶液、好ましくは飽和
水溶液中に2、4−ジクロルベンジルアルコールを単独
で、または水と混和し得る有機溶剤、例えばメタノール
、エタノール、n−プロパノール、アセトン、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキサイド等に溶解して加
え10〜90℃好ましくは20〜60℃にて撹拌した後
、撹拌放冷放置放冷または減圧濃縮し、その析出物また
は濃縮物を乾燥することにより、2、4−ジクロルベン
ジルアルコールはメタノール、エタノール、アセトン等
の有機溶剤にて洗浄することが好ましい。混練法ではシ
クロデキストリンに0.5〜3倍量の水を加え、これに
シクロデキストリンに対し0.01〜0.25重量部、
好ましくは包接当量の2.4−ジクロルベンジルアルコ
ールを加えて、10〜80℃、好ましくは20〜60℃
にて混練し、ペースト状となし次いで通気、減圧等によ
り乾燥することにより、2、4−ジクロルベンジルアル
コール−シクロデキストリン包接化合物を得ることがで
きる。
水溶液中に2、4−ジクロルベンジルアルコールを単独
で、または水と混和し得る有機溶剤、例えばメタノール
、エタノール、n−プロパノール、アセトン、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキサイド等に溶解して加
え10〜90℃好ましくは20〜60℃にて撹拌した後
、撹拌放冷放置放冷または減圧濃縮し、その析出物また
は濃縮物を乾燥することにより、2、4−ジクロルベン
ジルアルコールはメタノール、エタノール、アセトン等
の有機溶剤にて洗浄することが好ましい。混練法ではシ
クロデキストリンに0.5〜3倍量の水を加え、これに
シクロデキストリンに対し0.01〜0.25重量部、
好ましくは包接当量の2.4−ジクロルベンジルアルコ
ールを加えて、10〜80℃、好ましくは20〜60℃
にて混練し、ペースト状となし次いで通気、減圧等によ
り乾燥することにより、2、4−ジクロルベンジルアル
コール−シクロデキストリン包接化合物を得ることがで
きる。
本発明の包接化合物中における2、4−ジクロルベンジ
ルアルコールをシクロデキストリンとの割合はα−及び
β−シクロデキストリン包接化合物においては1モル対
0.8〜12モル、γ−シクロデキストリン包接化合物
にあっては3モル対1.8〜2.2モルである。
ルアルコールをシクロデキストリンとの割合はα−及び
β−シクロデキストリン包接化合物においては1モル対
0.8〜12モル、γ−シクロデキストリン包接化合物
にあっては3モル対1.8〜2.2モルである。
包接化合物の形成は水溶液中においては、紫外部吸収ス
ペクトル、円偏光二色正スペクトル、核磁気共鳴スペク
トル法により、固体状態においてはX線回折、熱分折な
どにより確認される。
ペクトル、円偏光二色正スペクトル、核磁気共鳴スペク
トル法により、固体状態においてはX線回折、熱分折な
どにより確認される。
本発明の2、4−ジクロルベンジルアルコール−シクロ
デキストリン包接化合物はそのまま粉剤として、あるい
は錠■にて錠剤として使用しても良く、他の賦形剤、結
合剤、■味剤、希釈剤、懸■剤、湿潤剤等を加えること
も可能であり、常法いにより、錠剤、散剤、カプセル剤
、■粒剤、シロップ剤、坐剤、軟膏剤等として使用する
ことができる。また他の薬効成分を加えて製剤すること
ができる。
デキストリン包接化合物はそのまま粉剤として、あるい
は錠■にて錠剤として使用しても良く、他の賦形剤、結
合剤、■味剤、希釈剤、懸■剤、湿潤剤等を加えること
も可能であり、常法いにより、錠剤、散剤、カプセル剤
、■粒剤、シロップ剤、坐剤、軟膏剤等として使用する
ことができる。また他の薬効成分を加えて製剤すること
ができる。
実施冷1
2、4−ジクロルベンジルアルコール0.213g(1
.20×10−3モル)とβ−示クロデキストリン1.
36g(1.20×10−3モル)とを精製水100m
lに加熱溶解後、室温にて24時間撹拌した。生じた沈
澱を■取し減圧下室温にて8時間乾燥して、2、4−ジ
クロルベンジルアルコール−β−シクロデキストリン包
接化合物0.85gを得た。得られた物質を水に溶解し
て紫外部(271nm)における吸光度を測定し、2、
4−ジクロルベンジルアルコール対、3−シクロデキス
トリンの包接割合を求めたところ1モル対1モルであっ
た。また得られた物質の融点は290℃以上(分解)で
あった。
.20×10−3モル)とβ−示クロデキストリン1.
36g(1.20×10−3モル)とを精製水100m
lに加熱溶解後、室温にて24時間撹拌した。生じた沈
澱を■取し減圧下室温にて8時間乾燥して、2、4−ジ
クロルベンジルアルコール−β−シクロデキストリン包
接化合物0.85gを得た。得られた物質を水に溶解し
て紫外部(271nm)における吸光度を測定し、2、
4−ジクロルベンジルアルコール対、3−シクロデキス
トリンの包接割合を求めたところ1モル対1モルであっ
た。また得られた物質の融点は290℃以上(分解)で
あった。
実施例
2、4−ジクロルベンジルアルコール0.17g(1×
10−3モル)とγ−シクロデキストリン0.86g(
0.66×10−3モル)とを精製水100mlに加熱
溶解後、室温にて8時間乾燥して2、4−ジクロルベン
ジルアルコール−γ−シクロデキストリン包接化合物0
.66gを得た。得られた物質を水に溶解して紫外部(
271nm)のおける吸光度を測定し、2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール対β−シクロデキストリンの包接
割合を求めたところ、3モル対2モルであった。
10−3モル)とγ−シクロデキストリン0.86g(
0.66×10−3モル)とを精製水100mlに加熱
溶解後、室温にて8時間乾燥して2、4−ジクロルベン
ジルアルコール−γ−シクロデキストリン包接化合物0
.66gを得た。得られた物質を水に溶解して紫外部(
271nm)のおける吸光度を測定し、2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール対β−シクロデキストリンの包接
割合を求めたところ、3モル対2モルであった。
実施例3
β−シクロデキストリン13.6g(1.2×10−2
モル)に20mlの精製水を加え、らいかい機を用いて
、ペースト状とした。これに2.13g(1.2×10
−2モル)の2、4−ジクロルベンジルアルコールを加
えて、60℃に加温しながら4時間練合したのち、室温
にて24時間減圧乾燥し白色粉末状の2、4−ジクロル
ベンジルアルコール−β−シクロデキストリン包接化合
物15.2gを得た。包接割合は1モル対1モルであっ
た。
モル)に20mlの精製水を加え、らいかい機を用いて
、ペースト状とした。これに2.13g(1.2×10
−2モル)の2、4−ジクロルベンジルアルコールを加
えて、60℃に加温しながら4時間練合したのち、室温
にて24時間減圧乾燥し白色粉末状の2、4−ジクロル
ベンジルアルコール−β−シクロデキストリン包接化合
物15.2gを得た。包接割合は1モル対1モルであっ
た。
実施例4
γ−シクロデキストリン8.6g(0.66×10−2
モル)に30mlの精製水を加え、らいかい機を用いて
ペースト状とした。これに1.77g(1×10−2モ
ル)の2、4−ジクロルベンジルアルコールを加えて、
40℃に加温しながら3時間練合したのち、室温で24
時間減圧乾燥し白色粉末状の2、4−ジクロルベンジル
アルコール−γ−シクロデキストリン包接化合物10g
を得た。包接割合は3モル対2モルであった。
モル)に30mlの精製水を加え、らいかい機を用いて
ペースト状とした。これに1.77g(1×10−2モ
ル)の2、4−ジクロルベンジルアルコールを加えて、
40℃に加温しながら3時間練合したのち、室温で24
時間減圧乾燥し白色粉末状の2、4−ジクロルベンジル
アルコール−γ−シクロデキストリン包接化合物10g
を得た。包接割合は3モル対2モルであった。
試験例1:抗菌活性
以上の結果からシクロデキストリンにて包接化しても2
、4−ジクロルベンジルアルコールの抗菌活性を低下さ
せることはない。
、4−ジクロルベンジルアルコールの抗菌活性を低下さ
せることはない。
試験例2
2、4−ジクロルベンジルアルコールとα−シクロデキ
ストリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデ
キストリンとの溶解度相図を第1図に示す。
ストリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデ
キストリンとの溶解度相図を第1図に示す。
2、4−ジクロルベンジルアルコールを0.003モル
/lのα−シクロデキストリンに包接することによえい
2、4−ジクロルベンジルアルコール単独の約4倍溶解
度が向上する。一方、0.02モル/lのβ−シクロデ
キストリンに包接することにより、約1/2、0.03
モル/lのγ−シクロデキストリンに包接することによ
り約1/7溶解度の減少がみられた。
/lのα−シクロデキストリンに包接することによえい
2、4−ジクロルベンジルアルコール単独の約4倍溶解
度が向上する。一方、0.02モル/lのβ−シクロデ
キストリンに包接することにより、約1/2、0.03
モル/lのγ−シクロデキストリンに包接することによ
り約1/7溶解度の減少がみられた。
曲線(a)はα−シクロデキストリン、(b)はβ−シ
クロデキストリン、(c)はγ−シクロデキストリンの
場合を示す。
クロデキストリン、(c)はγ−シクロデキストリンの
場合を示す。
試験例3:熱分折及びX線回折
実施例1にて得られた2、4−ジクロルベンジルアルコ
ール−β−シクロデキストリン包接化合物の熱分折及び
X線回折を測定した。その結果を第2図及び第3図に示
す。比較物質として2、4−ジクロルベンジルアルコー
ル及びβ−シクロデキストリンの1モル対1モルの物理
的混合物を用いた。
ール−β−シクロデキストリン包接化合物の熱分折及び
X線回折を測定した。その結果を第2図及び第3図に示
す。比較物質として2、4−ジクロルベンジルアルコー
ル及びβ−シクロデキストリンの1モル対1モルの物理
的混合物を用いた。
第2図から60℃付近に見られる2、4−ジクロルベン
ジルアルコールの融解に基づく吸熱ピークがシクロルデ
キストリンによる包接化により消失することがわかる。
ジルアルコールの融解に基づく吸熱ピークがシクロルデ
キストリンによる包接化により消失することがわかる。
また第3図のX線回折(8.000cps、ガラスセル
)より、包接化合物と物理的混合物とのパターンが明ら
かに異なり、包接化がなされていることが確認できる。
)より、包接化合物と物理的混合物とのパターンが明ら
かに異なり、包接化がなされていることが確認できる。
なお第2図、第3図中の曲線(a)は実施例1にて得ら
れた2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シクロ
デキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロルベ
ンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの物理的混
合物の場合を示す。
れた2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シクロ
デキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロルベ
ンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの物理的混
合物の場合を示す。
試験例4
実施例1にて得られた2、4−ジクロルベンジルアルコ
ール−β−シクロデキストリン包接化合物の回転円盤法
による溶解挙動(水中、25℃)を第4図に、セロハン
膜透過法による放出挙動(水中、25℃)を第5図に示
す。比較物質として、2、4−ジクロルベンジルアルコ
ールを単独で用いた。
ール−β−シクロデキストリン包接化合物の回転円盤法
による溶解挙動(水中、25℃)を第4図に、セロハン
膜透過法による放出挙動(水中、25℃)を第5図に示
す。比較物質として、2、4−ジクロルベンジルアルコ
ールを単独で用いた。
第4図より、β−シクロデキストリン包接化合物が2、
4−ジクロルベンジルアルコール単独の場合に比べて著
しく低下することがわかる。
4−ジクロルベンジルアルコール単独の場合に比べて著
しく低下することがわかる。
第5図より溶解を伴ったセロハン膜に対する膜透過につ
いてはβ−シクロデキストリン包接化合物の方が、4−
ジクロルベンジルアルコール単独より遅いことがわかる
。
いてはβ−シクロデキストリン包接化合物の方が、4−
ジクロルベンジルアルコール単独より遅いことがわかる
。
なお、第4図及び第5図中の曲線(a)は実施例1にて
得られた2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シ
クロデキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール単独の場合を示す。
得られた2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シ
クロデキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロ
ルベンジルアルコール単独の場合を示す。
本発明の2、4−ジクロルベンジルアルコールのシクロ
デキストリン包接化合物、例えばβ−シクロデキストリ
ン及びγ−シクロデキストリン包接化合物を用いて持続
性放出の可能な製剤を作ることができ、α−シクロデキ
ストリン包接化合物、β−シクロデキストリン包接化合
物、γ−シクロデキストリン包接化合物のいずれか二種
以上を適宜組合せることにより、2、4−ジクロルベン
ジルアルコールの溶出または放出を自由に調節できる製
剤を作ることができる。
デキストリン包接化合物、例えばβ−シクロデキストリ
ン及びγ−シクロデキストリン包接化合物を用いて持続
性放出の可能な製剤を作ることができ、α−シクロデキ
ストリン包接化合物、β−シクロデキストリン包接化合
物、γ−シクロデキストリン包接化合物のいずれか二種
以上を適宜組合せることにより、2、4−ジクロルベン
ジルアルコールの溶出または放出を自由に調節できる製
剤を作ることができる。
第1図は2、4−ジクロルベンジルアルコールと各シク
ロデキストリンの溶解度相図である。図中、曲線(a)
はα−シクロデキストリン、(b)はβ−シクロデキス
トリン、(c)はγ−シクロデキストリンを示す。 第2図、第3図は2、4−ジクロルベンジルアルコール
−β−シクロデキストリン包接化合物及び2、4−ジク
ロルベンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの物
理的混合物の熱分折曲線及びX線回折パターンであり、
図中(a)は2、4−ジクロルベンジルアルコール−β
−シクロデキストリン包接過合物、(b)は2、4−ジ
クロルベンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの
物理的混合物の場合を示す。 第4図、第5図は2、4−ジクロルベンジルアルコール
−βーシクロデキストリン包接化合物及び2、4−ジク
ロルベンジルアルコールの回転円盤法による溶解挙動及
びセロハン膜透過法いよる放出挙動を表わし、図中(a
)は2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シクロ
デキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロルベ
ンジルアルコール単独の場合を示す。 出願人 科研化学株式会■
ロデキストリンの溶解度相図である。図中、曲線(a)
はα−シクロデキストリン、(b)はβ−シクロデキス
トリン、(c)はγ−シクロデキストリンを示す。 第2図、第3図は2、4−ジクロルベンジルアルコール
−β−シクロデキストリン包接化合物及び2、4−ジク
ロルベンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの物
理的混合物の熱分折曲線及びX線回折パターンであり、
図中(a)は2、4−ジクロルベンジルアルコール−β
−シクロデキストリン包接過合物、(b)は2、4−ジ
クロルベンジルアルコールとβ−シクロデキストリンの
物理的混合物の場合を示す。 第4図、第5図は2、4−ジクロルベンジルアルコール
−βーシクロデキストリン包接化合物及び2、4−ジク
ロルベンジルアルコールの回転円盤法による溶解挙動及
びセロハン膜透過法いよる放出挙動を表わし、図中(a
)は2、4−ジクロルベンジルアルコール−β−シクロ
デキストリン包接化合物、(b)は2、4−ジクロルベ
ンジルアルコール単独の場合を示す。 出願人 科研化学株式会■
Claims (1)
- 1)2、4−ジクロルベンジルアルコールをシクロデキ
ストリンに包接することを特徴とする2、4−ジクロル
ベンジルアルコール−シクロデキストリン包接化合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3520782A JPS58152828A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 新規包接化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3520782A JPS58152828A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 新規包接化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152828A true JPS58152828A (ja) | 1983-09-10 |
Family
ID=12435402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3520782A Pending JPS58152828A (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 新規包接化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017477A (en) * | 1996-07-23 | 2000-01-25 | The Gillette Company | Extrusion apparatus and process |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP3520782A patent/JPS58152828A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6017477A (en) * | 1996-07-23 | 2000-01-25 | The Gillette Company | Extrusion apparatus and process |
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