JPS58151360A - 軽量シ−ト - Google Patents

軽量シ−ト

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JPS58151360A
JPS58151360A JP3300682A JP3300682A JPS58151360A JP S58151360 A JPS58151360 A JP S58151360A JP 3300682 A JP3300682 A JP 3300682A JP 3300682 A JP3300682 A JP 3300682A JP S58151360 A JPS58151360 A JP S58151360A
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JP
Japan
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sheet
weight
parts
hollow cylindrical
diatomaceous earth
Prior art date
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JP3300682A
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English (en)
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JPH0122210B2 (ja
Inventor
梅田 貞夫
徹 村瀬
丹波 和世
佐々木 利夫
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Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0122210B2 publication Critical patent/JPH0122210B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無機質充填材を主原料とした軽量シートに関す
るものであり、更に詳しくは、中空円筒状の珪藻土を用
いることにより、主として1築内装材の裏打材とし【の
諸轡性に優れた低密度の軽量シートに関するものである
従来1合成樹脂を化粧被榎材として用いる壁、床用の*
si内装材の裏打材には1石綿フエルトや石綿紙が使わ
れて来たが、これら石綿主体の裏打材は、シートEし【
の喪度が^く違鍋内懐材に加工した後も単位長さ轟りの
重量が嵩むために、纏工構場では位置合せ等の作業時の
取扱いに苦慮し【いるのが現状雫ある。更に、近年1石
綿の持つ衛生上の問題が指摘されたことから、−・部で
はガラス繊維紙や不織布が代替材料として使われ始めた
。しかし、ガラス繊維紙はその多孔性の故に予め目止め
処理を施さないと化粧砿覆用合成樹脂塗工が不可能であ
るため、勇造工柵が増加し繁雑になる欠点を有している
本発明は上述した既存の裏打材の欠点を除去し、ことに
より、優れた裏打材を提供すると共和、様々な用途に適
用可能な軽量シートを提供するものである。
無機質充填材を多量に配合したシートに関しては、41
開昭54−824061%開昭54−106605及び
特開昭55−6587等に於て、充填材、繊維及び結合
剤の水性分散液に凝集剤を添加してフロックを形成せし
めた後、抄造する方法が記載されている。
本発明者らは、多種多様の充填材のうち特定の形状を有
する珪藻土を選択し、この珪藻土とフィブリル化した繊
維とを組合せた時に、従来品の充填材を高配合したシー
トとは格段に異なる低密度の軽量シートが得られ、且つ
この軽量シートは1摘内装材の裏打材として優れた加工
通性を有することを見出し1本発明を完成するに至った
。即ち、本発明は無機質充填材100重量部に対して、
フィブリル化した繊維5〜30重量部、結合剤5〜50
重量部を含む水性分散液VC#集剤を添加してフロック
を形成せしめた製紙用スラリーを抄造しであることを特
徴とするものである。
珪藻土は水中で繁殖する藻の一種である珪藻の珪酸質骨
格が、珪藻の死により太古の海底、湖底り、またその珪
酸質骨格が完全な形状で礁つているもの、それらの破片
が多いものなどさまざまである。本発明に使用する珪藻
土は、中空円筒状であることを特徴とし1代表的な例と
して米国ネバダ州に歳出するメーシラ・グラニ島しイタ
・クルバタ(学名%Mslosira Granula
ta Curvata )を挙げることができる。中空
円筒状j!礫土の使用によるシート低密度化の効果は、
主としてそのqIIsな形状に由来するものと考えられ
、無機質充填材中に20重量−程度を配合することによ
っても顕著な効果が現われる。従って、要求されるシー
トの密度に応じて、他の無機質充填材としてタルク、炭
酸カルシウム、ベントナイト、シリカバルーン、カオリ
ン、水酸化アルミニウム、他の珪藻土、珪酸カルシウム
、水酸化マグネシウム、珪酸アルミニウム、マイカ、酸
化亜鉛、パーライト、酸化チタン、硫酸カルシウム、亜
硫酸カルシウム等を併用することがで幹る。
また・フィブリル化した繊維としては、針葉樹又は広東
樹からの晒又は未晒の各種木材パルプ(クラフトパルプ
、サルファイドパルプ、メカニカルパルプ)、並びにフ
ィブリル化ポリエチレン、フィブリル化ポリブーピレン
等のフィブリル化した合成繊維等を例示することかでき
る。これらの繊細はひげ機状に分岐した多数の小繊維が
存在するために、ポリエステル、ポリアミド等の合成縁
−やガラス繊#aK比較して、中空円筒状珪藻土との関
で70ツクを形成し易く、密度の低いシートの抄造に適
している。フィブリル化した繊維は無機質充填材100
重量部に対して5〜30重量部、す 好ましくは10〜15重量部配合する。フィプ〜1し 聾化した繊維に加えて他の繊維を添加しても良い。・更
に、結合剤としては、アクリル酸エステル、ポリ塩化ビ
ニル、合成ゴム等のラテックス系結合剤や澱粉、カルボ
キシメチルセルー−ス、ローカストビーンガム、ポリビ
ニルアルコール等の水溶性高分子系結合剤を単独K又は
併用して、無機質充填材100重量部に対し、5〜50
重量部配合する。尚、ラテックス系結合剤は接着強度に
優れているので、本発明には好適である。
本発明に於ては、上記の中空円筒状珪藻土、ブイグリル
化した繊維及び結合剤な含む水性分散液に凝集剤を添加
してフロックを形成せしめるが、ポリアクリルアミドの
カチオン変性物、ポリアミン、カチオン澱粉、キトザン
、ポリエチレンイミン、ポリジフルキルアミノアルキル
アクリレート、ポリ7ミノメチルアクリルアミド、ポリ
ビニルピリジウム塩、ポリジアクリルアンモニウム塩、
カチオン性共重合物等公知の凝集剤を使用することがで
きる。
本発明に係る軽量シートは、上述のフロックを形成せし
めた製紙用スラリーを長網抄紙機、丸網抄紙機、多層抄
紙機、ツインワイヤー抄紙機等を使用して常法により抄
造することにより得られる。
以上の如くして得られた軽量シートは、低密度であるこ
とを最大の特徴とし、種々の用途にそのm程度に抄造す
るが、この裏打材は化粧被覆用に塗工する合成樹脂との
密着性に優れ、内装材製造時の加工条件に充分耐え得る
引張強度を有すると共に、得られた内装材は軽量である
ので、施工作業性に優れている。
以下(実施例に従って本発明を説明する。
〔実施例1〕 原料配合 上記配合に従って、中空円筒状珪藻±(90%以上の粒
径分布2〜50μ)、タルク(平均粒径10J1)及び
針葉樹晒クラフトパルプ(カナディアンフリーネス45
0cc)を水中で分散混合した後、スチレンブタジェン
系ラテックス(SBR)を添加して激しく攪拌した。次
にカチオン性高分子凝集剤を加えて、充填材と繊維のフ
ロックを形成させて製紙用人ラリ−を得た。この製紙用
スラリーを長網抄紙機を使用して、厚さ0,5■を目標
に抄造してシートを得た。
得られたシートの密度は0.55.9/dと軽量であり
、建築内装材の裏打材として使用した時の化粧被覆用の
塩化ビニル樹脂との密着性並びKjlli築内装材とし
ての作業性に優れていた。
〔比較例1〕 実施例1と1様の配合で、使用する珪藻土を一般の珪藻
±(形状は針状、円板状及び円板状種の破片からなり、
90 %、、以上の粒径分布6〜50〃)に置き換えた
以外は実施例1と同様にして、シートを抄造した。
このシートの密度はα85.f/fflであり、実施例
1の如館軽量シートは得られなかった。
〔実施例2〕 原料配合 無機質充填材      中空円筒状珪藻±     
 26重量部〃        炭酸カルシウム   
    77〃フイグリル化した繊維  針葉樹晒クラ
フトパルプ      6 〃結合剤        
 アクリル酸エステル     12〃凝集剤    
     tH7性高分子凝集剤    μs〃上記配
合により、実施例1と同様にして厚さ05■を目標和し
てシートを抄造した。尚、使用した中空円筒状珪藻土及
び針葉樹晒クラフトパルプは実施例1と同様であり、炭
酸カルシウムは主要粒碓分布10〜’40μの重質炭酸
カルシウムを用いた。
得られたシートの密度はα75N/iであり、中空円筒
状i藻土の配合割合が少なくても、シートの低密度化が
可能であった。
〔比較例2〕 実施例2と同様の配合で、中空円筒状珪藻土を比較例1
で使用した一般の珪藻土に置換えてシートを抄造した。
このシートは密度too&/iと重く、軽量裏打材とし
ては不遍尚であった。
〔比較例5〕 無機質充填材として中空円筒状珪藻土を全く用いずく、
実施例1で用いたタルクと実施例2で用いた炭酸カルシ
ウムとを併用した。更に、この無機質充填材100重量
部に対して、実施例1で用いた針葉樹晒クラフトパルプ
15重量部と5BR10重量部とを配合してシートを抄
造した。得られたシートの密度はt201i/dであり
、従来の石綿紙並の高密度でありた。
〔実施例3〕 原料配合 上記配合により、実施例1と同様の手順で厚さa7sm
を目標にしてシートを製造した。尚、フィブリル化ポリ
エチレンは商品名SWP  E−620(三片ゼラバッ
クaS)を使用した。
得られたシートは無機質充填材の全量が中空円筒状珪藻
土であるため、密度が0.45jl/aiと極めて低く
、*端内装材の裏打材として極めて優れていた。
〔比較例4〕 無機質充填材に比較例1で使用した一般の珪藻土を用い
た以外は実施例3と同様にして、厚さα7wrK抄造し
た。このシートは密度Q、85j/dと実施例3のシー
トの約2@の重量を有し、その取扱いに不便であった。
上記の実施例及び比較例の原料配合及びシートの物性を
第1表にまとめて示す。
〔第1表の注〕 (1)  引張強度は5.0〜5.5 kg /15 
tm以上であれば、建築内装材の加工条件に充分耐えう
る。
(2)塩ビとの密着性は、建築内装材の裏打材として使
用する場合に於ける化粧被覆用合成樹脂との密着性を評
価したものであり、以下の方法によりた。
先ず、攪拌機で可履剤(ジオクチルフタレート)80重
量部を攪拌しながら、塩化ビニル樹脂(ペーストンジ/
121.日本ゼオン製)100重量部及び発泡剤(Un
lfoamz AZ−H1大塚化学薬品製)4重量部を
順次加えて、化粧被覆用の均一な塩ビペーストを調製し
た。この塩ビペーストを各実施例及び比較例で得られた
シートにワイヤーノζ−を用〜て塗工し。
熱風乾燥機中で140℃で3分間熱処理をして、塩ビを
グル化し、更に200℃で2分間熱処理をして、塩ビを
加熱発泡させた。尚、塩ビペーストの塗布量は発泡後の
塩ビ及びシートの合計の厚さがtBsasとなるようK
1節した。
次に、出来上った建築内装材の試験片(巾20■、長さ
250■)の一端から塩ビとシートの境界WJK沿って
長さ20■の切れ目を入れ。
インストロン臘引張試験機の固定クロスヘッドに接続す
るチャックで塩ビ部分を掴み、可動りρスヘッドに接続
するチャックでシート部分を掴み、可動クロスヘッドを
下方#c100■/分の速度で移動させ、塩ビとシート
を剥離させた。この時、塩ビとシートの密着性が悪いと
容品に剥離するが、密着性が喪いと塩ビとシートは一体
となりており、無塩に剥ぐと塩ビ又はシートのいずれか
が破壊することから、91着性を評価した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともその20重量−以上が中空円筒状3i
    !藻土からなる無機質充填材100重量部に対して、フ
    ィブリル化した繊維5〜30重量部、結合剤5〜30重
    量部を含む水性分散液に#集剤を添加してフロックを形
    成せしめた製紙用スラリーを抄造してなる軽量シート。 以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の軽量シート。 (51結合剤がラテックスであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の軽量シート。
JP3300682A 1982-03-04 1982-03-04 軽量シ−ト Granted JPS58151360A (ja)

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JPH0122210B2 JPH0122210B2 (ja) 1989-04-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081052A (ja) * 1983-10-07 1985-05-09 東レ株式会社 抄造セメント補強用繊維材
JPH01224250A (ja) * 1987-02-17 1989-09-07 Armstrong World Ind Inc 紙、紙製品、フイルム、複合品及び他のケイ酸塩−重合体の建築用材料
EP2103649A4 (en) * 2006-12-26 2011-06-08 Yokohama Rubber Co Ltd RUBBER COMPOSITION FOR TIRES

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