JPS5815038A - 顔料用微細酸化鉄粉末の製造法 - Google Patents

顔料用微細酸化鉄粉末の製造法

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JPS5815038A
JPS5815038A JP10956881A JP10956881A JPS5815038A JP S5815038 A JPS5815038 A JP S5815038A JP 10956881 A JP10956881 A JP 10956881A JP 10956881 A JP10956881 A JP 10956881A JP S5815038 A JPS5815038 A JP S5815038A
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綱島 真
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック、塗料などの着色に好適で、透明
な黄色ないし赤色の色調を与える顔料用微細酸化鉄粉末
およびその製造法に関する。
従来プラスチック、塗料、ゴムなどに黄色ないし赤色の
色at与える顔料として、いわゆる透明酸化鉄顔料と称
するFed(OH)またはFetOl 6sH,0の化
学式で示される酸化鉄微粉末が知られているが、これら
の酸化鉄微粉末は長軸が200〜6000m、短軸が2
0〜1100n程度でかつ粒度分布が広いため、透明性
は不十分でしかも合成操作が複雑で再現性に乏しく、色
相にバラツキを生ずるなどの欠点があり、従って実用的
な顔料としては不満足なものであった。
酸化鉄顔料に高い透明性を付与するためには。
酸化鉄粉末の平均粒径を可視光線の波長(400nm)
以下可及的に微小にすればよいことが当然に予想される
が、従来工業的に得られた酸化鉄微粉末は長軸200〜
600nm、短軸25〜1100n程度が限度で、これ
以下の粒径の酸化鉄微粉末を再現性よく製造する技術は
なお未解決の課題であった。
たとえば、特公昭43−11661号公報記載の「透明
な酸化第二鉄水加物の製造方法」には、硫酸第一鉄水溶
液にヘキサメタリン酸ナトリウムを添加し、空気とアン
モニアを供給して生成する水酸化第一鉄懸濁液から酸化
第二鉄水加物の結晶核を生成させ、これを析出成長させ
て幅25〜1100n、長さ250〜600nmの茶色
ないし黄色の酸化第二鉄水加物を製造する方法及びヘキ
サメタリン酸ナトリウムの添加量を加減することによっ
て、結晶粒度を上記の範囲でコントロールする方法が開
示されている。
また、特公昭55−40533号公報記載の「酸化鉄の
製造方法」には、Na及びKの水酸化物及び炭酸塩の水
溶液に、pH12以上かっ液温2o〜35°Cに保ちつ
つ、硫酸第一鉄水溶液を加え、水酸化第一鉄を生成せし
め、該水性混合物に酸素含有気体を通気して、該水酸化
第一鉄の15〜40チの部分を直径6〜1B nfll
、長さ40〜80mm  のFe@O@mxH@00種
に変化させ、該種を直径20n m 、長さ200nm
程度の水和した酸化第二鉄に成長させる製造方法が開示
されている。
上記のいずれの方法においても、最終的に得られる酸化
鉄粒子の粒径は長軸200〜600nm、短軸20〜i
−oonmにまで成長することが避けられず、長軸f、
1100n以下で粒成長を停止させることは至難であっ
た。
上記特公昭55−40533号公報には、上述したよう
に、長さ40〜80mmの’e*Om”5H10の種が
得られることが示されてはいるが、その割合は出発原料
の15〜40mに過ぎず、またこのような微粒子の沈殿
を粒子同志の凝集を防ぎながら水から分離する方法は開
示されていない。なお、新実鹸化学−座、8「無機化合
物の合成1」において。
−次粒子が5 nm程度の超微粒の非晶質の水酸化第二
鉄の製造法が示されているが、このものは凝集が着しく
、プラスチック、塗料などのビヒクル中に一次粒子の粒
径を保って分散させることが不可能で顔料用には適しな
い。
一般に、水溶液中の水酸化鉄の沈殿は該水溶液中では微
細な状態であっても、f別、乾燥、加熱等の工程を経る
際に粒成長や凝集、焼結が起ることを避けることができ
ず、しかもこの傾向は微細な沈殿はど著しい。
本発明者らは上記の従来技術の問題点を解決し、分散性
のすぐれた顔料用微細酸化鉄粉末を提供すべく種々検討
を重ねた結果、沈殿生成条件と空気酸化条件と凝集防止
条件とを組み合わせることによって、従来達成し得なか
った粒径が長軸1100n以下でかつ短軸40nm以下
の微細酸化鉄粉末の製造法を確立し、このような長袖と
短軸とを有する微細酸化鉄粉末は凝集することなくビヒ
クル中によく分散し透明酸化鉄顔料用として好適である
ことを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明の
1つは顔料用微細酸化鉄粉末に関し、他の1つは前記顔
料用微細酸化鉄粉末の製造法に関するものであり、それ
ぞれの要旨とするところは次の通りである。
(1)  粒径が長軸50=100nm、短軸20〜4
0nmで黄色ないし赤色であることを特徴とする顔料用
微細酸化鉄粉末。
(2)第一鉄塩に対して2倍モル以上の炭酸アルカIJ
 =i含む水溶液に第一鉄塩1モル当り2〜10)のメ
タリン酸塩t−溶解させ、次いで該水溶液に、液温をs
o@c、を超えない範囲に保ちつつ、最終含水酸化鉄沈
殿量が液量1を当りFeとして約7〜28?となるよう
な濃度の第一鉄塩水溶液を添加して第−鉄沈iRt生成
させる沈殿生成工程と該生成した第一鉄沈殿を含む懸濁
液に、液温を500Cを超えない範囲に保ちつつ、Fe
1モル当り毎分1〜4tの空気を通気し、含水酸化鉄法
liを生成させる湿式酸化工程と該生成した含水酸化鉄
沈殿を含む懸濁液に該含水酸化鉄沈殿中のre型重量0
.1〜2.5重量−のノニオン系界面活性剤を添加した
のち1wI含水酸化鉄沈殿をP別、洗浄、乾tIk%粉
砕して黄色の微細酸化鉄粉末を得る凝集防止工程とより
なることを特徴とする顔料用微細酸化鉄粉末の製造法。
本発明はさらに、上記の顔料用微細酸化鉄粉末の製造法
で得られた黄色の微細酸化鉄粉末t250〜500°C
の温度範囲で加熱するという加熱脱水工程に付すことに
よって、赤色の微細酸化鉄粉末とすることができる。
このように、本発明の顔料用微細酸化鉄粉末は黄色ない
し赤色で粒径はいずれも長軸50〜1100n、短軸2
0〜40nmであって、ビヒクル中り凝集することなく
よく分散し透明酸化鉄顔料用としてきわめて好適である
。この黄色の微細酸化鉄粉末の製造法は、上記のように
、沈殿生成工程と湿式酸化工程と凝集防止工程との組合
せよりなるものであり、また赤色の微細酸化鉄粉末の製
造法は上記3工程にさらに加熱脱水工程を加えた組合せ
よりなるものである。
次に1本発明のこれらの工程について詳述する。
111  沈殿生成工程 この工程で用いられるアルカリ水溶液は炭酸アルカリ水
溶液であることが必要である。炭酸アルカリとしては炭
酸ソーダが好適である。炭酸ソーダの代りに水酸化ナト
リウムまたは水酸化ナトリウムを混合した炭酸ソーダ水
溶液を使用すると。
目的としないマグネタイトが副生しやすくなるのみなら
゛ず、最終的に得られる微細酸化鉄粉末の長軸対短軸の
比、いわゆる針状比率が極端に大きくなり、顔料として
使用したとき、配向性に基づく色むらの問題をも生ずる
ことがある。この炭酸ソーダの使用量は第一鉄塩に対し
て2倍モル以上が必要である。炭酸ソーダの使用量が2
倍モル未満では上記同様の問題を生ずる傾向が見られる
生成される第一鉄沈殿としては微細な沈殿であることが
要求されるので、第一鉄イオンの希薄な状態で沈殿を生
成させること、すなわち、メタリ 、ン酸塩を溶解した
炭酸ソーダ溶液に纂−鉄塩水溶液を添加することが必要
であり:逆の添加では所要の均一粒度の微細沈殿は得ら
れない。
炭酸ソーダ溶液に溶解したメタリン酸は縞−鉄沈殿の表
面に何らかの作用をして該沈殿の粒成長を抑制するもの
と推定されるので、沈殿生成時にメタリン酸塩が希薄に
すぎると効果が小さtまため。
所要量のメタリン酸をあらかじめ炭酸ソーダ溶液に溶解
させておくことが必要である。
メタリン酸塩添加量としてはへキサメタリン酸ソーダの
場合は纂−鉄塩1モル当り少なくとも2・?は必要で添
加量は多いほど沈殿は微細になるが、槙−鉄塩1モル当
り10Fの添加で効果は飽和する傾向が観察されるので
、添加量は第一鉄塩1モル当り2〜IOPの範囲である
一方、第一鉄塩としては硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝a
l第一鉄が使用されるが、硫酸第一鉄が好適である。そ
の添加量は生成する沈殿の量が増すに従って粒子が粗大
化するので、最終含水酸化鉄沈殿量が液量lL轟りFe
として0.5モル(約28?)を越えないようにするこ
とが必要であり、また該沈殿量を減するととによる粒度
の調整も可能であるが、液量11@9Feとして0.1
25モル(約7?)程度で粒度微細化の効果は飽和する
さらに、この工程では液温が508Cを超えると、マグ
ネタイトが副生じ混入するため、so@c’l超えない
ように液温をコントロールしなければならない。
(2)湿式酸化工程 この工程は前工程で得られた第一鉄沈殿に空気を吹込ん
で湿式酸化し含水酸化鉄とする工程である。空気の吹込
み速度が生成含水酸化鉄の粒度に影響し、吹込み速度の
大なる程合水酸化鉄の粒度は小さくなる傾向にある。そ
のため、目的の粒度以下に保つためには、Fe1モル尚
り少なくとも毎分11以上の速度で吹込む必要があり、
吹込み速度が41ft超えると効果に差がなくなる。
上記沈殿生成工程および本工程において、硫酸第一鉄か
ら含水酸化鉄沈殿を生成せしめる反応は次の通りである
2Fe 804 +2Na、 Cog + −HO,+
 HI O−+ 2 Fe O(OH) + 2N4.
80. + 2 Co。
この工程においても、液温か50°Cを超えると、マグ
ネタイトが副生し混入するため、5ott超えないよう
(液温をコントロールする必要がある。
(31ati集防止工程 この工程では前工程で得られた含水酸化鉄沈殿を含む懸
濁液にノニオン系界面活性剤を添加した後、常法に従っ
て該沈1R1−IF別、洗浄、乾燥、粉砕すると、X線
回折偉でα−Fed(OH)に一致する黄色の微細酸化
鉄粉末が得られる。この場合。
懸濁液中の沈殿粒子が微細なほど、沈殿から水を除去す
る間の粒子同志の凝集が著しいが、上記のようにノニオ
ン系界面活性剤−を添加することにより、はじめて沈殿
粒子同志の凝集をほとんど起こさせずに乾燥温[70〜
120°Cで付着水を除去することが可能となり1通常
の粉砕工程を経て得られた黄色の微細酸化鉄粉末は粒径
が長軸50〜100n m 、短軸20〜40nmで、
塗料、プラスチックなどのビヒクル中に良好に分散して
透明な黄色の色v4′に:与える。上記ノニオン系界面
活性剤は沈殿粒子の凝集防止剤として作用するもので、
ポリエチレングライコール系(構a式はR−c−o(c
H,−CH,0)nH)のものが好適で、その添加量は
含水酸化鉄沈殿中の26重量の0.1〜2.5重量優の
範囲である。添加量が0.1重量係未満では添加の効果
が得られず、また2、5重量幅を超えると、効果の向上
はもはや観察されず、経済的に不利である。
(4)  加熱脱水工程 この工程では前工程で得られた黄色の微細酸化鉄粉氷を
250〜500°Cの温度範囲で加熱脱水し。
次いで常法により粉砕して赤色の微細酸化鉄粉末が得ら
れる。この赤色微細酸化鉄粉末は粒径が長軸50〜11
00n、短軸20〜40nmで、塗料、プラスチックな
どのビヒクル中に分散させると。
よく分散して透明性圧すぐれたバラツキのない色調を与
える。上記のノニオン系界面活性剤を添加しない場合は
加熱脱水時の粒子間の凝集、焼結が著しく、得られた赤
色酸化鉄粉末は塗料、プラスチックなどのビヒクル中に
分散し難くなり、透明性にも劣る。
上記黄色微細酸化鉄粉末の加熱脱水温度は250〜so
o’cの範囲であり、加熱脱水温度が5000Cを超え
ると、−欠粒子の成長や粒子間の凝集が著しく、また2
50°C未満では安定な色調を得るのに長時間を要する
本発明の上記の各工程は操作において簡単であり、かつ
所要顔料用微細酸化鉄粉末の大量生産を可能とするもの
であり、その工業的価値は太き〜1゜次に1本発明を実
施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はその
要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるもので
ない。
実施例1 ヘキサメタリン酸ソーダ1−On!解した0、5mo 
l / Lの炭酸ソーダ水溶液10tを攪拌しながら、
 0.25mol/4の硫酸第一鉄水溶液10tt添加
し、次いで45°Cに昇温したのち、空気′t−1OL
/wsで60分間吹込んで黄色め沈殿物を得た。
この懸濁液にノニオン系表面活性剤(日産化学製ニッサ
ンノニオン04)1.4ft−添加してから、該沈*t
−F別、洗浄、乾燥、粉砕して黄色の微細酸化鉄粉末を
得た。この微細酸化鉄粉末を粉末X線回折法で調べたと
ころ、含水酸化鉄α−FeO(ON()であり、電子顕
微鏡で調べたところ、長軸5Qnm、短軸20nmの粒
状の微細粒子であった。
この微細酸化鉄粉末をアクリル樹脂フェスで塗料化した
ところ、曳好な分散を示し、黄色で透明性がすぐれた塗
膜が得られた。
実施例2 実施例1で得られた黄色の微細酸化鉄粉末を500°C
で30分間加熱脱水することにより、実施例1の場合と
同じ大きさの粒子からなる赤色の微細酸化鉄粉末α−F
e、Ohi得た。このα−FelO@を塗料化したとこ
ろ、分散性が良好であり、赤色で透明性がすぐれた塗膜
が得られた。
実施例3 ヘキサメタリン酸ソーダ209−を溶解した 6mo 
1 / Lの炭酸ソーダ水溶11I[10tYt攪拌し
ながら、1mo1./Aの硫酸第一鉄水溶液10Lを添
加し、次いで45°CK昇温したのち、空気t10t/
III+で3時間吹込んで黄色の沈殿を得た。この懸濁
液にノニオン系界面活性剤にッサンノニオン04および
ニツサンノニオンL4各7?)を添加したのち、この沈
殿物をP別、洗浄、乾燥、粉砕し、次いで350°Cで
1時間加熱脱水して赤色のα−Fe、0@粉末を得た。
この赤色の粉末は長軸lQOnm、短軸40nmからな
る米粒状の微細粒子であり、同量のステアリン酸亜鉛と
ともにPET樹脂に混合し、射出成型したところ、透明
性がすぐれた着色樹脂片が得られた。
比較例1 ヘキサメタリン酸ソーダを無添加とした以外は実施例3
と同じ条件で操作して得た赤色のα−Fe@O,は長軸
250nms短軸50nmであった。
このα−Fe2O3をPS樹脂に同量のステアリン酸亜
鉛とともに混合し、射出成型したところ、実施例3で得
られた粉末の場合より透明性においてはるかに劣る着色
樹脂片が得られた。
比較ガ2 ノニオン系界面活性剤を無添加とした以外は実施例3と
同じ条件で操作したところ、加熱脱水後の粉末は二次粒
子の凝集が著しく、実施fII3と同一条件では分散年
貢で塗料化ができなかった。
比較例3 0.25mol/lの炭酸ソーダ水溶液5th0.25
mo 1 / lのカセイソーダ水溶液5tの混合アル
カリを使用した以外は実施例1と同じ条件で操作したと
ころ、得られた粉末はα−Fa101・x H@ 0で
なく、黒色のFe@04粉末であった。
特許出願人 三菱金属株式会社 代理人 白川義直

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径が長軸50〜100 nm、短軸20〜40
    nmで黄色ないし赤色であることを特徴とする顔料用微
    細酸化鉄粉末。
  2. (2)第一鉄塩に対して2倍モル以上の炭酸アルカリを
    含む水溶液Kg−鉄塩1モル当り2〜IOPのメタリン
    酸塩を溶解させ1次いで該水溶液に、液@@SO°Cを
    超えない範囲に保ちつつ、最終含水酸化鉄沈殿量が液量
    lt当りFeとして約7〜28fとなるような濃度の第
    一鉄塩水溶液を添加して第一鉄沈殿を生成させる沈殿生
    成工程と該生成した第一鉄沈殿を含むJl濁液に、液温
    を50°Cを超えない範囲に保ちつつ、Fe1モル当り
    毎分1〜4Lの空気を通気し、含水酸化鉄沈殿を生成さ
    せる湿式酸化工程と該生成した含水酸化鉄沈殿を含む懸
    濁液に該含水酸化鉄沈殿中のFe重量の0、1−2.5
    重量僑のノニオン系界面活性剤を添加したのち、該含水
    酸化鉄沈殿tF別、洗浄、乾燥、粉砕して黄色の微細酸
    化鉄粉末を得る凝集、防止工程とよりなることt−特徴
    とする顔料用微細酸化鉄粉末の製造法。
  3. (3)第一鉄塩に対して2倍モル以上の炭酸アルカリを
    含む水溶液Kwx−鉄虐1モル当り2〜10)のメタリ
    ン酸塩t−溶解させ、次いで該水溶液に、液温を50°
    cl超えない範囲に保ちつつ、最終含水酸化鉄沈殿量が
    液量1を当りFeとして約7〜28?となるような濃度
    の第一鉄塩水溶液を添加して第一鉄沈殿を生成させる沈
    殿生成工程と該生成した第一鉄沈殿を含む懸濁液に、液
    温を50°Cを趙えない範囲に保ちつつ、Fe1モル当
    り毎分1〜4tの空気を通気し、含水酸化鉄沈殿を生成
    させる湿式酸化工程と該生成した含水酸化鉄沈殿t−含
    む@濁液に該含水酸化鉄沈殿中のFe重量の0.1〜2
    .5重量悌のノニオン系界面活性剤を添加したのち、該
    含水酸化鉄沈殿t−F別、洗浄、乾燥、粉砕して黄色の
    微[2化鉄粉末を得る凝集防止工程と該黄色の微細酸化
    鉄粉末t250〜500°Cの温度範囲で加熱し赤色の
    微細酸化鉄粉末とする加熱脱水工程とよりなることを特
    徴とする顔料用微細酸化鉄粉末の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61141616A (ja) * 1984-12-11 1986-06-28 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 導電性二酸化チタン微粉末及びその製造方法
JP2007031714A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Lanxess Deutschland Gmbh 改善されたカラー特性を有する顔料/助剤組合せ物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61141616A (ja) * 1984-12-11 1986-06-28 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 導電性二酸化チタン微粉末及びその製造方法
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