JPS58150789A - 乾燥方法 - Google Patents

乾燥方法

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JPS58150789A
JPS58150789A JP57019814A JP1981482A JPS58150789A JP S58150789 A JPS58150789 A JP S58150789A JP 57019814 A JP57019814 A JP 57019814A JP 1981482 A JP1981482 A JP 1981482A JP S58150789 A JPS58150789 A JP S58150789A
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drying
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granulated
sludge
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下水汚泥、その他各種産業で生ずる會水物特
に粘着性のある泥状材料のIIjf、蜂方法、さらに詳
しくは乾燥作業を省エネルギー的(:動車よく行なう乾
燥装置の運転制御方法(−関するものである。
一般に下水辛しR16廻場、廃水処迩場などから発生す
る汚泥などは適幽な脱水機例えばベルトプレス、フィル
タプレス、遠心脱水機などの機械脱水機により脱水され
てケーキ状となるがこの脱水ケーキの含水率は60〜9
091である。
このような含水率の汚泥ケーキを未処雇のまま処分する
ことは腐敗による悪臭や害虫の尭生、棚立て地の土質工
学的性質の悪化などにつながる−ほか全書防止の観点か
ら望ましいことではないので、従来、これら脱水して得
られた脱水ケーキは、乾燥機付流動床炉、又は乾燥部と
焼却部を持つた向流式ロ1タリキルン、多段炉等の装置
によって乾燥焼却処理されていた。
すなわち、投入される湿潤した脱水オーキが、ケーキが
焼却される際発生する高温ガスと直接接触されて乾燥さ
れるというものであり、又肥料化などのため乾燥物を焼
却しないで乾燥物としてとりだす場合は、重油などの燃
料を用いた熱風発生炉から発生する熱風によって、脱水
ケーキを乾燥する方法が採用されていた。
これは現在および将来を通じて、汚泥部層の最も有効な
手段が、汚泥の減容効果、減量効果、臭気、衛生面から
見て乾燥焼却処理であることからも裏付けられるが、こ
の乾燥焼却処理技術も次第(二高度なものを要求される
ようにな1ハ単に漫然と乾燥・焼却するだけでは要求(
;応えられなくなってきた。
例えば従来の乾fI&焼却方法に共通する大きな問題点
として乾燥工程から耐え難いII臭が排出され、その脱
臭のために乾燥工程排ガスを重油などの燃料を多量に消
費する直火燃焼炉などの脱臭工程で処理する必要からプ
ロセスが複雑になるばかりか、装置建設費、運転経費が
高額なものとなり、しかも水分1麺を蒸発させるのに約
800〜10001cj (熱効率80チとして)の多
量の熱量を必要とするので、焼却せずに乾燥物としてと
りだしたい場合には、乾燥用熱源として著しく多量の、
重油などの補助燃料を必要とするほか、乾燥物を焼却す
る場合仁おいても、下水汚泥の場合は水分的60−程度
でないと、脱水ケーキを自燃させることができないので
この@度の脱水ケーキを得るには、高分子凝集剤のみを
脱水助剤とする脱水方法では困難であり、脱水助剤とし
て塩化第2鉄と消石灰を多量(二添加して(有価資渾の
多消費となる)、フィルタプレス脱水機で脱水しなけれ
ばならない。ところが脱水ケーキ中の無機分が多量にな
るため、脱水ケーキの燃料的性状が悪く、しかも焼却灰
の発生量も多くなって事後処理が大変である等積々の欠
点があった。
従って省エネルギー的で、二次令書の心配のない焼却作
業を実現するには、その前処運としての乾燥工程は重要
な因子となる。殊に泥状物を乾燥・焼却する場合、焼却
炉内で固着団塊化する性質は大きな阻害要因の一つでこ
のためさまざまな工夫がなされているが、同一炉内で乾
燥と焼却を行なう場合どもら1;も最適な負性を与える
ことは実際上不可能である。実際に灰を焼結させて骨材
化したり、風4;よって飛散しにくい粒度の牟鉤結状の
灰を排出するには望ましい粒度の乾燥物や灰を供給する
必要があって従来このような場合には専用の乾燥機を別
置して、更C:成形機や搗練機を付帯する複雑なプロセ
スが必要であった。 。
さら4=シ尿処理1:おいては、近年発生した汚泥を乾
燥して農地還元する例が多くなってきているが、この農
地還元に用いられる乾燥汚泥としては、凰で飛散しにく
く、粒度がそろい、炭化してぃないものが望ましいので
前記のような配慮が必要であり、この場合にも必要に応
じて焼却したり、乾燥物として取り出したりするので、
中はり焼却炉と乾燥機が別置式となる。その上粘着性の
強い泥状物を対象とした乾燥機として従来使われてきた
製式として、回転円筒形の機体内部4:、固着団塊化す
る被乾燥物を打ちこわす回転アームを持つもの、横蓋筒
状機体内部に被乾燥物移送用の単数もしくは複数の回転
スクリューと乾燥物返送機構を持つものなどがあるが、
これらはいずれも乾燥効率を高めんがためC;装置入口
部で生ずる、高含水率の被乾燥物の固着団塊化を防ぐこ
と(;1限を置いているが、粉塵の発生や、微細粒子の
大量混入を避けることができない。これは従来璽の乾燥
機の多くは押し出し流れ式で、機内において被乾燥物の
含水率4;異なる分布を生じているので低含水率側(出
口側)の被乾燥物は破砕・摩耗4:よって粉状化する含
水率(20〜5o−)を下回りており、これを越えず(
二機外へ堆り出すことは効率上、運転管理上大変困難で
あるし、また乾燥物の一部な返送する方式では材料の粉
状化は不可避である。
これらはすべて乾燥機の運転上粉塵C[因する爆発事故
や、二次分書の発生を起し、従来の乾燥方法では大きな
問題であったし、これらの問題な鱗決する≦二は、現在
のところ装置外で封部するほかはない不便があつた。
本発明はこれら従来の乾燥方法での緒欠点を排除すると
ともに相加価値の高い粒状の乾燥物を得る省エネルギー
瀝で合理的な泥状材料の職員方法を提供することを目的
としたものである。
本発明は被乾燥物を供給しうる機内1;攪拌造粒機構を
有する乾燥装置において、該攪拌造粒機構の機械的作用
により、被乾燥物の造粒物が破砕。
摩耗1wI状化する含水率I:まで乾燥を受ける直前C
1機内に該造粒物の所定量を残して排出する操作と、残
存する骸造粒物に新たに加える被乾燥物との混合物が機
内で固着団塊化する含水率を越えぬよう所定量の被乾燥
物の供給を行なう操作を、交互にくり返して処理するこ
とを特徴とする乾燥方法である。
本発明の実施例を機内に攪拌造粒機構を持つ乾燥機の一
例で図面を参照して説明すると、汚泥供給装置1から乾
燥室4を持ったタンクイ内(;脱水塔れたケーキ状の汚
泥を供給し、乾燥量4中1=回転自在に備えられた攪拌
羽根5で機械的に攪拌造粒して乾燥する工程C:おいて
、前回の運転で乾燥室4に所定量残存している汚泥の半
乾燥造粒物層(含水率は第2図の勢′)(−1攪拌羽@
Sを100〜600r、p、mで回転させつつ、脱水機
から出た脱水ケーキ(含水率は第2図の伽、)を汚泥供
給装置1&:よって供給する。
前記タンクイはその下部に形成された乾燥用の熱源供給
口例えば熱風供給口9を2傭所持っており乾燥84内(
;接線方向に熱風が導入され上部ζ;形成された乾燥排
ガスダクト2から排出畜れるようになっているので、供
給された脱水ケーキは前記攪拌羽根Sζ;よって、半乾
燥造粒物の11一層状6;付着しつつ熱風で乾燥する。
脱水ケーキをあまり多く供給すると、混合後の平均含水
率は攪拌羽根5の作用によって固着団塊化する含水率(
第2図の−、)を越えてしまうので調整しつつ運転され
る。なおこの場合含水率ω、は被乾燥物の11類によっ
て異なるが、一般に下水汚泥では35〜55−1し原汚
泥では40〜70−である(廃水汚泥は種類C;よって
異なる)。
含水率が・、を越えないように脱水ケーキが供給されれ
ば、造粒物は脱水ケーキの付着で径を増すが粒状は維持
されつつタンク4′内で流動的C;運動し、熱風との接
触は良好で速かに乾燥が進行し、含水率は低下する。
この時造粒物の平均含水率は、前記攪拌羽根5の作用(
:よって破砕、摩耗、粉状化すゐ含水率を下回ってはな
らない。この含水率は第2図の鴫(:相幽する。
また含水率・1は被乾燥物の種類(=よって異なるが、
一般に下水汚泥では20〜40慢、し原汚泥では25〜
l5511テある。
含水率がω、の直前のω(1=なった時、タンタイ(コ
形成した排出口6が開閉装置7例えばシリンダで操作さ
れる蓋体6′の移動で開口し、半乾燥造粒物が排出され
る。
乾燥室4内の被乾燥物は攪拌羽根5によって流動的に運
動しているので、特別な排出機構を設けることなく単に
開口を設けるだけであたかも流体のごとく排出口6のレ
ベルまでの材料が排出される。なお攪拌造粒機構として
用いられる攪拌羽根5は回転軸5′ζニ一段又は多段に
攪拌羽根5を放射状に設けたもので、水平或いはプロペ
ラ状(;するのがよく、必要に応じ央起を設けることも
できる。
前記排出口6のレベルは、被乾燥物の種類(二よって異
なるが、當4:乾燥童4内シュ残存させておくべき半乾
燥造粒物の量を考慮して設定することが望ましい。
乾燥機の型式は牛バッチ式でよく、タテ蓋、Wコ蓋いか
なるものでもよく、造粒機能を有するものなら用いられ
るが、前記乾燥造粒物の排出操作並び1;被乾燥物の供
給繰作の時期を乾燥排ガスの温度又は温度の変化を検出
器3例えば熱電対で検出して各駆動装置11.12を制
御するようにセットするのがよく、また熱風供給ダクト
グに設けた検出器魯を併用又は単独に用いて制御させる
ことも遍んでセットできる。さらに、攪拌造Ii!機構
の所要動力の変化即ち、攪拌羽根駆動装置100回転を
検出する検出器(図示せず)で前記汚泥供給並びに被乾
燥物の供給さらには熱風量、排ガス量を自動開塾す・る
こともできる。
図中13は変速機構、14は継手、15は軸受、16は
ブラケット、17はスタンドである。
以上のような運転を行なうことによって、乾燥物の返送
機構も必要とせずいきなり高含水率の被乾燥物を投入し
ても、固着団塊化(=よる効率低下もなく、また粉塵の
発生も皆無(二近い。
造粒状で排出された被乾燥物はまだかなりの水分を含ん
でおり、長期の保存や正置には耐えられない状態である
ので必要に応じ更に乾燥を行なう。
この場合すでに数iりから30ミリ程度の粒状となって
いるので充填層の通気性は棗好である。従って第二段の
乾燥は空筒に充填した造粒物(二通気する程度のごく簡
単なもので良い。乾燥を二段G=分けることにより、含
水率が高く品温かあまり高くならない第一段の造粒乾燥
機4:は高温熱風を、また品温があがリコゲ臭の発生す
る虞れのある第二段の乾燥室には低温熱風を導入するこ
と6;よって臭気発生度合を低減することもできる。
第3図はし原汚泥(脱水ケーキ含水率82−)の造粒乾
燥実験を行なったときの、入口熱風温度と出口排ガス温
度の変化を示しているが、入口熱風温度を150℃で操
作したところ被乾燥物層を通過することによって温度は
低下しく排ガスの温度は被乾燥物の含水率(二よって異
なる)、乾燥が進行して含水率が低下するにつれて排ガ
ス温度は次第に上昇し、65〜70℃C二達する。この
時点で造粒物の排出を行ない脱水ケーキを新た(−所定
量供給すると急激C二低下する。これは新規被乾燥物の
予熱期間である。その後間もなく40℃付近に落ちつい
てほぼ一定値を保つ、これは被乾燥物の恒率乾燥区間に
相幽する。その後排ガス温度は次第に上昇し、次回の造
粒物の排出、脱水ケーキの投入が行なわれる。
このように実際上測定不可能な機内の被乾燥物の含水率
C二かえて排ガスの温度又は温度の変化パターンを把握
し、被乾燥物の排出、投入を2行なうことができ、それ
によって−動化運転も可能となる。
又攪拌羽根Sを一転畜せるための所要動力は高含水率6
二なると大きくなる傾向があるので、この変化パターン
を把握して運転上の目安とすることも有効である。
なお機内に残存させる量は好ましくは半分程度残すのが
よいが、これに限定するものでない。
本発明は、従来処理の短所を排除し、簡単な構造の装置
で効率棗く粘着性泥状物の粒状乾燥物を得ることができ
、粉塵の発生並びに悪臭発生を抑制するなど極めて効果
的であり、下水汚泥など種々の含水物の極めて省エネル
ギー的な乾燥が可能であると共に二次分書もなく安全で
能率よく処分することができる。また材料の供給と排出
の時期を、乾燥排ガスの温度または湿度または攪拌造粒
機構の所要動力の変化を検出して決定するので動力の浪
費がなく省エネルギー的で安価なコストで処理できる利
益もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いられる乾燥機の一部切断儒面
図、第2図は乾燥機を運転した時の機内滞留材料の含水
率変化を模式的6:示したもの、第3図は乾燥機入口熱
風温度と出口排ガス温度の時間変化の関係線図である。 1・・・汚泥供給装置、2・・・乾燥排ガスダクト、3
・・・検出器、4・・・乾燥室、イ・・・タング、5・
・・攪拌羽根、ぎ・・・回転軸、6・・・排出口、1・
・・蓋体、7・・・開閉装置、8・・・検出器、9・・
・熱風供給口、V・・・熱風供給ダクト、10・・・攪
拌羽根駆動装置、11.1!・・・駆動装置、13・・
・変速機構、14・・・−手、1ト・・軸受、16・・
・ブラケット、17・・・スタンド。 特許出願人 荏原インフィルコ株式金社代通人弁理士 
端  山  五  − 同  弁理士 千  1)   槍 第3図 手続補正書 昭和58年4月18日 特許庁長官゛ 若杉和夫殿    1 1、事件の表示  昭和s7年 特 許 願第1?81
4号  22、発−の名称  職員方法 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所(居所) 4、代理人 (冨)第1−に符号「7」を別紙朱書の通り補充する。 (1)  總111に符号r#J’のl峰會別紙朱書の
過9補充す一0補正明細書 、発明の名称 乾  燥  方  法 、特許請求の範囲 1、 被乾燥物を機械的作用により攪拌造粒して乾燥す
る方法において、造粒乾燥せしめられた造粒乾燥物が破
砕、摩耗、粉状化する含水率になる前に前記造粒乾燥物
を所定量を装置内に残して排出せしめる操作と、前記残
留せしめた造粒乾燥物に新たな被乾燥物を供給混合せし
めると共にその混合物が固着団塊化する含水率を越えな
いように被乾燥物の供給量を制御する操作を、交互に繰
返して処理することを特徴とする乾燥方法。 2、前記造粒乾燥物の排a操作ならびに被乾燥物の供給
操作の時期を、乾燥排ガスの温度又は温度の変化を検出
して決定し工処場するものである特許請求の範囲第1項
記載の乾燥方法。 5−#記造粒乾燥物の排出操作ならびに被乾燥物の供給
操作の崎期を、前記攪拌造粒工程の攪拌造粒機構の所要
動力の変化を検出して決定して処理するものである特許
請求の範囲第1項記−の乾燥方法。 4.111記攪拌造粒処理が、100〜600 r、p
omで回転される攪拌羽根で行なわれるものである特許
請求の範WAIIi2項又は第3項記載の乾燥方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は、下水汚泥、その他各種II!業で生ずる含水
物特に粘着性のある泥状材料の乾燥方法、さらに詳しく
は乾燥作業を省エネルギー的に効率よく行なう転像装置
の運転制御方法に関するものである。 一般に下水やし原始理場、廃水処理場などから発生する
汚泥などは適当な脱水機例えばベルトプレス、フィルタ
プレス、遠心脱水機などのs械脱水機により脱水されて
ケーキ状となるがこの脱水ケーキの含水率は60〜90
チである。 このような含水率の汚泥ケーキを未処理のtt処分する
ことは腐敗による愚臭中書to発生、麿立て地O土質工
学的性質の悪化などにつながるほか分書防止の一点から
望ましいことではない0で、従来、これら脱水して得ら
れた脱水ケーキは、流動床炉、又はロータリキル/、多
段roomtによって乾燥焼却処理されていた。 すなわち、投入される湿潤した脱水ケーキが1、  ケ
ーキが焼却される際発生する高温ガスと直接接触されて
乾燥されるというものであり、又肥料化などのため乾燥
物を焼却しなりで乾燥物としてとりだす場合は、重油な
どの燃料を用いた熱風発生炉から発生する熱風によって
、脱水ケーキを乾燥する方法が採用されていた。 現在および将来を通じて、汚泥の減容効果、減量効果、
臭気、衛生面から見て汚泥処理の量も有効な手段は乾燥
焼却処理であると考えられているが、こO乾燥tIa1
iJ処環技術も次第に高度なものを要求されるようにな
り、単に漫然と乾燥・焼却するだけでは要求に応えられ
なくなってきた。 例えば従来の乾燥焼却方法に共通する大きな問題点とし
て乾燥工程から耐え難い悪臭が排出され、その脱臭のた
めに乾燥工程排ガスを重油などの燃料を多量に消費する
直火燃焼炉などOR臭工程で処理する必要からプロセス
がII雑になるばかりか、装置嬉設費、運転経費が為額
なものとなり、しかも水分1“−を蒸発させるのに約9
00〜1100keLtの多量の熱量を必要とするので
、焼却せずに乾燥物としてとシだしたい場合には、乾燥
用熱源として着しく多量01重油などの補助燃料を必要
とするほか、乾燥物音焼却する場合においても、下水汚
泥の場合は水分的70−程度でないと、脱水ケーキを自
燃さぜることかで暑ないのでこの程度の脱水ケーキを得
るには、高分子凝集剤のみを脱水助剤とする脱水方法で
は困難であシ、脱水助剤として塩化第2鉄と消石灰を多
量に添加して(有価資源の多消費となる)、フィルタプ
レス脱水機で脱水しなければならない。ところが脱水ケ
ーキ中の無機分が多量になるため、脱水ケーキの燃料的
性状が悪く、しかも焼却灰の発生量も多くなって事後処
理が大変である等積々の欠点があった。 従って省エネルギー的で、二次分書の心配のない焼却作
業を実現するには、その前処理として0乾燥工程は重要
な因子となる。殊に泥状物を乾燥・焼却する場合、−却
炉内で固着団萬化する性質は大きな阻害要因の一つでこ
のためさまざまな工夫がなされているが、同一炉内で乾
燥と焼却を行なう場合どちら1=も最適な条件を与える
ことは実際上不可能である。実際に灰を焼結させて骨材
化したり、風によって飛散しにくい粒度の半鉤結状の灰
を排出するには望ましい粒度の乾燥−ヤ灰を供給する必
要があって従来このような場合には専用の乾燥機を別置
して、更に成形機ヤ混練mを付帯する複雑なプロセスが
必要であった。 さらにし原始Ill′″−おいては、近都発生した汚泥
を乾燥して農地還元する例が多くなってきているが、こ
の農地還元に用すられる乾燥汚泥としては、風で飛散し
に<<、粒度がそろい、炭化していないものが望ましい
。また必要に応じてtIa却したり、乾燥物として取り
出したシするので、中はbm却炉と乾燥機が別置式とな
る。 粘着性の強い泥状物を対象とした乾燥機として従来使わ
れてきた型式として、回転円筒形の機体内部に、固着団
塊化する被乾燥物を打ちζわす回転アームを持つもの、
横型筒状機体内部に被乾燥物移送用の単数もしくは複数
の回転スフIJ、−と乾燥物返送機構を持つものなどが
あるが、これらはいずれも乾燥効率を高めんがために装
置入口部で生ずる、高含水率の被乾燥物の固着団塊化を
防ぐことに1限を置いているが、粉塵の発生や、微細粒
子の大量混入を避けることができない。これは従来型の
乾燥機の多くは押し出し流れ式で、機内において被乾燥
物の含水率に分布を生じているので低含水率側(出口側
)の被乾燥物は破砕・摩耗によって粉状化する含水率(
20〜5ob)を下回っており、これを越えずに機外へ
取シ出すことは効率上、運転管理上大変困難であるし、
また乾燥物の一部を返送する方式では材料の粉状化は不
可避である。 これらはすべて乾燥機の運転上粉塵に起因する爆発事故
や、二次公害の発生を起し、従来の乾燥方法では大きな
問題であったし、これらの間層を解決するには、現在の
ところ装置外で対処するほかはない不便があった。 本発明はこれら従来の乾燥方法での賭欠点を排除すると
ともに付加価値の高い粒状の乾燥物を得る省エネルギー
型で合理的な泥状材料の乾燥方法を提供することを目的
としたものである・本発明は被乾燥物を供給しうる機内
に攪拌造粒機構を有する乾燥装置において、嫉攪拌造粒
機構。 の機械的作用によシ、被乾燥物の造粒物が破砕。 摩耗、11状化する含水率にまで乾燥を受ける直前に機
内に該造粒物の所定量を残して排出する操作と、残存す
る該造粒物に新たに加える被乾燥物との混合物が機内で
固着団塊化する含水率を越えぬよう所定量の被乾燥物の
供給を行なう操作を、交互にくシ返して処理すること七
峙黴とする乾燥方法である。 本発明の実施例を機内に攪拌造粒機構を持つ乾燥機の一
例で図面を参照して説明すると、汚泥供給装置1から乾
燥室4を持ったタンク4′内に脱水されたケーキ状の汚
泥を供給し、乾燥N4中に回転自在に備えられた攪拌羽
根5で機械的に攪拌造粒して乾燥する工程において、前
回の運転で乾燥室4に所定量残存している汚泥の半乾燥
造粒物層(含水率は第2図の一1′)に、攪拌羽根5を
100〜600r、p、mで回転させつつ、脱水機から
出た脱水ケーキ(含水率は第2図の町)を汚泥供給装置
1によって供給する。また圧送装置を用いることにより
、ケーキをタンク4′底部あるいは側部から供給するこ
ともできる。 なお、攪拌羽根5の回転数は100r、p、m以下でも
攪拌造粒処理は可能である。 前記タンク4′はその下部に形成された乾燥用の熱源供
給口例えば熱風供給口9を持っておシ乾燥[4内に接線
方向に熱風が導入され上部に形成された乾燥排ガスダク
ト2から排出されるようになっているので、供給された
脱水ケーキは前記攪拌羽根5によって、半乾燥造粒物の
表面(:層状C二付着しつ:つ熱風で乾燥する。脱水ケ
ーキをあま夛多く供給・すると、混合後の平均含水率は
攪拌羽根5の作用によって固着団塊化する含水率(第2
図の−2)を越えてしまうので1lIiしつつ運転され
る。 なおこの場合含水率−2は被乾燥物の種類によって異な
るが、一般に下水汚泥では35〜551g、L原汚泥で
は40〜70−である(廃水汚泥は種類によって異なる
)。 含水率が町を越えないように脱水ケーキが供給されれば
、造粒物は脱水ケーキの付着で径を増すが粒状は維持さ
れつつタンク4′内で流動的(二運動し、熱風との接触
は良好で速か(;乾燥が進行し、含水率は低下する。 との特造粒−の平均含水率は、前記攪拌羽根5の作用に
よって破砕、摩耗、粉状化する含水率を下回ってはなら
ない。この含水率は第2図の−1に相当する。 また含水率−は被乾燥物の種類によって異なるが、一般
に下水汚泥では20〜40%、し原汚泥では2訃45嚢
である。 含水率が−1の直前のω1′になった時、タンク4′に
形成した排出口6が開閉装置7例えばシリンダで操作さ
れる蓋体6′の移動で開口し、半乾燥造粒物が排出され
る。排出口6は常に開放した形でシ為−トを取付け、そ
の後に密閉を保てるロータリーパルプを備えた形式とし
てもよい。 乾燥3i[4内の被乾燥物は攪拌羽1j5によって流動
的に運動しているので、特別な排出機構を設置Iること
なく単に開口を設けるだけであたかもに体のごとく排出
口6のレベルまでの材料が排出される。なお攪拌造粒機
構として用いられる攪拌羽根5は回転軸5′に一段又は
多段に攪拌羽根5を放射状に設けたもので、水平或いは
プロペフ状にするのがよく、必要1;応じ突起を設ける
こともできる。 前記排出口6のレベルは、被乾燥物の種類によって異な
るが、常に乾燥M4内に残存させておくべき半乾燥造粒
物の量を考慮して設定することが望ましい。 乾燥機の型式はタテ型、ヨコ型いかなるものでもよく、
造粒機能を有するものなら用いられるが、前記乾燥造粒
物の排出操作並びに被乾燥物の供給操作の時期を乾燥排
ガスの温度又は湿度の変化を検出器る例えば熱電対で検
出して各駆動装置11゜12を制御するようにセットす
るのがよ<、tた熱風供給ダクト9′に設けた検出器8
を併用又は単独に用いて制御させることも選んでセット
できる。 さらに、攪拌造粒機構の所要動力の変化即ち、攪拌羽根
駆動装置10の回転トルクを検出する検出器(図示せず
)で前記汚泥供給並びに被乾燥物の排出さらには熱風量
を自動調整することもできる。 図中16は変遮機構、14は継手、15は軸受、16は
ブラケット、17はスタンドである。 以上のような運転を行なうことによって、乾燥物の返送
機構も必要とせずいきなυ゛高含水率の被乾燥物を投入
しても、固着団塊化による効率低下もなく、また粉塵の
発生も皆無に近い。 造粒状で排出された被乾燥物はまだかなシの水分を含ん
でおり、長期の保存中圧密には耐えられない状態である
ので必要に応じ更に乾燥を行なう。 この場合すでに数ミIJから30ミリ程度の粒状となっ
ているので充填層の通気性は良好である。従って第二段
の乾燥は空筒に充填した造粒物に通気する程度のごく簡
単なもので良い。乾燥を二段に分けることにより、含水
率が高く品温か61)高くならない第一段の造粒乾燥機
には高温熱風を、また品温かあがクコゲ臭の発生する虞
れのある第二段の乾燥室には低温熱風を導入することに
よって臭気発生度合を低減することもできる。 菖3WAはし原汚泥(脱水ケーキ含水率社嚢)の造粒乾
燥実験を行なったとき01人口熱風温度と出口排ガス温
度の変化を示しているが、入口熱風温度を150℃で操
作したところ被乾燥物層を通過することによって温度は
低下しく排ガスの温度は被乾燥物の含水率によって異な
る)、乾燥が進行して含水率が低下するにつれて排ガス
温度は次第に上昇し、65〜70℃に達する。この時点
で造粒物の排出を行ない脱水ケーキを新たに所定量供給
すると急激に低下する。これは新規被乾燥物の予熱期間
である。その後間もなく40℃付近に落ちついてほぼ一
定値を保つ、これは被乾燥物の恒率乾燥区間に相当する
。その後排ガス温度は次第に上昇し、次回の造粒物の排
出、脱水ケーキの投入が行なゎれる。 このように実−上測定不可能な機内の被乾燥物の含水率
にか見て排ガスの温度又は温度の変化パターンを把握し
、被乾燥物の排出、投入を行なうことができ、それによ
って自動化運転も可能となる。 また、攪拌羽根5を回転させるための所要動力は高含水
率になると大きくなる傾向があるので、この変化パター
ンを把握して運転上の目安とすることも有効である。 なお機内に残存させる量は好ましくは半分程度残すのが
よいが、これ(;限定するものでな匹。 本発明は、従来処理の短所を排除し、簡単な構造の装置
で効率良く粘着性泥状物の粒状乾燥物を得ることができ
、粉塵の発生並びに悪臭発生を抑制するなど極めて効果
的であシ、下水汚泥など種々の含水物の極めて省エネル
ギー的な乾燥が可能であると共に二次公害もなく安全で
能率よく処分することができる。また材料の供給と排出
の時期を、乾燥排ガスの温度もしくは湿度または攪拌造
粒機構の所要動力の変化を検出して流電するので動力の
浪費がなく省エネルギー的で安価なコストで処理できる
利益もある。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明方法に用いられる乾燥機の一部切断側面
1図、第2図は乾燥機を運転した時の機内滞留材料の含
水率変化★模式的に示したもの、第3図は乾燥機入口熱
風温度と出口排ガス温度の峙間変化の関係線図である。 1・・・汚泥供給装置、2・・・乾燥排ガスダクト、6
・・・検出器、4・・・乾燥室、4′・・・タンク、5
・・・攪拌羽根、5′・・・回転軸、6・・・排出口、
6′・・・蓋体、7・・・開閉装置、8・・・検出器、
9・・・熱風供給口、7・・・熱風供給ダクト、10・
・・攪拌羽根駆動装置、11.12・・・駆動装置、1
3・・・変速機構、14・・・継手、15・・・軸受、
16・・・ブラケット、17・・・スタンド。 特許出績人  荏原インフィルコ株式会社代理人弁理士
 千  1)    稔 時P、1 時 M

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 被乾燥物を機械的作用により攪拌造粒して乾燥す
    る方法において、造粒乾燥せしめられた造粒乾燥物が破
    砕、摩耗、II状化する含水率になる前に前記造粒乾燥
    物を所電量を装置内に残して排出せしめる操作と、前記
    残留せしめた造粒乾燥物I:新たな被乾燥物を供給混合
    せしめると共にその混合物が閣着団塊化する含水率を越
    えないように被乾燥物の供給量を制御する操作を、交互
    に繰返して感層することを特徴とする乾燥方法。 2、 前記造粒乾燥物の排出操作ならびに被乾燥物の供
    給操作の崎期を、乾燥排ガスの温度又はil変の変化を
    検出して決定して#!&理するものである特許請求の範
    囲第1項記載の乾燥方法。 & 前記造粒乾燥物の排出操作ならびに被乾燥物の供給
    操作の時期を、前記攪拌造粒工程の攪拌造粒機構の所要
    動力の変化を検出して決定して処理するものである特許
    請求の範囲第1項記載の乾燥方法。 4、前記攪拌造粒処理が、100〜600.pmで回転
    される攪拌羽根で行なわれるものである特許請求の範囲
    第2項又は第3項記載の乾燥方法。
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