JPS581507B2 - キンゾクジヨウキホウデントウ - Google Patents
キンゾクジヨウキホウデントウInfo
- Publication number
- JPS581507B2 JPS581507B2 JP13033875A JP13033875A JPS581507B2 JP S581507 B2 JPS581507 B2 JP S581507B2 JP 13033875 A JP13033875 A JP 13033875A JP 13033875 A JP13033875 A JP 13033875A JP S581507 B2 JPS581507 B2 JP S581507B2
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- Japan
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- rare earth
- arc tube
- earth metal
- oxide
- halide
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発光管内に金属ハロゲン化物を封入した金属蒸
気放電灯に関する。
気放電灯に関する。
発光管の内部に水銀及び希ガスとともに金属ハロゲン化
物を封入したいわゆるメタルハライドランプは、高演色
性、高効率を示すことはよく知られている。
物を封入したいわゆるメタルハライドランプは、高演色
性、高効率を示すことはよく知られている。
しかし、点灯中、発光物質の消耗などにより発光色のバ
ラツキ、光束低下、始動電圧あるいはランプ電圧の上昇
などを起し、寿命を短かくする欠点があった。
ラツキ、光束低下、始動電圧あるいはランプ電圧の上昇
などを起し、寿命を短かくする欠点があった。
そこで上記のような欠点を改善するため主電極に電子放
射物質として希土類金属の酸化物等を塗布し、発光管内
に水銀及び希ガスとともに一種以上の金属ハロゲン化物
と、前記電子放射物質と反応して発光金属を還元せしめ
るような物質、例えばトリウム、アルミニウム、ケイ素
のうちの少なくとも一種とを封入した放電灯が提案され
ている。
射物質として希土類金属の酸化物等を塗布し、発光管内
に水銀及び希ガスとともに一種以上の金属ハロゲン化物
と、前記電子放射物質と反応して発光金属を還元せしめ
るような物質、例えばトリウム、アルミニウム、ケイ素
のうちの少なくとも一種とを封入した放電灯が提案され
ている。
このような放電灯、すなわち主電極のみに希土類金属酸
化物が塗布されている場合は、発光金属である希土類金
属のハロゲン化物を供給する反応、すなわち、希土類金
属酸化物とトリウム、アルミニウム、ケイ素などのハロ
ゲン化物との反応が点灯初期から十分に起り、初光束を
高くする利点があり、多くは寿命の点でもすぐれた特性
を示すことが確認されている。
化物が塗布されている場合は、発光金属である希土類金
属のハロゲン化物を供給する反応、すなわち、希土類金
属酸化物とトリウム、アルミニウム、ケイ素などのハロ
ゲン化物との反応が点灯初期から十分に起り、初光束を
高くする利点があり、多くは寿命の点でもすぐれた特性
を示すことが確認されている。
しかしながらこのような放電灯においては点灯中主電極
が１５００℃というように高温と々るため、酸化物の飛
散が起ることがあり、発光物質供給の均衡がくずれ、所
望の効果を得ることができないことがあった。
が１５００℃というように高温と々るため、酸化物の飛
散が起ることがあり、発光物質供給の均衡がくずれ、所
望の効果を得ることができないことがあった。
本発明の目的は発光管内の主電極の温度よりも低い低温
部に希土類金属の酸化物を支持した高融点金属よりなる
支持体を設け、さらに発光管内にトリウム、アルミニウ
ム、ケイ素のうち少なくとも一種と、さらに水銀、希ガ
ス及びフッ素を除くハロゲンを封入することにより発光
色のバラッキがきわめて少なく、光学的特性や電気的特
性も長時間安定な金属蒸気放電灯を提供しようとするも
のである。
部に希土類金属の酸化物を支持した高融点金属よりなる
支持体を設け、さらに発光管内にトリウム、アルミニウ
ム、ケイ素のうち少なくとも一種と、さらに水銀、希ガ
ス及びフッ素を除くハロゲンを封入することにより発光
色のバラッキがきわめて少なく、光学的特性や電気的特
性も長時間安定な金属蒸気放電灯を提供しようとするも
のである。
すなわち、発光管内の適当な位置に希土類金属の酸化物
とこれを支持するタングステン、モリブデンなどの高融
点金属からなる支持体を設けることによって、点灯中、
該希土類金属の酸化物が適当な温度に保持されるため、
前記希土類金属酸化物と発光管内に生じたハロゲン化ト
リウム、ハロゲン化アルミニウム、ハロゲン化ケイ素と
の反応が、主電極にのみ希土類金属酸化物を塗布したと
きにくらべ緩やかに進み、主な発光金属である希土類金
属のハロゲン化物を放電空間内に長時間供給するように
したものである。
とこれを支持するタングステン、モリブデンなどの高融
点金属からなる支持体を設けることによって、点灯中、
該希土類金属の酸化物が適当な温度に保持されるため、
前記希土類金属酸化物と発光管内に生じたハロゲン化ト
リウム、ハロゲン化アルミニウム、ハロゲン化ケイ素と
の反応が、主電極にのみ希土類金属酸化物を塗布したと
きにくらべ緩やかに進み、主な発光金属である希土類金
属のハロゲン化物を放電空間内に長時間供給するように
したものである。
上記のような理由から該支持体は、動作時の電極温度（
約１５００℃）よりは低く、長時間安定に位置する必要
があり、発光管壁の近くや、主電極に隣接して設置する
ことによって実現される。
約１５００℃）よりは低く、長時間安定に位置する必要
があり、発光管壁の近くや、主電極に隣接して設置する
ことによって実現される。
最も簡単な例としては、始動用の補助電極に希土類金属
の酸化物を塗布することにより設置することができる。
の酸化物を塗布することにより設置することができる。
なお上記希土類金属の酸化物を粉体又は焼結体のまま発
光管内に封入したのでは、反応が不十分なばかりでなく
、粉末の一部が反応して灰白化したものが発光管壁に付
着して光を遮断する欠点がある。
光管内に封入したのでは、反応が不十分なばかりでなく
、粉末の一部が反応して灰白化したものが発光管壁に付
着して光を遮断する欠点がある。
又、希土類金属酸化物の量は、主電極及び支持体に支持
した希土類金属の酸化物全体で、発光管内に存在するハ
ロゲン化トリウム、ハロゲン化アルミニウム、あるいは
ハロゲン化ケイ素の全モル数より多いことが必要であり
、少ないと反応が不十分となり、過剰のハロゲン化トリ
ウム等の影響により、放電状態の悪化や電極の損耗、石
英の失透などを引き起すことがある。
した希土類金属の酸化物全体で、発光管内に存在するハ
ロゲン化トリウム、ハロゲン化アルミニウム、あるいは
ハロゲン化ケイ素の全モル数より多いことが必要であり
、少ないと反応が不十分となり、過剰のハロゲン化トリ
ウム等の影響により、放電状態の悪化や電極の損耗、石
英の失透などを引き起すことがある。
又、上記の説明からも明らかなように、トリウム、アル
ミニウム、ケイ素等は発光させることを目的とする封入
物質ではなく、希土類金属酸化物と反応して希土類金属
のハロゲン化物を生成し、これを放電空間に供給する働
きを示す反応物質として封入されている。
ミニウム、ケイ素等は発光させることを目的とする封入
物質ではなく、希土類金属酸化物と反応して希土類金属
のハロゲン化物を生成し、これを放電空間に供給する働
きを示す反応物質として封入されている。
このような反応物質としては、反応後安定な酸化物とが
るものでなければ々らない。
るものでなければ々らない。
もちろん、この他に、希土類金属酸化物とは反応せず、
主に発光やアークの安定化のために使用される金属のハ
ロゲン化物を封入することができる。
主に発光やアークの安定化のために使用される金属のハ
ロゲン化物を封入することができる。
これらは、アルカリ金属や、タリウム、インジウムさら
に希土類金属等のハロゲン化物である。
に希土類金属等のハロゲン化物である。
以下本発明の実施例を図について説明する。
図中１は石英よりなる発光管であり、両端には希土類金
属酸化物を塗布した主電極２，３、および少なくとも１
方の主電極に隣接して希土類金属の酸化物を支持したタ
ングステンよりなる支持体４を兼ねた補助電極５が封着
されている。
属酸化物を塗布した主電極２，３、および少なくとも１
方の主電極に隣接して希土類金属の酸化物を支持したタ
ングステンよりなる支持体４を兼ねた補助電極５が封着
されている。
又発光管の内部には０．５〜数気圧となる水銀と、始動
用希ガスとしてアルゴンガス約２ ０ Ｔｏｒｒ （！
：ともに、ナトリウム、タリウム等の金属ハロゲン化物
とトリウム、アルミニウム、ケイ素のうちの少なくとも
一種と沃素々どのハロゲンが封入されている。
用希ガスとしてアルゴンガス約２ ０ Ｔｏｒｒ （！
：ともに、ナトリウム、タリウム等の金属ハロゲン化物
とトリウム、アルミニウム、ケイ素のうちの少なくとも
一種と沃素々どのハロゲンが封入されている。
このような発光管は一端に口金７を備えた外管８内にリ
ード線を兼ねた発光管支柱９により支持されており、外
管内には窒素などの不活性ガスが封入されている。
ード線を兼ねた発光管支柱９により支持されており、外
管内には窒素などの不活性ガスが封入されている。
なお１０は始動用抵抗である。
次に本発明の実施例について説明する。
上記のように構成した放電灯において、発光管内径２０
ｍｍ、内容積１６ｃｃの発光管両端に、酸化スカンジウ
ム（Ｓｃ２０３）を塗布した主電極と、一方の主電極に
隣接して酸化スカンジウムを塗布した補助電極を封着し
、発光管内にトリウムを１．０ｍｇ、アルミニウムをＱ
， ５ ｍｇ、ヨウ化水銀を５ｍｇ、ヨウ化ナトリウム
２０ｍｇ、水銀６０ｍｇ、アルゴンガス２０Ｔｏｒｒを
封入した放電灯を４００Ｗで点灯したところ、初期効率
９ ５ ｌｍ〜１００ｉｍ／Ｗ，平均演色評価数（Ｒａ
）６８という特性を示し、発光色のバラツキも少なく、
９０００時間点灯後も光束低下が少なく（光束維持率８
０係）、始動電圧やランプ電圧の上昇もきわめて少々か
った。
ｍｍ、内容積１６ｃｃの発光管両端に、酸化スカンジウ
ム（Ｓｃ２０３）を塗布した主電極と、一方の主電極に
隣接して酸化スカンジウムを塗布した補助電極を封着し
、発光管内にトリウムを１．０ｍｇ、アルミニウムをＱ
， ５ ｍｇ、ヨウ化水銀を５ｍｇ、ヨウ化ナトリウム
２０ｍｇ、水銀６０ｍｇ、アルゴンガス２０Ｔｏｒｒを
封入した放電灯を４００Ｗで点灯したところ、初期効率
９ ５ ｌｍ〜１００ｉｍ／Ｗ，平均演色評価数（Ｒａ
）６８という特性を示し、発光色のバラツキも少なく、
９０００時間点灯後も光束低下が少なく（光束維持率８
０係）、始動電圧やランプ電圧の上昇もきわめて少々か
った。
第２図は希土類金属の酸化物とこれを支持する高融点金
属とからなる支持体の他の実施例で、排気管封止部に埋
設されたものである。
属とからなる支持体の他の実施例で、排気管封止部に埋
設されたものである。
なお、上記実施例では希土類金属の酸化物として酸化ス
カンジウムについて述べたが、酸化デイスプロシウム、
酸化セリウム、酸化ホルミウム等他の希土類金属の酸化
物についても同様の効果が認められた。
カンジウムについて述べたが、酸化デイスプロシウム、
酸化セリウム、酸化ホルミウム等他の希土類金属の酸化
物についても同様の効果が認められた。
又トリウム等の反応物質は各々単独で封入してモヨイカ
、トリウムとアルミニウム又はトリウムとケイ素の組合
せが始動特性の改善や光束維持率の改善にとってより効
果があった。
、トリウムとアルミニウム又はトリウムとケイ素の組合
せが始動特性の改善や光束維持率の改善にとってより効
果があった。
又ハロゲンとして沃素を用いたが臭素および塩素を用い
てもよい。
てもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、発光管の内
部に水銀ガスび希ガスと共に金属ハロゲン化物を封入し
、又発光管内の主電極の温度より低い低温部に少なくと
も一種以上の希土類金属の酸化物とこれを支持する高融
点金属上からなる支持体を設けることにより、主な発光
金属である希土類金属のハロゲン化物を放電空間内に長
時間供給することができ、発光色のバラツキがきわめて
少なく、光束維持率も高く又始動電圧及びランプ電圧の
上昇も少ない長寿命の金属蒸気放電灯を得ることができ
る。
部に水銀ガスび希ガスと共に金属ハロゲン化物を封入し
、又発光管内の主電極の温度より低い低温部に少なくと
も一種以上の希土類金属の酸化物とこれを支持する高融
点金属上からなる支持体を設けることにより、主な発光
金属である希土類金属のハロゲン化物を放電空間内に長
時間供給することができ、発光色のバラツキがきわめて
少なく、光束維持率も高く又始動電圧及びランプ電圧の
上昇も少ない長寿命の金属蒸気放電灯を得ることができ
る。
第１図は本発明に係る金属蒸気放電灯の一実施例を示す
側面図、第２図は同じく発光管の一部縦断側面図。
側面図、第２図は同じく発光管の一部縦断側面図。
Claims (1)
- １ 両端に主電極を封着してなる発光管の内部に水銀及
び希ガスとともに一種以上の金属ハロゲン化物を封入し
た放電灯において、発光管内の主電極の温度よりも低い
低温部に高融点金属よりなる１支持体を設け、該支持体
に少なくとも一種以上の希土類金属の酸化物を支持した
ことを特徴とする金属蒸気放電灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13033875A JPS581507B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | キンゾクジヨウキホウデントウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13033875A JPS581507B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | キンゾクジヨウキホウデントウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5255281A JPS5255281A (en) | 1977-05-06 |
| JPS581507B2 true JPS581507B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=15031973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13033875A Expired JPS581507B2 (ja) | 1975-10-31 | 1975-10-31 | キンゾクジヨウキホウデントウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581507B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5790860A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-05 | Toshiba Corp | Metal halide lamp |
-
1975
- 1975-10-31 JP JP13033875A patent/JPS581507B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5255281A (en) | 1977-05-06 |
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